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【質問 No. 22269】 分子構文(→分詞構文)について 分子 2023-07-03 05:37:42
 質問、失礼します。

 And so we came upon the blackbird, pecking at the window.
 「それで、 私たちは、窓を つついているクロウタドリ(→黒歌鳥)を見つけたのである」

 上記の英文に関してですが、主文の主語と、分子構文(→分詞構文)の主語が一致しておらず、主文の目的語が分子構文(→分詞構文)の主語になっているのですが、このような用例はあるのでしょうか。 


【回答】
 先ず、「クロウタドリ」と書くと、どう読んでよいか、迷うので、漢字で書いた方が分かりやすいです。また、英語を勉強している人は、participial construction を「分詞構文」と書けるように、注意してください。(恐らく、タイプミスだと思いますが、気になります!)

 ご質問の英文の pecking at the window は、分詞構文というよりも、目的補語の pecking を、後からつけたものと思われます。つまり、「黒歌鳥が、窓を突っついているのに出会った」というような、構文・意味と考えたほうがいいでしょう。訳にあるように、「窓を突っついている(黒歌鳥)」のように、後置用法の形容詞として使われた分詞、と考えてもいいでしょう。



【質問 No. 22268】 ドラッカーの文から lawful 2023-07-03 05:18:47
 先日は、ご回答いただき、ありがとうございます。再び、ドラッカーの文について質問します。

 The adaptation needed to think through the strengths of the boss and to try to make them productive always affects the “how” rather than the “what.” It concerns the order in which different areas, all of them relevant, are presented, rather than what is important or right.

@ 1点目ですが、第2文の It は、前文の内容を指しており、concerns は完全他動詞で、the order が目的語で、in which 〜 are presented までが関係代名詞節で the order を説明し、all of them relevantは different areas を説明していると捉えましたが、正しく構造を捉えていますでしょうか。

A 2点目ですが、all of them relevant の them は、areas のことと捉えましたがどうでしょうか。

B 3点目ですが、all of them relevant の relevant は後ろから all of them を修飾する形容詞ということでしょうか。 all of them relevant の構造がよく分かりません。

 よろしくお願い申し上げます。


【回答】
 毎回、ご質問は、語句の文章の中での働きに集中していますが、大事なのは、それぞれの文の「主語」がどれで、「述語」がどれかを、先ず、第一に、見極めることなのです。それで行きますと、第一文の主語は、The adaptation で、述語は、affects であることを突き止めることになります。第二文についても、主語は It で、述語は concerns であること、その上で、order についての内容を、明確に捉えることです。細かいところから始めるのではなく、大まかなところ、つまり、文の成り立ちから、始めることになります。そうすると、全文の訳は、大体、以下のようになります。

 「上司の持つ長所を熟考し、それを生産性に繋げようと努力するために必要な適応は、いつでも、何を、ではなく、どのように、ということに関係します。ということは、何が大事で、正しいか、というよりも、全てが関連している、いくつかの、様々な領域が、どのように提示されるべきかという、その順序が大事なのです」

@ 第二文の It は、おっしゃる通り、全文の内容全体を指します。

A all of them の them は、areas のことである、という捉え方でOKです。

B all of them relevant とは、all of them (being) relevant という「独立分詞構文」で、「付帯状況」を表しているのです。



【質問 No. 22266】 It cannot be true. について 英語見習い 2023-07-02 18:03:23
 先生、こんにちは。今日も、よろしくお願いします。 

 大岩秀樹著「大岩の、一番初めの英文法」(p.67 )に、次の英文があります。

 It cannot be true. 「それは、本当のはずがない」

 この文の構造がわかりません。 先生、よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の構造は、It(S) [cannot be](V) true(C). の要素から成る「第2文型」です。


【質問 No. 22265】 Ethnic Chinese and Indians, however, make up について zoro 2023-07-02 15:53:45
 先生、添削とアドバイスを、ありがとうございました。本日は、Malaysia’s New Economic Policy からの質問を、よろしくお願い致します。

 Ethnic Chinese and Indians, however, make up substantial minoritiesーa result of the years Malaysia spent under British colonial rule.

(私訳) 「しかしながら、中華民族とインド人は、かなりの小民族で構成されており、それはマレーシアが、イギリスの植民地支配の下で過ごした数年間である」

@ 最初のダッシ(ー)は、..., which is と考えて良いですか?
A a result of the years Malaysia spent は、a result of the years (that) Malaysia spent という意味ですか?

 本日もよろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「しかしながら、中国系住民と、インド系住民が、(この国の)実質的な少数民族であり、このことは、マレーシアが、イギリスの植民地支配の下で過ごした時代の名残(なごり)なのである」ということで、

@ a result の前のダッシュ(--)は、おっしゃる通り、which is と考えてよいものです。

A a result of the years (that) Malaysia spent であることは、その通りですが、「イギリスの植民地支配の下で過ごした数年間である」は間違いで、「それは、マレイシアが、イギリスの植民地支配の下で過ごした年月の結果である」とすべきです。



【質問 No. 22264】 Yuki → 英文和訳について Yuki 2023-07-02 14:42:52
 英文の短文訳として、出題された問題です。

 Doctors at Great Ormond Street Hospital used "base editing" to perform a feat of biological engineering to build her a new living drug.

 to不定詞が、いっぱい使われていて、どれがどこにかかっているのか、分かりません。教えて欲しいです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「Great Ormond Street 病院の医師たちは、『塩基編集』という手法を使って、生物工学の偉業を達成し、彼女に、新しい生薬を作ってあげた」ということで、to perform と、to build という不定詞は、「結果」を表す不定詞として使われており、He lived <to be> a hundred years old. 「彼は、長生きをして、100歳になった」という例と同じ不定詞の用法となります。


【質問 No. 22263】 contribution を、否定的な意味に使うこともあるか? ふう 2023-07-02 13:10:13
 We strive to reduce our portfolio emissions and contribution to climate change.

