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【質問 No. 22034】 3つ質問があります。 on my way 2023-05-30 05:56:06
 英語を勉強する上で、いつも本当に助かってます。おかげで、こうして頑張り続けることができます。ありがとうございます。

1. The well was an amazing 49.3 meters deep.

 「その井戸は、驚くべきことに49.3mの深さがありました」と訳したのですが、こちらの文の、それぞれの品詞が分かりません。例えば、I am twenty years old. という文と構造が似ているように思いました。具体的には、twenty が形容詞で、years が名詞で、old が形容詞で、全体としては「副詞句」を作っているように思うのですが、1. の文を、そのように考えても、まず、なぜ、an amazing があるのか、なぜ、冠詞 an が必要なのか、また、これの品詞は、何であるのかが分かりません。それぞれの品詞や、文中の役割について教えてください。

2. The people digging the well thought that there would be water at about 10 meters. After 3 months, they were at 20 meters, but still no water.

 「井戸を掘っている人たちは、約10mのところに水があるだろうと思った。3か月後、彼らは20mの地点にいたが、しかし、まだ水はなかった」と訳しました。they were at 20 meters, but still no water. の文で、but 以下の文は、完全な文ではありませんが、they were が省略されているのでしょうか。

3. 宇宙飛行士のジョングレンさんのセリフの一節です。

 Great, but I still can't control my body very well.
 「素晴らしい、しかし、私は、まだ体をそれほどうまくコントロールできない」

 ここで使われている still ですが、still は、基本的に「肯定文」で使うと習ったのですが、「否定文」でも使うのでしょうか。また、still が置かれる位置は be 動詞、助動詞の後、一般動詞の前だ、と思っていたのですが、他にもルールがございますでしょうか。ご教示ください。


【回答】
1. の構造は、おっしゃる通り、I am twenty years old. と同じ構造で、twenty years が「副詞的」に、old を修飾しているのです。従って、文型は、I(S) am(V) [twenty years](M) old(C). 「私は、20年、歳を取っている」という構造になっているのです。[The well](S) was(V) [an amazing 49.3 meters](M) deep(C). という構造で、an amazing 49.3 meters が「副詞句」として、deep を修飾している構造です。なお、amazing という形容詞がついたため、an が付いたので、「49.3 メーター」を一まとめにした場合の不定冠詞です。

2. の but 以下は、but still (there was) no water の there was が省略されたものです。

3. の still は、通常、肯定文で使われますが、「今でも、まだ」という意味で、否定文の中でも使われます。2. の but <still> no water の still も、3. の still も「否定文」の中ですが、yet とは違った意味で、still 「まだ」という意味で使われているのです。なお、still などの「副詞」の位置は、比較的自由です。I <still> can't control my body. の他に、<Still> I can't control my body. とも、I can't control my body <still>. とも言います。



【質問 No. 22033】 英文解釈について Ayaka 2023-05-30 05:25:05
 He has even-handed sympathy for both the fugitive king and the fierce republican regime that hunted him, and he succeeds in his desire to explore far more of the background of the story than previous books on the subject have done. Indeed, the opening third of the book is about how Charles II found himself at Worcester in the first place, which for some will be reason alone to read To Catch a King.

 上の英文について、質問が2点あります。
@ have done は関係代名詞節でしょうか。それとも、過去分詞の後置修飾でしょうか。また、どの部分を修飾していますでしょうか。
A find oneself at で、「気が付くと、... という状況にいる」という意味だと思うのですが、at の後ろに Worcester のような具体的な地名をおくことは可能なのでしょうか。仮に、可能であれば、どうのような意味になるでしょうか。


お力添えお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「彼は、逃亡中の王と、彼を追跡する厳しい共和政権に対して、公平な同情を抱いており、この件について以前の書物が行ったよりも、遥かに多くの背景を探究する意欲の達成に成功している。事実、この本の最初の三分の一は、チャールズ2世が、第一、どのようにしてウスターシャー州にたどり着いたか、についての話であり、それ自体が『王を捕まえろ』(という本)を読む唯一の理由になる人さえいるだろう」ということで、

