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【質問 No. 25544】 株式の譲渡に関する表現について gaku 2024-09-08 18:55:25
 次の文の (a) の訳は、「取締役会は、株式の買受人に売却された株式を譲渡する権限を、他人に付与することができる」でいいですか? (b) の application は、どう訳せばいいですか?

(a) The Directors may authorize any person to transfer the shares sold to the purchaser of the shares.
(b) The purchaser of any shares referred to in paragraph (a) is not bound to see to the application of the purchase money, and the purchaser's title to the shares is not affected by any irregularity or invalidity in the proceedings with respect to the sale of the shares.


【回答】
(a) の意味は、「取締役は、株式の購入者に売却された株式を譲渡する権限を、他の如何なる購入者に対しても、与えることができる」ということです。

(b) の意味は、「(a)項で言及された株式の購入者は、購入金の適用に応じる義務を負わず、株式に対する購入者の所有権は、株式売却に関する手続きの不正、又は、無効によって影響されない」ということで、application とは「適用」ということです。



【質問 No. 25543】 文中の which について M.M. 2024-09-08 15:10:04
 先生、教えていただきたいことがあります。

 It remained for Isaac Newton to perceive what these very dissimilar phenomena had in common, and to formulate a theory of gravitation in terms of which certain aspects of the behavior of apples, of the heavenly bodies and indeed of everything else in the physical universe could be explained and dealt with.

 上記の文中にある in terms of which の which は、その前にある to perceive what から、gravitation までを、先行詞にする目的格の関係代名詞と、考えて正解でしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「アイザック・ニュートンにとって、以下のことを認識することが、残されていた。すなわち、これらの非常に異なる現象が、共通して持っているものを認識し、リンゴの行動のある側面、天体のある側面、否、物理的宇宙の中に存在する全てのものの側面が、説明され、取り扱われる引力の理論を法則化することが、それからの仕事として残されていたのでした」ということで、(in terms of) which の先行詞は、a theory of gravitation です。


【質問 No. 25542】 間接話法について(その3) a student 2024-09-08 14:43:51
 早速ですが、引き続き、お願いします。

 When I saw him the other day, he said, "I had been studying in the U.S. before I started to work in China."

 この文を「間接話法」にした場合、a: と b: の、どちらになりますか? どちらでも、意味は通じるように思うのですが、的確な文である(非文ではない)という確信が、全然持てません。

a: When I saw him the other day, he said he had been studying in the U.S. before he had started to work in China.

b: When I saw him the other day, he said he had been studying in the U.S. before he
started to work in China.


【回答】
 ご質問の英文を「間接話法」にした場合、より自然に響くのは、b: です。before he <started to work in China> は、事実なので、過去形のままが自然です。つまり、「時制の一致」の影響を受けるのは、he <had been> studying in the U.S. だけだからです。


【質問 No. 25540】 使役動詞の使い方、その他について kate 2024-09-08 10:03:54
 先生、いつもお世話になっています。また、どうしてもわからない事が出て来たので、教えていただきたく、質問させていただきました。

 「自分が言いたい事を、忠実に訳してもらえる事は、とても興味深く、価値のある事だ」
 It’s really interesting and valuable to have what I want to say translated (into another language) accurately.

1. この英文は、正しく訳せているでしょうか?

2. この英文の「使役動詞」の使い方は、正しいでしょうか?

 よろしく、お願いします。


【回答】
 ご質問の英訳は、正しく、使役動詞構文の「have ~ -ed」の使い方も、問題ありません。


【質問 No. 25539】 関係副詞 の where について mandam 2024-09-08 09:54:39
 漠然とした質問になってしまうのですが、関係副詞の where が、どのような場面で使われるのか、又は、どのような単語にくっつきやすいのか、について教えていただきたいです。

 何か説明したい物事に where をくっつけて、概要を説明するというシチュエーションを、よく見るので、where を伴う単語や、場面などに、法則性があるのかと思い、質問させていただきました。


【回答】
 ご質問の「関係副詞」とは、場所や、場合、時などに、局面や時代などを表す語句を先行詞として、「... するところの」という意味を表し、in/at/to which で置き換えることができるものです。例えば、This is the room <where>(=in which) Mozart practiced the piano.「ここは、モーツァルトが、ピアノを練習した部屋です」などが、基本的な用法なのです。


【質問 No. 25538】 Just the thought of mammoths and passenger pigeons alive again について zoro 2024-09-08 09:43:53
先生、ご回答ありがとうございました。昨日の文章の続きから、質問があります。

 "Just the thought of mammoths and passenger pigeons alive again invokes the awe and wonder that drives all conservation at its deepest level."

