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【質問 No. 25539】 関係副詞 の where について mandam 2024-09-08 09:54:39
 漠然とした質問になってしまうのですが、関係副詞の where が、どのような場面で使われるのか、又は、どのような単語にくっつきやすいのか、について教えていただきたいです。

 何か説明したい物事に where をくっつけて、概要を説明するというシチュエーションを、よく見るので、where を伴う単語や、場面などに、法則性があるのかと思い、質問させていただきました。


【回答】
 ご質問の「関係副詞」とは、場所や、場合、時などに、局面や時代などを表す語句を先行詞として、「... するところの」という意味を表し、in/at/to which で置き換えることができるものです。例えば、This is the room <where>(=in which) Mozart practiced the piano.「ここは、モーツァルトが、ピアノを練習した部屋です」などが、基本的な用法なのです。


【質問 No. 25538】 Just the thought of mammoths and passenger pigeons alive again について zoro 2024-09-08 09:43:53
先生、ご回答ありがとうございました。昨日の文章の続きから、質問があります。

 "Just the thought of mammoths and passenger pigeons alive again invokes the awe and wonder that drives all conservation at its deepest level."

私訳: 「マンモスや、旅行鳩のが、再び生きることを考えると、畏敬の念を引きおこし」

 Just the thought of の構文の中では、alive の前に、being が省略されているのでしょうか?また、drives conservation が、うまく訳せません。先生の訳を、教えて下さい。

 よろしく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「マンモスや、旅行バトが、再び生き返ると考えるだけで、全ての保護を、最も深いレベルで推進する畏怖の念と驚きが、呼び起こされます」ということで、化石を元の動物に復活させるという取り組みに対して、尊敬と驚きの気持ちを呼び起こされる、という内容です。おっしゃる通り、Just the thought of mammoths and passenger pigeons (being) alive again の部分は、being が省略された「独立分詞構文」となっているのです。独立分詞構文とは、分詞に独自の主語が付いた付いた分詞構文のことです。例としては、<Weather (being) permitted>, we will go on a picnic. 「天気さえ良ければ、私たちは、ピクニックに行きます」における、Weather being permitted = if weather is permitted 「もし、天候が許すならば」というところが「独立分詞構文」と呼ばれるものです。


【質問 No. 25537】 間接話法について(その2) a student 2024-09-08 09:12:02
 連続でお願いします。

a: He said, "I had been there before."

 a を間接話法にして、時制の一致を行った場合:

b: He said he had been there before. となり、

c: He said, "I have been there before."

 c を間接話法にして、時制の一致を行った場合:

d: He said he had been there before. となる。

 そこで、b と d が、それぞれ正しい場合、同じ文になるのは、a の had been が、それより一つ過去に下がる形式を、英語が持たないから、と考えていいですか?


【回答】
 疑問と思われるのは、a: の He said, "I <had been> there before." という表現で、単独で、I had been there before. という表現が存在し得るか、どうか、という点です。「私は、以前、そこに行ったことがある」は、I <have been> there before. であって、I <had been> there before. とは、言わないと思われるからです。例えば、「この前、彼に会ったとき、彼は、それ以前に、アメリカに留学していた、と言った」という場合ならば、When I <saw> him the other day, he said he <had been> studying in the U.S. before. と表現されることはあり得ますが、前提なしに、I <had been> there before. と言うことはないと思われます。

 以上の前提が崩れると、a. の had been が、それより一つ過去に遡る言い方が、英語にはないから、という結論はでない、と思われます。



【質問 No. 25536】 間接話法について a student 2024-09-08 08:00:23
 お願いします。いつも、ありがとうございます。

 John と 私は、Ben が Mary の花瓶を落として壊すのを、目撃したとします。
 John and I saw Ben <break>(→drop and break) Mary's base.

 そして、私は、John が Mary に、「Ben が、君の花瓶を、壊した」と言うだろうと思います。この場合、以下の a, b, どちらも、OKですか?

a: John will say to Mary, "Ben broke your base".
b: John will <told>(→tell) Mary that Ben broke her base.

 さらに、もし、John が Mary に、「Ron が、君の花瓶を、壊した」と、嘘をつくと私が思う場合は、どうなりますか?

c: John will say to Mary, "Ron broke your base".
d: John will <told>(→tell) Mary that Ron had broken her base.

 この c, d, は、合っていますか?

 このような「間接話法」の場合、事実を伝える場合と、事実でないことを伝える場合では、表現に、違いが出るのだろうか、という疑問から思いついた質問です。



【回答】
 それぞれの状況に応じた例文、a, b, c, d 共に、間違いはありません。また、嘘をつく行為は、通常は、真実を述べる言葉と違わないのです。はっきりと、「嘘をついた」と発言する場合は、例えば、c: の場合だったら、John will <lie> to Mary, "Ron broke your base." という風に、はっきり表現するだろう、と思われます。


【質問 No. 25535】 What do you mean by that? について kazu 2024-09-08 07:39:33
 What do you mean by that?

 この表現は、どういった流れで、こういう形になるのか、教えてください。分かり易く説明して頂きたいです。よろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文は、直訳すると、「それによって、あなたは、何を意味しているのですか?」となりますが、意訳すると、「それは、何のことでしょうか?」という意味になるのです。相手に、何か、理解不能なことを言われた時などに、「それは、どういうことですか?」と確認するときに使われる表現なのです。


【質問 No. 25534】 Let's play it together. という表現について のるるん 2024-09-07 12:55:18
 先生、いつも、お世話になっております。

 例えば、次のような場面で、スポーツの名前を代名詞 it で受けることは、自然なのでしょうか。

 A: John and I are going to play soccer. Let's play it together.
 B: Sure.

