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【質問 No. 25703】 関係代名詞の起源について ムラマツ 2024-10-08 10:04:16
 あるテキストで、関係代名詞について、次のように説明していました。

 「関係代名詞は、『普通の文』を、『名詞を説明する説明文』に変えるために使う言葉である」

 さらに、「an employee of the company (   ) I put my confidence in」という英語で、関係代名詞を、(   ) とすると、「I put my confidence in」が説明している単語は「an employee」と「the company」の2通りあるので、関係代名詞も「which」と「who, whom」を使うと説明が続きます。

 関係代名詞の用法や意味は、理解できているつもりですが、関係代名詞を、なぜ、、「which」や「who」のような、、「疑問詞」でも使える単語にしたのでしょうか。

 テキストでも (   ) と例えられているので、別の単語でもよかったのではないかと思いました。今では、この単語で慣れているので、文中に登場しても、なんとも思わないのですが、習った当初は、疑問詞なのに、別の使い方もして、ややこしいな、と思ったことがあります。


【回答】
 人間が言葉を使って会話をするようになる前は、名詞や、動詞を、単独で、放っていたのではないか、と思われます。それを体験できるのは、赤ちゃんが言葉を覚えている過程を考えると、わかります。最初は、名詞や、動詞を、口にしているますが、やがて、名詞と動詞を組み合わせた「文」の形にすることを覚えます。そうして覚えたものが、主語と動詞を備えた正式の「文」Sentence になるわけです。

 最初のうちは、子供の言葉の中に、関係代名詞が使われることは、ほとんどありませんが、やがて、2つの文を、一つの文として、繋ぐことで、複雑な意味を伝えることができることに気づきます。それが、and や、but といった「等位接続詞」などですが、やがて、if や、when といった「重位接続詞」を使うようになり、最後に、2つの文を、関係代名詞を使って、組み合わせることを学ぶのです。これは、かなり長い時間がかかることと思われます。いずれにしても、関係代名詞を使った文を作るようになった時に、最初に思い出すのが、人を受ける関係代名詞には、who を使い、物を受ける関係代名詞には、which を使うことなどを覚えるのです。それは、元々、人類が、先行詞に最も相応しい代名詞として、人には who を、物には which という風に、使い始めたことによるので、なぜそうなのか、については、答えることが難しいです。そのように、なっていった、としか言いようがありません。

 言葉というものは、このようにして出来上がるものだ、という風に、理解してください。語順なども、民族によって、異なりますが、世界には 「S V O 型」の文と、「S O V 型」の文と、「V S O 型」の文がありますが、英米人は、前者の文型で、日本人は、後者の文型という風に、世界の言語は、分かれています。これらも、自然発生した物で、理屈はないと思います。



【質問 No. 25702】 分詞構文の用法について ムラマツ 2024-10-08 09:32:02
 英文内に出てくる分詞構文が「文修飾」なのか、「動詞修飾」なのかの判別が、わかりません。

1. There being a curve in the road, you cannot see her house from here.

 上記の英文が登場するテキストでは、「There being a curve in the road,」が文修飾の分詞構文(理由を表している)として解説されています。意味は「道が曲がっているので、ここから彼女の家は見えない」です。

2. Having been studying since school finished, she didn't answer the telephone.

 上記の英文も、前の英文と同じテキストで、「Having been studying since school finished,」が「動詞修飾」の分詞構文(理由を表している)と説明されています。意味は「彼女は、学校が終わってから、ずっと勉強していたので、電話にでなかった」です。

 上記の2文とも、「理由」を表していることはわかりますが、1文目が「文」を修飾して、2文目が「動詞」(didn't answer)を修飾しているという区別がつきません。私には、両方とも「動詞修飾」にしか見えないのです。1文目は「見えない理由」を、2文目は「出なかった理由」が書いてあるように見えます。

 文修飾と、動詞修飾を文法的、意味的に判断する方法を、教えていただきたいです。

※補足: 同書内の例文では、独立分詞構文の場合は「文修飾」、通常の分詞構文の場合は「動詞修飾」の傾向があります、とありますが、関係あるのでしょうか。


【回答】
 通常、分詞構文は、「副詞節」の働きをする「従属節」なので、主節全体の、特に、動詞を、修飾していると考えるのが、一般的です。ご質問の 1. も、2. も、同じ働きをしているので、動詞修飾か、文修飾か、は関係ありません。また、分ける必要もありません。