私訳: 「マンモスや、旅行鳩のが、再び生きることを考えると、畏敬の念を引きおこし」

 Just the thought of の構文の中では、alive の前に、being が省略されているのでしょうか?また、drives conservation が、うまく訳せません。先生の訳を、教えて下さい。

 よろしく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「マンモスや、旅行バトが、再び生き返ると考えるだけで、全ての保護を、最も深いレベルで推進する畏怖の念と驚きが、呼び起こされます」ということで、化石を元の動物に復活させるという取り組みに対して、尊敬と驚きの気持ちを呼び起こされる、という内容です。おっしゃる通り、Just the thought of mammoths and passenger pigeons (being) alive again の部分は、being が省略された「独立分詞構文」となっているのです。独立分詞構文とは、分詞に独自の主語が付いた付いた分詞構文のことです。例としては、<Weather (being) permitted>, we will go on a picnic. 「天気さえ良ければ、私たちは、ピクニックに行きます」における、Weather being permitted = if weather is permitted 「もし、天候が許すならば」というところが「独立分詞構文」と呼ばれるものです。


【質問 No. 25537】 間接話法について(その2) a student 2024-09-08 09:12:02
 連続でお願いします。

a: He said, "I had been there before."

 a を間接話法にして、時制の一致を行った場合:

b: He said he had been there before. となり、

c: He said, "I have been there before."

 c を間接話法にして、時制の一致を行った場合:

d: He said he had been there before. となる。

 そこで、b と d が、それぞれ正しい場合、同じ文になるのは、a の had been が、それより一つ過去に下がる形式を、英語が持たないから、と考えていいですか?


【回答】
 疑問と思われるのは、a: の He said, "I <had been> there before." という表現で、単独で、I had been there before. という表現が存在し得るか、どうか、という点です。「私は、以前、そこに行ったことがある」は、I <have been> there before. であって、I <had been> there before. とは、言わないと思われるからです。例えば、「この前、彼に会ったとき、彼は、それ以前に、アメリカに留学していた、と言った」という場合ならば、When I <saw> him the other day, he said he <had been> studying in the U.S. before. と表現されることはあり得ますが、前提なしに、I <had been> there before. と言うことはないと思われます。

 以上の前提が崩れると、a. の had been が、それより一つ過去に遡る言い方が、英語にはないから、という結論はでない、と思われます。



【質問 No. 25536】 間接話法について a student 2024-09-08 08:00:23
 お願いします。いつも、ありがとうございます。

 John と 私は、Ben が Mary の花瓶を落として壊すのを、目撃したとします。
 John and I saw Ben <break>(→drop and break) Mary's base.

 そして、私は、John が Mary に、「Ben が、君の花瓶を、壊した」と言うだろうと思います。この場合、以下の a, b, どちらも、OKですか?

a: John will say to Mary, "Ben broke your base".
b: John will <told>(→tell) Mary that Ben broke her base.

 さらに、もし、John が Mary に、「Ron が、君の花瓶を、壊した」と、嘘をつくと私が思う場合は、どうなりますか?

c: John will say to Mary, "Ron broke your base".
d: John will <told>(→tell) Mary that Ron had broken her base.

 この c, d, は、合っていますか?

 このような「間接話法」の場合、事実を伝える場合と、事実でないことを伝える場合では、表現に、違いが出るのだろうか、という疑問から思いついた質問です。



【回答】
 それぞれの状況に応じた例文、a, b, c, d 共に、間違いはありません。また、嘘をつく行為は、通常は、真実を述べる言葉と違わないのです。はっきりと、「嘘をついた」と発言する場合は、例えば、c: の場合だったら、John will <lie> to Mary, "Ron broke your base." という風に、はっきり表現するだろう、と思われます。


【質問 No. 25535】 What do you mean by that? について kazu 2024-09-08 07:39:33
 What do you mean by that?

 この表現は、どういった流れで、こういう形になるのか、教えてください。分かり易く説明して頂きたいです。よろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文は、直訳すると、「それによって、あなたは、何を意味しているのですか?」となりますが、意訳すると、「それは、何のことでしょうか?」という意味になるのです。相手に、何か、理解不能なことを言われた時などに、「それは、どういうことですか?」と確認するときに使われる表現なのです。


【質問 No. 25534】 Let's play it together. という表現について のるるん 2024-09-07 12:55:18
 先生、いつも、お世話になっております。

 例えば、次のような場面で、スポーツの名前を代名詞 it で受けることは、自然なのでしょうか。

 A: John and I are going to play soccer. Let's play it together.
 B: Sure.

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の対話は、次のような意味です。

A: 「ジョンと、私は、これから、サッカーをするつもりです。一緒に、プレーしましょう」
B: 「いいですよ」

 Let's play it(=soccer) together. における it は、「サッカー」を指しているので、これで自然な表現になっています。もし、it を抜かして、Let's play together. とすると、「一緒に、遊びましょう」という意味になり、何をして遊ぶのかが、はっきりしません。



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