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【質問 No. 24271】 受動態と、後置修飾の違いについて 山田 2024-03-04 15:09:54
 お世話になります。「受動態」の文と、過去分詞の「後置修飾」との違いについて、質問します。

 受動態では、「be動詞(過去形)+過去分詞」で、「~ された」という意味ですが、例えば、

1. A picture <was taken> 10 years ago.

という文で、be動詞を省略すると、後置修飾という形になると思います。

2. A picture <taken> 10 years ago.

 1. の「受動態」の文と、後置修飾の文では、文の意味や、ニュアンスに違いは、ありますか?


【回答】
 ご質問の 1. の意味は、「一枚の写真が、20年前に、撮られた」という「受動態」の文ですが、2. の意味は、「10年前に、撮られた、一枚の写真」という「名詞句」になります。つまり、2. は、A picture (which was) taken 10 years ago. という風に、関係代名詞と、be動詞が省略されて、taken 10 years ago が、「後置修飾語」として、前の a picture を修飾している構造になるのです。


【質問 No. 24270】 「前置詞+名詞」の成句について 2024-03-04 13:31:08
 「with + 抽象名詞」と、「in + 抽象名詞」は、どちらも「副詞」の働きをすると思うのですが、意味や、ニュアンスに違いは、ありますか? 例えば、carefully は、with care と表しますが、同じ意味で、in care で、表せますか?

【回答】
 ご質問の「前置詞+抽象名詞」で表される“熟語”(成句)は、with care = carefully, in haste = hastely, in advance = proactively, for instance = for example, in case = if, of course = naturally などなどと、いろいろな前置詞と抽象名詞が一緒になって、「副詞句」を作る、いわゆる「慣用表現」は、枚挙(まいきょ)に遑(いとま)がないほどです。どの名詞が、どの前置詞と一緒になるか、については、慣用表現ですから、ルールとして述べることはできないのです。単語を覚えるときの様に、一つひとつ覚えていくしかありません。その意味で、英語は、“暗記もの”と呼ばれているわけです。


【質問 No. 24269】 his many generations の his について のん 2024-03-04 13:13:21
 いつも、お世話になっています。

 It is characteristic of Bertrand Russell that he should have brought up a son for whom this sense of oddity shades off into a warm amusement at the solemnity of the human race. The tributes which have been paid, both to the quality of his mind and to his achievements in changing the ideas of his many generations, are deserved.

 この文の his many generations の his は、何を指しますか? the human race でしょうか? Bertrand Russell でしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「(英国の哲学者の)バートランド・ラッセルが、この奇妙な感覚が、やがて、人類の厳粛さの前で、温かな喜びに変わっていくような息子を育てあげたということは、正に彼らしいところである。彼の精神の高貴さと、彼の何世代にもわたる人々の考えを変えたことにおける功績に対する尊敬の念は、当然のことなのである」ということで、his many generations とは「彼の(恩恵を受ける)何世代にもわたる人々」という意味で、his は、当然、ラッセルを指しているのです。


【質問 No. 24268】 his century について のん 2024-03-04 09:50:12
 いつも、お世話になっています。

 Perhaps any son feels some sense of oddity at being asked to pay tribute to his father as one of the greatest men of his century.

 この文の his century という表現は、普通なのでしょうか? this の t が抜けた誤植か、と思ったのですが、どうでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、、「恐らく、どんな息子でも、自分の父親を、彼の世紀の最高の人物の1人として、尊敬せよ、と求められたら、奇妙な気持ちを味わうことだろう」ということで、his century でも、this century でも、どちらでも、大丈夫だと思います。


【質問 No. 24267】 as の使い方について leo 2024-03-04 06:32:25
 こんばんは。課題となっている問題集の中にあった英文について、質問です。

 'Kaka Murad,' as the locals called him, was shot and died in Jalalabad in 2019.
 「地域の人々から、‘カカ・ムラド’ と呼ばれた彼は、2019年に、ジャラーラーバードで、銃撃され、亡くなりました」

