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【質問 No. 24278】 文法の理解について 英語学習初心者 2024-03-05 13:27:22
 A new concept has been devised to help us think clearly about water use -- the concept of 'virtual water'.

 生きていくのに不可欠な水、直接消費するときだけでなく、輸出入品も含め、生産品や加工品を手に入れたとき、それに係わった水が、大量にあるはずで、それにも目を向けてみよう、という英文の一節ですが、不明な点につき、教えてください。
 
@ 上記の(単文として)「主語」、「述語動詞」はわかるとして、その他の語の活用(目的語、補語、修飾語など)を、教えてください。
A think が、このままでは、どうしても理解できません。単文なら、動詞は一個のはずで、devised で使われています。準動詞では、この形ではなりえません。
B think の前に、who (または、that 関係代名詞)を入れた「複文」の関係代名詞が省略されたもの、と 考える。そうすると、think は述語動詞となれるが、はたして関係代名詞は省略できるのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私たちが、水の利用について、明確に考えることの助けになる概念、即ち、‘仮想水’という概念が、考案されました」ということで、

@ この英文の構造を示しますと、[A new concept](S) [has been devised](V) [to help us think clearly about water use -- the concept of 'virtual water'](M). から成る「第1文型」の構文となります。更に、副詞的修飾語(M) の内部構造は、[to help](V) us(O) [think about water clearly](C) から成る「第5文型」になっています。
A help us think の help は、一種の「使役動詞」で、「我々が、考えるのに、役立つ」という意味になります。
B think の前に、関係代名詞は、省略されているのではなく、think は「動詞の原形」なのです。to help us think の不定詞は、「目的」(~ するために)を表す「不定詞」なのです。目的格の関係代名詞は、よく省略されますが、ここでは、関係代名詞は、存在しません。



【質問 No. 24277】 I say this boldly, について zoro 2024-03-05 11:19:38
 I say this boldly, knowing how often that element is seized upon as a subject for ridicule -- their dullness, narrow lives and interests.

 この部分の、訳がわかりません。..., kowing ~ の部分は、as I know の意味の「分詞構文」になっているのですか? また、seize の意味は、「掴む、押収する」となっておりましたが、訳し方がわかりません。

 よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私は、このことを、大胆に言います。何故なら、その様な要素、つまり、彼らの鈍感さや、生活と関心の狭さ、などが嘲笑の対象として、如何に頻繁に取り上げられかを、知っているからです」ということで、knowing how often ... というところは、おっしゃる通り、「理由」を表す「分詞構文」なのです。なお、seize upon とは、「(機会など)を捉える、(提案など)に飛びつく」という意味で、He will seize upon any chance to study abroad. 「彼は、留学できるどんな機会にでも、飛びつくでしょう」などの様に使います。


【質問 No. 24276】 英文要約の添削依頼(原文と、要約) zoro 2024-03-05 10:57:11
 おはようございます。本日も、英文要約の添削を、お願い致します。

[原文]  The best thing about a small town is the people who live in it. I say this boldly, knowing how often that element is seized upon as a subject for ridicule -- their dullness, narrow lives and interests. The point is that the charge is simply not true. There are such people and such conditions in small towns, just as there are in large cities, for the human race is plentifully supplied with all kinds; they average about the same everywhere.

 The inhabitants of the small town are no worse and no better than people everywhere, but in the small town you know them, as friends, neighbors, acquaintances, over a long span of years, lifetimes often, and they know you for what you are -- a sobering but an inspiring thought. In the small town, you do not need to pretend; you can be yourself. This may annoy some, who will prefer the impersonality of the big city, but to a normal person, there is something heartening in being an integral part of a community. Be sure of this: if you find the small town dull, the lack is in you. You no doubt bore the people.



【回答】
[解答](要約) The best thing <of>(→about) living <a>(→in a) small town is <to>(→that you can) establish a good relationship with the people who live in it. In a small town, there are a wide variety of races like <large>(→in large) cities. Moreover, in a small city, you are acquainted with people who are living there, and you can go out with them for a long time, and it is not necessary for you to impersonate yourself. It is your responsibility <that>(→if) you think <the>(→a) small town <boredom>(→is boring).

