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【質問 No. 25131】 感嘆文と、間接疑問について ab 2024-07-05 18:25:53
 以前に、「感嘆文」と、「間接疑問」について、質問したときに、先生から、例として作った下の英文の名詞節は、「感嘆文」であり、そのような時には、understand ではなく、know を使うと教わったのですが、新たな疑問が生じました。

 I understand how foolish he is.

1. この英文を、「私は、彼がどれほど愚かなのか、わかっている」のような、「間接疑問文」として捉えることは、絶対に、不可能なのでしょうか?

2. また、この例で表される、「感嘆文」には、なぜ、understand ではなく、know を使うことが、求められるのでしょうか。それは、「定型表現」の一種でしょうか?


【回答】
1. I understand how foolish he is. における how foolish he is は、How foolish he is! という感嘆文が、I understand の目的節になっているのですが、状況によっては、おっしゃるように、How foolish is he? 「彼は、どの程度、愚かなのですか?」という意味の「間接疑問文」と、解釈することも可能です。しかし、通常の会話などで、「彼は、どの程度、愚かですか?」という「疑問文」は、あり得ないと考えるのが、普通ではないでしょうか? やはり、「彼は、何と、愚かなんでしょう!」という「感嘆文」としてならば、成り立ち得ると思われるのです。

2. については、understand は、通常、「(知的な意味で)理解している」という意味の言葉なので、間接感嘆文はおろか、間接疑問文としても、相性が良い、とは言えないと思います。しかし、軽い意味で使われることもある I know ならば、相性は、ぴったりのように思われるのです。ここで言う「相性」とは、英語では、compatibility 「適合性」と言います。



【質問 No. 25130】 後置修飾について a student 2024-07-05 14:59:36
 お願いします。

1. The boy running over there is my brother.

 このような文の場合、元の文は、The boy (who is) running over there is my brother. だと思ってきました。

2. They live in a mansion belonging to their uncle. 

 このような文の場合は、どうなのでしょうか? They live in a mansion <which is belonging> to their uncle.ではなく、They live in a mansion <which belongs> to their uncle. が、元の文だと考えると、訳が分からなくなります。



【回答】
 ご質問の 2. の文の、後置用法としての belonging が、述語動詞として使われる時には、which <is belonging> とはなるずに、which <belongs> となる理由は、run のように、「動作」を表す動詞ではなく、「状態」を表す動詞だからで、その他の「状態動詞」は、be動詞をはじめ、have, possess, exist, belong などがあります。これらの「状態」動詞が、後置用法として使われるときは、belonging となりますが、which の後の「述語動詞」となる場合は、which <belongs> となるのです。


【質問 No. 25129】 ..., so that の後の「主語」は? TI 2024-07-05 12:39:41
 お世話になります。アドバイスいただけると、助かります。よろしくお願いします。

 以下の様な、例文がありました。

 My friends have had children, so that has only multiplied the number of gifts we had to bring.

 ..., so that は、「結果」を表していると考えましたが, その後の文の構造が、理解できませんでした。特に、主語が、何であるかについて、アドバイスいただけると、助かります。

 なお、自分の理解できる構文にすると、以下の様になりました。

 My friends have had children, so that the number of gifts we had to bring has only multiplied.

 この文の場合、主語は、the number of gifts だと考えます。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私の(複数の)友達に、子供が生まれたので、そのことは、私たちが持っていかなければならないギフトの数を、増やすだけでした」ということで、..., so ~~ における so の意味は、「そのために」という意味の接続詞で、次の that とは、結びつきません。that は、友達に子供が生まれたこと、を指しているのです。

 なお、質問者が書き換えた英文は、My friends have had children, so the number of gifts we had to bring has only (been) multiplied. としないと、いけません。so 以下の文の主語は、the number of gifts we had to bring です。



【質問 No. 25128】 やっと分かったかも・・・? YT 2024-07-05 09:30:35
 Even pink pants with black stripes looked cool on Elvis. の on Elvis の修飾先ですが、それが、looked cool である、とされた先生の説明が、やっとわかったように思います。

 例えば、Did you have fun last evening? 「昨晩は、楽しみましたか」という例文を見て、今まで疑問だったことが、分かったと思いました。おそらく、先生の解釈だと、last evening は have fun を修飾するという説明になると、思います。しかし、私の文法書では、last evening は、have のみを修飾する、と説明されています。考え方の違いでした。先生の解釈の方が、正確だ、と今では、分かります。

 ありがとうございました。




【回答】
 この問題は、文法構造論と、意味論とによって、違いが出てくるのです。文法構造としては、on Elvis は、looked という動詞のみを修飾する、と考えますが、意味論の立場からは、「エルヴィスに着せると、見える」では、意味がわかりませんが、looked cool 全体を、修飾している、とした方が、現実的であり、意味論的には、正しい解釈である、とされるのです。
 このように、同じ英文でも、構造主義者と、意味論者とでは、分析の仕方が、異なることが生じるのです。その点を、分かっていただいたことは、大変嬉しく思います。議論は、してみるものですね。特に最近では、英文を、社会言語学的視点から、解釈する傾向が強くなってきており、社会や、意味の実情から、言語を分析することが、大事である、という考えが主流になってきており、それは、とりもなおさず、言語は、置かれた状況から、意味論的に、解釈することが、重要である、ということなのです。



【質問 No. 25127】 副詞が動詞句も修飾できると、文法書には記載がありません! YT 2024-07-05 06:42:12
 Even pink pants with black stripes looked cool on Elvis.

