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【質問 No. 24910】 in the world は、形容詞句か、副詞句か? YT 2024-06-04 12:22:36
 こんにちは。

 Now, I'm the luckiest guy in the world. 
 「今、 私は、世界で、一番幸せな運な男だ」

 in the world は、最上級を強めて、「(まるで) 世界で一番 …で」と、辞書に書いてありました。in the world は、luckiest を修飾する副詞句と考えられませんか? 素直に、guy を修飾する形容詞句でしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の the luckiest guy in the world とは、「世界で、最も幸せな男」という意味で、in the world は「副詞句」と解釈するのが、一般的です。特に、I am <the luckiest guy> in the world. という環境では、in the world は、I am the luckiest guy を修飾する「副詞句」と、解釈すべきです。


【質問 No. 24909】 next month と、the next month の違いについて marine 2024-06-04 06:32:22
 next month は「来月」、the next month は「今後1か月」を意味する、ということですが、副詞句としての例文が、多いようです。「来月は、7月である」のように名詞句として使う場合も、Next month is July. のように、無冠詞が正しいのでしょうか。


【回答】
ご質問の next month は、「来月(は)」という意味の「副詞句」ですが、the next month は、「翌月」という意味で、ある過去の時点から見ての「来月」を指すのです。ですから、「来月は、7月です」は、Next month is July. となります。なお、「今後1ヶ月は、雨が降ったり、止んだりします」を英訳すると、For the next (one) month, (the) rain will fall and stop. となります。


【質問 No. 24908】 英語の時制について トーマ 2024-06-04 06:20:57
 ある質問サイトで、以下のような質問をしました。

 「彼は、12歳のとき、彼女に話しかけられたことを思い出した」って、英語で、何て言うのですか?

 その際の条件として、大過去(12歳の時、話しかけられた)→過去(思い出した)、remember を過去形にして、that節、when節を使い、お願いします、と言いました。

@ 一人目の方の答えが、He remembered that she had spoken to him 「when he was twelve years old.」
A 二人目の方答えが、He remembered that she had spoken to him 「when he had been twelve years old.」

というものでしたが、私は、二人目の方の答えが、正しいと思いました。一人目の方に質問してみたところ、when節を過去形にした理由は、when節では、大過去の内容でも、大過去(過去完了形)にはしないで、過去形を使うからということでした。

 私は「彼が彼女に話しかけられたこと」と、「彼が12歳であったこと」は同じ時で、どちらも「思い出した」という「過去の一時点よりも前(大過去)」のことなので、大過去(過去完了)で書かれると思ったのですが、どうでしょうか?

 一人目の方が言うように、when節内では、大過去の事実も、必ず過去形にしなければいけないのでしょうか?
 どちらの回答が、正しいのでしょうか?


【回答】
 ご質問の、「彼は、12歳のとき、彼女の話しかけられたこと、を思い出した」を英訳すると、

 He remembered that he had been spoken to by her when he was twelve years old.

となります。ここで、「時制の一致」の法則に従うのは、he was spoken to by her だけで、when he was twelve years old は、影響を受けないのです。なぜなら、When he <was> twelve years old, he remembered that he <had been spoken to> by her. とすることもできるからです。



【質問 No. 24907】 英語の時制について トーマ 2024-06-04 05:58:56
 英語の時制についての質問です。

 英語では、「時や条件を表す副詞節の中では、「未来」のことでも、「現在形」を使う」とは、よく言われますが、「時や条件の副詞節」では、未来のことでも過去形」にする場合も、ありますよね。

 この前、質問箱に、「彼は、彼女が12歳になったら、偉人になると言った。【過去(彼が言った)→現在(彼女は、まだ10歳)→未来(12歳、偉人になる)】」を、英語訳してください、(say の that節、when節 を使いお願いします)と、送ったのですが、その答えが、

 He said that she would become a great person when she turned 12.

というものでした。私は、when節の内容は、「彼」から見ても、「現在の語り手」から見ても、未来のことなので、現在形で書かれる、と思っていたのですが、過去形でした。なぜ、このようになるのか、どなたか説明していただけないでしょうか?

