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【質問 No. 25316】 on my way back について zoro 2024-08-04 05:51:45
 先生、ご回答、ありがとうございました。リスニングの問題から、質問があります。

 He'll understand. And I'll pick up some dinner for us on my way back.
(私訳)「彼は理解するでしょう。私は、家に帰る途中に、夕食を買って来ます」

 on my way back は、step by step のように、「副詞句」となるのですか?

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の on my way <back> の back は、元々「副詞」ですが、ここでは my way を修飾する「形容詞」として使われているのです。「帰宅の途中で」は、on my way <home> とも言います。なお、on my way back 全体で、「副詞句」となっています。


【質問 No. 25315】 類義の動詞のニュアンスの違いについて  ファインマン 2024-08-03 18:13:26
 いつも、お世話になっております、今回も、よろしくお願いします。

 diminish, decrease, reduce は、それぞれ「他動詞」で「減らす、減少させる」の意味がありますが、ニュアンスの違い、を教えて頂けないでしょうか。

 よろしくお願いします。(例文がなくてすみません。)


【回答】
 ご質問の、3つの動詞は、いずれも「~ を減らす」という意味で共通していますが、次のようなニュアンスの違いがあります。

1. Sales at this company <decreased> this month compared with those of last month. 「この会社の売り上げは、今月は、先月に比べて、減少した」
 → 「減少する」という意味では、最も一般的に使われる語で、反対語は increase 「増加する」です。

2. Her argument can be <reduced> to three points. 「彼女の論旨は、3点に、まとめられます」
 → 「縮小する」というのが原義で、「減少する」という意味でも使われます。

3. Unforeseen expenses <diminished> his savings. 「予期せぬ出費のために、彼の預金は、減少した」
 → 元々、「小さくなる」という意味の言葉で、この例文のような内容で、使われます。



【質問 No. 25314】 What it means that ... の文型と、what の品詞について ab 2024-08-03 16:17:00
 先ほどは、ご回答を、ありがとうございました。続けて質問を、失礼いたします。ある文の品詞と、文型について、お聞きしたいことがあります。

 What it <means>(→means is) that someone has changed their lifestyle.

1. この What の品詞は「疑問代名詞」でしょうか?

2. そして、この英文は、何文型に、分類されるのでしょうか? 例えば、What is this? などであれば、What は「補語」で、「第二文型」に分類されるとわかるのですが、上記の文の中では、What は、何の役割をしているのでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「それの意味することは、誰かが、ライフスタイルを変えた、ということです」ということで、what は「関係代名詞」で、文型は、[What it means](S) is(V) [that someone has changed their lifestyle](C). の要素から成る「第2文型」ということになります。つまり、「それが意味するところのもの」が主語で、原文に抜けていた is が述語動詞で、that 以下の「名詞節」が「補語」になっているのです。


【質問 No. 25313】 「強調」の 「as 原級 as ...」 について ab 2024-08-03 05:12:04
こんばんは。「as 原級 as ~」に関する質問があります。

 You can rent furniture for as few as ten days and see how it fits your needs.

 「as 原級 as ...」の形式で、二つ目の「従位接続詞」 as 以下が、前の述部の繰り返しの場合は、as 以下の動詞を省略して、主語だけにしてよいと、学んだのですが、上の文のような「強調」の as ... as でも、省略が起きています。この例文の、二つ目の as の品詞も、「従位接続詞」ですので、後ろに「S V」 がなくてはいけないと、思ったのですが、このような場合は、何が起こっているのでしょうか? as ... as possible も、as ... as (it is/was) possible のように、省略されていると、聞いたのですが、この例文も、できるだけ、冗長にならないよう、動詞だけが省略されたということでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「あなたは、家具類を、最短で10日間レンタルして、それが、あなたの必要に合っているか、を試すことができます」ということで、as ~ as ... の用法には、後ろの as の後に「節」が来る場合と、「句」が来る場合の、2つの場合があります。ご質問の場合は、as ~ as ... の ... の場所に ten days という「句」が来た場合なので、その後に「省略」は、ありません。as ~ as ... が、for ten days の ten days という「句」を強調しているだけなので、それが「独立」した「句」なので、その後に、省略するものはありません。


【質問 No. 25312】 類義の動詞のニュアンスの違いについて ファインマン 2024-08-02 16:12:26
 今回も、よろしくお願いします。

 動詞 ascribe, attribute, owe の3語は、後ろに同じ形を取り、意味も同じになりますが、ニュアンスの違いを教えて下さい。

1. ascribe [結果] to [原因]
2. attribute [結果] to [原因]
3. owe [結果] to [原因]

