Language Service Associates Present

キーワード
19215 件が登録されています。 [571-580] を表示

【質問 No. 25193】 歌詞の意味について(追加質問) ab 2024-07-14 05:03:31
 いつも、ありがとうございます。前回、引用した歌詞の量だけでは、情報量が少なかったことを、お詫びいたします。今回は、一連にして、引用させていただきます。この文での back の用法は、何でしょうか? 後に来る dark, darkest で「韻律」を取るために、おかれたものでしょうか。それとも、直後の Where と、何か、関連があるのでしょうか。

[歌詞引用]
There's no use trying to understand you
You haven't found me back
Where you first found me in the dark
In the darkest day

 話は変わりますが、以前ネイティブの方に、洋楽の、文法的によくわからない歌詞について、質問をしたことがあるのですが、その時に帰ってきた答えが、「ネイティブでも、前後関係や、全体的なテーマが曖昧な歌詞などでは、文法などから、いくつかの意味を推測することはできるが、作者の真意を知ることは、難しい場合もある。特に、断片的で、文としては不完全な歌詞なんかでは、単語やフレーズが持つイメージを、感じて理解するしかない」 と言われて、びっくりしました。私はてっきり、生まれた時から、英語を聞いてきた彼らなら、歌詞がたとえ不明瞭であったとしても、聞けばすぐに意味を、論理的に理解し、解釈できるのか、と思っていました。


【回答】
 再度のご質問、ありがとうございます。英文解釈は、前後関係に依存するので、単語だけ、句だけでは、全体の中での、意味をとることは、難しいことは、ネーティブの方がおっしゃった通りです。私も、最近の歌唱を、テレビなどで字幕を追っていて、感じるのは、全体的に分かりやすいものもありますが、ほとんど、作詞家が気に入った語句を、適当に並べただけの歌詞も多く、感情の赴(おもむ)くままに、語句を並べたものが、多いように、感じています。日本語でも、こういう状態ですから、外国語となれば、なおさらのことなのです。

 そこで、今回のご質問ですが、4行にわたる「一連」の歌詞をいただきましたので、大分、内容が見えてきました。大体、次のような意味と、感じます。

There's no use trying to understand you 「あなたを理解しようとすることは、無益なのだ」
You haven't found me back 「あなたは、私を、再び、見出してくれていない」
Where you first found me in the dark 「あなたが、最初に、私を、暗闇の中で、見つけてくれた場所だが」
In the darkest day 「あの、真っ暗な日のことだったね」



【質問 No. 25192】 英作文の添削依頼 zoro 2024-07-13 18:26:14
 先生、ご回答、ありがとうございました。本日も、時事問題を拾って来て、英訳をしました。添削を、お願い致します。

1. 「政府は、定額減税により、国民に、手取りの増加を実感してもらい、デフレ脱却を狙っている」
 The government <introduces>(→has introduced) <Flat-amount cut>(→a flat-amount tax-cut) system <and aims>(→ , aiming) to overcome deflation by letting people realize the increase <of>(→in) their net income.

2. 「納税者側のメリットは、税負担が軽減されることである」
 The merit <of>(→for) <tax payers>(→taxpayers) is that the burden of paying taxes is to be lessened.

3. 「国(政府)が、企業に対して、労働者の賃上げを呼びかけ、実際に、それに呼応する動きは、出てきているとはいえ、昨今の物価高騰によって、多くの国民の生活が、圧迫されている状況は、変わっていない」
 <The>(→Although the) government <advocates>(→is advocating) the increase of <salaries>(income) for people, <and>(→and indeed) there are some companies that <respond>(→are responding to) the measure, <but>(→yet) the situation <to place>(→that places) a financial burden on people has not <changed>(→been changed) <by>(→owing to) the recent inflation.

4. 「このような状況下で、所得税・住民税が減税されることは、家計の助けとなる」
 Under <this>(→these) circumstances, decreasing income tax and resident tax is budget-<friendly>(→to many families).

 以上、よろしく、お願い致します。


【回答】
 大分、難しい内容の英作文になりましたね。zoro さんの語彙の豊富さには、驚嘆させられます。しかし、まだ、基本的な冠詞や、構文の作り方が、イマイチというところにあります。

 ところで、前回お話しした、英文解釈にも、英作文にも、非常に役立つ方法として、英字新聞などの「社説」を切り取ってきて、それを何度も読み返すことで、英文の構成法と、語彙の選び方が、身につくことを、お薦めしましたが、その方は、どうなっていますか? 私自身、その方法で、英語が格段と、高級なものになったように、感じました。社説は、海外の新聞が手に入れば、それに越したことはないのですが、CNN などの「社説」は、簡単に取り出すことができます。日本の、例えば、読売新聞や、毎日、朝日などにも、英語版があるので、ウエブで検索して、毎日とは言いませんので、一週間に一度でも、切り取って、読解力や、英作文に、役立ててください。



【質問 No. 25191】 There is , There are の使い方について M.T. 2024-07-13 15:29:41
 先生、こんにちは。質問させてくださいませ。

 英検三級の二次試験予想問題をみていたところ、イラストを見て質問に答える問題で、

 “Look at the picture. How many people are there?” という質問に対して、模範解答が、
 “There are two people.” とされていました。

 この模範解答は、ネイティブスピーカーにとって、自然な返答なのでしょうか? また、もし、この解答が、自然な場合、この “There are ~ ” は、 Locative there, Existential there の、どちらに分類されるものなのでしょうか? 

