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【質問 No. 25320】 英文解釈について よしこ 2024-08-04 13:04:17
 いつも、ありがとうございます。

 下記の英文について、質問があります。

 Both nonverbal communication and speech are learned naturally and so early <and>(→as) breathing, which they are, in a sense.

 この文の、which they are の they は、nonverbal communication and speech だと思いますが、「, which they are」 を、挿入しなくても、意味が通じるような気がします。この一節の役割を教えてください。

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文は、原典に忠実に書き写されたものではなく、欠落している部分があるため、解釈不能となっております。正しい原文は、以下の通りです。

 Both nonverbal communication and speech are learned naturally and so early and so well that we tend to consider them as natural as seeing and breathing, which they are, in a sense.

 これが正しい原文ですが、その意味は、「非言語的コミュニケーションと、話し言葉とは、自然に、しかも上手に学習されるので、これら2つの行為は、言うならば、ある意味で、見ることや、息をすることと同じように、自然なものと考えるのが、当然です」ということで、which they are とは、「まさに、その通りであるのだが」という風に、非言語的コミュニケーションと話し言葉は、まさにその通りであるのだが、と念を押しているのです。“念を押す”必要はないだろう、と言われれば、それまでのことですが、英文では、そのように、念を押しているのです。





【質問 No. 25319】 時制について パロット 2024-08-04 10:33:46
 木村先生、いつも、お世話になっております。

 Our dog (    ) for many years, but in the end she came back.
 A. has missed  B. was missing  C. missed

 上記の問題で、答えは B. でした。私は、for many years と、あったので、現在完了時制の問題かと考え、安易に A. を選んでしまいましたが、過去の文でも、for many years が来ても、問題はないのでしょうか?

 もう一つ、お伺いしたいことがあります。今回の問題にはないのですが、選択肢に、仮に 「has been missing」 とあった場合には、それは「正解」になり得るのでしょうか?

 どうか、宜しくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「うちの犬は、何年もの間、行方不明になっていましたが、ついに、帰ってきました」ということを意図したもので、3つの選択肢から選ぶとすれば、B. was missing 「行方不明になっていた」が、最適となります。A. の has missed は、「今でも行方不明になっている」というニュアンスがあるので、正解にはなりません。また、C. の missed という「過去形」は、「行方不明になった」という過去の出来事を述べる方法で、for many years という「期間」を表す言葉(副詞句)との整合性がありません。


【質問 No. 25318】 解釈できない英文について a student 2024-08-04 06:22:14
 お願いします。

 On Saturday, Njoki Chege was spitting fire and brimstone advising Kenyans on why they should not take pastors seriously. In her article “And you ask why I told you not to not listen to pastors!” Chege was all out disdaining the men of the cloth. Her beef was that a lady was assaulted by her husband but stayed in the marriage on her pastor’s advice.

 上の英文の二行目から三行目にある “And you ask why I told you not to not listen to pastors!”の I told you not to not listen to pastors は I told you to listen to pastors と同じことを言っているのですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「土曜日には、ニョキ・チェギさんは、ケニヤ人に向かって、牧師たちの言うことを、真面目に聞いてはいけない、と忠告するのだった。彼女の記事には、『それでも、あなた方は、私が何故、牧師たちの言うことを聞くな、と言っているか、と尋ねるのです』と、書いています。チェギさんは、布を身に纏(まと)った男たち(=牧師たち)を、全面的に、軽蔑しているのでした。彼女の話によると、ある女性は、今の夫に襲われて、結婚したが、彼女の牧師の言う通り、今も結婚を続けている、ということです」 ということで、ご質問の箇所は、And you ask why I told you not to <not>(→削除) listen to pastors! のように、not が余分に入っているものと、考えられます。ですから、「二重否定=肯定」になるのではなく、ここでは、単純なプリントミスと思われます。


【質問 No. 25316】 on my way back について zoro 2024-08-04 05:51:45
 先生、ご回答、ありがとうございました。リスニングの問題から、質問があります。

 He'll understand. And I'll pick up some dinner for us on my way back.
(私訳)「彼は理解するでしょう。私は、家に帰る途中に、夕食を買って来ます」

 on my way back は、step by step のように、「副詞句」となるのですか?

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の on my way <back> の back は、元々「副詞」ですが、ここでは my way を修飾する「形容詞」として使われているのです。「帰宅の途中で」は、on my way <home> とも言います。なお、on my way back 全体で、「副詞句」となっています。


【質問 No. 25315】 類義の動詞のニュアンスの違いについて  ファインマン 2024-08-03 18:13:26
 いつも、お世話になっております、今回も、よろしくお願いします。

 diminish, decrease, reduce は、それぞれ「他動詞」で「減らす、減少させる」の意味がありますが、ニュアンスの違い、を教えて頂けないでしょうか。

 よろしくお願いします。(例文がなくてすみません。)


【回答】
 ご質問の、3つの動詞は、いずれも「~ を減らす」という意味で共通していますが、次のようなニュアンスの違いがあります。

1. Sales at this company <decreased> this month compared with those of last month. 「この会社の売り上げは、今月は、先月に比べて、減少した」
 → 「減少する」という意味では、最も一般的に使われる語で、反対語は increase 「増加する」です。

2. Her argument can be <reduced> to three points. 「彼女の論旨は、3点に、まとめられます」
 → 「縮小する」というのが原義で、「減少する」という意味でも使われます。

3. Unforeseen expenses <diminished> his savings. 「予期せぬ出費のために、彼の預金は、減少した」
 → 元々、「小さくなる」という意味の言葉で、この例文のような内容で、使われます。



【質問 No. 25314】 What it means that ... の文型と、what の品詞について ab 2024-08-03 16:17:00
 先ほどは、ご回答を、ありがとうございました。続けて質問を、失礼いたします。ある文の品詞と、文型について、お聞きしたいことがあります。

 What it <means>(→means is) that someone has changed their lifestyle.