 この英文の as の用法を、教えて頂きたいです。

 ここでの call は「第5文型」の call で、as 以下の文(the locals called him)は、不完全な文だと思うのです。そうすると、as は「関係代名詞」ということになりますよね。しかし、as が関係代名詞として使われるのは、先行詞に as, the same, such がつくとき、または、節を先行詞とするときだと心得ております。しかし、この文は、そのどちらにも当てはまらず、どういった用法で使われているのか、いまいちピンときません。

 この as が、一体何なのか、そして、もし関係代名詞なら、なぜ、この文において、as を関係代名詞として使えるのか、についてご質問したいです。また、関係代名詞だった場合、この as を which など、他の関係代名詞に置き換えることは可能かどうか、についても、ご教授頂けると幸いです。

よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の 'Kaka Murad,' as the locals called him における as は、as(C) [the locals](S) called(V) him(O) という「第5文型」の中で「目的補語」の要素となっています。ということは、おっしゃる通り、この as は、Kaka Murad を先行詞とする「関係代名詞」の役割も担っていることになります。このように、as の「~ であるように」という接続詞の機能と、先行詞を修飾する関係代名詞という、2つの役目を果たしているわけで、英文法では、このように使われた as を「擬似関係代名詞」(=関係代名詞と接続詞の両方の機能を果たすもの)と呼んでおります。ですから、'Kaka Murad,' as the locals called him を直訳すると、「地元の人々が彼を呼んでいたように、その‘カカ ムラド’は、(銃撃されて、死亡した)」というのが、この部分の直訳になります。


【質問 No. 24266】 時制について けん 2024-03-04 05:57:51
 過去形の時制について、教えて頂きたいです。

 本日、参考書で、以下の英文を見ました。

1. When I came home, my mother cooked dinner. という英文を見ました。

 この英文では、「私が家に帰ってきた後に、母は料理を作った」という順番の意味でしょうか? 主節が進行形の

2. When I came home, my mother was cooking dinner.

の英文の方がよく見るし、正しいと思うので、気になりました。よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文は、1. も、2. も、間違いではありません。1. の意味は、「私が帰宅すると、母は、夕食を料理した」ということで、「帰宅した後で、料理した」ということなので、過去時制の順序も、これでよいのです。

 一方、2. の意味は、「私が帰宅した時には、母は、料理をしていた」ということで、「帰宅した時には、料理の最中だった」ということで、1. とは、微妙に違いますが、英文としては、どちらも可能な表現なのです。



【質問 No. 24265】 home について 達彦 2024-03-03 18:33:07
 お世話になります。home の使用方法について、質問、失礼致します。

 go home など、動詞の後に home が来る場合、「副詞」の役割のしているので、at などの「前置詞」が必要ないのは、理解しているのですが、be動詞などでも、副詞として機能するのでしょうか?

例文: I'll be home tomorrow.

 個人的には、I'm at home. などのように、be動詞の場合は、home を「名詞」として使うケースが多い気がします。それとも、is, am, are ではなく、be を使う場合は、home を「副詞」として使うのが、一般的なのでしょうか?

 何卒、宜しく、お願いします。


【回答】
 ご質問の home は、be, go, come, stay などの動詞の後で、「副詞」となり、「自宅にいる、自宅に帰る、帰宅する、自宅に留まる」といった意味を表します。ですから、日本語の「只今(帰りました)!」という、帰宅の掛け言葉は、英語では、I'm home. と言います。その他に、be on one's way <home> 「帰宅途中である」や、I'm on my way <home>. 「帰宅途中である」、Father will be <home> before six. 「父は、6時前までには、帰ってきます」などのように、使われます。なお、 be at home という用法は、主にイギリス人に多い、と言われています。


【質問 No. 24263】 英文要約添削依頼 zoro 2024-03-03 16:18:25
 先生、前回の添削、ありがとうございました。本日も、英文要約の添削を、お願い致します。

[原文] A child is most intelligent when the reality before him arouses in him a high degree of attention, interest, concentration, involvement -- in short, when he cares most about what he is doing. This is why we should make schoolrooms and schoolwork as interesting and exciting as possible, not just so that school will be a pleasant place, but so that children in school will act intelligently and get into the habit of acting intelligently. The case against boredom in school is the same as the case against fear; it makes children behave stupidly, some of them on purpose, most of them because they cannot help it.
 If this goes on long enough, as it does in school, they forget what it is like to grasp at something, as they once grasped at everything, with all their minds and senses; they forget how to deal positively and aggressively with life and experience, to think and say, “I see it! I get it! I can do it!”