【質問 No. 25701】 「閉まるな!」を、英語でどう言うか? a student 2024-10-08 09:09:05
 お願いします。

 映画「インディ・ジョーンズ(レイダース/失われたアーク)」を観ていて、疑問に思ったことを質問します。逃げようとしている時、前方の出口のドアが閉まり始める場面があります。脱出できないと、囚われの身になってしまいます。こういう時、ドアに向かって"Don't close!"と言えますか? 「閉まるな!」と言いたい場合、英語ではどう言うのかとふと思いました。


【回答】
 「閉まるな」と言う時、誰に向かって言うかによって、言い方は変わると思います。Hey, don't close the door on me. 「おい、ドアを閉めることを、やめてくれ」とは、相手に向かって言う場合で、ドアそのものにむかって、「ドアよ、閉まるな」と言う場合は、Don't close! とだけ言うと思います。


【質問 No. 25700】 比較級の英文和訳について nod 2024-10-08 09:01:51
 ご教示を、頂きありがとうございます。

 以下の英文は、下のサイト(ニクソン大統領の退陣演説)の9段落7行目にある英文です。

 No man or no woman came into this Administration and left it with more of this world's goods than when he came in.

 この英文の和訳が分かりません。どうか、ご教示頂きたく存じます。

 (https://www.historyplace.com/speeches/nixon-farewell.htm)


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「男にしても、女にしても、この政権に入ってきて、立ち去る時に、入ってきた時よりも、この世の品物を、より多く持ち出した者は、一人もいません」ということで、この政権を支えてくれたスタッフたちは、誰一人、入ってきた時よりも、多くの物を持ち出した者は、一人もいませんでした、ということのようです。皆、清廉潔白な人たちでした、ということでしょう。


【質問 No. 25699】 as ~ as の意味について しゅうた 2024-10-07 13:41:07
 お世話になります。

 Many sweets also appear on the list, such as the American classic peanut butter and jelly sandwich, or "PB & J" as it’s affectionately known <as>(→削除).

 この文における as は、比較なのか、なにを表しているのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「リストには、例えば、アメリカの古典的なピーナッツとゼリーサンドウィッチ、即ち、親しみを込めて、“PB & J”として知られているような、多くのスイーツも載っています」ということで、as it's affectionately known とは、「親しみを込めて知られているような ~」という意味で、この as は、as you know 「ご存知のように」などにおける as と同じもので、「擬似関係代名詞」などと呼ばれています。なお、最後の as は、何かの弾みで、つけられたもので、as it is known などの熟語には、無関係なので、削除してください。


【質問 No. 25697】 through which について Pixy 2024-10-06 16:21:23
 お世話になります。

 The series of changes through which this completion is effected is one of marvellous complexity.

 上記の文の構造が分かりません。どうかご指導、宜しくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「この完成に影響を与える一連の変化は、驚くべき複雑さのものです」ということで、through which とは、「それを通じて(この完成が影響を受けた、その完成)」という意味で、This is the narrow road <through which> you can get to your destination. 「これが、あなたが目的地に達することができる狭い道です」の例に見られるように、which の先行詞は、the narrow road で、through which で、「その道路を通って」という意味の関係代名詞なのです。文章全体の構造は、[The series of changes through which this completion is effected](S) is(V) [one of marvelous complexity](C). という3つの要素からなる「第2文型」となります。


【質問 No. 25696】 「as a British woman married to an American man」の「married」について ムラマツ 2024-10-06 15:43:31
「as a British woman married to an American man」

 上記の英語は、あるテキストに登場するもので、意味は、「アメリカ人男性と結婚したイギリス人女性として」となっています。

 解説では、「married 〜」は「〜 woman」を修飾する分詞句と書いてあり、私も、分詞句で修飾していることは理解しているつもりです。しかし、なぜ、「married」と「過去分詞」になっているのかが、よくわかりません。

「as a British woman married to an American man」は関係詞を使うと、「as a British woman <who was> married to an American man」となると思います。これは「アメリカ人男性と結婚されたイギリス人女性として」という意味ではないのでしょうか。

「結婚した」と能動態なのであれば「as a British woman <marrying> to an American man」となるのかなと思い、質問させていただきました。

 また、上記の英語で、「married」と「marrying」で、文法的、意味的に、どうなるのでしょうか。

 ご回答、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の as a British woman <married> to an American man の married とは、who is married の who is が省略された形なのです。英語では、「私は、アメリカの男性と結婚しています」を、I <am married> to an American man. という風に、「状態を表す」現在形の「受け身形」で表現するのです。ですから、as a British woman <marrying> to an American man. とは言いません・


【質問 No. 25695】 過去完了進行形と、仮定法過去完了について kazu 2024-10-06 15:28:54
@ had been doing(過去完了進行形)
A would have been doing (仮定法過去完了進行形)

 @ と、A を、理解して、使えるようになりたいので、教えて頂けますか?