1. この What の品詞は「疑問代名詞」でしょうか?

2. そして、この英文は、何文型に、分類されるのでしょうか? 例えば、What is this? などであれば、What は「補語」で、「第二文型」に分類されるとわかるのですが、上記の文の中では、What は、何の役割をしているのでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「それの意味することは、誰かが、ライフスタイルを変えた、ということです」ということで、what は「関係代名詞」で、文型は、[What it means](S) is(V) [that someone has changed their lifestyle](C). の要素から成る「第2文型」ということになります。つまり、「それが意味するところのもの」が主語で、原文に抜けていた is が述語動詞で、that 以下の「名詞節」が「補語」になっているのです。


【質問 No. 25313】 「強調」の 「as 原級 as ...」 について ab 2024-08-03 05:12:04
こんばんは。「as 原級 as ~」に関する質問があります。

 You can rent furniture for as few as ten days and see how it fits your needs.

 「as 原級 as ...」の形式で、二つ目の「従位接続詞」 as 以下が、前の述部の繰り返しの場合は、as 以下の動詞を省略して、主語だけにしてよいと、学んだのですが、上の文のような「強調」の as ... as でも、省略が起きています。この例文の、二つ目の as の品詞も、「従位接続詞」ですので、後ろに「S V」 がなくてはいけないと、思ったのですが、このような場合は、何が起こっているのでしょうか? as ... as possible も、as ... as (it is/was) possible のように、省略されていると、聞いたのですが、この例文も、できるだけ、冗長にならないよう、動詞だけが省略されたということでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「あなたは、家具類を、最短で10日間レンタルして、それが、あなたの必要に合っているか、を試すことができます」ということで、as ~ as ... の用法には、後ろの as の後に「節」が来る場合と、「句」が来る場合の、2つの場合があります。ご質問の場合は、as ~ as ... の ... の場所に ten days という「句」が来た場合なので、その後に「省略」は、ありません。as ~ as ... が、for ten days の ten days という「句」を強調しているだけなので、それが「独立」した「句」なので、その後に、省略するものはありません。


【質問 No. 25312】 類義の動詞のニュアンスの違いについて ファインマン 2024-08-02 16:12:26
 今回も、よろしくお願いします。

 動詞 ascribe, attribute, owe の3語は、後ろに同じ形を取り、意味も同じになりますが、ニュアンスの違いを教えて下さい。

1. ascribe [結果] to [原因]
2. attribute [結果] to [原因]
3. owe [結果] to [原因]

 上記の意味は、すべて、「[結果]は、[原因]のせい(お陰)と、みなす」と、同じになります。

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の動詞に例文をつけて、表示すると、以下のようになります。

1. He <ascribes> his poverty to bad luck. 「彼は、貧乏なのを、不運のせいにする」
 → 文語調の表現で、主に、書き言葉として、使われます。

2. He <attributed> his success to his teacher. 「彼は、成功したのは、先生のおかげ、と考えた」
 → これも、やや文語調で、書き言葉として、客観的に叙述するときに使います。

3. I <owe> my success to good luck. 「私が、成功したのは、幸運のおかげです」
 → これなら、会話でも使える言葉で、感謝の気持ちを含めた表現です。



【質問 No. 25311】 has going for it について tt 2024-08-02 13:02:45
 いつも、お世話になっております。

 MME is a new online music store that allows users to download music onto their devices at very competitive prices. But the price is not all this service has going for it. It has a range of other capabilities that make it different from other services.

 上記の英文の has going for it の it は、文頭の主語である MME を、指しているのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文のお意味は、「MME は、ユーザーが、非常に競争力のある(=安価な)価格で、音楽を自分のデバイスにダウンロードできる、新しいオンライン音楽ストアです。しかし、このサービスが提供するのは、価格だけではありません。他のサービスとは異なる、様々な可能性(=利点)を備えているのです」ということで、But the price is not all (that) this service has going for it とは、「しかし、ここのサービスが長所(=利点)としているのは、価格だけではない」ということで、it とは、漠然としてはいますが、このサービスをしている会社(MME)を指している、と見て良いと思います。


【質問 No. 25310】 ここに、the が使われる理由について やっすー 2024-08-02 12:36:03
 Speaking about the department’s budget challenges, Pahon said officials were trying to use creative ways to cross "the valley of death." This term is used to describe the complex approval process that new innovations must go through before they can be widely produced and deployed.

 上記の英文で、the complex approval process は、なぜ、the がつくのでしょうか。ご教授ください。なお、この英文の出典は、以下の通りです。
 (https://learningenglish.voanews.com/a/report-us-military-falling-behind-in-sea-drone-development/7602802.html)


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「ハホン氏は、所属の部局の予算通過に必要な課題について、職員が創造的な方法で、「死の谷」(と呼ばれる)予算審議を、(無事に)通過しようとしている、と述べました。この(死の谷という)言葉は、新しい改革が、広く実施され、展開される前に、通過する必要がある複雑な承認過程を表すために、用いられるのです」ということで、ご質問の the complex approval process に、何故、the が付くのか、と言いますと、定冠詞の the は「限定詞」と呼ばれるように、the complex approval process という言葉が、後ろの関係節によって、“限定(特定)”されるからなのです。He is <the> man [that invented this machine]. 「彼は、この機械を発明した(その)人物です」における the man の the は、that 以下の関係節によって“限定(特定)”されているので、必用な冠詞なのです。


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