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【質問 No. 21505】 WSJ からの質問です。  hahakogusa 2023-03-18 07:23:16
 いつもありがとうございます。また、WSJ からの質問です。

 India’s trade barriers have long been among the highest of major economies. Its average “most favored nation” applied tariff in 2021 stood at 18.3%, one of the highest among major economies.

 Its average … stood at 18.3% の箇所が、意味がよく取れません。its は、何を指しているのでしょうか。18.3% は、何がそうなのでしょうか。

 ご教示頂けると幸いです。よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「インドの貿易障壁は、長期にわたって、主要国の中でも、最も高い水準のままである。2021年における最恵国待遇を受けた国々に対するインドの平均関税率は、主要経済国家の中で最も高い18.3%であった」ということで、average "most favored nation"applied tariff in 2021 とは、average tariff applied to the most favored nations in 2021 「2021年に最惠国に適用された平均関税率」ということで、前者のように、一気呵成に複合型の名詞を作る方法は、compounding method 「複合法」 と言い、後者のように名詞を作る方法を、periphrastic method「迂言法」と言います。特に、アメリカ英語では、前者の方法がよく行われる方法になっています。


【質問 No. 21504】 熟語 owe A to B について  ゆう 2023-03-18 06:04:14
 熟語帳からの質問です。owe A to B 「A を B に負っている」ですが、assure A of B 「A に B を請け合う」については、「を」や「に」などが、逆になっているものは、1つ1つ覚えるしかないですか?


【回答】
 おっしゃるように、I owe my success to you. 「私が成功したのは、あなたのおかげです」は、I owe you my sucess. の間接目的語(you)が、to you となったもので、この to は「間接目的語」の to なのです。

 一方、I assure you of her sincerity.「彼女が誠実であることを保証します」の場合は、直訳すると、「私は、あなたに、彼女の誠実さについて、保証します」ということで、この of は、間接目的語ではなく、「~ について」という意味を表しているので、I owen my success to you. における to とは異なる意味を持っているのです。

 おっしゃる通り、こうした違いは、一朝一夕(いっちょういっせき)には、分かるようにはなりませんが、同じような例を覚えていくうちに、理解できるようになるものです。



【質問 No. 21503】 have legs above their feet とは?  岐阜HK 2023-03-18 05:45:17
 木村先生、いつもわかりやすいご回答、ありがとうございます。今回は、聖書から質問させて頂きます。

 Leviticus 11:20-23 (Amplified Bible (AMP)) に、次のようにあります。

 All winged insects that walk on all fours are detestable to you; yet of all winged insects that walk on all fours you may eat those which have legs above their feet with which to leap on the ground.

 上記の英文中の "have legs above their feet" 「足の上に脚をもつ」とはどういうことでしょうか? 人間もそうですよね? 要するに「脚の付け根からつま先まで持つ」ということなのでしょうか。また、なぜ above なのか、がわかりません。legs と feet は接触していますから on かな、とも思うのですが・・・。細かいことではありますが、ご教授のほど宜しくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「四つ足で歩き、羽を持った全ての昆虫は、あなた方にとっては大嫌いなものですが、四つ足で歩く全ての昆虫の中でも、地面を飛び上がるために、太ももが足先よりも高く盛り上がっている昆虫は、皆さんが食べることができるのです」ということで、バッタの種類がこれで、バッタに似たイナゴは、今でも唐揚げにして食べることがあります。バッタの足は、まるでクレーン車のように、足を地面につけて、脚の部分が体よりも高い位置に突き出す感じになっていますが、そのことを have legs above their feet と言っているのです。


【質問 No. 21502】 lest it should ..., について(再度)  ヨッシー 2023-03-18 05:28:54
 お世話になります。

 表記の件について、<should は、倒置された助動詞で、倒置法によって、lest it should ... 「... するといけないから」の lest が省略されたものと考えられるのです>との回答をいただきました。

 lest が省略された文を、なるべく多く、ご提示くださいますでしょうか。これは、もう慣れるしか無いだろう、と思えるからです。



【回答】
 倒置構文における should など、文頭に出された助動詞の例は、主に、仮定法に関わるものが大半で、lest や、unless といった接続詞によって導かれた構文も、その類(たぐい)と考えられます。よく見られる例文としては、Were I in his position (= If I were in his position), I would decline with thanks.「もし私が、彼の立場にあれば、せっかくだがと言って断るだろう」などが代表的でしょう。その他にも、Should you change your mind (= Even if you should change your mind), no one would blame you.「万が一、君の気が変わっても、誰も君を責めないだろう」などが、今回の should に近いものと思われます。また、Had it not been for Chinese influence, Japanese culture would not be what it is today.「中国の影響がなかったら、日本の文化は、今日の姿とは、違っていただろう」などは、よく知られた例ですが、今回の lest についての、実際の例文は、質問文の中のもの以外に、見つかりませんでしたが、倒置文の形としては、よくある例なのです。


【質問 No. 21501】 His watchdog organization has caught time and again ... について  zoro 2023-03-17 18:13:19
 先生、前回のご回答ありがとうございました。本日は Palm Oil Plantations からの質問をお願い致します。

 His watchdog organization has "time and again caught RSPO members destroying forests for palm oil, including trashing orangutan habitat.”

(私訳)「彼の番人組織には"time and again caught RSPO” という、ヤシ油のために森林破壊をするメンバーがいて、オランウータンの住処破壊を含む」

 なぜ、include が使われるのでしょうか?

