Language Service Associates Present

キーワード
19218 件が登録されています。 [381-390] を表示

【質問 No. 25412】 「~ が、... に与える影響」の表現の仕方について Achi 2024-08-20 05:46:55
 「スマホが、子どもに、与える影響」という部分を、主語とする文を作る時、

1. the bad influence on children of smartphones や、
2. the bad influence on children by smartphones と、表現することは、可能でしょうか?

 私としては、on ~ の句と、of ~ の句は、逆だと思いますし、by ~ は、ここでは、不自然だと思うのですが、いかがでしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 「スマホが、子供に、与える影響」を、英語にするなら、the bad influence of smartphones on children とするのが、一番自然です。the bad influence on children of smartphones と、することも、可能ですが、on children を、後にした方が、自然です。


【質問 No. 25411】 There is no sense in being afraid to do something. の構文について 茜雫 2024-08-20 05:33:59
1. There is no sense in being afraid to change something. という文を、
2. There is no sense to be afraid to change something. と、言い換えることは、可能ですか?

 この質問に対して、「それは、できない」と言われました。There is no sense to be afraid to change something. とすると、"to be afraid" が目的語(?)のように扱われ、聞き手に「ぎこちない印象」を与えるので、自然な表現ではない、と言われましたが、この説明がよく分かりません。

 さらに、この場合の There is no sense には、動名詞を使うのが自然である、と言われ、動名詞のニュアンスも理解していないため、なおさら、違いも分かりません。どちらも同じ意味のように聞こえます。文法としては合っているらしいのに、違いが分かりません。なぜ、There is no sense to be afraid to change something. としてはいけないのか、具体的に、教えていただけないでしょうか?


【回答】
 1. の意味は、「何かを変えることを、恐れることには、意味がない」を、英訳すると、1. になります。「彼に、不平を言っても、無駄だ」の英訳も、There is no sense in complaining to him. とするのが、英語の慣例となっているのです。言わば、これが、英語の定番公式なのです。

 もし、この文の in complaining を、不定詞の to complain としたいならば、There is no sense <for you> to complain to him. という風に、to complain の「意味上の主語」として、for you をつけるという方法はありますが、for you は、“言わずもがな”(いうまでもない)のことなので、英語の定型としては、There is no sense in complaining to him. が、一番自然な表現として、定着しているわけです。



【質問 No. 25410】 英作文の書き方について zoro 2024-08-19 18:48:05
 先生、ご回答、ありがとうございました。本日は、英作文の書き方から、質問があります。

1. Some people get <their>(→削除) life-prolonging treatment to compensate for their neglect of <their>(→削除) health.

 「所有格」は、毎回つけると、冗長に思えますが、省略をしても良いという、ルールはあるのでしょうか?

2. It is seldom that <water>(→the water) supply is cut off.

 seldomは、「副詞」ですが、このような、使い方は、可能なのでしょうか?

3. Over the past 40 years, our era has changed dramatically, so it has become seldom that young people are scolded by their fathers.

 この文章も、seldom の使い方は、正しいですか?

 よろしくお願い致します。


【回答】
1. <their> life-prolonging treatment とすると、「彼ら独自の治療法」という意味になってしまうので、ここは、抽象名詞で、life-prolonging treatment とするのが、正しいです。「彼らが、健康を無視したこと」は、the neglect of their health とするか、their neglect of health とするか、どちらかにすること。

2. seldom は、「副詞」なので、It is <seldom> that ... ではなく、It seldom <happens> that ... とするのがベターです。

3. so it has become seldom that ... とする代わりに、so young people are <seldom> scolded by their fathers. とした方が良いです。2. の場合と同じく、seldom を「形容詞」として使うことは、不可です。



【質問 No. 25409】 「Any of the 複数名詞」について 香炉峰 2024-08-19 17:01:50
 いつも、丁寧な解説、ありがとうございます。今回は、TOEIC 問題からの質問です。

 (      ) of the employees have placed their order for a new standing desk.
 (A) Any, (B) Several, (C) Another, (D) Either

