【質問 No. 21502】 lest it should ..., について(再度)  |
ヨッシー |
2023-03-18 05:28:54 |
お世話になります。
表記の件について、<should は、倒置された助動詞で、倒置法によって、lest it should ... 「... するといけないから」の lest が省略されたものと考えられるのです>との回答をいただきました。
lest が省略された文を、なるべく多く、ご提示くださいますでしょうか。これは、もう慣れるしか無いだろう、と思えるからです。
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【回答】
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倒置構文における should など、文頭に出された助動詞の例は、主に、仮定法に関わるものが大半で、lest や、unless といった接続詞によって導かれた構文も、その類(たぐい)と考えられます。よく見られる例文としては、Were I in his position (= If I were in his position), I would decline with thanks.「もし私が、彼の立場にあれば、せっかくだがと言って断るだろう」などが代表的でしょう。その他にも、Should you change your mind (= Even if you should change your mind), no one would blame you.「万が一、君の気が変わっても、誰も君を責めないだろう」などが、今回の should に近いものと思われます。また、Had it not been for Chinese influence, Japanese culture would not be what it is today.「中国の影響がなかったら、日本の文化は、今日の姿とは、違っていただろう」などは、よく知られた例ですが、今回の lest についての、実際の例文は、質問文の中のもの以外に、見つかりませんでしたが、倒置文の形としては、よくある例なのです。
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