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【質問 No. 24491】 a program for the running machine など 寅次郎 2024-04-06 14:10:52
 下記の英文のうち、第2段目の引用符内にある、2つの文について、お尋ねします。

 An acquaintance of ours was complaining the other day about the difficulty of finding a place to park outside the local gym. She goes there several times a week to walk on a running machine. The gym is, at most, a six-minute walk from her front door. I asked her why she didn’t walk to the gym and do six minutes less on the running machine.
 She looked at me as if I were tragically simple-minded and said, “But I have a program for the running machine. It records my distance< and speed>(→, speed,) and calorie-burn rate, and I can adjust it for <degree>(→the degree) of difficulty.” It had not occurred to me how imperfect nature is in this regard.

 「ランニングマシーンで歩けば、データ (数字) に基づいた歩き方ができる」という趣旨だ、と思うのですが、はっきり理解できません。

@ 第1文の program とは、ランニングマシーンが内蔵しているコンピュータ・プログラムのようなものではなく、「(マシーンを使って、私がやろうと考えている) 予定」のことでしょうか?

A 第2文の後半の「(マシーンを使った歩行運動の) 強度 (difficulty) を求めて、マシーンを調節できる」、つまり、マシーンで距離・スピード・カロリー消費を調節 (設定) して、(歩行運動の) 強度を決められる」という意味か、と思ったのですが、いかがでしょうか。また、the degree ではなく、無冠詞の方が適切なのでしょうか。



【回答】
 ご質問の英文で、筆者の知り合いの言葉として、引用符で囲んだ箇所の意味は、「私は、ランニングマシーン用のプログラム(実施計画)を持っているのです。それは、私の距離と、速度と、カロリー消費率を記録し、難易度に応じた調整ができるものなのです」ということで、

@ の program とは、おっしゃる通り、マシーンを使って、私がやろうとしている計画書(または、予定表)のことと思われます。

A I can adjust it for the degree of difficulty とは、「難易度に応じて、その計画書を調整できるようになっているものなのです」ということと思われます。また、degree of difficulty については、degree が、後ろから限定されているので、<the> degree (of difficulty) とするのが、文法的には、正しいのです。



【質問 No. 24490】 could do to respond について T_Y 2024-04-06 13:13:39
 毎度、お世話になっています。

@ It was all he could do to respond.
A It was all he could respond.

 上記 @ を A のように表現できないのでしょうか? A は、不適切らしいのですが、その理由が分かりません。

 ご教授、お願いします。


【回答】
 @ の意味は、「それは、彼が返答するためにできる、全てであった」ということで、A はの意味は、「それは、彼が返答できる、全てであった」ということなのですが、一見すると、両方とも同じ意味のように聞こえますが、all that he could do とは、「彼ができることの全て」という意味で、do の目的語は all ですが、all he could respond とは、「彼が返答できることのすべて」という意味で、respond の目的語が all になってしまいます。つまり、@ は、彼は、それしかできなかった、つまり、返事をするための「努力」や「方法」に限度があった、ということであるのに対して、A は、彼は、その返事しかできなかった、ということで、彼の、返事の「内容」に限度があった、という意味なのです。


【質問 No. 24489】 英文の解釈について よしこ 2024-04-06 10:56:41
 いつも、ありがとうございます。以下の文章の意味は、何となく分かるのですが、it が二つ続けてあったりと、詳しく解釈できないので、教えてください。

 Out of all the images presented to it it chooses for recognition those that fit most closely with the world learned by past experience.

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「それ(AI?)に提示されたすべての画像の中から、それ(AI)は、選び出すことを目的に、過去の経験から学んだ世界に、最も密接に適合する画像を、選択します」ということで、2つの it は、いずれも、画像を認識する AI を指します。この文の構造を示しますと、[Out of all the images presented to it](M), it(S) [chooses for recognition](V) [those that fit most closely with the world learned by past experience](O). という構造で、大きく分けると、S V O から成る「第3文型」の文となります。


【質問 No. 24488】 leave A to B 「 A を B に、任す」という表現について 美波佐知子 2024-04-05 16:14:49
 いつも、ありがとうございます。先生のおかげで、英語の独学続いています。