@ の have done は、have explored のことで、than previous books on the subject have done とは、「この題材に関する以前の書物が明らかにしたよりも(成功している)」という部分の述語動詞なのです。関係節や後置修飾ではありません。

A find oneself at ~ とは「自分が、~ にいることに気づく、気がついたら、~ にいた」という意味で、When he got off the train, he found himself in front of Tokyo Station. 「彼は、電車を降りると、そこは東京駅の前であった」というように使われます。



【質問 No. 22032】 that of Asian students’ の部分は、合っているか? kate 2023-05-29 18:11:47
 先生、いつもお世話になっています。また、わからないことが出て来たので、教えて頂ければ嬉しいです。よろしくお願いします。

 次の英文の that of Asian students' は、正しいのでしょうか?

 Although it is important for young people to be active internationally, the number of Japanese students studying abroad has decreased compared to that of Asian students’.

 「若者が、国際的に活躍することは重要なのに、日本人留学生の数は、アジアの学生に比べて、減少しています」


【回答】
 最後の students' の「所有格」を示すアポストロフィーは、不必要です。that of Asian students で「アジアの学生の数」という意味で、 that があるので、所有格にする必要はありません。


【質問 No. 22031】 出典 教えるための英文法 : 比較表現編 塾講師 2023-05-29 18:35:08
論文の出典として、大阪樟蔭女子大学リポジトリの該当文献をリンクさせて頂きました。
本当にお手数をおかけして申し訳ございません。

教えるための英文法 : 比較表現編
https://osaka-shoin.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=2226&item_no=1&page_id=3&block_id=24

以下は原文を直接コピーしたものです、

ちなみに、1960年代前半にはas〜asの否定はnot so〜asだと教えられていた。しかし、最近ではむしろnot as〜asを使うほうが普通になってきている。この2つの構文は通例、意味は同じだが、soにストレスを置くと以下のように意味が異なることに注意した(Bolinger(1972))。

(20)He is not so tall as his brother.
  (His brother is taller but not necessarily very tall.)

(21)He is not SO tall as his brother.
   = He is not as tall as his brother. (His brother is very tall.)
つまり、(21)では、「彼は兄のようには、そんなに背は高くない」という意味になる。


【回答】
 何に抗議しているのか、わかりません。私の前回の回答で、私の説明は終わっております。これ以上蒸し返さないでください。


【質問 No. 22030】 【質問 No. 22027】 not as ~ as ... と、not so ~ as ... について(追加と修正) 塾講師 2023-05-29 18:25:34
 申し訳ございません。c と d が逆になっていました。

 柏野健次著「教えるための英文法: 比較表現編」には、次のようにあります。
c) He is not as tall as his brother. (= His brother is very tall.)
d) He is not so tall as his brother. (= His brother is taller but not necessarily very tall.)
 → c) では、「彼は兄のようには、そんなに背は高くない」という意味になる。正しくは、d) では、「彼は兄のようには、そんなに背は高くない」という意味になる」です。

 https://osaka-shoin.repo.nii.ac.jp/?   action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=2226&item_no=1&page_id=3&block_id=24

(d)= His brother is taller but not necessarily very tall.を考えると、 安井稔氏の「Mary is not so tall as John. には、Mary も、John も、背が高いという意味合いがある。」とは逆のことを言っていると思います。


【回答】
 折角ですが、見解の相違と言わざるを得ません。この問題は、すでに述べたように、native でも、見解が分かれるところです。前回の解説を、十分に咀嚼してください。(なお、c) と d) の順序は、私の方で直したものです。a), b) の順序に合わせないと、議論が噛み合わないと思ったからです)


【質問 No. 22029】 If you know a word, if you hear the word often, について zoro 2023-05-29 18:03:47
 先生、前回のご回答ありがとうございました。本日は、Language and Emotions からの質問を、よろしくお願い致します。

 If you know a word, if you hear the word often, then it becomes much more automatic, just like driving a car. It gets triggered more easily and you can <feet>(→feel) it more easily.