 本日も、よろしくお願い致します。

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[回答](感想) 毎回のことですが、非常によく書けています。可成の時間をかけているのかな、とは思いますが、これだけ纏めるのは、大変な作業と思われます。文法上のミスさえクリアすれば、他に言うことはありません。



【質問 No. 24273】 英文の構造について こう 2024-03-05 06:07:16
 Choose almost any civilization throughout history and behind it will be some form of writing system.
 「歴史上の文明のほとんどどれを選んでみても、その背景には、なんらかのかたちでの書記体系があるだろう」

 上記の英文の構造を、どのようにとると、上のような日本語訳になるのか、がわかりません。


【回答】
 ご質問の英文の構造は、「命令文 + and ...」(= If ~, then ...) 「~ すると、... となる」という構文でできています。さらに、この文の and 以下は、[some form of writing system](S) [will be](V) [behind it](M) という文の behind it が、文頭に出されたために、「主語+述語」の語順が、「述語+主語」になるという、「倒置文」になっているのです。ご質問の英文の直訳は、「歴史を通じて、ほとんどいかなる文明でも、選びなさい、そうすると、その背景には、何らかの書記体系が存在するのです」となります。


【質問 No. 24272】 TOEIC のための勉強法について ブナの木 2024-03-05 05:51:38
 TOEIC の目的は、主に最初の方で、読んでいると、答えが見つかると言うのですが、その通りにやっても、外れてしまいます。どうしたら、できるようになるのでしょうか? 要約は、どこをヒントにやれば良いのでしょうか?

【回答】
 ご承知のように、TOEIC とは、Test of English for International Communication の「頭文字」をとった略語で、「国際コミュニケーション英語能力テスト」と訳されています。主に、企業などへの就職のために、英語力を示す指標として、重要視されているものです。しかし、私自身は、このテストを受けたことがありませんので、具体的な内容などについて、全体を把握しているわけではありません。私が昔受験したのは、「英検」や、TOEFL (Test of English as a Foreign Language)「トーフル・米国留学のための英語力検定テスト)だけで、それも何十年も前のものなので、現在の内容や、難易度などについては、あまり承知しておりません。従って、このサイトでは、テストの種類は別にして、英語そのものについての質問に、お答えしております。Google 検索で調べるか、書店で、参考書を求めていただきたい、と思います。その中で、疑問が生じた場合は、このサイトに投稿してください。


【質問 No. 24271】 受動態と、後置修飾の違いについて 山田 2024-03-04 15:09:54
 お世話になります。「受動態」の文と、過去分詞の「後置修飾」との違いについて、質問します。

 受動態では、「be動詞(過去形)+過去分詞」で、「~ された」という意味ですが、例えば、

1. A picture <was taken> 10 years ago.

という文で、be動詞を省略すると、後置修飾という形になると思います。

2. A picture <taken> 10 years ago.

 1. の「受動態」の文と、後置修飾の文では、文の意味や、ニュアンスに違いは、ありますか?


【回答】
 ご質問の 1. の意味は、「一枚の写真が、20年前に、撮られた」という「受動態」の文ですが、2. の意味は、「10年前に、撮られた、一枚の写真」という「名詞句」になります。つまり、2. は、A picture (which was) taken 10 years ago. という風に、関係代名詞と、be動詞が省略されて、taken 10 years ago が、「後置修飾語」として、前の a picture を修飾している構造になるのです。


【質問 No. 24270】 「前置詞+名詞」の成句について 2024-03-04 13:31:08
 「with + 抽象名詞」と、「in + 抽象名詞」は、どちらも「副詞」の働きをすると思うのですが、意味や、ニュアンスに違いは、ありますか? 例えば、carefully は、with care と表しますが、同じ意味で、in care で、表せますか?