 Little is left to the imagination of the listener.
 テキストの和訳: 「聞き手の想像に任される余地は、ごくわずかです」

 解説には、leave A to B 「 Aを、Bに、任す」と、書いてありました。

 ここで、質問ですが、little が前にあるのは、倒置ですか? また、leave A to B が、ここでは、is left と受動態になっています。だから この文の、どれが A で、どれが B なのか、が分からなくなってしまいました。



【回答】
 ご質問の英文の意味は、「聞き手の想像には、ほとんど、何も残されていない」、つまり、聞き手の想像を掻き立てるものは、何もなかった、ということで、leave は、ここでは、leave A to B の構文というよりも、His talk <left> little to the imagination of the listener. 「彼の話は、聞く者に、何の想像も、させなかった」という文の「受動態」に過ぎないのです。


【質問 No. 24487】 追記【質問 No. 24484】 不定詞の形容詞的用法と、直前の名詞について おまめ 2024-04-05 15:59:35
 連投で、失礼いたします。おまめです。先ほどは、丁寧な回答を、本当にありがとうございました。

 最後に、もう一点だけ、確認なのですが、「不定詞の形容詞用法が修飾するのは、名詞一語とは限らず、名詞句(複数語)も修飾が可能」という理解で良いでしょうか? あまり良い文が、浮かばないのですが、次の例文を、作ってみました。

 Artificial wood at the lumber store to construct a building is expensive.
 拙訳: 「その材木店に置いてある、建設するための人口木材は、高価です」

 この文のように、to construct a building が名詞句(Artificial wood at the lumber store)を修飾することは、文法上可能でしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします!


【回答】
 ご質問の英文は、自分で作られたものでしょうか? 次のように書き換えたら、使える英文になると思われます。即ち、Artificial wood at the lumber store <to be used in constructing> a building is expensive. とすれば、より普通の英文になります。つまり、最初の英文だと、ビルディングを作るのに、全て人工木材で行う、というのは、現実的でないので、受動態の不定詞にすれば、建設材の一部という意味になるからです。その上で、お答えしますと、ご提案の英文においても、不定詞の後置修飾は、可能となります。


【質問 No. 24486】 分詞の後置修飾について しゅうた 2024-04-05 14:22:11
 お世話になります。

 I have a customer coming who needs to park there.

 この文の coming は、分詞の後置修飾だと思うのですが、この文のように、分詞が単独で、後置修飾することは、普通にあるのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私は、やってくるお客さんがおり、その人は、そこに駐車する必要があります」ということで、coming は、現在分詞で、おっしゃる通り、a customer を“後置修飾”しています。この場合、a customer coming とは、a customer (who is) coming という意味なので、後置修飾となるのですが、一語だからといって、I have a <coming> customer who needs to park there. とは言えないのです。分詞の前置修飾と、後置修飾とでは、意味の上で、必ずしも同じである、とは限りません。例えば、「歩いている人」は、a walking person ではなく、a person (who is) walking (over there) としなければなりません。


【質問 No. 24485】 is of の使い方や、意味について あや 2024-04-05 14:09:47
 先生、いつも、お世話になっております。以下の例文について、教えてください。

A: What nationality is a person from Australia?
B: A person from Australia is of Australian nationality.

1. A person from Australia is of Australian nationality. の訳が分かりません。is of は、何と訳すのでしょうか?
2. A person from Australia is Australian. も、上記質問に対する答えとしては、間違ってはいませんか?


【回答】
 ご質問の英文例の意味は、次の通りです。

A: 「オーストラリア出身の人は、何国籍ですか?」
B: 「オーストラリア出身の人は、オーストラリア国籍(の人)です」

1. A person from Australia is of Australian nationality. とは、「オーストラリアから来た人は、オーストラリア国籍(の人)です」という意味で、of Australian nationality とは、「of + 抽象名詞」 = 「形容詞」 という公式から、of Australian nationality で、Australian (person) という「形容詞」になるのです。例えば、I am of Japanese nationality. と言えば、「私は、日本国籍(の人間)です」という意味になります。もし、この of をつけないと、「私は、日本国籍(そのもの)です」という意味になり、I = 国籍、といった、おかしな意味になってしまうのです。nationality を「形容詞化」するためには、of をつかなければなりません。

