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【質問 No. 24751】 受動態の文型について おまめ 2024-05-15 06:05:30
 いつも、お世話になっております、おまめです。本日は、「受動態」の文型について、質問をさせて頂きます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 The matter was settled. 「その問題は、解決されました」

 引用元には、[The matter](S) [was settled](V). の「第1文型」であると、説明がされていましたが、The matter = settled の関係が成り立つと考えて、[The matter](S) was(V) settled(C). と、「第2文型」として考えるのは、間違いなのでしょうか? 先生のアドバイスを頂けますと、幸いです。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 「文型」の考え方は、基本的には、「主語・動詞」の2つの要素から成り立つ「単文」(Simple Sentence) に適用されるもので、その変形となる、「受動態」の文や、2つ以上の節からなる「複文」(Complex Sentence) には、適用されないのです。今回ご質問の例文は、The(S) settled(V) [the matter](O). の「第3文型」であったものが、「受動態」に変形されたものなので、文型に分ける意味が、無くなってしまうのです。敢えて、文型に分けるとすれば、[The matter](S) [was settled](V) [by them](M). とするしかありません。The matter was settled. を、[The matter](S) was(V) settled(C). のように、文型化するのは、“邪道” ということになるのです。


【質問 No. 24750】 同格の that なのか?(追加質問、その他) ab 2024-05-15 05:46:22
 いつも、ご回答を、ありがとうございます。前回の、映画の台詞に関する質問に、追加でお聞きしたいことがあります。

 "Is it my fault that the only word your dumb-ass knows is "green"?"

1. この英文は、もともと疑問文であり、「Is it」が省略された可能性がある、ということを、教えていただいたと思うのですが、この場合の、文の構造は、「It」が「that節」の仮主語であることを、表しているのでしょうか? それとも、これは同格の that で、my fault that ... 全体で、「補語」となっているのでしょうか? また、口語に多く見られる、このような省略(?)された表現を、見抜くには、何か、コツがあるのでしょうか?

2. これは、英文に関する質問ではないのですが、先生が使っている、又は使っていた、英文法書で、網羅的で、よかったものは、ありますか?


【回答】
1. ご質問の英文は、It が「仮主語」で、that 以下が「真主語」となる構造で、「あなたのお馬鹿さんが知っている唯一の言葉が、“みどり” であるのは、私のせいですか?」という意味になっているのです。that が「仮主語」なのか、「同格」を表すものなのかを決めるものは、全体の意味(文脈)によるので、どちらであるか、訳してみて、理に叶った方が、正しい用法であることに、気づくのです。

2. 英文法の参考書については、私も分からなかったので、当時、皆んなが良い、と言っていた「小野圭の英文法」を買ってきて、がむしゃらに読んだものです。その他に、中野好夫著「三位一体の英語?」というのが、英文法、英文解釈、和文英訳の三つが、統合された旺文社の参考書も使いました。先生などに聞くのもよし、自分で本屋さんで、調べて購入するのも、良いことです。自分で、実際に手に取って、少し読んでみて、わかりやすいと思ったものを、私の場合は、合計で、5 ~ 6冊は、買ったと思います。今は、当時と違って、新しい考え方で書かれた英文法書も、沢山ありますので、試してみてください。



【質問 No. 24749】 be able to の意味について しゅうた 2024-05-14 12:46:23
 お世話になります。

 She ran at a slower pace at first so that she would be able to run faster near the end of the race.

 この would は、なぜ、必要なのでしょうか? she could run では、おかしいのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼女は、最初は、いつもよりも遅いペースで走っていがが、それは、レースの最後に近づいた時に、より早く走ることができるように、するためでした」ということで、she would be able to run faster とは、「彼女が、より速く走ることができるようになるために」という意味で、過去の時点から見た「未来形」が would be able to run という形だからです。もし、she could run faster としてしまうと、過去の時点から見た可能性ではなく、現在から見た可能性、つまり、今からより速く走れるようにするために、ということで、彼女が走ったレースではなく、これから走るだろうレースのことになってしまうからです。



