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【質問 No. 21964】 英文の構文解釈について A 2023-05-19 06:11:20
 どのような文法で構成されているかわからない文があります。教えていただけないでしょうか。

 統計ソフトの説明文ですが、benchmark covariates という項目に、female を設定するという文です。

 benchmark covariates: the names of covariates that will be used to bound the plausible strength of the unobserved confounders. Here, we put "female", which one could argue to be among the main determinants of exposure to violence.

 この中の、Here ... violence. の構文について質問があります。ここで使われている which は female を先行詞とする関係代名詞として認識しましたが、one ... の文で、female の本来入る場所がわかりません。どのような文構造か、教えていただけないでしょうか。"female" が "the main determinants of exposure to violence" の一つである、ということを意味する文になるはずですが、argue to be の部分を、どのような文法的解釈をしたらよいのでしょうか。ジーニアスを調べましたが、argue にそのような使い方は載っておらず、悩んでおります。

 何卒、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「計測基準の相関変数とは、相関関係にある二人の名前を言い、観測不能の状態にある共同設定者の力を有効的に関係付けるために用いられるものである。今回の場合で言えば、“女性”を例に挙げると、この女性を、暴力に晒される主な決定要素の一つとして論じることができるものとなる」ということで、female, which (one could argue) to be among the main determinants of exposure to violence の one could argue は「挿入節」で、argue の目的語は、female を先行詞とする which となるので、one could argue that this female is one of the determinants of exposure to violence 「この女性が、暴力に晒される決定要素の一つであると、論じることが可能となる」ということになります。

 統計ソフトの説明文ということですが、その一部だけを見ているので、これ以上の解釈は、私にはできません。なお、使用される専門語などについても、素人の立場から和訳したので、専門家に直してもらう必要があります。



【質問 No. 21963】 関係代名詞について 美波佐知子 2023-05-19 05:32:08
 いつも、ありがとうございます。感謝しています。

 He knew that there were no records of the statues from which to rebuild.

 この文は、意味は何となく分かりますが、statues 以下が文法的に分かりません。教えていただけますか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は「彼は、その法体制を再構築するために(必要な)記録が存在しないことを知っていた」ということで、records of the statutes from which to rebuild とは「その記録から、元の法体制を、再構築するための記録」という意味で、which の先行詞は records で、to rebuild は「再構築するための」という意味の不定詞なので、言い換えると、to rebuild the statutes <from which(=the records)>「その記録から、(当時の)法体制を再構築するための、(その肝心の記録が存在しない)」ということなのです。


【質問 No. 21962】 英訳の仕方がわかりません。 kate 2023-05-18 19:05:56
 先生、すいませんが、次の和文の英訳の仕方がわからないので、教えてください。よろしくお願いします。

 「ある動物が絶滅すると、餌として食べられていた動物の数が増加します」(日本オオカミが絶滅した後、鹿の数が急増したように)


【回答】
 When a certain kind of animal becomes extinct, the number of other kinds of animals who were being eaten by them will increase. (just like the number of deer has increased after Japan wolves became extinct)


【質問 No. 21961】 “独立した形容詞とは? 岐阜HK 2023-05-18 18:58:15
 【質問 No. 21801】 に対する先生のご回答のなかに、「次に、hopeful ですが、この場合は、「形容詞」が“独立”して、a hopeful となると、「希望を持たれた人物、暗黙の候補者」などの意味になります」という文言が御座いました。これが少し気になっているのですが、「形容詞が独立して名詞として使用される」とか、「形容詞がそのまま名詞として使用される」というようなことでしょうか。であれば、私が思いついた例は、hopeful と young and old です。以下にその例を掲げます。

 その前に、一般的な形容詞 hopeful 及び young, old の用法について:

・(限定用法) hopeful words 「希望に満ちた言葉」、(叙述用法) I'm hopeful of success. 「成功できるつもりである」
・(限定用法) a young man、(叙述用法) The night is still young. 「夜は、まだ更けていない」
・(限定用法) an old friend 「旧友」、(叙述用法) grow old 「老いる」

