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【質問 No. 25963】 この場合、単数か複数か?  しかし 2024-11-29 00:18:23
「公園の鳩に、エサをやらないでほしい」

という趣旨を訴えかける当局作成のポスターに、鳩たちの絵とともに、

1. Do not feed me. と、鳩を擬人化したフレーズが書いてあります。これは、

2. Do not feed us. でもいいですか?


【回答】
 複数の鳩たちの絵があって、「鳩たちの訴えとして、私たちに、餌を与えないでほしい」と訴える言葉としては、論理的には、2. の Do not feed us. が正しい表現ですが、ここでは、鳩一人ひとりが訴えている形をとって、1. Do not feed me. としたもので、個人個人の訴えとして、インパクトを高めようとする、動機が隠されているのだ、と思います。


【質問 No. 25962】 find と、 think の違いについて(追加の質問)  たかし 2024-11-28 15:03:59
 ご回答頂きまして、誠にありがとうございます。

 それでは、下記の置き換えも可能でしょうか?

 Do you think English difficult?

 何卒、宜しくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文、Do you think English difficult? への書き換えも、可能です。理論的には、可能なのですが、実際には、動詞が think の場合は、Do you think (that) English is difficult? という風に、表現するのが、より慣用的ではありますが・・・。


【質問 No. 25961】 「ご注文は、よろしいですか?」の英訳について  KK 2024-11-28 14:55:19
 「ご注文は、よろしいですか?」の英訳として、適しているのは、どちらでしょうか? また、それは、なぜか教えて欲しいです!

@ Would you like to order anything?
A Would you like to order something?


【回答】
@ の意味は、「何でもいいから、注文したいですか?」ということで、注文を取る聞き方としては、ありえない表現です。anything という言葉は、「何でも良いもの」という意味です。

A の意味は、「何かを、注文したいですか?」ということで、注文したいことを予期しながら尋ねる言葉なので、これが正式の言い方になるのです。



【質問 No. 25960】 find と think の違いについて  たかし 2024-11-28 13:41:24
1. Do you think English is difficult?
2. Do you find English difficult?

 上記の場合、何故、2. の find の場合、「is」が必要なくなるのでしょうか? また、find と think のニュアンスの違いについて、ネイティブは、どのように使い分けていますでしょうか?

 何卒、よろしく、お願い申し上げます。


【回答】
1. の意味は、「あなたは、英語は難しいと、考えますか?」ということで、英語を勉強していて、英語は難しいなあ、と考えるようになった、という意味です。

2. の意味は、「あなたは、英語を、難しいと、感じますか?」ということで、英語学習の体験を通じて、英語は難しいと、思うようになった、という意味です。

 なお、1. の構造は、[Do you](S) think(V) [(that) English is difficult](O)? の「第3文型」の文で、that が省略されたものですが、2. の構造は、[Do you](S) find(V) English(O) difficult(C)? の、「第5文型」の文で、1. と同じように、Do you find that English is difficult? という風に、書き変えることも可能なのです。



【質問 No. 25959】 this, that, It について  慶子 2024-11-28 09:45:04
 先生、いつもお世話になっております。以下の会話のやりとりにおいて、どうしてもわからないことが、3つありました。お手数ですが、ご教示頂けると、幸いです。

A: Are you planning to go away this year?
B: We've just been away! We had a week in Cornwall.
A: And how was it?
B: Oh, we had a marvellous time. The only problem was the weather. Unfortunately it
rained most of the time.
A: So what did you do during all this rain?
B: Well, the best thing we did was to go to the Eden Project.
A: What's that?
B: It's a kind of museum of ecology.

@ 一つ目は、A の「A: And how was it?」という発言における it の指示対象についてです。この it は「a week in Cornwall」という語句を指示しているという理解で、大丈夫でしょうか?

A 二つ目は、A の「So what did you do during all this rain?」という発言において、なぜ、「during all that rain」ではなく「during all this rain」となっているかという点です。空間的・心理的に遠いならば that、近いならば this と教わったのですが、この場合、なぜ、this が選択されているのでしょうか。相手が経験した雨を一歩引いた視点からではなく、心理的に近いものとしてとらえて会話を進めているからなのかなと思いましたが、よくわかりませんでした。

B 三つ目は、A の「What's that?」という発言において、なぜ it ではなくて、that が選択されているか、という点です。この that は、the Eden Project という語句を受けているように思われますが、前述の語句を指示する場合は it をつかう、というように教わりました。この that は、the Eden Project という語句を指示しているというより、現実の世界に存在した the Eden Project を指し示しているから、that が選択されている、というような理解で、いいのでしょうか?