 本日もよろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「彼の監視機関は、これまで幾度となく、RSPO のメンバーが、ヤシ油を栽培するために、オランウータンの棲家(すみか)を破壊することを含め、森林の破壊を行っているところを捉えている」ということで、time and again とは「幾度となく、何度も」という意味の熟語で、including trashing orangutan habitat とは「オランウータンの棲家を破壊することを含めて(森林全体の破壊を行っている)」ということです。


【質問 No. 21500】 You know?について  なにな 2023-03-17 14:14:56
 質問、失礼します。

 you know?

 この表現は、話し言葉で、書き言葉としては使わないですか? 初心者の質問ですが・・・。


【回答】
 It's a secret between you and me, you know? 「これは、君と僕の間の秘密だからね?」 などのように使われる you know? は、おっしゃる通り、会話で使われる表現で、書き言葉では、誰かの話を引用するとき以外には、使うことができません。


【質問 No. 21498】 and の後の動詞の省略について  on my way 2023-03-17 13:50:02
 こんにちは。

 "Udon" came from China and "miso" from Korea.

という文で、and のあとの came の省略は、動詞が同じだからであり、from を消してしまうと miso Korea となり、分からなくなてしまうからだ、と思うのですが、この解釈で正しいですか? また、and などの等位接続詞の文で、動詞がなくて前置詞は残すという表現は、一般的なのでしょうか。


【回答】
 ご質問の文は、正式には、"Udon" came for China and "miso" <came> from Korea. とすべきですが、2つの節が並立しているので、後半の節の動詞は、通常、省略されます。例えば、「私は、かつて、東京に住んでいましたが、のちに、神奈川県に住んでいました」と言うときは、I used to live in Tokyo and later (used to live) in Kanagawa Prefecture, too. のように、後半の節内の動詞は、よく省略されます。


【質問 No. 21497】 in the 12th century の the は、何故、要るのか?  On my way 2023-03-17 13:51:48
 こんにちは。

 Zen came to Japan in the 12th century.

という文で、なぜ、the が要るのでしょうか。あるときと、ない時の違いを教えてください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「善は、12世紀に、日本へやってきました」ということで、「何世紀」と言うときは、the ~th
century という風に、定冠詞をつけます。つけないことはありません。



【質問 No. 21496】 【質問 No. 21489】 「should の後に、動詞がない?」について  ヨッシー 2023-03-17 10:30:42
 お世話になります。

 質問文、A set of shoe bags should just the *thought* of your trainers mingling with your clean clothes send a shiver down your spine. について。

 should の後ろには、動詞の原形が来るのが大原則ですので、just に動詞用法があるのではないかと、方々に当たりましたが、見つかりませんでした。

 先生は、「A set of shoe bags (is a must) (for) just the "thought" of you trainers mingling with your clean clothes <should> send a shiver down your spine. と読み解くもの」と解説されていました。

 正直、がっかりしました。これだけ(欠落した?)語を補わないと読み解けないのであれば、この英文は不完全な文ではないか、それでも先生のように読み解くことができるようになるためには、今後どれだけの時間をかけて努力しなければならないのだろうかと、半ば絶望すらしました。

 AI の力を借りてみると、先生と同じように訳出するのが不思議でなりません。だとすると、native は、この文のまま、正しい文として受け取っているのではないだろうか。

 無い知恵を絞って、ずっと考え続けた私なりの結論です。
 A set of shoe bags (should→)is the "thought" of you trainers mingling with your clean clothes send a shiver down your spine.
つまり、shouldはisの誤記、sendの意味上の主語はyour clean clothes と考えてはどうでしょうか。
shouldも isも一音節ですから、nativeにとっては、誤りとも言えない許容範囲なのではないでしょうか。

 以上、愚考致しました。アドバイスいただければ、ありがたいです。


【回答】
 この問題は、質問者が取り上げた記事にある 37 things I guarantee you won't regret havinng on hand next time you travel 「あなたが次に旅行に出るときに、持っていて後悔しないと私が保証する37の品物」の一つとして、a set of shoe bags が、リストアップされたものであることを、念頭において考えるべきものと思います。従って、次のように、言葉を補って読むべきものと考えられるのです。つまり、

 (One of them is) A set of shoe bags, should just the *thought* of your trainers mingling with your clean clothes send a shiver down your spine.

 この文を、状況を読み込んで解釈すると、「必需品の一つは、一組の靴袋です。何故なら、あなたのトレーニング用の(汚れた)靴が、あなたの綺麗な衣類に混ざって汚してしまうと考えただけでも、背筋がゾッとするようなことがあってはいけないからです」となるのです。この場合、should は、倒置された助動詞で、倒置法によって、lest it should ... 「... するといけないから」の lest が省略されたものと考えられるのです。



【質問 No. 21495】 分詞構文について  . 2023-03-17 06:16:49
 The war had destroyed the transportation infrastructure throughout the South, ravaged farms and plantations, and decimated livestock.

 前の文と後の文の主語が同じ場合、分詞構文が使えると習いましたが、この場合は、なぜ、raveged と decimated が -ing形ではないのでしょうか? ただ単に、前と後ろの文を並列しただけで、分詞構文にしても、正解であるということでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「その戦争は、南部全体の輸送インフラを破壊し、農場と植林地を荒廃させ、家畜を殲滅させてしまった」ということで、The war という主語に対して、述語動詞が3つ付いている構文で、ravaged と decimated を「分詞構文」にする理由がありません。もし、残りの2つを「分詞構文」にしてしまうと、南部の交通インフラを破壊したのが中心で、農場や家畜への被害は、二次的なものという印象を与えてしまいます。


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