● 形容詞が独立したと思われる例: (以下は、いずれも上記のような限定用法でも叙述用法でもありません)
1. 50 young hopefuls are trying for a place in the England team. (OALD)
2. It's a book for young and old alike. (OALD)
3. a mother bird feeding her young (ditto)
4. Young in the nest may compete for food. (ditto)

 上記の形容詞(hopeful, young, old)は、そのまま名詞として使用されています。このような用法が認められている形容詞が、他にも御座いましたら、ご紹介して頂けますと、勉強になります。よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の趣旨は、わかりますが、私が「形容詞が独立したもの」というのは、形容詞や、副詞などの「名詞相当語」(Noun Equivalents) のことにすぎません。&#9899;&#65039;の下の例文は、いずれも、名詞相当語なのです。辞書によっては、これらの形容詞などの「名詞用法」としての例文を挙げているものもあります。しかし、一般には、文中での働きに従って、これらの語の用法を知ることになるのです。これだけの例を、出していただいたので、後は、ご想像にお任せいたします。


【質問 No. 21960】 和文英訳について kate 2023-05-18 14:59:56
 先生、いつもありがとうございます。また、わからない事が出てきたので、教えて頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。

 お尋ねしたい事は、この文の英訳です。↓

 「ある動物が絶滅すると、餌として食べられていた動物の数が増加します」 (日本オオカミが絶滅した後、鹿の数が急増したように)

 以下の英文は、正しく書けているでしょうか?↓

@ When a certain animal becomes extinct, other animal that was eating it will face food shortage.
 「ある動物が絶滅すると、それを食べていた動物も、食料不足に直面する」


【回答】
 これは、最初の和文を英訳したものではないようですが、最初の和文の英訳は、どこにあるのですか? 

 When a certain <animal>(→kind or species of animal) becomes extinct, other <animal>(→other species of animal) that was eating <it>(→them) will face <food>(→a food) shortage.

 これは、「食物連鎖」の問題だと思われますが、「ある動物」と言っても、一匹だけの動物ではないので、「ある種類の動物」としないと、おかしなことになってしまいます。



【質問 No. 21959】 hardly ~ when ... について(もう一度) 回答者 2023-05-18 05:12:39
 hardly ~ when ... が「~ すると、すぐに ...」という意味になるのは、なぜですか?

【回答】
 前回のご質問でしたが、この構文を、同じ意味の no sooner ~ than ... と一緒に説明したため、わかりにくくなってしまったので、改めて、回答いたします。

 例えば、I had <hardly> left home <when> it began to rain. が、どうして、「私が家を出るや否や、雨が降り出した」 という意味になるのか、というご質問でしたが、これは、直訳すると、「雨が降り出したとき、私は、ほとんど家を出ていなかった」となるので、結局のところ、「私が家を出るか、出ないかのうちに、雨が降り出した」、つまり、「家を出るなり、雨が降り出した」という意味になるのです。



【質問 No. 21958】 文法構造について イクラ 2023-05-18 05:00:30
 I have something I want to talk to you about.

 この英文の about は、なぜ、必要なのですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は「私は、あなたに、話したいことがあります」ということですが、about が必要な理由は、talk という動詞が「自動詞」なので、talk something と言うことはできないので、talk about something としなければならないからなのです。さらに、この英文では、something の後に、関係代名詞の which が省略されているので、正式には、I have something <about>(which) I want to talk to you. とすべきなのですが、これでは、やや堅苦しいので、about を文末に回したのです。


【質問 No. 21957】 because の用法、その他について かずや 2023-05-17 18:55:46
 いつも、お世話になっております。二つ質問があります。

1. You shouldn't trust people because they are well-dressed, but because they accept <difference>(→differences).

 この文の日本語訳は、「身なりがいいから信用するというのはだめだが、違いを受け入れるから信用するというのはありだ」という風に、書いてあるのですが、自分は、「身なりがいいから信用する、というのはだめだが、彼らの多様性は受け入れる」というように訳したので、(信用するというのはありだ)まで訳せませんでした。

 この英文は、分解すると、以下のようになるのでしょうか?