【回答】
@ How was it? の it は、おっしゃる通り、a week in Cornwall を指しています。

A during all <this> rain における this は、普通は、that を使うところですが、相手の気持ちに寄り添う形で、this が、選ばれたものと思います。

B 既出の物を指す場合は、通常は、it が使われますが、この場合は、the Eden Project という、珍しい言葉が出てきたので、漠然と「それ」というよりも、具体的に、指差すような思いで、「指示代名詞」の that が使われたものと、思われます。



【質問 No. 25958】 about to について  aaa 2024-11-28 01:56:29
 A man about to interview for his dream job gets stuck in traffic.

という文章があったのですが、about to は、be動詞の後に、来るのではないのでしょうか?

 出典は、1994年の、東大英語第一問です。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「夢の(ような)仕事の面接を受けようとしている男性が、(交通)渋滞に巻き込まれる」ということで、「まさに ~ しようとしている」という意味を表す be about to do ~ の about は、ほとんど「形容詞」的な働きをしているので、a man <about to interview ...> で、a man を修飾する形容詞句に相当するので、about to interview が「後置用法」の形容詞句として働いているのです。ですから、ここでは、A man (who is) about to interview と、考えれば、be は不要になるのです。


【質問 No. 25957】 【質問 No. 25954】の岐阜HKさんからの回答について  ヨッシー 2024-11-27 11:44:22
 お世話になります
 
 岐阜HKさん、回答、有り難うございました。

 お示し頂いた8対の語彙の中で、year ; ear と、yeast ; east の2対の区別が、特に難しいことが分かりました。

>これらのペアを、練習用にして、舌慣らしを、お勧めします< by 先生。

 精進します。


【回答】
 岐阜のHKさんも、ヨッシーさんも、長いおつきあいになります。お互いに、切磋琢磨に、励みましょう。


【質問 No. 25956】 【質問 No. 25953】 half a year の解釈について (誤解です!)  ヨッシー 2024-11-27 11:39:25
 お世話になります。

 >もう一つは、ヨッシーさんからの質問で、私が「半年」を a year and a half と分けることもある、という誤った解説に対して、a year and a half としたのでは、「一年半」という意味になるのではないか、とするお叱りがありましたので、これは、無かったことにさせていただきます。<

 お叱りだなんてとんでもないことです。「それは「1年半」ではありませんか?」と疑問を呈しただけです。

 また、私の質問、「これも、【先生の】“長年の誤解”でなければいいのですが、、、。」の【先生の】の部分は、元々の質問にはありません。あくまでも【私の】長年の誤解のことです。

 ご指導を頂いている先生に、私ごときが「叱る」とか、「先生の長年の誤解」とか言うはずはないとご理解賜りたく。

 よろしくお願いします。


【回答】
 「お叱り」の件と、「長年の誤解」の件について、了解しました。私も人の子! 間違いや、誤解に満ち満ちております。その上で、お付き合いの程を、お願い申し上げます。何しろ、このサイトは、私の生きがいとして、続けさせていただいております。どうか、お手柔らかに、お願いいたします。


【質問 No. 25954】 【質問 No. 25952】について  岐阜HK 2024-11-27 05:10:04
 話題の ear vs year の違いは、「口蓋半母音」の有無による違いだと思いますが、数例を紹介させて頂きます。以下のような、ペアがあります。(渡辺和幸著「コミュニケーションのための英語音声学」(弓プレス、p. 58 より)

 yell ; L
 yearn ; earn
 yawning ; awning
 yes; S
 ye ; E
 year ; ear
 yeast ; east
 Yale ; ale

「口蓋半母音」は舌を上の方に持っていき、声帯を振動させるように発音するのですが、日本人には、とても難しい音だと思います。私自身、旨くできなかったような記憶が御座います。

 以上、例の追加と、個人的な感想だけでした。失礼しました。


【回答】
 追加のペアを、ありがとうございました。これらのペアを、練習用にして、舌慣らしを、お勧めします。


【質問 No. 25953】 half a year の解釈について(修正)  回答者(木村) 2024-11-27 02:04:07
 前回、half a year について回答した際、確信の持てない部分がありましたので、ここで、改めて、間違いの修正を含めて、新たな見解を申し上げます。

 一つは、half a year について、私は、half <per> year から、「半年」という表現が生まれた旨の回答をしました。これは、再考の結果、不適切であると感じます。この場合の half は、専門語で「前限定詞」(pre-determiner) と呼ばれるものの一つで、語順が「冠詞」などの「限定詞」の前に置かれる語の総称で、例としては、<all> the people, <both> the brothers, <half> the people, <double> the price などがあり、これらの語は、限定詞の冠詞などの前に置かれるのです。その延長線上で、half the year 「その年の半分」から、half a year 「半年」という言い方がある、ということです。これが、a <half> year に対する、<half> a year の説明になります。

 もう一つは、ヨッシーさんからの質問で、私が「半年」を a year and a half と分けることもある、という誤った解説に対して、a year and a half としたのでは、「一年半」という意味になるのではないか、とするお叱りがありましたので、これは、無かったことにさせていただきます。


【回答】
 以上、質問欄を使って、修正を行いました。(木村)


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