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【質問 No. 24372】 英文和訳について 美波佐知子 2024-03-19 06:44:05
 いつもありがとうございます。

 No dialect is more deserving of the title “language” than any other dialect.

 この文の意味がとれません。文頭に no があるのも分かりません。どんなふうに、日本語訳したらいいですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「いかなる方言も、他の方言のいずれと比較しても、(独立した)一つの言語という資格を取ることはできません」ということで、Any dialect is not more deserving of the title "language" than any other dialect. とすると、わかりやすいかもしれません。どんな方言でも、一つの言語として認められることはない、という意味です。方言は、あくまでもある言語の一部で、独立した言語とは言えない、という意味です。


【質問 No. 24371】 文法について もさ 2024-03-19 06:34:59
 いつも、丁寧な解説に感謝してます。

@ Because of the unusual heat, more people are using their A/Cs, increasing the use of power.
  「異常な暑さのせいで、より多くの人々が空調を使い、電力利用が増加しています」

 ..., increasing the use of power の部分は、分詞構文でしょうか? それとも、A/Cs を現在分詞で説明しているのでしょうか。また、途中の more people are using their A/Cs は、カンマに囲まれているため、挿入句と考えてよろしいでしょうか。

A 【質問 No. 24363】 something について、理解に至らなかったので、教えていただきたいです。

1. something that S V という形はございますか? また、その際、something は、「接続詞」 that (同格?)を伴って、「S Vの節」を取ると考えてよろしいでしょうか。
2. また、something that V は「関係代名詞」 の that と考えてよろしいでしょうか。繰り返しの質問になり、申し訳ないです。


【回答】
@ の、increasing the use of power は、「継続用法」の「分詞構文」で、<and it increases> the use of power という意味を表すのです。

A の 1. については、前回も例文を挙げましたが、something that S V における that は、「同格を表す接続詞」なのです。「~ というもの」という意味を表します。
 2. の something that V という形における that は、「関係代名詞」で、something が先行詞になります。例文は、前回、お示ししました。



【質問 No. 24370】 英作文の添削依頼 zoro 2024-03-19 06:20:31
 ご添削と、アドバイスをありがとうございました。実は、親戚の子が警察官になりたいということで、警察学校に入り、入学前に「必ず警察官になれます」と言われていたのですが、体力テストで落ちてしまい、結局は警察官になることが出来ませんでした。今はアルバイトを転々としている状態です。身勝手かとは思いますが、もう少し、学校も、警察官ではなくても、学んだことを生かせる就職先を用意して欲しかったと思う次第です。

 本日も、英作文の添削をお願い致します。

課題: Has a university degree in the humanities lost its relevance in today’s world?

1.「私は、文学部は人気がなくなるという意見に賛成だ」

 I agree with the idea that a university degree in the humanities will lose its relevance in today’s world, for the following reasons.

2.「人文科学を学ぶと、登場人物の経験を通じて、歴史や外国の文化を学ぶ機会を得ることが出来る」
 It is well known that learning the humanities <give>(→gives) students a chance to understand <history>(→the histories of humankind) and foreign <cultures>(→languages and cultures) through the experience of <characters>(→learning the subjects related to those fields).

3.「しかしながら、インターネットのおかげで、私達の生活は便利になり、家で勉強することが可能になった」
 However, thanks to the Internet, our era has become convenient, which makes it easier for us to <study>(→study those things) <alone>(→by ourselves) without going to <school>(→such schools).

4.「本当に文学や歴史が好きな生徒は、趣味として、インターネットで情報を得るか、本を読めば良い」
 Students who really love literature and history should get the information on the Internet or read books concerning them.

