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【質問 No. 24886】 There is life after death. の可否について @ 2024-05-30 14:58:25
 前回は、質問に答えていただき、ありがとうございました。

@ There is life on another planet somewhere.
A There is life after death.

 @ の文は、合っていると思うのですが、A の文で、「死んだ後でも、人生は続く(天国のような場所がある)」という意味をもたせる場合、この書き方で合っているのでしょうか? 私は、A の書き方だと、「死んだ後の人生」が物理的に存在する、と感じ、違和感を持ちました。

  A の文の可否と、もしダメな文だったら、別の書き方を教えていただきたいです。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 @ の英文の意味は、「どこか、別の惑星に、生命体が存在する」ということで、何ら問題はありません。

 A の英文の意味は、「死語にも、命は、存在する」ということで、そのように、信じている多くのクリスチャンたちなどの間では、可能な文と思われます。これが事実であるかどうか、ということよりも、英文として、成り立っている、ということです。



【質問 No. 24885】 dates back を含む英文の解釈について nkom 2024-05-30 13:03:15
 いつも、的確なご回答、感謝しております。また、1点、質問させてください。

 以下は、中国の伝統衣装についての記述なのですが、私は、以下のように、解釈しました。

 This type of dress dates back more than three millennia to the Song and Liao dynasties.
 「このタイプのドレスの起源は、3000年以上も前の、宋王朝や、遼王朝の時代にまで、さかのぼります」

 しかし、考えてみれば、宋王朝は9世紀頃の王朝なので、3000年もさかのぼりませんので、つじつまが合いません。となると、私の解釈が間違っているのかと思うのですが、ご解説をお願いできませんでしょうか。

 よろしく、お願いします。


【回答】
 中国人の口癖に、何でも古いものを指して、「3000年の歴史を持つ」という braggadadocio 「大ほら語」がありますが、私は、これは、その手の自慢の言葉で、「非常に古い時代からの」という意味を表す言葉として、more than three millennia という言葉が使われたものと、解釈します。ですから、宗や、寮の時代を指す言葉として、大袈裟に「3千年前」という表現が使われたものと、思われるのです。それ以外、思いつくことはありません。


【質問 No. 24884】 なぜ、have gone to なのか? 森太 2024-05-30 06:45:20
 My son will have gone to the zoo four times if he visits it one more time.

 参考書で、この文章を見つけたのですが、ここで、have been to ではなく、have gone to になっているのは、なぜなのでしょうか? 「未来形の経験用法である」と解説には書かれているのですが、「ロイヤル英文法」を見ても、未来完了の経験用法の例文には、

 I’ll have been to Tokyo five times if I go there again.

と、been to で示されていて、gone to になっている理由がわかりません。

 ご教示を、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私の息子は、その動物園には、もう一度行けば、4回行ったことになります」ということで、一般に、have gone to は「完了」を表し、have been to は「経験」を表す、となっているので、この英文には、違和感を感じますが、特に、米国の人は、have been to の代わりに、have gone to を使うこともあるようなので、両方とも「経験」を表し得る、と理解すべきでしょう。


【質問 No. 24883】 英文要約添削依頼(解答) zoro 2024-05-30 08:54:40
 ご添削と、ご指摘をありがとうございました。本日も、よろしくお願い致します。

[原文] Throughout history, political systems have profoundly influenced human societies, shaping the way people live, govern, and interact with each other. This evolution of political systems is marked by three significant phases: the development of ancient political structures, the transformation during the Enlightenment, and the contemporary era of global politics.

 Ancient political structures laid the foundation for modern governance. Early forms of government, such as the city-states of ancient Greece and the Roman Republic, introduced concepts like democracy and republicanism. In Athens, for example, democracy allowed citizens to participate directly in political decision-making, a revolutionary idea at the time. These ancient systems, though limited in scope and inclusivity, set the stage for later political thought and development. They introduced the notion of governance by the people and for the people, influencing future political ideologies and systems.
 
 The Enlightenment period, spanning the 17th and 18th centuries, marked a significant transformation in political thought. Philosophers like John Locke, Voltaire, and Jean-Jacques Rousseau challenged the traditional notions of governance, advocating for individual rights, liberty, and the separation of powers. This era saw the emergence of social contract theory, suggesting that governments derive their authority from the consent of the governed. The political ideas of the Enlightenment played a pivotal role in shaping modern democracies and inspired revolutionary movements, including the American and French Revolutions.