 どうぞ、よろしく、お願いいたします。



【回答】
 先ず、一つ目の質問ですが、How many people are there (in the picture)? と聞かれた場合、ネイティブ・スピーカーは、Two. とだけ答えるのが自然です。おうむがえしに、There are two people. と答えるのは、日本の中学生くらいだと、思われます。なお、There is/are ~ は、「存在文」なので、there は、Existential 'there' となります。


【質問 No. 25190】 文が読み取れません! けい 2024-07-13 12:27:47
 こんにちは。

 Yet it was only when the shackles of dictatorship were removed that an investment-led boom would improve overall living <standard>(→standards).

 上記の英文の、主語、動詞、和訳、がわかりません。よろしく、お願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「投資主導のブームが、全般的な生活水準を改善するのは、独裁政権の束縛が、取り除かれた時のみである」ということで、最初の it は「仮主語」で、that 以下の節が「真主語」となる構文で出来た英文なのです。例えば、<It> is the dictator <that> is wrong. と言えば、「間違っているのは、独裁者なのだ」という意味になりますが、この英文と同じ構文(強調構文)が使われているのです。


【質問 No. 25189】 would rather A than B について よしこ 2024-07-13 10:56:00
 いつも、ありがとうございます。

 参考書の would rather A than B の説明のところに、同じ意味をもつものとして、would sooner A than B と、would as soon A as B があげられていました。例文として、以下の2つの例が、挙げられていました。

1. I would sooner kill myself than give anything to her.
 「彼女に、何かを、与えるくらいなら、死んだ方がましだ」
2. I would as soon go as stay here.
 「私は、ここにいるより、出かけたい」

 質問ですが、2. の文章は、「私は、出かけても、ここにいても、どちらでもいい」と解釈できるように思うのですが、would rather A than B の構文は、1. と 2. と同じ意味を持つのでしょうか?

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の「~ するくらいなら、... した方がいい」と同じ意味を表す表現には、以下の4種類のパターンが、存在しま
す。勿論、微妙なニュアンスの違いは、ありますが、ほぼ同じような意味を表します。

1. would rather A than B → I would rather die than give in. 「降参するより、自殺した方が良い」
2. would sooner A than B → I would sooner die than give in.
3. would as soon A as B → I would as soon die as give in.
4. would A before A → I would die before I would give in.



【質問 No. 25188】 「疑問詞+to不定詞」について a student 2024-07-13 05:20:45
 お願いします。

 I don't know what to do.

 この文の what to do は、what I should do の意味だと思ってきたのですが、形態的には what I am to do から、I am が省略されたようにも思えます。 この what to do は、本来は、どのような形なのですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私は、何をするべきか、わかりません」ということで、不定詞 to do の前に、do の「目的語」としての what が付いたもので、what (I am) to do の I am が省略された、とする見方があります。この質問は、「質問 No. 25182」の、I don't know who to run from について、でも、回答しておりますので、ご覧になってください。


【質問 No. 25187】 歌詞の意味について ab 2024-07-13 05:07:08
こんばんは。洋楽の歌詞に関して、質問があります。この歌詞の中で使われている、 back の意味は、何でしょうか? 繋がりがあるかもしれないので、その次の一節も引用しておきます。

 You haven't found me back / Where you first found me in the dark


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「あなたは、私を、再び、見つけていません。初めに、暗闇の中で、私を見つけたのに」といったことかもしれませんが、前後がないので、正しい解釈ができません。せめて、one stanza を、送ってください。


【質問 No. 25183】 英文は、どこまで読むべきか? ラクダイラクダ 2024-07-12 18:22:59
 英文は、どこまで、読む必要があるのでしょうか?

 例えば、受験用の参考書では、よく「文型」が全文に振られていることがありますが、それと全く同じように、考えながら、ないしは、実際に文型をふりながら読む必要があるのか。または、単に読んで、意味が取れるようなら、特別、文型をふる(考える)必要はないのか? 修飾の関係にしても、どこまで考える必要があるのかわかりません。この塊がここを修飾していて、もしくは、修飾されていて、などなど、考える必要があるのか?

 結局のところ、どちらにしても、前から読んで、意味がとれるようなら、特別、それ以上、考える必要はなく、全く意味がとれない時に、初めて、それらを考えるものなのでしょうか?