[解答](要約) In general, children will be intelligent when he concentrates on what he is doing. In order for children to be intelligent, it is inevitably necessary to set up schools as places where children can act <efficiently>(→efficiently and intelligently).
 It results from <boresome>(→boredom) that children cannot <confine>(→concentrate) themselves <and>(→but) act stupidly. If this lasts long, children will lose their motivation <for>(→to) study.

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 原文の言葉は、さほど難しくはないですが、これを上手に要約するのは、大変な仕事です。とても、よくまとまっています。この調子で、進めてください。


【質問 No. 24262】 複合名詞について なおちゃん 2024-03-03 06:16:31
 「複合名詞」について、お聞きしたいことがあり、質問致しました。

 TOEIC の勉強をしていて、「名詞+名詞」の形の複合名詞について、色々ネットで調べていたら、「この形の複合名詞は、前の名詞が後ろの名詞を修飾する」と書かれたサイトを見つけました。「名詞+名詞」の形をしていて、かつ、前の名詞が後ろの名詞を修飾するものであれば、全て複合名詞と考えてよろしいのでしょうか。例えば、hotel room や sales team といったものでも、1つの複合名詞と考えていいのですか。

 変な質問をしてしまい、申し訳ございません。回答の方は、お時間のある時に、していただいて大丈夫です。


【回答】
 ご質問の「複合語」とは、二つ以上の単語が結びついて、別の新しい一語を形成したもの、ということで、日本語では、「通勤電車、落ち着く、青臭い」などがありますが、英語では、greenhouse「温室」、blackboard「黒板」などが複合語で、合成語とも言います。以上の例からもわかるように、複合語には、あらゆる品詞が二つ以上集まって、一つの品詞となるものなので、「名詞+名詞」に限らず、「形容詞+名詞」、「動詞+動詞」などなど、いろいろな形があり、それらのうちで、名詞として機能するもの、形容詞として機能するもの、などなどと、限りがありません。要するに、2つ以上の単語が集まって、1つの語となったものを、全て「複合語」(合成語)というのです。複合語の品詞にも、名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、などなど、色々な品詞が存在するのです。


【質問 No. 24261】 この場合の that の用法について あさこ 2024-03-03 05:48:00
 NEW DELHI, India -- India's butter chicken lives among that rarefied pantheon of dishes that is well-loved at home and well-traveled: a smoky, cooked chicken smothered in a bright sauce of tomato, cream, butter and spices. It's been eaten by truck drivers at road-side stalls in rural India and by international glamourati like Jackie Kennedy.

 最初の India's butter chicken lives among that rarefied pantheon of dishes の that は、主語でしょうか? among の後に that が来る理由が、わかりません。among = 「の中で」だと思っていたので・・・。

 よろしく、お願いします。


【回答】
 ご質問の that を含む部分の India's butter chicken lives among that rarefied pantheon of dishes that is well-loved at home and well-traveled: の意味は、「インドのバターチキンは、家庭でも、旅行者にも愛されている、あの希少な料理の宝庫の中に、生きている」ということで、最初の among の後の that は、dishes that is ... の that と「相関関係」にある that で、「家庭でも、旅行者にも、愛されている、<あの>希少な料理の宝庫の中に...」という風に、関係代名詞を前もって指し示し、特定する役割を果たしているのです。例えば、I am worried about <that> boy that is standing over there. 「私は、あそこに立っている、<あの>少年について、心配している」という風に、使われるのです。


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