【質問 No. 25702】 分詞構文の用法について |
ムラマツ |
2024-10-08 09:32:02 |
英文内に出てくる分詞構文が「文修飾」なのか、「動詞修飾」なのかの判別が、わかりません。
1. There being a curve in the road, you cannot see her house from here.
上記の英文が登場するテキストでは、「There being a curve in the road,」が文修飾の分詞構文(理由を表している)として解説されています。意味は「道が曲がっているので、ここから彼女の家は見えない」です。
2. Having been studying since school finished, she didn't answer the telephone.
上記の英文も、前の英文と同じテキストで、「Having been studying since school finished,」が「動詞修飾」の分詞構文(理由を表している)と説明されています。意味は「彼女は、学校が終わってから、ずっと勉強していたので、電話にでなかった」です。
上記の2文とも、「理由」を表していることはわかりますが、1文目が「文」を修飾して、2文目が「動詞」(didn't answer)を修飾しているという区別がつきません。私には、両方とも「動詞修飾」にしか見えないのです。1文目は「見えない理由」を、2文目は「出なかった理由」が書いてあるように見えます。
文修飾と、動詞修飾を文法的、意味的に判断する方法を、教えていただきたいです。
※補足: 同書内の例文では、独立分詞構文の場合は「文修飾」、通常の分詞構文の場合は「動詞修飾」の傾向があります、とありますが、関係あるのでしょうか。
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【回答】
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通常、分詞構文は、「副詞節」の働きをする「従属節」なので、主節全体の、特に、動詞を、修飾していると考えるのが、一般的です。ご質問の 1. も、2. も、同じ働きをしているので、動詞修飾か、文修飾か、は関係ありません。また、分ける必要もありません。
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