 受験参考書から発展して(?)、より実践的な、(いわゆる受験英語ではなく、一般的な英語という意味では)、参考書では、文型、修飾関係等、細かく記載されることは、全くと言って良いほど、無いように感じます。文型、修飾関係は、どの文においても、常々考えていた方がいいのでしょうか? 変に神経質になって、最近では、英文を読むのが、中途半端になってしまっています。


【回答】
 ご質問は、現在、日本で行われている英語の学習について、英文法の学習と、英文読解を、ごっちゃにして行われている現状について、嘆いておられるように、感じます。

 まず、最初に考えるべきことは、日本語でも、英語でも、ネーティブスピーカーは、文の構造や、文法などは、考えずに、子供の時から、大人の言葉を聞きながら育ち、自然に、自分の母語と言われる言語を、マスターしていくものです。しかし、これが、一旦、外国語となると、その言葉を聞きながら、自然に“身につけていく”ということは、不可能なのです。従って、英語の勉強も、主語とか、動詞とか、目的語といった文の構成要素を学ぶことから、始めざるを得ない状況に置かれているのです。特に、受験勉強の一環としての英語の勉強は、短時間の間に、かなりの数の単語を覚え、それをどう組み合わせるのが正しいかを学ぶ、「英文法」が必要になります。文法の基本は、文を構成する「文型」を学び、冠詞や、不定詞や、分詞、動名詞といった、機能語について、学ぶ必要があるのです。
 しかし、ある一定の勉強が終わった時点からは、実際の英文を使った物語や、小説といった、中身が物を言う英文読解に進むことが必要になります。そこまで来た暁には、もはや文法を忘れて、物語の内容を追う形で、英文を読み進む必要があるのですが、一般の学生にとっては、そこまでやれる時間や雰囲気がありません。絶えず、受験を前にして、この文の文型は何文型で、この語は、どれを修飾しているのか、この関係代名詞の先行詞は何か、この分詞構文の用法は、・・・という風に、文の構造にばかり気を取られて、楽しいはずの英語の勉強も、とても辛いものとなってしまうのです。斯くして、英語が苦手な学生と、得意な学生との、二分化が起こることになります。
 結論として言えることは、初心に帰って、英文法をしっかり学んで、英文解釈や、英作文の力を、身につけることに、専念しすることだろう、と私は、思っています。何事も、夢中になってやっていると、自然に、実力がついてくるものです。諦めずに、頑張ってください。



【質問 No. 25182】 従属節内の構造について 2024-07-12 15:06:03
 I don’t know who to run from.

 この文章の訳は、「誰から逃げたら良いか、私は知らない」だと思うのですが、手持ちの参考書では、これに該当する説明が載ってないので、この文章の、who to 以降の文法的解釈に困っています。従属節は、おそらく「名詞節」を作るところまでは、分かるのですが、節の内側である who to run from の、上手い文法的説明が、わかりません。「疑問詞+to」というのは、何という文法用語で表されるのでしょうか? また、調べた限りの「疑問詞(who) + to」の訳は、「誰と/誰を ~ したらいいか」と書かれているものが多く、「誰から」という前置詞の目的語になるような、(例えば、Run from a monster の a monster に、who が当てはまるような)訳が参考書には見当たらないので、参考書の訳通りに言うなら、「私は、誰と逃げたら良いか、分からない」という訳にはならない理由が、わからなくて困っています。

 ご教示を、お願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私は、誰から、逃げるべきか、わかりません」ということで、その意味の通りに、who to run from を書き換えてみると、who (I am) to run from となり、from の正体を明らかにするには、from whom I am to run 「私は、誰から、逃げるべきか」ということになります。be to ~ には、「予定、可能性、義務」などの意味があり、ここでは、be to は、should と考えるべきでしょう。I don't know <how to answer your question. と言えば、「私は、あなたの質問に、どのように、答えるべきか、わかりません」という例文が、参考になると思います。


【質問 No. 25181】 be about to について Mommy57 2024-07-12 13:26:21
 お母さんが、'Dinner's ready!' と呼ぶと、子供は、'I'm coming!' と返事をします。

 ところで、「まさに、~ しているところ」 という意味の be about to ~ を使って、’I'm about to come.’と言うと、何かおかしい気がします。その理由を、論理的に説明できません。このように言えるのかどうか、また、言わない場合は、なぜなのか、教えてください。


【回答】
 日常の会話には、大体、“決まり文句”というものがあります。Dinner's ready! に対する、I'm coming. または、Coming. というやり取りは、それ以外の言い方を、許さない、一種の「慣用表現」なのです。

 一方、「これから、まさに、~ するところ」という意味を表す be about to ~ という表現は、He was just about to go out when I arrived. 「彼は、私が、着いた時、まさに出かけるところでした」といった場面での、通常の表現です。ですから、これを、Dinner's ready! という母親からの呼びかけに対して、I'm about to come. という表現は、あまりにも形式張っていて、このような場面には、そぐわない、ということです。

 我々外国人が、英語で、話す言葉は、往々にして、形式ばった、硬い表現となりがちで、私も、渡米直後の頃は、You speak perfect English. Your English is better than mine. などと言われた時には、Oh, thank you for your compliment. などと、本気で、褒められたと感じたものでした。後になって考えると、当時の英語は、固苦しい、文語調だったわけで、ネイティブは、それを褒めることで、受け入れてくれていたのです。



前の 10 件    次の 10 件