【回答】
 In the contemporary era, global politics are characterized by a complex interplay of democracy, authoritarianism, and emerging challenges like globalization and digital governance. The rise of international organizations and transnational issues, such as climate change and human rights, has expanded the scope of political science. Today’s political landscape is also influenced by technology and social media, which have transformed political communication and public engagement. These developments present new challenges and opportunities for governance, requiring adaptive and inclusive political systems that can address the dynamic needs of a globalized world.
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[解答](要約) Political systems such as a wide variety of political regulations were very important for the <life>(→lives) of people. Ancient political structures originated from ancient Greece and the Roman Republic, which introduced the concept of allowing people to participate <politics>(→in politics). In the 17th and 18th centuries, there have arisen many philosophies<, insisting>(→that insisted) human rights and liberties. With <introduction>(→the introduction) of digital governance and globalization <by>(→through) technology and social media, it has <given>(→削除) transformed political communication and public engagement. This development continues to require adaptive and inclusive political systems that can handle the huge amount of needs of a globalized world.

 よろしくお願い致します。
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[回答](感想) 自分の言葉で、これだけの要約ができることに、感心しています。今回は、基礎的なミスもなく、上々の仕上がりです。引き続き、頑張ってください。



【質問 No. 24880】 副詞 just のニュアンスについて ab 2024-05-30 06:35:40
 いつも、ご回答を、ありがとうございます。副詞の just に関して、ご質問があります。

1. It just looks good.
2. It looks good.

 この2文の、ニュアンスの違いが、よくわかりません。1. に関しては、副詞 just があることで、それが単純に、「ただよく見える」と、ニュートラルな視点、即ち、客観性のある視点で、語っているのでしょうか? また、そうである場合、2. に関しては、1. よりも話者の主観が入り、それが「よく見える」と、肯定的な要素が少し、多く表されているのでしょうか?


【回答】
1. の意味は、「それは、ともかく、よく見える」といったことで、just は、only,merely, simply などの意味で、口癖で言う人もいるくらいで、それほど重要な意味を表しません。

2. の意味は、「それは、よく見える、それは良さそうだね」といったことで、just がない分、正直な感想を述べている場合と見られます。



【質問 No. 24879】 tough 構文について(再度) naoki 2024-05-30 05:54:20
 先ほど、「質問 No. 24875」で、tough構文に関して、質問をさせていただいた者です。ご回答いただき、ありがとうございました。

 そもそも、このような質問をさせていただいたのは、実は、自分が英語を教える立場の者でして、生徒に、同様の質問をされたからです。確かに、なぜ「不可」なのだろうと思い、「ジーニアス英和辞典」(第5版)を見てみたところ、以下の内容がありました。(原文ママです)
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 [主語が、不定詞の意味上の目的語になる構文]
 主語が不定詞の意味上の目的語になる構文は、人により容認性の判断が異なるので避けた方が無難。
(×) The rock wall is possible to climb. また、
(×) Is the rock wall possible to climb? のような疑問文、
(×) The rock wall is hardly possible to climb. のような否定に準じる文では、容認性が高くなるが、認めない人もいるので、避けた方が良い。反対語の impossible は、この構文で用いられる。
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 英語も言語なので、「不自然」、もしくは、「実際に使うことがほとんどない」から、「不可」ということなのかな、と思っております。もし可能でしたら、先生のご意見を、うかがえると幸いです。よろしくお願いいたします。



【回答】
 ご質問の背景にある問題は、主語と述語の結び付きの可否については、syntactic incompatability 「統語論上の不適合性」、つまり、文法的に合わないことからくる場合と、semantic incompatability 「意味論の不適合性」、つまり、意味の上で、辻褄が合わないことから来る場合、とがあります。そこで、「ジーニアス英和」の不適合例を見ると、いずれも、「意味論上の不適合性」の問題であることがわかります。つまり、「彼女は、家である」といった例文は、文法的には「可」であっても、意味論的には「不可」とされます。しかし、それが、「譬え」である場合は、「可」とされるわけです。
 以上のことから言えることは、例えば、The rock wall is possible to climb. を、「不可」とする理由は、見当たりません。It is possible for him to climb the rock wall. なら、「不可」とは言えないわけで、それを一般化した、The rock wall is possible to climb. を「不可」とする理由は、あり得ないわけなのです。
 問題は、主語と述語の「不適合性」を論じる場合は、文法上不可なのか、意味の上から不可なのか、を区別して論じる必要がある、ということなんです。



【質問 No. 24878】 和訳について こうき 2024-05-29 18:16:49
 いつも、お世話になっています。

 Given the current global warming trend, the new research likely provides insight into the future of small mammals and that(=the future) of all the creatures with which they(=small mammals )coexist, including humans.