 私は、今まで、「時制の一致」などはない、(主節動詞に関係なく、that節中の過去のことを過去形、大過去を過去完了形にしているだけで、日本語訳が全て現在形で書かれているだけ)と思っていたのですが、この回答を見て、副詞節には、「時制の一致」というものがあるのか、と思うようになってしまいました。


【回答】
 基本的に、「時制の一致」とは、主節の動詞が「過去形」になった場合は、that 節内の動詞も、「過去形」、又は、「過去完了形」になる、というもので、ご質問の例: 「彼は、彼女が12歳になったら、偉人になる(だろう)と、言った」で言えば、He said that when she turned twelve, she would become a great person. となり、when she <turns> twelve が、when she <turned> twelve, と過去形になり、she <will become> a great person が、she <would become> a great person と、過去から見た未来形、となるわけです。


【質問 No. 24906】 day 1 に the が付かない理由について じろう 2024-06-04 05:35:16
 「初日」を表す The first day と Day 1 のうち、Day 1 には、The が付かないのは、Day 1 の 1 が「数詞」だからですか?

【回答】
 the first day とは、「最初の日、初日」という意味で、the first ~, the second ~ という風に、「序数詞+名詞」から成る「名詞句」なので、序数詞に the が付きますが、Day one/Day 1 や、Number one/Number 1 などの場合は、一種の「呼び名」になるので、「固有名詞扱い」として、the を付けないのです。


【質問 No. 24905】 無冠詞の複数名詞と、the がついた複数名詞の意味の違いについて sekai 2024-06-03 15:23:42
いつもご回答いただき感謝しています。

今回いつも疑問に思っていてなかなか理解に難しいことがあったので質問させていただきます。

たびたび英文を読んでいると、
 無冠詞の複数名詞と、the のついた複数名詞の、意味の違いが、分からなくなることがあります。

 例えば、ある研究についての英文があるとします。そこで、<Researchers> have discovered that ... などの文が登場したとき時に、Researchers は the がついてもいいのでは?、と思ってしまいます。なぜかというと、discover している Researcher は、世界中の全 Researchers ではなく、特定の Researchers だからです。この時の無冠詞の Reaserchres は、単に数はよく分からないけど、数人の Researchers がいる、という意味になるのでしょうか。

 この疑問に関して、ご意見をお聞かせください。


【回答】
 <Researchers> have discovered that ... とは、「(不特定の)研究者たちによると、... だそうだ」という意味になり、<The researchers> have discovered that ... とは、「特定の研究者たちによると、... だそうだ」という意味になり、the のついていない researchers は、研究者の「総称」を表し、the の付いた researchers は、「すでに話題に登った、その研究者たち」を指すのです。the が付いたら、「特定の ~」で、the が付いていなければ、「総称としての研究者によれば」という意味になる、と覚えて下さい。


【質問 No. 24904】 英文解釈、特に、文章の区切り、及び、カンマについて nkom 2024-06-03 15:07:49
 いつも、的確なご回答、ありがとうございます。また、質問させてください。

 下記の英文は、ある作家に関する記述です。

 He had access to a large library, those of his rector father and a family friend, and his family was always supportive of his intention to succeed as a professional writer.

 私なりの解釈は、「彼は、大きな図書館にも行けたし、牧師の父親や家族ぐるみの友人、そして彼の家族は、常に、プロ作家として成功したいという、彼の支えになりました」です。

 でも、father は、his family の一員だから、上記のように、「父親も友達も家族も」を主語として、まとめた訳には違和感があり、たぶん、私の解釈は間違っていると思うのです。

 and his family の前にカンマが入っているのは、意味があるのだろうか、father についての記述と、and his family 以降の記述は、別なのかもしれないと、疑問に思っています。

 正しい解釈と、解説を、お願いできませんでしょうか。よろしく、お願い申し上げます。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼は、牧師である父親と、家族の友人の蔵書から成る一大図書室を利用することができ、家族も、プロの作家として成功しようという彼の意思を、常に、支援していた」ということで、those of his rector father and a family friend は、a large library の「同格語」と、解釈しました。しかし、その場合は、library の後には、コンマではなく、コロンを使うのが通例となっていますが、コンマは略式と考えられます。また、intention とは、ここでは、「意向、意思」という意味で使われている、と考えます。