 You shouldn't trust people because they are well-dressed.
 You should trust people, but because they accept <difference>(→differences).

2. hardly ... when 〜 「...するとすぐに、〜」という表現で、なぜ、hardly が用いられるのでしょうか。ネットの解答を見ても、いまいち理解できませんでした。

 ご教示いただけると、助かります。










【回答】
1. の英文には、not A, but B 「A ではなく、B」という構文が使われているので、後半の省略を補うと、but (you should trust people) because they accept differences. となり、意味は、「彼らが身なりがいいからといって、信用すべきではなく、彼らが多様性を認めるからという理由で、信用すべきである」となります。

2. の hardly ~ when ... (= no sooner ~ than ...) とは「~ するやいなや、...になる」といった意味を表しますが、例えば、I had hardly started when it began to rain. 「出発した途端に、雨が降り出した」のように使われますが、これは、I had no sooner started than it began to rain. 「私が出発するや否や、雨が降り出した」と書き換えることができます。なぜ、hardly や、no sooner が使われるかと言いますと、これは一種の比較表現で、私が出発したことと、雨が降り出したのを、比較して、hardly/no sooner が、両方を否定した形になっているので、私が出発したのと、雨が降り出したのとが、差がなかかった、と言っているのです。



【質問 No. 21956】 I was sorry. について あっちゃん 2023-05-17 08:52:46
 先日、アメリカ人に英語で電話しました。実は、その前日の夜、私から、この人に電話したのですが、会議中だったということで、電話は繋がりませんでした。(電話の後に、メールをくれて判明したものです)

 そこで、翌日の電話で真っ先に、

 I was sorry I called you in a meeting.
 「会議中に電話して申し訳ありませんでした」

と謝罪しました。この時、謝罪するのは現在ですので、
 
 I'm sorry I called you in a meeting.

と、I'm sory と現在形で言うべきか、日本語の「申し訳ありませんでした」の様に、過去形 I was sorry にすべきか悩みました。いかがでしょうか? 両者とも、OKでしょうか?


【回答】
 「会議中に電話をして、申し訳ありませんでした」を英語にすると、I'm sorry I called you while you were at a meeting. とするのが正しいと思います。I was sorry と言うと、今は申し訳ないと思っていない、といった解釈も可能だからです。なお、「会議中に」は、while you were at a meeting が正式ですが、in a meeting よりは、during your meeting の方が、英語らしいです。


【質問 No. 21955】 副詞は主語になれるのか?(その2) 岐阜HK 2023-05-17 08:38:45
 【質問 No. 21952】にて紹介させていただきました web site より、もう一つ副詞が主語になっている英文を紹介させていただきます。

1. Does alone mean lonely?

ですが、これも alone が主語になっておりますが、明らかに名詞ではなく、副詞か形容詞と思われます。見出しであるために、こういった省略的な表現をするのでしょうか? 省略的な表現でないとすれば、Does being alone mean lonely?という英文になると思いますが、見出しでなければ、このような英文になるのでしょうか?
  
 また、同 web site より、もう一つ質問させていただきます。Web site 中に、

 It’s time take a closer look at what it means to be lonely.

という英文が御座いますが、これは take の前に to が、省略されているような気がいたします。It is time to do 〜 . の構文では、to は省略可能なのでしょうか、それとも単なる誤植でしょうか。

 以上、宜しくお願いします。


【回答】
1. についてですが、この場合は、「alone という語は、lonely という意味ですか?」ということで、alone を「一つの単語」として扱っているので、厳密には「副詞主語」とは言えない、と思います。

2. についてですが、look は、to look の“うっかりミス”と思います。この構文で、真主語を表す不定詞の to が省略されることはありません。



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