【質問 No. 24748】 英文要約の添削依頼 zoro 2024-05-14 06:22:28
 私の要約を、お褒め頂きまして、ありがとうございます。やはり、英作文と要約には、重要な関係がありますね。英作文のフレーズが頭に入っていれば、「言い換え」を、素早く出来ることが分かりました。本日も、よろしくお願い致します。

[原文]  Education systems worldwide have undergone significant reforms to adapt to changing societal needs. The traditional model of rote memorization and standardized testing is giving way to more student-centered approaches that emphasize critical thinking, creativity, and problem-solving skills. This shift aims to better prepare learners for a rapidly evolving job market where adaptability and innovation are highly valued. However, implementing these reforms comes with challenges such as updating teaching methodologies and measuring non-traditional skills.

 [解答](要約) To adopt societal needs, educational methods have dramatically <improving>(→changed). The traditional education can give a wide variety of merits to students. <Moreover>(However), the purpose <for>(of) this change is to prepare students for a progressing job market. Nevertheless, it is inevitable to update teaching methodologies to <achive goal>(→achieve new goals).

よろしくお願い致します。


【回答】
 今回は、古典的な教育法と、最新の教育法の違いが重要な点なので、その線に沿った「要約」が求められます。私からの修正で、かなり是正されましたが、原文の内容から、やや離脱したものになっていました!


【質問 No. 24747】 英文要約添削依頼(原文) zoro 2024-05-13 21:47:23
 Education systems worldwide have undergone significant reforms to adapt to changing societal needs. The traditional model of rote memorization and standardized testing is giving way to more student-centered approaches that emphasize critical thinking, creativity, and problem-solving skills. This shift aims to better prepare learners for a rapidly evolving job market where adaptability and innovation are highly valued. However, implementing these reforms comes with challenges such as updating teaching methodologies and measuring non-traditional skills.

【回答】
回答はしばらくお待ちください


【質問 No. 24746】 名詞的用法か、それとも、形容詞的用法なのか? 2024-05-14 06:10:31
 以下の文章について、質問があります。

 I believe her to be honest.

 「S V O C」が成り立つこの文章の、to以下の部分について、「形容詞的用法の不定詞」なのか、「名詞用法の不定詞」なのか、どちらなのかが分からないです。「名詞句」と考えても「補語」になるので、成り立つように見えるし、「形容詞句」だと考えても、やはり「補語」となって、この文章が成り立つように思います。どちらが、正しいのでしょうか? 或いは、どちらも正しく、解釈の問題なのでしょうか? 見分ける方法はあるのでしょうか。

 ご教示を、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私は、彼女が、正直者である、と信じます」ということで、構文としては、I(S) believe(V) her(O) [to be honest](C). の要素からなる「第5文型」になります。そして、通常は、補語にあたる to be honest の部分は、honest だけでもよい場合なので、当然「形容詞用法の不定詞」ということになります。


【質問 No. 24745】 同格の that の省略でしょうか? ab 2024-05-14 06:00:54
 こんにちは。いつも、ご回答を、ありがとうございます。

 My fault the only word your dumb-ass knows is "green"?

 こちらは、映画の台詞なのですが、この英文の構造は、"My fault"と、"the only..." の間の that が、省略されていて、訳すと「あなたの愚かな人が、知っている言葉が緑だけだという、私の失敗?」という意味で、良いのでしょうか。また、ここでの、クエスチョンマークには、何か、特別な意味が、あるのでしょうか。


【回答】
 私の想像では、この文は、Is it my fault that the only word your dumb-ass knows is "green"? 「あなたの、馬鹿なやつが知っている唯一の言葉は、“緑”だということは、間違いだろうか?」という文が、会話文であるために、省略されたものと、思われます。疑問文なので、疑問符(?)が、ついているのです。


【質問 No. 24744】 英文解釈の仕方について よしこ 2024-05-14 05:48:43
いつもありがとうございます。

 However, while we live, we desire to make some unique contribution, leaving the world a little different from what it would have been if we had not lived, and we want to be respected for doing so.