 正解は、(B) Several になっているのですが、(A) Any は、なぜ、正解にならないのでしょうか。

 ご教示、よろしくお願いいたします。


【回答】
 any という「形容詞、代名詞」は、否定文の中で、I don't know <any> of the employees. 「私は、従業員の、誰一人、知りません」などのように使われます。逆に、肯定文では、I know <some/several> of the employees. 「私は、従業員の何人かを知っている」という風に、使われるのです。それから判断すると、ここでは、肯定文なので、(B) several しか、該当するものがありません。なお、another, either は、単数扱いなので、have placed が、has placed となっていなくてはなりません。


【質問 No. 25407】 Hispanic について こす 2024-08-19 16:49:14
 Hispanic の指す範囲を教えてください。

 ある小説に、「肌の色は、小麦色。ヒスパニック系の血が混じっているのだろう」と書かれています。辞書には、
from or connected with Spanish-speaking countries, especially those in Latin America, or having parents or grandparents from these countries. と書かれています。

 小説の方は、中南米原住民のインディオの血を引いていることを想起させますが、この使い方は正しいですか? また、Hispanic は、イベリア半島や、中南米に出自がある白人にも使えますか?





【回答】
 「広辞苑」の「ヒスパニック」(Hispanic)の定義は、「アメリカ合衆国で、スペイン語を、日常語とするラテン系・アメリカ系の住民の総称」となっています。この定義と、質問者の挙げる「英英辞典」の定義から推測すると、純粋のスペイン人のことは、Hispanic とは言わない、という印象を受けます。ですから、「肌の色は、小麦色。ヒスパニック系の血が混じっているのだろう」という表現は、おっしゃる通り、中南米原住民のインディオの血を引いている、ということだろうと、思われます。さらに、ご質問にある、イベリア半島や、中南米に出自がある白人にも、使えるか、ということですが、そういった人々を、総称して「ヒスパニック」と言うのではないでしょうか? 私も、その辺は、詳しくありませんが、印象でお答えしました。


【質問 No. 25406】 [質問 No. 25404] への、追加質問 のるるん 2024-08-19 16:30:06
 先生、ご回答、ありがとうございました。

1. I tried to support him in whatever he was doing.
2. I tried to support him whatever he was doing.

 この2つの文が、どちらも文法的に正しいのは、理解できました。意味については、「ほぼ同じ」とのことですが、何か、わずかに違いがあるのでしょうか。

 なお、先生のご回答に対して、お礼だけ申し上げたい場合、新規の「質問」のところに、新たに書き込んでもよろしいのでしょうか。


【回答】
 前回、これら2つの英文は、ほとんど同じ意味である、と言いましたが、実は、1. の in をつけた文の方が、正式で、規則に沿った英文なのです。つまり、彼のやっていることの内容を問わず、サポートしたい、という、真面目な内容なのです。それに対して、2. の意味は、「彼が、何をしていようとも、私は、サポートしたい」という意味で、彼のすることなら、なんでも良い、といった、やや投げやりな、乱暴な言い方になります。

 なお、回答に対して、お礼を言う必要はありませんが、次回の質問の冒頭で、「前回は、ありがとうございました」といった程度の言及で、結構なのです。



【質問 No. 25405】 car-free zone について やっす 2024-08-19 14:07:26
 Car-free zone は、「自動車乗り入れ制限区域」という意味ですが、なぜ、free なのに、「制限」という意味になるのでしょうか? また、そのような場合と、普通の free の意味を見分ける方法は、あるのでしょうか?

 ご教授ください。


【回答】
 -free は、その前に、名詞をつけて、「~ がない、無料の」といった意味を表す「形容詞」または、「副詞」を作ります。例えば、tax-free は「非課税の(で)」、sugar-free coffee は「砂糖の入ってないコーヒー」、vehicle-free promenade「歩行者天国」などのように、使われます。なお、ハイフン語ではなく、free をこの意味で使う場合は、free of charge 「無料で」などのように、「副詞句」として使うこともあります。なお、こういう場合の free の意味は、「~ から、解放された、~ から自由の」という意味で使われているのです。


【質問 No. 25404】 「support 人 in whatever ...」の節について 匿名→ニックネームで! 2024-08-19 12:41:08
 以下の文が、問題集に載っていました。

1. I tried to support him in whatever he was doing.

 「support 人 in 〜」で、「〜の点で、人を支持する」という意味で、この whatever 節は「名詞節」だということは、理解しています。ふと疑問に思ったのですが、この文を、次のように、in を削除して、じょうほを表す副詞節にすることは、可能でしょうか?

