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【質問 No. 24241】 Here の使い方について あや 2024-02-29 06:40:37
 先生、いつも、お世話になっております。以下の例文について、質問です。

1. Somebody here can sing <a>(→an) Italian song.
2. The people here are very poor.

 副詞である here が、名詞・代名詞を修飾しているように見え、文法が、分からなくなりました。解説を、お願いできますでしょうか?


【回答】
1. の英文の意味は、「ここにいる誰かは、イタリアの歌を、歌うことができます」ということで、here は、「ここに」という意味の「副詞」ですが、よく「名詞」の後につけて、「ここにいる ~」という風に、前の名詞を修飾することがあるのです。there についても、somebody <there> 「そこにいる、誰か」という風に、名詞を修飾することがあります。

2. の意味は、「ここにいる人々は、大変貧乏です」ということで、上で説明した通り、副詞の here が、一時的に「形容詞」のように、その前の名詞を修飾しているのです。



【質問 No. 24240】 should の使い方について よしこ 2024-02-29 06:29:54
 いつも、ありがとうございます。以下の文章の、英文解釈をお願いいたします。

@ If one had but a single glance to give the world, one should gaze on Istanbul.
 「もし、人が世界を一度しか、眺められないとしたら、イスタンブールを見るべきだ」

 私の解釈は、もともと、この文章は、以下のような文章であるはず、と思いました。

A If one had to give the world but a single glance, one should gaze on Istanbul.

 a single glance を強調するために「倒置」が起きて、&#9461;の順序になったのだと思いました。ただ、仮定法には、If節の中に、should を使う文章はあるようですが、従属節に should を使う事例が、ロイヤル英文法では、説明されてませんでした。空想のことなので、仮定法だと思ったのですが、違いますでしょうか?

 よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の 1. の意味は、「もしも、人が、世界に与えるべき、一瞥(べつ)だけしか持っていたとするならば、人は、イスタンブールを、見つめるべきでしょう」ということで、もしも、人が一度しか世界を見ることができないとしたら、イスタンブールを、見るべきだ、ということです。

 なお、この文の前半(従属節)の文型は、If one(S) [had to give](V) [the world](O2) [but a single glance](O1), の各要素から成る「第5文型」で、「倒置」(= 主語・動詞が逆転すること)は、起こっていません。

 また、「仮定法過去形」は、If one <had> ~, one <should> ... の形をとることで、間違いはありません。



【質問 No. 24239】 tall と high の違いについて あや 2024-02-29 06:06:03
 先生、いつも、お世話になっております。以下の例文がありました。

1. What's the opposite of 'tall'? → The opposite of 'tall' is 'short'.

2. What's the opposite of 'long'? → The opposite of 'long' is 'short'.

3. What's the opposite of 'high'? → The opposite of 'high' is 'low'.

(1) tall の対義語は、low ではないのでしょうか?
(2) tall と high の違いを、教えていただけますでしょうか?



【回答】
 ご質問の tall 「背が高い」は、木や、建物、煙突のように、地面から見て「高い」という場合に使い、high 「高い」は、low 「低い」 に対して、使われる言葉で、上を見上げる形で、「高い」という場合に使います。tall には、short が「対立語」になり、high には、low が「対立語」になります。


【質問 No. 24238】 「受動態」の疑問文の文型について(返信) おまめ 2024-02-29 05:51:40
 お世話になってります。おまめです。早速のご返信を、ありがとうございました。また、言葉足らずの、分かりづらい質問の仕方で、失礼いたしました。

 「質問 No. 24237」の質問文について、「<主語>call(s) the skin color of crayons <something>」という示し方が、分かりづらく、大変失礼いたしました。

 質問文について、 @「<主語>call(s)」←Sは三単現のS。A「the skin color of crayons」←目的語。B「<something>」←目的語を説明する補語。(3単現のSと主語のSがややこしかったと思います…) このような意味で、質問をしました。

 先生のご回答とおり、what は目的語を説明する補語とのことで、疑問は解決しました。ありがとうございます。また、「このような形の文に出会ったことが無い」という意味ですが、英語の参考書の例文の中で、「疑問文で、疑問詞がSVOCの文においての補語の役割をする」という文(例文)に出会ったことがなく、質問をしました。

 もう少し、柔軟性をもって、英文法に向き合っていこうと思います。これからも、よろしくお願いいたします!