2. の意味は、「オーストラリアからの人は、オーストラリア人です」ということで、Australian は「形容詞」で、an Australian とすると、「一人のオーストラリア人」という意味になります。ですから、「私は、日本人です」と言いたい時は、I am a Japanese. としてもよし、I am Japanese. としてもよいのです。



【質問 No. 24484】 不定詞の形容詞的用法と、直前の名詞について おまめ 2024-04-05 13:45:04
 お世話になっております。本日も、よろしくお願いいたします。

 This is a reminder to all staff to make use of our new online scheduling. 
 私訳: 「スタッフの皆さんへ、新しいオンラインスケジュール管理の利用についてのお知らせ(思い出させるもの)」

 不定詞の形容詞的用法についてなのですが、不定詞 to make use of が修飾するのは、reminder to all staff の名詞句でしょうか? 参考書に載っている不定詞の形容詞的用法の例文は、どれも、something to drink や、I have a lot of homework to do. など、修飾される語が、どれも一語でしたので、気になってしまいました。

 どうぞ、よろしくお願いいたします!


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「これは、我が会社の、新しいオンライのスケジュールを、利用するためのお知らせです」ということで、この reminder を「動詞」にして書くとすると、This is to remind all our staff to make use of our new online scheduling. 「これは、我が社の新しいオンラインスケジュールを、利用するように、お知らせする(ための)ものです」となりますが、この remind を、reminder として表示したもので、その積りで読み解く必要があります。ですから、原文の to make use of our new online scheduling は、「我が社の新しいオンラインスケジュールを利用する場合についての(お知らせです)」という風に、訳さないといけません。不定詞の形容詞用法だからと言って、いつも決まった訳し方になるとは、限らないのです。


【質問 No. 24483】 that 節の範囲について 美澤潤 2024-04-05 13:26:58
 前回、「No. 24339」では、大変お世話になりました。また、早速ご回答いただき、ありがとうございました。今回も、よろしくお願いいたします。

 When young people leave rural areas, it creates huge problems for the local communities. It means schools, shops, and services close and that makes life very difficult for the people left there.

 以上の英文の It means の後には、接続詞の that が省略されていると思いますが、この that 節が close までなのか、最後の there までなのかで、迷っています。日本語訳と合わせて、ご指示いただけましたら、幸いです。(根拠も、お教えいただけたら、助かります)

 よろしくお願いいたします。



【回答】
 ご質問の英文を、構文に忠実に訳しますと、「若い人々が田舎を離れると、それは、地方の地域社会に、とてつもない問題を作り出します。それは、学校や、商店、様々なサービス業界が閉鎖することを意味し、そのことは、そこに残された地方の人々にとっての、生活を、非常に困難なものとします」ということで、It means (that) ... の that は、services close までで、and that の that は、接続詞ではなく、前段の内容を指す「指示代名詞」になります。


【質問 No. 24482】 使役動詞について 香炉峰 2024-04-05 09:18:47
 おはようございます。本日も、よろしくお願いいたします。

 少し前になりますが、「質問 No.24458」で、[make O C]のパターンについて、ご回答いただきましたが、その内容について、確認させていただきます。

@ 先生の回答の中に、「to make/have the menu substituted は、両方とも可能」とありましたが、「make+O+p.p.」の場合は、O が oneself の場合を、代表例として理解していたのですが、上記のような場合もある、という訳ですね。

A また、更なる質問ですが、to make the menu substitute とならない理由は、the menu は substitute される側なので、to make the menu <substituted>と、過去分詞になる、と理解してよろしいでしょうか。make、have などの使役動詞を使う際、いつもしどろもどろになりますので、質問させていただきました。ご教示、よろしくお願いいたします。


【回答】
 @ の「使役動詞」には、大きく分けて、「人に ~ させる」(強制)」(make, force など)と、「人に、~ することを許可する」(許可)(let, allow など)、と「人に ~ してもらう」(依頼)の3種類があります。「強制、許可、依頼」と覚えてください。なお、make の場合は、O の位置には、oneself だけでなく、いろいろなものが来ます。

 A の make the menu substituted とは、「メニューを、別なものに変えさせる」という場合は、おっしゃる通り、menu にとっては、substitute される側なので、受動態を表す過去分詞となります。



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