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【質問 No. 25497】 more generally とは? 寅次郎 2024-08-30 18:46:36
 先日も、どうもありがとうございました。今回は、次の英文について、お伺いします。

 Search the internet using terms like “color” and “feeling,” and you will land on numerous popular websites claiming that colors evoke feelings. You will also find that certain claims repeat across many such sites. For instance, you can frequently read that blue is a calming color, associated with trust, intelligence, trustworthiness, and productivity. Red, on the other hand, is claimed to be energizing and activating, and also to be the favorite color of extraverts (but is it, really?). Sure, as is the case for propaganda and publicity more generally, hearing or reading the same things over and over again renders them more believable to the human brain.

 最終文の more generally は、どういう意味で、使っているのでしょうか。


【回答】
 ご質問の more generally を含む文の意味は、「確かに、より一般的に言えば、プロパガンダや、宣伝の場合と同様に、同じことを、何度も聞いたり、呼んだりすると、人間の脳は、その内容を、より信じやすくなるのです」ということで、more generally とは、more generally speaking と、ほとんど同じ意味で、「より一般的に言うと」という意味になります。 


【質問 No. 25496】 コロンの意味について しゅうた 2024-08-30 18:29:32
 お世話になります。

 He named the first artificial dye after the French name of a purple plant: mauve.

 この文は name O C の文型だ、と思うのですが、なぜ、ダブルコロンが入るのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼は、最初の人工染料を、紫色の植物のフランス語名にちなんで、「モーブ」(藤紫)と、名付けた」ということで、この文の構造は、He(S) named(V) [the first artificial dye](O) [after the French name of a plant: mauve](M). の各要素から成る「第3文型」となります。もし、これが、He(S) named(V) [the first artificial dye](O) mauve(C) [after the French name of a plant](M). という語順であれば、おっしゃる通りの、「S V O C」の文型となります。なお、plant の後の「:」は、ダブルコロンではなく、「コロン」と呼ばれます。また、コロンは、一般に「すなわち」という意味で使われます。


【質問 No. 25495】 think と、形式目的語の it について ここ 2024-08-30 12:55:36
 I think <it> a pity for you to miss such a chance.

のような、「形式目的語」<it> を使った「S V O C]の構文について、

1. think は、基本、自動詞ですが、このような「第5文型」をとる場合は、他動詞として扱うのでしょうか?

2. I think (that) it's a pity for you to miss such a chance. とは、何が違うのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「あなたが、そのようなチャンスを、逃すのは、残念であると、思います」ということで、おっしゃる通り、この文は、I(S) think(V) it(O) [a pity](C) [for you to miss such a chance](M). から成る「第5文型」になります。

1. think には、「自動詞」と、「他動詞」の用法があり、ご質問の文では、「他動詞」として、機能しているのです。

2. のように、従属節を導く that を省略した文の方が、口語的な文で、1. のような構造の文よりも、自然に響くのです。



【質問 No. 25493】 文法問題について tyh 2024-08-29 18:42:11
 I would've thought he'd come back here by now.

 こちらの文なのですが、訳が、「私は、今頃は、彼がここに戻ってきてると思った」なのですが、何故、「仮定法過去完了」が使われているのか、分かりません。

 教えていただけると、幸いです


【回答】
 「私は、彼が、今頃には、帰宅していただろう、と思った」を、普通に英訳すれば、I thought he would have come back here by now. となるはずですが、ネイティブスピーカーは、過去についての「推量」を、「過去完了形」で表す習慣があるので、I thought を I would have thought と表現する人がいるのです。


【質問 No. 25492】 fish の複数形について 元木村ゼミの学生 2024-08-29 18:31:00
 こんにちは。20年前、木村ゼミの一員だった者です。

 高校1年生に英語を教えている時に、fish の複数形は、fish のままって習ったと言われ、辞書やネットで調べたら「fish」と「fishes」と両方掲載されていました。

 高校生に「fish」の複数形を教える際、どの教え方が、一番良いのでしょうか?

@「fish」のまま。
A「fishes」と、-sh で終わっているので、-es を付ける。
B「fish」と「fishes」の両方を正解とする。

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 「今日は、魚を、たくさん、釣ってきたぞ」を英訳する場合、I have caught a lot of <fish> today. とするのが、一番無難です。ご存知のように、fishes という「複数形」は、魚の「種類」を問題にする形で、一般に「魚」は、fish で十分なので、Tonight we ate <fish> for dinner. 「今晩は、夕食に、魚を食べました」とすれば、間違いありません。


【質問 No. 25491】 be pleased to について のるるん 2024-08-29 15:57:55
 先生、いつも、明確なご回答、ありがとうございます。

 今回は、be pleased to について、質問があります。

 We are pleased to confirm your reservation for 〜.