【回答】
 ご質問の「前置詞+抽象名詞」で表される“熟語”(成句)は、with care = carefully, in haste = hastely, in advance = proactively, for instance = for example, in case = if, of course = naturally などなどと、いろいろな前置詞と抽象名詞が一緒になって、「副詞句」を作る、いわゆる「慣用表現」は、枚挙(まいきょ)に遑(いとま)がないほどです。どの名詞が、どの前置詞と一緒になるか、については、慣用表現ですから、ルールとして述べることはできないのです。単語を覚えるときの様に、一つひとつ覚えていくしかありません。その意味で、英語は、“暗記もの”と呼ばれているわけです。


【質問 No. 24269】 his many generations の his について のん 2024-03-04 13:13:21
 いつも、お世話になっています。

 It is characteristic of Bertrand Russell that he should have brought up a son for whom this sense of oddity shades off into a warm amusement at the solemnity of the human race. The tributes which have been paid, both to the quality of his mind and to his achievements in changing the ideas of his many generations, are deserved.

 この文の his many generations の his は、何を指しますか? the human race でしょうか? Bertrand Russell でしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「(英国の哲学者の)バートランド・ラッセルが、この奇妙な感覚が、やがて、人類の厳粛さの前で、温かな喜びに変わっていくような息子を育てあげたということは、正に彼らしいところである。彼の精神の高貴さと、彼の何世代にもわたる人々の考えを変えたことにおける功績に対する尊敬の念は、当然のことなのである」ということで、his many generations とは「彼の(恩恵を受ける)何世代にもわたる人々」という意味で、his は、当然、ラッセルを指しているのです。


【質問 No. 24268】 his century について のん 2024-03-04 09:50:12
 いつも、お世話になっています。

 Perhaps any son feels some sense of oddity at being asked to pay tribute to his father as one of the greatest men of his century.

 この文の his century という表現は、普通なのでしょうか? this の t が抜けた誤植か、と思ったのですが、どうでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、、「恐らく、どんな息子でも、自分の父親を、彼の世紀の最高の人物の1人として、尊敬せよ、と求められたら、奇妙な気持ちを味わうことだろう」ということで、his century でも、this century でも、どちらでも、大丈夫だと思います。


【質問 No. 24267】 as の使い方について leo 2024-03-04 06:32:25
 こんばんは。課題となっている問題集の中にあった英文について、質問です。

 'Kaka Murad,' as the locals called him, was shot and died in Jalalabad in 2019.
 「地域の人々から、‘カカ・ムラド’ と呼ばれた彼は、2019年に、ジャラーラーバードで、銃撃され、亡くなりました」

 この英文の as の用法を、教えて頂きたいです。

 ここでの call は「第5文型」の call で、as 以下の文(the locals called him)は、不完全な文だと思うのです。そうすると、as は「関係代名詞」ということになりますよね。しかし、as が関係代名詞として使われるのは、先行詞に as, the same, such がつくとき、または、節を先行詞とするときだと心得ております。しかし、この文は、そのどちらにも当てはまらず、どういった用法で使われているのか、いまいちピンときません。

 この as が、一体何なのか、そして、もし関係代名詞なら、なぜ、この文において、as を関係代名詞として使えるのか、についてご質問したいです。また、関係代名詞だった場合、この as を which など、他の関係代名詞に置き換えることは可能かどうか、についても、ご教授頂けると幸いです。

よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の 'Kaka Murad,' as the locals called him における as は、as(C) [the locals](S) called(V) him(O) という「第5文型」の中で「目的補語」の要素となっています。ということは、おっしゃる通り、この as は、Kaka Murad を先行詞とする「関係代名詞」の役割も担っていることになります。このように、as の「~ であるように」という接続詞の機能と、先行詞を修飾する関係代名詞という、2つの役目を果たしているわけで、英文法では、このように使われた as を「擬似関係代名詞」(=関係代名詞と接続詞の両方の機能を果たすもの)と呼んでおります。ですから、'Kaka Murad,' as the locals called him を直訳すると、「地元の人々が彼を呼んでいたように、その‘カカ ムラド’は、(銃撃されて、死亡した)」というのが、この部分の直訳になります。


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