2. I tried to support him whatever he was doing.

 可能な場合、この2文は、まったく同じ意味を表すことになるのでしょうか?

 どうぞ、よろしく、お願いいたします。


【回答】
 1. の意味は、「私は、彼がしていることなら、どんなことにでも、サポートしようとした」ということで、whatever は関係代名詞で、anthing (that) he was doing という名詞節になり、そのため、in が必要になります。

 2. の whatever は、no matter what 「それが何であろうと」という譲歩の意味を表す「接続詞」で、whatever he was doing は「副詞節」になり、1. とほぼ同じ意味になり、これも正しい文になります。



【質問 No. 25402】 文法の問題と、動詞の使い方について もさ 2024-08-19 05:40:22
 お世話になります。よろしくお願いします。

1. When my husband and I started this business in our garage with our dog, Max, we never dreamed ten years later we would be meeting in a large hall with over one hundred employees.
 「夫と私が、ガレージで、犬のマックスと共に、このビジネスを始めたときは、10年後に、大きなホールで、100人を超える従業員と、集まるとは、夢にも思いませんでした」

 ここで、we would be meeting と、would が使われている理由は、will の過去形と考えて良いでしょうか? また、wouil be meeting と「進行形」にしないとだめなのですか?

2. Tonight is a bit different than other years.
 「今夜は、他の年とは、少し異なります」

 ここで、than は「接続詞」だと思いますが、 other years の前に、何が省略されていますか。また、こういった省略は、よくあることなのでしょうか? 例文などを、あげていただけると、嬉しいです。

3. Please take a box before you leave for the evening.
 「夜、お帰りになる前に、箱をお取りください」

 leave for 〜 は、「〜に向かう」だと思うので、「before you leave the evening」 で 「夕べの催し物を、去る前に」 とになり、前置詞 for は、いらないように感じたのですが、どうしてあるのでしょうか。







【回答】
1. we <would> be meeting の would は、主節の we never <dreamed> that ... の dreamed が「過去形」なので、その時制に合わせて「過去形」になったもので、「時制の一致」の一例です。また、would be meeting と「進行形」を使った理由は、臨場感を出すためで、このように、みんなと集まっているなんて、想像できなかった、と表現したかったからでしょう。

2. other years の前に省略されているのは、(than) <the night in> other years の night が、省略されているのです。例えば、You are different than yesterday.「君は、昨日(の君)とは、違っている」の場合は、than (the you of) yesterday の you が、省略されているのと、同じです。このように、比較の対象が、省略されることは、よくあります。

3. の意味は、「夕方になって、帰宅される時には、箱を一つ、お持ち帰りください」ということなので、you leave for the evening は、you leave, for the evening の意味なので、for は省略できません。つまり、for は、leave for ~ という「成句」ではないのです。



【質問 No. 25401】 形容詞の「名詞化(?)」について オカノマン 2024-08-18 18:49:26
 先生、いつも、お世話になっております。以下の文について、質問があります。

 My teacher can change something from confusing to understandable in minutes.

 こちらの英文で、confusing と understandable のように、前置詞の後に、形容詞のみがくることは、可能なのでしょうか? 辞書などで調べたところ、「from A to B」の語法で、状態の変化を表す、と説明があったのですが、今回のように、形容詞が使われることについての、具体的な説明が、見つかりませんでした。今回のような場合は、形容詞が名詞化し、前置詞の後に、一語で、置くことができるのでしょうか?

 ご教授願います。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私の先生は、難しいものから、理解し易いものに、数分で、変えることができます」ということで、something from confusing to understandable とは、言い換えれば、from something confusing to something understandable ということで、「難しいものから、理解しやすいものへ(変えることができる)」ということですが、形の上では、おっしゃる通り、from A to B の公式が、名詞ではなく、形容詞に適用されていることになります。この英文が示すように、前置詞の後に、名詞だけでなく、形容詞や、その他の品詞が、使われることも、よくあることです。from here to eternity 「ここから、永遠の世界まで」などのように、色々な品詞が使われるのです。


前の 10 件    次の 10 件