 上の文章で、contribution とありますが、辞書には「貢献、寄与」などの肯定的な意味が書かれています。上記の例のように、否定的な意味(気候変動への影響)でも、使われるのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は「我々は、政策としての放出量と、気候変動への被害を削減する努力を行なっています」ということで、portfolio とは「書類カバン」ということから、「書類として持っているもの」を意味します。また、contribution には「貢献」という、良い意味としても、「被害をもたらす」といった、悪い意味でも使われます。


【質問 No. 22262】 医学記事から りか 2023-07-02 12:56:27
 以下の英文について、分からない所があります。

 In type 1 diabetes, the immune system (that normally fights off bacteria and viruses)
mistakenly attacks key cells in the pancreas which produce insulin.

 Insulin is crucial, helping the body use sugar for energy, and most current treatments focus on people checking their blood sugars and taking insulin - by injection or infusion - every day. In 2019, a trial showed the drug delayed some people at high risk of the condition from developing it for an average of two years.

 Experts say this delay can be very significant, particularly for young people who would not have to take daily insulin or monitor their sugars as intensively for that period of time.

 They suggest people could also spend more years with their blood sugars in a healthy range, offering more time to be protected from the complications of high blood sugars such as kidney or eye disease.

 最後の文章の ..., offering more time の文章ですが、<分子構文>(→分詞構文)の形だと思うのですが、offering の主語は何なのか、が分かりません。単語の意味があまり分からない、というのもあります。

 よろしく、お願いします。


【回答】
 ご質問の分詞構文を含む文章の意味は、「人々(患者)は、血糖値を正常値に保ちながら、さらに複数年を過ごすことも可能となり、<そのことによって>、高い血糖値による腎臓病や目の病といった病を起こすことから、患者が守られるための時間が増加することになる、と彼ら(医師たち?)は、述べています」ということで、ご質問の分詞構文の主語は、カッコで示した「そのことによって」という部分に当たるわけですから、offering の「主語」は、「人々が血糖値を正常値に保ちながら数年以上を過ごすことができるようになること」を指していることになります。なお、この種の「分詞構文」は、..., which offers (more time ...) という風に、非制限用法の関係代名詞で書き換えることも可能です。


【質問 No. 22261】 Stupid enough について 英語見習い 2023-07-02 12:19:28
 先生、こんにちは。今日も、よろしくお願いします。 

 この文の構造がわかりません、と聞いてくる人の頭の構造が、分かりません。

 Isn’t he stupid enough to ask such a question?

 先生、よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「彼は、こんな質問をするなんて、バカじゃないでしょうか?」ということで、この文の構造は、次のとおりです。

  Isn't(V) he(S) stupid(C) [enough to ask such a question](M)? から成る「第2文型」の構造です。

 直訳すると、「彼は、こんな質問をするほど、バカでは、ないでしょうか?」となります。



【質問 No. 22260】 Will you turn on the light? について 英語見習い 2023-07-02 09:22:36
 先生、こんにちは。今日も、よろしくお願いします。 

 大岩秀樹著「大岩の、一番初めの英文法」(p. 69)に、次の英文があります。

 Will you turn on the light?
 「明かりを、つけて、もらえませんか?」

 この文の構造がわかりません。 先生、よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の構造は、次のとおりです。

 Will(助動詞) you(S) [turn on](V) [the light](O)? から成る「第3文型」となります。turn on は「熟語」で、この場合は、「他動詞」として使われているのです。



【質問 No. 22259】 what it is all about の構造について lawful 2023-07-02 05:54:46
 ピーター・ドラッカーの、以下の文について、質問します。

 It is generally a waste of time to talk to a reader. He only listens after he has read. It is equally a waste of time to submit a voluminous report to a listener. He can only grasp what it is all about through the spoken word.

 最後の文の what it is all about について、以下のように、構造を捉えましたが、正しく捉えていますでしょうか。

 what it is all about は、grasp の目的語となる名詞節であり、 what は疑問代名詞であり、 it は前の文の a voluminous report のことであり、 is は不完全自動詞であり、 all は <名詞>(→代名詞)で補語であり、 about は前置詞であり、 what に相当する語が後ろにくるところ、 what という疑問代名詞となって it の前に出た。

 または、is は完全他動詞であり、what に相当する語が目的語となるところ、 what という疑問代名詞となって it の前に出た。 all と about は副詞であるとも考えましたが、 about はやはり前置詞ではないかとも思い、すっきりしません。

 よろしく、お願い申し上げます。


【回答】
 人が、何か噂話などをしている場面で、それを聞いている人が、怪訝(けげん)な顔をして、「それは、一体、何の話ですか?」と言う時、What's it all about? と聞きただすことがあります。会話体では、About what is it all? とは言わず、前置詞 about は、文末に回すのが普通です。

 この文についての、質問者の品詞分析は、すべて正しいですが、all は、一般に「不定代名詞」とされ、it の「同格」として、添えられたものなのです。



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