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の対話は、次のような意味です。

A: 「ジョンと、私は、これから、サッカーをするつもりです。一緒に、プレーしましょう」
B: 「いいですよ」

 Let's play it(=soccer) together. における it は、「サッカー」を指しているので、これで自然な表現になっています。もし、it を抜かして、Let's play together. とすると、「一緒に、遊びましょう」という意味になり、何をして遊ぶのかが、はっきりしません。



【質問 No. 25533】 解釈のお願い a student 2024-09-07 06:20:41
 お願いします。

 We saw John looking pretty sick.

 この文が、いわゆる、a: 知覚動詞構文なのか、b: 後置修飾の文なのか、それとも、c: それ以外の文なのか、わかりません。

a: We saw / John looking pretty sick.
b: We saw John who looked pretty sick. (= We saw John looking pretty sick.)
c: ?

どのように考えれば、いいですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私たちは、ジョンが、かなり具合が悪そうなのを、見ました」ということで、これは、a: の構造と見なした場合の訳ですが、b. のように、後置修飾構文として、「私たちは、かなり気分が悪そうなジョンを、見ました」と解釈することもできます。実際の状況によって、どちらとも取れる構文です。これ以外の解釈は、あり得ないと思います。


【質問 No. 25532】 Scientists may be able to clone recently vanished species ... について zoro 2024-09-07 06:10:56
 先生、ご回答ありがとうございました。本日は、Reviving Extinct Speciesからの、質問を、よろしくお願い致します。

 Scientists may be able to clone recently vanished <spicies>(→species) such as the Chinese river dolphin and the Xerces Blue butterfly, as well as other creatures whose extinction dates back much further.

(私訳)「科学者は、他の生き物の絶滅が、さらに、もっと遡るのと同じように、揚子江川イルカや、ザーシーズ青蝶といった、最近絶滅した種の、クローンを作ることができるかもしれない」

 as well as 以降の文章の意味が、どうしてもわかりません。先生の訳を、教えて下さい。

 よろしく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「科学者たちは、最近消滅した種の、チャイニーズ川イルカや、ゼルセス・ブルー蝶や、さらに、絶滅の時期がさらに遡る、その他の生物を、クローンとして蘇らせることができるかもしらません」ということで、B as well as A とは、「B の他に、A も」という意味の、相関接続詞なのです。B <in addition to> A 「A に加えて B も」という表現と同じものです。


【質問 No. 25531】 thatの使い方 ななみ 2024-09-07 05:46:56
 以下の英文は、Gilmore Girls というドラマからの一文ですが、ふと疑問に思ったことがあります。(https://theeverygirl.com/gilmore-girls-fall-activities/)

 But even the episodes that aren’t set during the autumn months have that cozy, nostalgic vibe that just feels like fall.

 that が、3つ出てきますが、2つ目と、3つ目の that を使う理由が、わかりません。that 抜きでは、ダメなのでしょうか。つまり、以下のように、that を抜かしては、ダメでしょうか?

 But even the episodes that aren’t set during the autumn months have cozy, nostalgic vibe just feels like fall.

 読んでいて意味はわかるのですが、人と話している時に、こういった長い文章(関係代名詞)を英語で作ることができません。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「しかし、秋を舞台にしていないエピソードでも、秋を感じさせる、あの居心地のよい、懐かしい雰囲気があるのです」ということで、最初の that と、3番目の that は、関係代名詞なので、これらを省略すると、意味不明となります。また、2番目の that は「あの」という意味の「指示代名詞」で、これを取り除くと、記憶を辿って話している臨場感がなくなります。ですから、書き換えた2番目の英文は、just feels like fall の主語が不明になってしまいます。なお、このように長いセリフを、自分では言うことができない、とおっしゃっていますが、ドラマなどのセリフを、日常会話で、話すことは、滅多にありません。話し言葉としての、実感が失われてしまうからで、日常会話では、短い文章を、幾つも並べながら、話すのです。


【質問 No. 25530】 外来語の表記の揺れについて Tau 2024-09-07 16:02:17
 バイオリン/ヴァイオリン、のように、日本語に、元の語の発音に近い音がない場合、表記のゆれが生じますが、英語にも、そのような事例がありますか?

【回答】
 英語の violin を、当初の日本人は、英語の[ヴ」の音と文字がなかっために、それに近い日本語の仮名を使って、「バイオリン」と呼んでいたのですが、日本人が英語を学び始めると、その発音の違いに気づくようになり、やがてその表記も、より原語に近いものに変えようとした努力の跡が、表記の違いとして、残っているのです。

 英米人も同じで、聞きなれない言葉を聞いた時、例えば、「カラオケ」を、誰かが「karaoke」と綴ったものを、英語の発音の習慣に従って、「カラオーキ」という風に、スペイン語などに見られる最後から2番目の母音にアクセントをつけて、このような発音として取り入れたものなのです。中には、「人力車」を、最初の「ジン」を削除して、「rikishaリキシャ」として取り入れ、その語の発音を、英語的に変えて、「rickshawリキショー」と発音し、表記したのです。

 このように、外国語を母国語に取り入れる際は、最初はその音を、母国語の発音と表記にしますが、やがて、正しい発音と表記を学ぶという段階を経る、ということのようです。これを“揺れ”と呼ぶのが相応しいか、どうかについては、なんとも言いようがありません。



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