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご親戚の息子さんが、せっかく警察学校に行ったのに、警察官になれなかった、というお話ですが、残念とは思いますが、警察官の仕事は、いざとなれば、体力を必要とする職業なので、体格を重視するのは、やむを得ないことと思われます。その際、警察学校に入る前に、体格検査をするなりすべきで、卒業してから、不合格にするのは、酷のように思われます。そのことがあって、この前のような、学校にも、責任があるのでは、というご意見に、なったわけですね。よくわかりました。人には、向き不向きというものがありますから、好きと思ったことに集中することで、成功することになるのですね。今回の、英作文の課題も、そのことと、関係がありそうです。

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[回答](感想) 人には、それぞれ、好き嫌いや、得意不得意、などがありますから、好きなことを極めることで、そうでなかった人々の役に立つ事があるのだと思います。理系が得意な人が、文系の得意な人と同じ量の知識や知見を得ることは、大変なことと思われます。最近は、何事も分業化しているので、学問も、分業化してもよい、と思われるのです。お互いに補い合うことで、完全な社会が構成されるのではないでしょうか? そうした意味で、私は、humanities (人文学)は、私も、その一人なので、それなりの存在価値がる、と思っています。



【質問 No. 24369】 前置詞の省略について 香炉峰 2024-03-19 05:45:13
 いつも、丁寧に、回答いただき、ありがとうございます。今回の質問は、次の分位ついてです。

 You have no clue where he is.

 この文の clue と where の間に、about あるいは、on などの前置詞が入らないのでしょうか。あるいは、言わずもがなことなので、省略されているのでしょうか。ご教示いただけましたら幸いです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「あなたは、彼が、どこにいるのか、手がかりを持っていません」ということで、You have no clue で、You don't know という意味として、where he is と続けたもので、正確には、about/as to などの前置詞が必要ですが、慣例的に、前置詞を省略した言い方になっているのです。


【質問 No. 24368】 If were to / If should について(再度) ぶしみち 2024-03-19 05:35:53
 返信ありがとうございます。同じ文について、続けて質問なのですが、

 If he were to come, tell him to wait. 「彼が来るようなことがあれば、待つように言ってくれ」

 If were to 〜 の意味として、実現可能性がほとんどない、妄想のような場合になる、と習いました。上記の文は、前後の文脈がないので、どのようなシチュエーションかは、正確にはわかりませんが、「彼が来ない」ということがわっているにもかかわらず、「待つように言ってくれ」という、実現しないことを前提にした命令文というニュアンスになりますか?

 それとも、この場合の were to の実現可能性は、ゼロではなく、もう少し、可能性があるようなニュアンスになりますか?






【回答】
 ご質問の英文のニュアンスは、「彼は来ないとは思うが、万が一、来た場合は、待つように言ってくれ」ということで、were to は、「実現不可能」という意味ではなく、「万が一、~ の場合は」といった、可能性を残した表現なのです。


【質問 No. 24367】 are set up to achieve の用法について km 2024-03-19 05:27:22
 前回は、ご回答いただき、ありがとうございました。再度、同じ文章についての質問です。

 some of the functions (which) managerial hierarchies are set up to achieve の the functions を先行詞に取るのは achieve であることを理解しました。

 ではこの場合、managerial hierarchies are set up はどのような文法となっているのでしょうか。受動態でない場合、「be動詞」と、「一般動詞」が連続している文のように、考えてしまいます。

 何度も、質問してしまい、大変恐縮ですが、どうか、ご教授頂けると、幸いです。よろしく、お願い申し上げます。


【回答】
 ご質問の部分を、先行詞を目的語とする、通常の文にすると、managerial hierarchies are set up to achieve <some of the functions> 「各部署の長が、その機能のいくつかを、達成するために、立ち上げられた(=役割を分担した)」となり、are set up to achieve 全体が、1組の動詞として、目的語を取っている、という形になっているのです。


【質問 No. 24366】 単数と複数について 加藤 2024-03-18 19:19:08
 いつも、大変お世話になっており、ありがとうございます。

 単数と複数形について、質問があります。次の例が示すように、特定せずに、全般を表現する時は、複数形を使用するイメージがあります。

1. I like dogs.

 ところが、私の参考書では、下記の英文が単数形でした。

2. Nick knows a lot about Japanese food.
  「ニックは、日本の食べ物について、よく知っています」

 個人的には、日本食全般を表すので、foods になるのでは、と思ったのですが、単数形でした。何故、food は、単数で、全般を表す表現になるのでしょうか?