 上記の意味は、すべて、「[結果]は、[原因]のせい(お陰)と、みなす」と、同じになります。

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の動詞に例文をつけて、表示すると、以下のようになります。

1. He <ascribes> his poverty to bad luck. 「彼は、貧乏なのを、不運のせいにする」
 → 文語調の表現で、主に、書き言葉として、使われます。

2. He <attributed> his success to his teacher. 「彼は、成功したのは、先生のおかげ、と考えた」
 → これも、やや文語調で、書き言葉として、客観的に叙述するときに使います。

3. I <owe> my success to good luck. 「私が、成功したのは、幸運のおかげです」
 → これなら、会話でも使える言葉で、感謝の気持ちを含めた表現です。



【質問 No. 25311】 has going for it について tt 2024-08-02 13:02:45
 いつも、お世話になっております。

 MME is a new online music store that allows users to download music onto their devices at very competitive prices. But the price is not all this service has going for it. It has a range of other capabilities that make it different from other services.

 上記の英文の has going for it の it は、文頭の主語である MME を、指しているのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文のお意味は、「MME は、ユーザーが、非常に競争力のある(=安価な)価格で、音楽を自分のデバイスにダウンロードできる、新しいオンライン音楽ストアです。しかし、このサービスが提供するのは、価格だけではありません。他のサービスとは異なる、様々な可能性(=利点)を備えているのです」ということで、But the price is not all (that) this service has going for it とは、「しかし、ここのサービスが長所(=利点)としているのは、価格だけではない」ということで、it とは、漠然としてはいますが、このサービスをしている会社(MME)を指している、と見て良いと思います。


【質問 No. 25310】 ここに、the が使われる理由について やっすー 2024-08-02 12:36:03
 Speaking about the department’s budget challenges, Pahon said officials were trying to use creative ways to cross "the valley of death." This term is used to describe the complex approval process that new innovations must go through before they can be widely produced and deployed.

 上記の英文で、the complex approval process は、なぜ、the がつくのでしょうか。ご教授ください。なお、この英文の出典は、以下の通りです。
 (https://learningenglish.voanews.com/a/report-us-military-falling-behind-in-sea-drone-development/7602802.html)


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「ハホン氏は、所属の部局の予算通過に必要な課題について、職員が創造的な方法で、「死の谷」(と呼ばれる)予算審議を、(無事に)通過しようとしている、と述べました。この(死の谷という)言葉は、新しい改革が、広く実施され、展開される前に、通過する必要がある複雑な承認過程を表すために、用いられるのです」ということで、ご質問の the complex approval process に、何故、the が付くのか、と言いますと、定冠詞の the は「限定詞」と呼ばれるように、the complex approval process という言葉が、後ろの関係節によって、“限定(特定)”されるからなのです。He is <the> man [that invented this machine]. 「彼は、この機械を発明した(その)人物です」における the man の the は、that 以下の関係節によって“限定(特定)”されているので、必用な冠詞なのです。


【質問 No. 25309】 Precedent と、antecedent の違いについて やっすー 2024-08-02 12:07:43
 Precedent と、antecedent の違いは、何でしょうか。「名詞」の場合と、「形容詞」の場合の、どちらも教えてくれると、ありがたいです。

【回答】
 ご質問の precedent は「先例」、antecedent は「先行詞」と覚えておいてください。まず、これらの、2つの意味の違いが、基本的なもので、あまり使い道のない「形容詞」の用法まで、覚える必要はありません。


【質問 No. 25308】 副詞の前の前置詞 in here について ファインマン 2024-08-02 06:01:06
 いつも、お世話になります、今回も、よろしくお願いします。

 What's going on in here?

という英文を見かけたのですが、here は「副詞」で、前には前置詞を付けないと習ったのですが、実は、この英文以外にも、here の前に、in が付いたものを見たことがあります。一体、どういう訳で、in がついているのでしょうか?