【回答】
 ご丁寧に、返信をいただき、ありがとうございました。文型の示し方が、分からない、と言いましたのは、私がよくやる、文型の示し方を、覚えてほしい、ということなのです。私の回答の書き方を真似して、できるだけきちんと、整理して、短く、質問文を書くことを、行なってほしいと思います。


【質問 No. 24237】 「受動態」の疑問文の文型について おまめ 2024-02-28 16:49:24
 いつも、お世話になっております。おまめです。本日も、よろしくお願いいたします。

 What is the skin color of crayons called now after an attempt to avoid a discriminatory term?

拙訳: 「差別的な用語を避けるために、クレヨンの肌色(という表現は)は、今、なんと呼ばれていますか?」

 この英文の構造について、質問です。この英文を「能動態」にすると、「<主語>call(s) the skin color of crayons <something>」という「S V O C」になると思います。この文の what は、C の部分を尋ねている疑問詞を使った疑問文という解釈で正しいでしょうか? このような形の英文に出会ったことが無く、質問をさせて頂きました。

 どうぞ、よろしくお願いいたします!


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「差別的な言葉を避けるための試みの後で、クレヨンの肌色は、今、何と呼ばれますか?」ということで、おまめさんの訳で、いのですが、この前半の疑問文を「能動態」に戻すと、What(C) [do they](S) call(V) [the skin color of crayons](O) から成る「第5文型」となります。(この文型の示し方を、覚えてください) おまめさんの文型の示し方では、よくわかりません。この種の文型を見たことがない、とおっしゃいますが、What do you call it? 「あなたは、それを、なんと呼びますか?」という文には、出会っているのでは、ありませんか?


【質問 No. 24236】 クジラ構文について ken 2024-02-28 16:24:04
 先生、2点質問させて下さい。

1. A whale is no more a fish than a horse is.
 「馬が魚でないのと同様に、鯨は魚ではない」

 この比較級の more は、元々「副詞」の much でしょうか? 「形容詞」の many の比較級だと、a fish はおかしいので・・・。それとも、no more で、1つの品詞として考えるのか・・・。比較級を考えるとき、元の形を気にしてしまいます。

2.  また、than は「~ と比べて、同様に」という接続詞と解説してるのを、見かけますが、比較級の than の品詞は、接続詞でしょうか?


【回答】
1. の A whale is <no more> a fish than a horse is (a fish). という比較表現は、A whale is a fish は、a horse is a fish と比較した場合、その程度(類似度)は、no more 「同等」である、ということから、「鯨は、馬が魚であるのと、同じ程度に、魚である」という陳述の裏の意味で、「鯨が魚でないのは、馬が魚でないのと、同じである」という、実に“持って回った”(皮肉的な)意味なのです。
 ところで、ご質問は、more の品詞ですが、おっしゃる通り、副詞 much の比較級で、ここでは、「程度」を表す「副詞」ということで、合っています。

2. の than の品詞についてですが、Tom is taller than Jack is (tall). という風に、than 以下に、「主語・動詞」がくる場合は、「接続詞」ですが、Tom is taller than Jack. で終わっている場合は、「前置詞」ということになります。



【質問 No. 24235】 so の用法について N.Y. 2024-02-28 05:54:26
 And here's what this graph says, when you start -- so when researchers gave participants a task, it took them a really long time, cause it was new and they were horrible.