【質問 No. 24903】 主語の書き方について TAKU 2024-06-03 06:24:22
 いつも、このサイトを拝見しながら、勉強させていただいてます。

 今回は、deepen という単語の意味を調べた際に、疑問に思ったので、ぜひ、解説をお願いします。この単語を「自動詞」として使った際の例文に、下記のようなものがありました。

1. The Mystery deepens on missing children.
2. The darkness deepened in the woods.

 上の2つの英文には、文末に「前置詞句」がついていますが、この前置詞句は、主語を修飾しているように思いました。そこで、The book <on the desk> is mine. などの例と同じく、

1a. The Mystery <on missing children> deepens.
2a. The darkness <in the woods> deepened.

という書き方をしても、いいのでしょうか? 解説を、よろしくお願いします。


【回答】
1. の意味は、「迷子になっている子供達について、謎が深まっている」ということで、on missing children は、ここでは、「副詞句」として使われていますが、1a. では、The mystery <on missing children> deepens. となっているので、「迷子になっている子供達の謎が、深まっている」という意味になり、on missing children は「形容詞句」となっているのです。意味・内容に違いはありませんが、1. の方が、一般的で、自然な表現になります。

2. の意味は、「暗闇が、森の中で、深まった」ということです、in the woods が「副詞句」となっていますが、2a. の意味は、「森の中の暗闇が、深まった」ということで、in the woods が「形容詞句」となっているだけで、2. の意味と、あまり変わりません。形容詞句として使った分の方が、そこに注目されるので、強調のニュアンスが加わります。副詞句として使った方が、一般的です。



【質問 No. 24902】 more on、その他について フルーツ 2024-06-03 06:03:01
 2点、お聞きしたいことがあります。

1. 以前質問したことで、質問があります。

 Withdraw is more on quit.

 withdraw の言葉を、先生に聞いた時に、言われた言葉です。more on の意味、訳し方が分からないです。
なぜ、「近い」という意味になるのか、分からないです。more on が「近い」という意味でしょうか?

2. 英語のアニメを見ていた時の文章です。

 Bake me a cake as fast as you can.

という文章があり、bake a cake で「ケーキを焼く」ですが、なぜ、その間に me という目的語が入っているのか、「私を焼く?」ということでしょうか?


【回答】
1. の意味は、「withdraw という言葉は、quit という言葉に、より多いもの(=より近い意味)なのです」ということで、「withdraw は、ここでは、より quit に近い意味の言葉です」、という意味なのです。on は「何かに接している」という意味の前置詞なので、is more on quit で、「quit に、より多く、接している」ということから、「withdraw は、quit により多く接している」ということから、「より多く近い意味だ」(=ほとんど quit という意味だ)ということになるのです。

2. の英文の意味は、「できるだけ速く、私に、ケーキを焼いてくれ」ということで、me は、give <me> a cake という時の me に相当する「間接目的語」なのです。for me として、Bake a cake <for me> as fast as you can. としても同じです。



【質問 No. 24901】 英文の解釈について 自称英語中級者 2024-06-03 05:47:02
 はじめまして。英文の解釈(?)・構造(?)について、質問があります。

 「彼は、彼女に、何を言うべきか、途方に暮れた」という文章を、at a loss を使って、英語に直す問題がありました。模範解答には、

 He was at a loss what to say to her.

とあったのですが、what to say to her を、なぜ、この位置に挿入できるのか、がわかりません。「疑問詞+to 不定詞」については、目的語、主語、補語としての使い方は知っていましたが、これは、どの使い方に分類されるのでしょうか。また、この文章の構造は、「S+V」である、という解釈で、合っているでしょうか。

 不自然な日本語になっている個所もあるか、と思いますが、もし、よろしければ、ご回答を、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼は、彼女に、何と言っていいか、迷っていた」ということで、日本語でも、「何と言っていいか」の後に、「について」という言葉が省略されているように、英語でも、what to say to her の前に、about, as to という前置詞が省略されているのです。なお、この英文の文型は、He(S) was(V) [at a loss](C) [(about/as to) what to say](M). の要素から成る「第2文型」となります。


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