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「ここで、何が起こっているのか?」ということですが、この場合の here は、「ここに、ここで」という意味の「副詞」ではなく、「狭い場所」を指して「ここ」(this place)という意味の「名詞」なので、前置詞がつくのです。It's cold <in here>. 「(部屋などで、) ここはさまうね!」、I am <out> here. 「(中にいる人に)ここにいるよ」、It's raining <over here>. 「(遠くにいる人に)こちらでは、雨が降っています」などのように、使われます。


【質問 No. 25307】 「なぜ、omelette は、日本語でオムレツとなるか?」(関連) ヨッシー 2024-08-02 05:48:30
 お世話になります。「質問 No. 25283」の「なぜ、omelette は、オムレツとなるか?」という、他の方の質問に関連して、一言。これは、卒業論文の役には立たないでしょうが、こんなことを考えました。

 以前(「No.15882」)で、paw を「パウ」と発音するTV番組について、先生から、「日本の小学校でのローマ字教育のために、“綴り字発音”が横行している」というお話を頂きました。

 ローマ字読みの例ですが、最近「アド・フラウド」と新聞にあったので、「アド・クラウド」の間違いか、と思い調べたところ、ad fraud 「(ネットにおける)広告詐欺」のことでした。Fraud 「フロード」は、まだ、お目見え間がないのですから、メディアには、いまからでも、「フロード」と改めて欲しいものだと思います。

 ローマ字読みではない例もあります。空港で働く人のことをグランド・スタッフといっていますが、これは ground staff ですから、正しくは「グラウンド・スタッフ」でしょう。英語のできる人の集まっている JAL や、NAA などの HP にも、「グランド」となっており、これは、嘗ての日本人が、現在ほどは、英語が上手ではなかった時代からの習慣なのでしょうか。そうだとすれば、いまさら修正は難しいかも知れません。

 数年前に次の報道がありました。「A選手は、今後、チームに帯同する予定です」 これは日本語として、明らかにおかしいのですが、(私の知る限りの)各メディアは、全て同じ文言でした。なぜ、このようなことが起きるのか。
それは、ニュース・ソース(某体育協会)が、そのようにプレス・リリースしたからに相違ありません。(政府の発表を鵜呑みにして、垂れ流すメディアの姿勢そのもの?)

 相似例を挙げます。市販薬を大量に摂取することの健康被害を over dose といいますが、これも各メディア全て 「オーバー・ドーズ」と報道しています。日本語では、語尾はあまり強く発話されませんから、bag が「バック」、news が「ニュース」となるのは、やむをえないかも知れません。しかし、ドースを、わざわざドーズとするのは、なぜか? これも某体育協会と同じで、某政府機関(明らかに、厚生労働省と思われますが)のリリースを、そのまま垂れ流した結果ではないでしょうか。(回答欄に続く)




【回答】
 音声を文字化するのは困難で、外国語の音声を文字化するのは、より困難であることは、理解しているつもりですが、もう少し思慮深くあって欲しい、と思うのは私だけでしょうか。こんなところからも、日本人の英語下手は、直していった方がいいのではないか、と愚考いたしました。
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[回答] 「ローマ字読み」という、この問題は、ご指摘のように、今後も、続いていくものと、思われます。それに、輪をかけるように、日本のテレビなどでも有名なアメリカ人でさえ、間違いと知りながら、award [アオード」を、「アワード」と言っている状況ですから、中々直りそうもありません。

 今回は、ヨッシーさんから、色々な貴重な礼をいただきましたが、front [フラント]を「フロント」としてきた例なども含めて、英単語の「日本語化」が進んでいるわけで、この癖がつくと、正しい英語の発音が学べなくなる恐れがあります。若い頃、プロレスを見ていて、実況アナウンサーが、「背骨折り」の技を、「バックブリーカー」と連呼していたのを思い出しますが、これも、正しくは、「バックブレーカー」なのです。「綴り字発音」という現象の一つです。

 このような、間違った発音を普及させていくと、日本人の英語は、分かりにくいという問題に発展しかねません。それでなくても、英文解釈はできるのに、英会話は苦手、という人が、結構多いのが、日本の現状なのです。これも、音声を重視した、つまり、話すことを重視した、英語教育に、転換していかなければ、日本人特有の英語恐怖心が、続くことになります。テレビ番組に、Why did you come to Japan? というのがありますが、この表現そのものが、外国人に対して、失礼になるものですが、これを見ていると、世界中から来る外国人のほとんどの人が、流暢な英語を話していることに、気付かされます。このように、国際化が進む中で、国際語の重要な一つである英語が、今後も、益々重要になる中で、日本の英語教育が、喫緊の課題の一つであることは、間違いありません。なんとか、この現状を、打破していかなくてはなりません。



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