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
@ 「過去完了進行形」とは、以下の例に見られるように、ある過去の時点まで、進行していたことを表します。

 I <had been studying> English until one o'clock last night.
 「昨夜は、一時まで、英語を勉強していました」

A 「仮定法過去完了進行形」とは、過去のある時点までの進行状態を、仮定のこととして表します。

 If I knew that I would go to study in America, I <would have been studying> English much harder.
 「もしも、私が、アメリカ留学をすると知っていたら、英語の勉強をもっと熱心にしていただろうに」



【質問 No. 25693】 Unlike の使い方について yomei 2024-10-06 15:02:05
 前回のご回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

1. You didn't cry <unlike> other babies.

という英文がありました。「他の赤ちゃんと違って、あなたは泣かなかった」という意味だと思います。

2. You didn’t cry <like> other babies.

とした場合も、「他の赤ちゃんのように、あなたは泣かなかった」と訳せると思います。そうすると、1. の unlike と、2. の like で、同じ意味の訳になってしまいます。ただ、これは、日本語のわかりにくいところで、良く考えると、この文だけでは、他の赤ちゃんが泣いていたのか、泣いていなかったのかわかりません。

 上記の通り、日本語では同じ言葉で、両通りの状況が表現出来るので、迷う事はない(英語を学べば学ぶほど、日本語恐ろしい、、、と、自分では思っていますが。。。)、英語の時は、unlike  と like、どっちだっけ?と迷ってしまう事があります。パッと判別できる思考法のコツ等ありますか?

 言いたい事の逆だと unlike, 同じだと like と考えるようにはしていますが、日本語脳に引っ張られ、困惑する時があります。もし、アドバイスありましたら、よろしくお願いいたします。


【回答】
1. の意味は、「あなたは、他の子供とは異なり、泣きませんでした」ということで、他の子供は泣いたものだが、あなたは、泣かなかった、となります。

2. の意味は、「あなたはは、他の子供と同じように、泣かなかった」ということで、他の子供も泣かなかったが、あなたも、泣かなかった、ということになります。

 違いの決め手は、unlike ~ とは「~ とは異なり、~ とは反対に」という意味であるのに対して、like ~ とは、「~ と同じように」という意味で、両方とも同じだった、ということです。



【質問 No. 25692】 動名詞と名詞の使い方について ムラマツ 2024-10-06 14:43:57
 本日も、よろしくお願いいたします。

 単語帳を見ていると「regulation」という単語がありました。意味は「規制」で名詞です。また、動詞として「regulate」があり、意味は「規制する」です。

 ここで動詞の「regulate」を動名詞の「regulating」にすると、意味は「規制すること」となりますよね。「regulation」と「regulating」の品詞は、同じ「名詞」と考えてもよいのでしょうか。また、その場合に、意味や、文中での使い方も同じ、と考えてよいのでしょうか。

 例えば、In short, the purpose of the regulation is to protect domestic industries. という英文を、In short, the purpose of (the) regulating (it) is to protect domestic industries. と変えても、文法的、意味的に正しくなるのでしょうか。


【回答】
 ご質問の regulate は「動詞」で、それを「名詞化」したものが、regulation となりますが、一方、regulating は「動詞」の一種で、「規制すること」という「行為」を表す「動名詞」になります。従って、動名詞としての regulating は、所有格を伴って主語になることもできますが、同時に、名詞とはは異なり、目的語を取ることができます。このように、名詞と、動名詞は、働きが異なる面があるので、注意が肝心です。

 そこで、ご質問の例文について解説しますと、In short, the purpose of the regulation is to protect domestic industries. の場合は、「要するに、<その規制>の目的は、国内の産業を、保護することです」となり、to protect も、ここでは、名詞用法の「不定詞」となっており、目的語も取っております。

 一方、In short, the purpose of <regulating it> is to protect domestic industries.「要するに、<それを規制する>目的は、国内産業を保護することです」に見られるように、動名詞の regulating は、通常の「名詞」とは異なり、目的語などが不可欠な構文を作るのです。



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