 上記は、講演の一部ですが、ここでの so は、どういう役割を果たしているのでしょうか。また、when が続けてあるのは、なぜでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「そして、このグラフが示すものは、まず、始めるときに、そう(つまり)、研究者達が参加者達に課題を与えたところ、それ(課題)は、本当に長い時間を(参加者達に)かけることになったのですが、その理由は、それ(課題)が、新しい形のもので、参加者達がひどい状態になったためなのです」ということで、so とは、「そこで、つまり」といった、ほとんど無意味な“独り言”に近い「接続副詞」なのです。また、when you start, so when researchers gave という風に、when を繰り返している理由は、false start というもので、“出だしの、言い間違い”で、競技で言えば、“フライング” に当たるものです。講演の話を、そのまま録音すると、この種の「言い間違い」などが、そのまま録音されてしまうものです。


【質問 No. 24234】 比較級について ken 2024-02-28 05:21:58
 質問させて頂きたいです。

1. He is taller than I am. のような例文は、学校でたくさん見てきたのですが、
2. He is a taller man than I am. というように、書くことはできますでしょうか。

 形容詞の比較級の次に名詞を持ってきて、その後に than を置くのが、文法的におかしくないのかどうか、を教えていただきたいと思います。中学校で、比較級といえば、「比較級+than」ばかり練習した記憶があり、比較級の次に名詞があっても、正しいのか疑問に思い、質問させて頂きました。


【回答】
 2. の「比較表現」では、a taller man といった「名詞」に比較級をつけた形があり得るか、どうか、というご質問ですが、A whale is no more a fish than a horse is (a fish). という例からも分かるように、正しい比較表現となり得るのです。問題は、ありません。


【質問 No. 24233】 A road is building. について PataPata 2024-02-27 18:39:21
 こんばんは。3年ぶりに、質問をさせていただきたいと思います。早いもので、大学4年になりました。どうぞよろしくお願いします。

1.  It has been hard to concentrate on my studies lately because a road (     ) in front of my house.
 @ is being built. A is building. B has built. C builds

 高校英文法で素直に考えれば、空所は @ であることはすぐにわかるのですが、A では、ダメなのか、というお話です。 build を「自動詞」と見れば、正解にできそうなのですが、どうでしょうか?

2. The ship is building at this shipyard. 「その船は、この造船所で、建設中だ」
 
 この場合は、build が「自動詞」として使われており、以下の URL にありました。
 (https://eow.alc.co.jp/search?q=build) 

 以上、1. と、 2. について、先生のご意見を、お聞かせください。


【回答】
 動詞 build を、「自動詞」として、The house <is building>. 「その家は、建築中である」という文は、「ジーニアス英和」などにも載っており、可能な言い方ではありますが、“やや古風” という但し書きがついております。Google 検索でも、この種の文を “不可” として、The house <is being built>. の構文を勧めています。したがって、私としても、現代英語の立場から、The house is being built. の方を、より適切としております。

 しかしながら、この言い方も、機械的で、不自然なニュアンスが感じられ、「ジーニアス英和」などが勧めている、The house is under construction. または、The house is going up. あるいは、They are building the house now. などが、より英語の慣用に合っていると思われます。なお、入試などの問題としてみると、2つの「可能な」言い方が、選択肢の中に入っていることは、如何なものか、と心配です。



【質問 No. 24232】 訳し方について ds 2024-02-27 07:13:15
 連続で、質問失礼します。

 Scholars are confident that there was more to his paintings than <met>(→meet) the eye. Including the 14 sunflowers. Which are said to represent, Theo, Gauguin, and the 12 apostles.

 こちらの文の Including の訳し方が分かりません。「~ を含めて」と訳すと、全体として、変な感じがしてしまいます。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「学者たちは、彼の絵には、目には見えないものがあったのだ、と確信しています。それは、ひまわりの花が14本(とする話)を含めてのことです。このことは、ゴッフォの弟テオや、ゴーギャン、それに(聖書に出てくる)12使徒(の話)についても、代表して、言えることなのです」ということで、Including the 14 sunflowers. は、前の文の続きなのですが、強調として、切り離しているのです。


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