 ご教授頂けましたら、幸いです。


【回答】
1. の英文の意味は、「私は、犬が、好きです」ということで、普通名詞の場合、「総称」として、a dog、または、 dogs という風に、単数形か、複数形が使われます。

2. の英文については、food は「物質名詞」なので、単数形だと「総称」になります。しかし、具体的に、何種類かの「食べ物」を指す場合には、foods という「複数形」もあり得るのです。



【質問 No. 24365】 仮定法未来の were to の用法について ぶしみち 2024-03-18 19:05:46
 「If S were to + 動詞の原形、(主節)S + 過去助動詞 + 動詞の原形」という仮定法未来で、were to (was to) の形で、後半の主節に、「命令文」が来ることはない、と習ったのですが、「VisionQuest 総合英語 Ultimate 2nd Edition」では、仮定法未来の単元で、以下の文が掲載されています。

 1人称、3人称単数の場合、口語では were to が was to と表されることがある。
 If he was to come, tell him to wait. 「彼が来るようなことがあれば、待つように言ってくれ」 

 これは、主節に命令文がきているようにみえるのですが、文法的に間違っているのか、口語とかで使われることがあるのか、どのように理解していいのか、よくわかりません。

 一応、were to のあとに「命令文」を主節にとるかどうか、について、参考ではないので、例文として、単にあまり適当でないものを選んでしまったのか、本当にこういう使われ方をするのなら、そもそもの仮定法未来で were to の説明がおかしい気がするし、悩んでいます。VisionQuestは、有名な英語の英文法書なので、さすがに適当なこと書いてないと、思うのですが、もやもやします。


【回答】
 ご質問の If he were to come, tell him to wait. 「もし彼が来るようなことがあれば、待っているように、伝えてください」という意味で、仮定法過去形の後の主節では、命令文が来ることはない、ということは、ありません。それだけではなく、were to を使った仮定法を、「仮定法未来」と呼ぶのは、未来に関することだからで、動詞の過去形が使われている以上、これも、「仮定法過去形」と呼ぶのが、正しい呼び方なのです。were to を含む文が、たまたま「未来」を指すだけで、形から見れば、これは「仮定法過去形」になるのです。形と意味を、ごちゃ混ぜにしてしまうと、「仮定法」というものが、わからなくなってしまうのです。

 結論を言いますと、were to を含む文は、その形から「仮定法過去形」であって、たまたま、未来を意味するからといって、「仮定法未来形」としないことが、大切なのです。また、仮定法過去形の後の「主節」には、命令文が来ることはない、というのも、偽情報に過ぎません。



【質問 No. 24363】 something について もさ 2024-03-18 06:26:50
 お世話になります。よろしくお願いします。

 something that S V と、something that V の違いについて、前者は「接続詞」の that で、後者は「関係代名詞」の that で、よろしいでしょうか。また、各々の例文をあげていただけますでしょうか。


【回答】
 something that S V の例文としては、The fact that he was lying was obvious. 「彼が、嘘をついていた事実は、明らかだった」などがあり、something that V の例文としては、He is always saying something that is stupid. 「彼は、いつも、馬鹿げたことを、言っている」などがあります。


【質問 No. 24362】 受動態の文章について つとむ 2024-03-18 06:16:13
 いつも、お世話になっております。

 「SVOO」と、「SVOC」の<受動態>について、質問させてください。

1. 「SVOO」の受動態: He was given the gift by his girlfriend.
2. 「SVOC」の受動態: She is called Aya by children.

 受動態は、やや複雑に感じます、それよりも、下記のように、シンプルに言い換えた方が、いいのではないか、と感じるのですが、日常会話では、上記のような受動態は、どのようなシーンで使われますか? 通常は、ほとんど使わない、のではないでしょうか? つまり、以下のような文が、一般的なのではないでしょうか?

1a. His girlfriend gave him the gift.
2a. Children called her Aya.


【回答】
 一般的には、おっしゃる通り、「受動態」の文章は、固い「文語調」の書き言葉として使われ、日常会話の「話し言葉」では、「能動態」の文の方が、好まれることは、その通りです。鋭い語感をお持ちですね!


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