 上記の文章の解釈の仕方について、質問です。

 「しかし、私たちが生きている間、私たちは独特の寄付をしたがり、世界を離れるとき(死ぬとき)、自分が生きてた時とは、少し違うことを願い、そして、そうすることで、尊敬されることを願う」と解釈したのですが、desire の目的語は、to make と、a little different from what it would have been の2つと考えましたが、合っていますでしょうか? また、if we had not lived の部分がよく分かりませんでした。

 ご解説、宜しくお願いいたします。




【回答】
 ご質問の英文の意味は、「しかしながら、私達は、生きている間に、何かユニークな貢献をして、世の中を、もしも私達が生きていなかったならば、こうなっていただろうと思われるものとは、少しでも違ったものにすることを願い、また、そうすることで、尊敬されたいと、思います」ということで、趣旨としては、we desire to make some contribution 「何らかの貢献をして」、leaving the world a little different from ... 「世の中を、(それまでとは)違ったものとする(ことを願う)」ということで、そうした貢献によって、後輩から尊敬されることを望んでいる、と述べているのです。なお、different from what it would have been if we had not lived とは、「自分たちが生きていなかったら、こうなっていただろうと思われるもの(世の中)とは、異なるものにして、この世を去りたい、という願いを述べているのです。


【質問 No. 24743】 at the first time と、for the first time の違いについて nkom 2024-05-13 18:47:42
 いつも、的確なご指導、ありがとうございます。また、1点教えてください。

 以前、「初出時のみ、所在地を入れてください」という表現を、質問させていただき、下記の文章を、ご提案いただきました。
 
 Please include the address of the company only at the first time it appears in the same paper.

 仕事関係のネイティブで、同様の表現で、for the first time it appears と書いている方が、おられました。この「at the first time」 と、「for the first time」 は、意味的に何か違いがあるのでしょうか。それとも、常に同じ意味として、どっちを使ってもよいのでしょうか。ご教示いただけますと、幸いです。

 よろしく、お願い申し上げます


【回答】
 ご質問の at the first time とは、「~ した初めての時に」、といった意味で使われますが、for the first time の方は、「初めて(~ した)」という意味で使われます。

1. He was in London <at the first time> I was there. 「彼は、私がそこに初めていた時に、ロンドンにいました」
2. I met him in London <for the first time>. 「私は、ロンドンで、彼に、初めて、会いました」

 これらの例でお分かりのように、at the first time は、「~ した初めの時に」という意味で、後ろから修飾される時に使われ、for the first time は、「初めて(~ した)」という時に、単独で使われます。

 以上のことから、ご質問の英文の at the first time には、it appears in the same paper という修飾語がついているので、「それが、同じ論文に現れた初めての時に」という意味で使われているのです。



【質問 No. 24742】 疑問副詞か、関係副詞か? 2024-05-13 15:24:06
 以下の文章について、質問があります。

 The historian tries to impose on these events some kind of rational pattern: how they happened and even why they happened.
 「歴史家は、出来事に対して、どのようにそれが起ったのか、そして、なぜ、それが起こったのかすらも、ある種の理性的法則をあてはめようとする」

という文章なのですが、この、how they happened and even why they happened. という部分について、how と why の「品詞」や、「役割」は何なのかが分かりません。疑問副詞でしょうか、それとも関係副詞なのでしょうか。また、節全体では「名詞節」を作っているという認識で、合っていますでしょうか? 見分け方も、教えていただければ、ありがたいです。


【回答】
 ご質問の英文の言わんとすることは、歴史家というものは、何かの事件や、事故が起こった場合、それらの事件・事故は、どのように、さらには、なぜ、起こったのか、について理屈に合った、ある種の法則を当てはめようとするものだ、ということなのです。そこで、ご質問ですが、how they happened と、why the happened の構造上の位置付けは、いずれも、おっしゃる通り、「名詞節」で、how や why は、疑問副詞と、なります。そのことは、これらの名詞節が、間接疑問文になっているからなのです。


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