(私訳)「もしあなたが、言葉を知ったら、もしあなたが、その言葉を頻繁に聞いたら、まもなくそれは、さらにもっと、単に車を運転するように無意識になる。それ(言葉)はさらに簡単に引き金となり、あなたはそれをさらにもっと、簡単に感じることが出来るだろう」

 trigger の訳がうまくいかなかったのですが、この場合、どう訳したら良いでしょうか?

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「もしも、あなたがある単語を知っていて、その単語を何度も聞いているうちに、その単語は、まるで自動車を運転している時のように、遥かにより自動的になるのです。それは、より簡単に想起することができ、それを以前より容易(たやす)く感じることができるようになるのです」ということで、trigger とは「銃の引き金を引く」ということから、「素早く発射する、素早く話す」といった意味になります。勿論、これは例えの話です。Practice makes perfect. 「習うより、慣れよ」という教えでしょう。


【質問 No. 22028】 gets probably makes とは? y 2023-05-29 16:24:18
 I suppose the exposure that everything surrounding the royal family gets probably makes people more sensitive and opinionated about it.

 上の文について、the exposure 以下の主語は、family までで、動詞が gets probably makes ではないか、と思いますが、gets probably makes の部分が分かりません。動詞が2回出て来るのは、どういうことでしょうか? これは、会話中の一部です。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「王室を取り巻くあらゆるものが受ける(報道される)暴露話が、恐らく人々をより敏感にし、王室について固定観念を抱かせるのではないか、と私は思います」ということで、everything surrounding the royal family gets が exposure を修飾しており、その exposure という主語が、述語として、probably makes people more sensitive and opinionated about it に続いているのです。従って、動詞が2つあるのではなく、gets で切れて、makes が新たな述語動詞になっているのです。


【質問 No. 22027】 not as ~ as ... と、not so ~ as ... について 塾講師 2023-05-29 16:00:59
 安井稔著「形容詞」(研究社、1976)は、表記について、以下のように述べています。

 「not as ~ as ... と、not so ~ as ... は、殆んど同じに使われるが、後者の方が少し formal という違いに加え、細かく見れば、前者は「同じことの否定」を表わすが、後者は、後におかれる形容詞を「比較の尺度」そのものにするという違いがある」
a) Mary is not as tall as John.
b) Mary is not so tall as John.
 → b) には、Mary も、John も、背が高いという意味合いがある。

 一方、柏野健次著「教えるための英文法: 比較表現編」には、次のようにあります。
c) He is not as tall as his brother. (= His brother is very tall.)
d) He is not so tall as his brother. (= His brother is taller but not necessarily very tall.)
 → c) では、「彼は兄のようには、そんなに背は高くない」という意味になる。

 安井稔氏の方では、as ~ as ... には、背が高いという意味合いは無いとしており、逆に、柏野健次氏の方は、as
~ as ... に、背が高いという意味合いが含まれると書いてあります。

 これは、学者によっても、意見が分かれているということでしょうか?


【回答】
 ご質問の A is <as> good <as> B. による表現は「同等比較」表現と呼ばれるもので、「A は、B と、良さにおいて同等である」という意味を表します。しかし、これを否定文にする場合には、A is not <so> good <as> B. 「A は、B 程よくない」とするのが、私たちの頃は、正統派の文法として、この公式を守るよう注意されたものです。

 ところが、戦後、アメリカ英語が入ってくると、A is not <as> good <as> B. という言い方が正当化されて、A is not <so> good <as> B. という比較表現は、古語化してしまったのです。ところが、やがて、誰言うとなく、これら2通りの比較表現には、微妙なニュアンスの違いがある、という説が現れたのです。それは、江川泰一郎著「英文法解説」の説明にもあるように、「not as ~ as ... と、not so ~ as ... は、同じと見てよいが、比較というよりも、強調の気持ちを込めるときは、(否定文でも、肯定文でも) so が使われることを、Curme と Evans が指摘している。強勢に注意したい」として、以下の例文を挙げています。
1. You can't get one <so good as> this. 「これほどよい品は手に入らない」
2. In a country so large as the United States, there must be a great variety of climates. 「アメリカのように広い国では、気候も様々に違いない」