 副詞は、動詞だけではなく、動詞句も修飾できると、おっしゃるのですか? しかし、前回の質問でも言いましたが、副詞は、動詞句を修飾できる、と私が持っている文法書には、書いてありません。そこで、そう書いてある文法書を、教えていただけないでしょうか。

 よろしくお願いします。


【回答】
 Please <take care of> the patient <kindly>. 「患者さんを、親切に、扱ってください」という例文では、kindly という「副詞」が、take care of ~ という「動詞句」を、修飾しています。このような場合、副詞の kindly は、動詞句の take care of を、修飾しているのです。ご質問の例文でも、副詞句の on Elvis は、look cool という「動詞句」を修飾しているのです。


【質問 No. 25126】 道案内の質問文について けん 2024-07-05 06:31:49
 外国人に道案内する際に、「何々線の、何番線の、どこどこ駅行きに乗ってください」を、英語で、何と言えばよろしいでしょうか?

 take on the ~~ line?  take from platform 2?  bound for ~~ station?

 順番も、詳しく教えていただけると、幸いです。


【回答】
 具体的な日本文があると、より正確に、言えるのですが、Take a train on platform 12 bound for Osaka. と言えば、「12番線で、大阪行きの、電車に、乗ってください」という意味になります。bound for ~ とは「~ 行きの」という意味です。


【質問 No. 25125】 英文解釈について tt 2024-07-05 06:19:43
 いつも、お世話になっております。

 You will soon receive a confirmation e-mail from us accepting your request to change the reservation.
 「予約変更のご要望を承るわたくしどもからの確認Eメールを、間もなくお受け取りになります」

質問: ... from us から accepting の ing形が来るのは、どういった文構造ですか? 文法書でいうと、どのジャンルを理解すれば、よいのでしょうか?


【回答】
 ご質問の accepting とは、現在分詞が、後ろから a confirmation e-mail を、修飾する「分詞の後置用法」として、使われていることを、表しているのです。つまり、「あなたの予約変更を受理する(という)確認のEメール」という意味になるのです。


【質問 No. 25124】 How much の後の語順について M 2024-07-05 06:03:53
 いつも、初歩的な質問で、すみません。

 物の値段を尋ねるとき、How much is 〇〇? と、How much 〇〇 is? との、2つのケースがあるように、思うのですが、その違いは、何なのでしょうか。


【回答】
 英語で、「これは、いくらですか?」と聞く場合は、「直接疑問文」なので、How much <is this>? と言います。is this が、this is となるのは、Do you know <how much this is>? 「これは、いくらか、知っていますか?」いう風に、How much is this? が、「間接疑問」になった場合なのです。


【質問 No. 25123】 後置修飾について ゆう 2024-07-04 19:57:30
 ある動画内で、こんな文がありました。

 Tuna eat smaller prey than most predators their size.
 「マグロは、同サイズのほとんどの捕食動物よりも、小さな獲物を食べます」

 こういう意味なら、次のように、書いた方が、自然だと思うのですが、如何でしょうか?

 Tuna eat smaller prey than most predators of their size.

 最初の英文は、文法的に、正しいでしょうか?


【回答】
 ご質問は、of their size の of を省略することは、可能なのか、という質問と思いますが、size や、color については、a room (of) this size 「この大きさの部屋」、a balloon (of ) the same color (as this) 「これと同じ色の風船」という風に、of が、よく省略されるのです。


【質問 No. 25122】 at について(再び) 長谷川 2024-07-04 19:40:04
 毎回、同じ at についての質問で、すみませんが、

1. Visit our website at www.abcd.com 「当社のウェブサイト www.abcd.com をご覧ください」
2. You can visit his website at www.abcd.com. 「彼のウェブサイトは、www.abcd.comです」

 この2つの文で、ウェブサイト ... と、ウェブサイトは、... & と訳し方が違いますが、直接目的語と at の関係性は、どのような差があるのでしょうか。英作文や、英会話で困ったので、質問しました


【回答】
 ご質問の2つの英文は、I visited him <at a small town> in the country. 「私は、彼を、田舎の<小さな町>に、訪ねた」という文の構造と同じもので、at は、場所を「点」として捉えたときの前置詞として、使われるのです。従って、1. の意味は、「私たちのWEBサイトを、www.abcd.com で、訪ねてください」ということで、2. の意味は、「あなたは、彼のWEBサイトを、www.abcd.com で、訪ねることができます」ということになります。



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