のような定型表現があると思うのですが、これは、予約したい内容をお客様から詳細に伺った後、最後に、予約内容を確認する意味で、用いるのでしょうか。

 Your reservation has been confirmed.

と同じ意味と、とらえてよろしいですか。

 また、後日、お客様側が予約内容を再確認したい場合は reconfirm を用いるのでしょうか? それとも、その時も、confirm で、構わないのでしょうか。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 We are pleased to confirm your reservation for 〜. という書式は、予約を受け付けた側が、確かに、ご予約を、うけたまりました、という返事として使われるもので、内容としては、Your reservation has been confirmed. で十分なのですが、ホテルなどの「確認」のための「書式」としては、We are pleased to confirm your reservation ~ という、丁寧な表現を使うのです。

 ところで、予約を取り付けたお客が、間違いなく予約が受け付けられたかどうか、を知りたい場合は、I'd like to make sure that my reservation at your hotel has been correctly accepted. などとするのが、一般的と思われます。あまり短すぎると、誤解を招くことになりかねませんので、気を付けてください。



【質問 No. 25490】 a と、the の用法について やっすー 2024-08-29 14:38:48
 Is <that>(→削除) the man reading a newspaper your father?

という文が、テストで出てきたのですが、質問があります。

1. まず、the man となっているのは、後ろに分詞で修飾している部分があるからですよね。

2. そして、a newspaper とありますが、自分は the newspaper の方が適切だと思ったのですが、どうでしょうか。理由としては、その男が読んでいる、ということが「特定」されていることにあたると思ったからです。

 ご教授ください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「新聞を読んでいる人は、あなたのお父さんですか?」ということで、

1. the man と、定冠詞が付いているのは、後ろから reading a newspaper という分詞句によって修飾されてるからです。

2. 「新聞」の前に 不定冠詞の a がついているのは、新情報であることを示すもので、ここでは、the newspaper「その新聞」という風に、新聞を限定する必要はないので、限定詞の the をつける必要はないのです。「お父さんが呼んでいる新聞」と言うのであれば、the newspaper your father is reading という風に、the newspaper となります。



【質問 No. 25489】 like と unlike について can 2024-08-29 13:48:15
 次の、2つの文の意味や、ニュアンスに、違いはありますか?

 また、old と unlike の間に、コンマは必要ですか? 発音するときに、注意することはありますか?

1. You are not old like me.
2. You are not old, unlike me.


【回答】
1. の意味は、「あなたは、私と同じく、老人ではありませんね」ということで、私も、あなたも、老人ではない、というニュアンスがあります。

2. の意味は、「あなたは、私とは違って、老人ではありませんね」ということで、私は老人ですが、あなたは、老人ではありません、というニュアンスがあります。

 2つの英文のイントネーションの違いは、だいたい、以下の通りです。

1. You are not old(↓) like me(↓).
2. You are not old(↑), unlike me(↓).

 なお、unlike の前には、一息入れる意味でも、コンマをつけた方がよいでしょう。



【質問 No. 25488】 don't have to V について(追加の質問) mint 2024-08-29 15:41:04
 先生、先ほどの質問への丁寧なご回答、ありがとうございました。

 <前半部分の don't have to V は「…する必要はない」というのが定番の和訳だと思うのですが、「…とは限らない」という意味もありますか? 例えば、It doesn't have to mean a gloomy future. の文のような場合です>


 上の質問に対するご回答も、よろしくお願いします。

 ちなみに、この文は、前文をうけて書かれています。It→But this となっています。


【回答】
 ご質問の It doesn't have to mean a gloomy future. 「そうだからと言って、暗い未来を意味する必要はない」 という意味で、前後の関係や、その場の状況で、「それは、暗い未来を意味するとは、限らない」という意味になるので、通常は、It doesn't necessarily mean a gloomy future. とするのが、一般的です。たまたま、状況から、「... とは限らない」というニュアンスがあったとしても、すべての場合に、don't have to でよい、とは限りません。


【質問 No. 25487】 don't have to V について mint 2024-08-29 06:14:19
 木村先生、はじめまして。早速、質問があります。

 don't have to V は「…する必要はない」というのが定番の和訳だと思うのですが、「…とは限らない」という意味もありますか? 例えば、It doesn't have to mean a gloomy future. の文のような場合です。

 また、英語の「…とは限らない」のような部分否定の表現が難しいです。定番の語句等、ご教示下されば幸いです。

 よろしくお願いします!


【回答】
 「~ するとは、限らない」という表現を挙げると、次のような例があります。

1. <Not all> children like apples. 「どの子供も、リンゴが好きとは限らない」

2. Money does <not always> bring happiness. 「お金が、必ずしも、幸福をもたらすとは、限らない」

3. The rich are <not necessarily> happy. 「金持ちは、必ずしも、幸福とは限らない」

 以上の例文からも分かるようように、「全肯定」の文を、否定文にすると、「部分否定」になるのです。



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