 こうして見ると、安井稔が、Mary is not <so> tall as John. には、Mary も、John も、背が高いという意味合いがある、という記述と、柏野健次が、He is not <so> tall as his brother.「彼は、兄のようには、そんなに背は高くない」という解釈は、同じことを言っている、と判断されます。つまり、学者によって、意見が分かれている、ということでは、ないと思います。

 



【質問 No. 22026】 カッコ内の先頭文字は、大文字か、小文字か? 翔太 2023-05-29 12:58:22
 次の例文のカッコ内の先頭は、e.g. とすべきか、それとも、E.g. とすべきか、どちらが適当でしょうか?

 You should eat more food that contains a lot of fibre. (e.g. fruit, vegetables, and bread)


【回答】
 e.g. とは、ラテン語の exampli gratia の「頭文字語」で、文の途中で使う場合は、小文字のままでいいのですが、ご質問の例のように、カッコが別文になる場合は、E.g. という風に、大文字で始めます。


【質問 No. 22025】 英文法について masa 2023-05-29 12:47:08
 いつも、お世話になります。いつも先生からのご回答を読んで、大変、勉強になっています。ありがとうございます。

 さて、下記の2点の英文について、教えてください。

@ Under the prolonged recession, most people tend to save than spend even under the influence of <advertisement>(→advertisements).
 「長い不況の影響で、ほとんどの人は、広告の影響を受けても、お金を使わず、むしろ貯金する傾向にある」

 save than spend ~ の箇所の than は、比較級でしょうか? 文中に形容詞、副詞の比較級が無く、この than は、どのように考えたら良いでしょうか?

A Some of the most popular archaeological sites, such as the Acropolis of Athens, Knossos in Crete, Ancient Olympia or Delphi, which tend to get very crowded, will still remain pet-free, as will ancient theaters, temples, graves and monuments with mosaic floors.

 日本語訳はありません。as will ancient theaters の箇所の as will についてです。as 以降の文章は、主語( ancient theaters, temples, graves and monuments with mosaic floors)と、助動詞(will)が、強調したいため倒置になっており、動詞(remain)が省略されていると考えたのですが、as は副詞(同じくらい)と考えて良いでしょうか?

 そう考えると、単純に、as well as ancient theaters, temples としても良いと思うのですが、ライターが意図して、そこを強調したかったから、上記のような書き方をした、と考えるのが妥当でしょうか!?

 以上、ご回答頂けたら幸いです。




【回答】
@ ご質問の save than spend における than ~ は、通常、「比較の対象」を示す接続詞なので、more than ~ という風に、more などの比較を表す副詞などを伴うのですが、ここではそれが見当たりません。これは、このような用法もある、という証拠となる例文ですが、普通は、save <rather> than spend という風に、比較級の rather などをつけて、言います。

A の意味は「最も人気のある考古学上の遺跡の中でも、例えば、アテネのアクロポリスや、クレタ島のクノッソス遺跡、古代オリンピア、又の名デルフィなどは、見物客で大変混み合う傾向がありますが、現在でもなお、ペット持ち込み禁止で、古代の劇場や、寺院、墳墓、それにモザイクの床のある記念碑なども、そのように(ペット持ち込み禁止)となることでしょう」ということで、as will ancient theaters ... は、おっしゃるように、(in the same way) as ancinet theaters ... will (be pet-free) 「古代劇場などと同じように、ペット持ち込み禁止となるでしょう」という節の「倒置」された形なのです。その際、as は、(in the same way) as ~ 「~ と同じように」 という意味を表す「接続詞」なのです。



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