 この英文を和訳する問題で、自分は、「現在の地球温暖化の傾向を考慮に入れると、その新たな研究によって小型の哺乳類と、人間を含む小型哺乳類と共生している全ての生物の未来とが見通せるようになるだろう」と書いたのですが、解答には、

 「現在の地球規模の温暖化傾向を考慮に入れると、その新たな研究によって、小型哺乳類の未来と、小型哺乳類と共存する、人間も含めた全ての生き物の未来とが見通せるようになるだろう」とありました。

 including humans がかかっているのが、自分は、small mammals だと考え、訳したのですが、解答には、all the creatures にかかってるように訳されていました。なぜ、all the creatures にかかっているのですか。


【回答】
 ご質問の箇所は、all the creatures (with which they coexist) including humans という風に、with which they coexist は、all the creatures に含まれるので、including humans は、all the creatures にかかっていることになります。それに、with which <they>(=small mammals) coexist の中の、they にかかることは、まず、考えられません。


【質問 No. 24877】 先生は、いつまで日本にいらっしゃるのですか? YT 2024-05-29 13:27:33
 こんにちは。

 先生は、日本に、「しばらく」いる、と仰っていました。私は、英作文の添削を、先生にお願いしたいのですが、先生のご都合によって、英作文の勉強を、前倒しすることも考えています。そこで、おおよその目安だけでも、教えていただけないでしょうか。

 よろしくお願いします。


【回答】
 私たちのハワイ移住の問題は、ビザの関係で、現在のところ、いつになるか、不明です。そして、たとえば、ハワイに移住してからも、できる限り、このサイトを、運営していきたいと願っていますので、しばらくは、ご心配なく。今日からでも、英作文をお送りください。


【質問 No. 24876】 tough 構文における possible/impossible について naoki 2024-05-29 12:44:55
 先生、こんにちは。

 いわゆる「tough 構文」について調べていた際、possible は使えないが、impossible は使える、という説明がありました。即ち、次の 1. は「不可」だが、2. は「可」である、ということです。

1. (×) The rock wall is possible to climb.
2. (○) Her handwriting is impossible to read.

 以上は、いずれも、「ジーニアス英和辞典」によります。ただ、これに関して、「なぜ」使えないのか、という説明がなく、疑問に感じています。impossible は、使えて、possible が使えない、理由は、何でしょうか。

 よろしくお願いいたします。


【回答】
1. は、It is possible to climb the rock wall. において、climb の「目的語」(the rock wall)が、「主語」となり、The rock wall is possible to climb. となったもので、この種の変形が可能な構文を、俗に、「tough 構文」と呼んでいますが、この構文で、The rock wall is <possible> to climb. は、「不可」、ということですが、The rock wall is <impossible> to climb. は、「可」、となる、という説明のようですが、It is <possible> to climb the rock wall. が「可」であるならば、その変形である、The rock wall is <possible> to climb. が、なぜ、「不可」なのか、回答者である私にも、わかりません。特に、The rock wall is <impossible> to climb. なら、「可」ということである以上、構文的に「不可」という理由がわかりません。質問者の、読み違いではないでしょうか。意味論的な問題ではないのでしょうか?


【質問 No. 24875】 that の用法について てけてけ 2024-05-29 07:57:56
 ... in such a way that I imagine it to be still

という文で、that の役割は、関係副詞なのか、同格なのか、such ~ that の相関語句の接続詞なのか、教えて欲しいです。


【回答】
 ... で示した部分が、省略されているので、わかりにくいです。質問の際には、文章の一部だけでなく、全文をつけて、質問してください。

 ご質問の部分の意味は、「私が、静かである、と想像する方法において」ということで、in such a way that ... で、「... であるような、方法で」という意味になります。that は、a way を先行詞とする「関係副詞」で、how の代わりに使われています。この文だけでは、it が、何を指しているか、不明です。



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