Language Service Associates Present

キーワード
19213 件が登録されています。 [1511-1520] を表示

【質問 No. 24112】 give を使った英文について たくま 2024-02-15 19:19:04
 初めまして。質問を、投稿させて頂きます。ご教授頂けましたら、幸いです。

 下記の英文について、質問があります。

1. I give a gift to him. → I give 「私は、あげる」 a gift「ギフトを」 to him 「彼に」
2. I give him a gift. → I give 「私はあげる」 him 「彼に」 a gift 「ギフトを」

 このように、「give+人+物」で、「人に、物を、あげる」ということは暗記しており、give が「他動詞」ということも、理解しているのですが、I give him a gift. の文で、a gift は give の直後でもなく、前置詞もないのに、「ギフトを」となるのは、何故でしょうか? 「ギフトを」の「を」は、どこから来たのでしょうか? I give a gift to him. では、him の前に to があり、「彼に」となるのは理解できます。

 何卒、宜しくお願い申し上げます。


【回答】
 ご質問の give という動詞は、2つの目的語をとる他動詞で、「誰々に、何々を、あげる」という風に、「誰々に」という「間接目的語」と、「何々を」という「直接目的語」をとるのです。

 ところで、ご質問の 2. の「誰々に、何々を」という語順のとるのが通常の形ですが、1. の I give a gift to him. 「私は、ギフトを、彼に、あげる」という語順を取るときは、give は、一つだけの目的語をとる動詞とみなされ、「彼に」は、もはや、「間接目的語」ではなく、「副詞句」になるために、to him という風に、前置詞 to をつける必要があるのです。

 ちなみに、文の構造を見ても、1. は、I(S) give(V) [a gift](O) [to him](M). という、「主語+動詞+目的語+修飾語」という「第3文型」の構造になっており、2. は、I(S) give(V) him(O) [a gift](O). という、「主語+動詞+間接目的語+直接目的と」という「第4文型」の構造になります。



【質問 No. 24110】 what の役割について おまめ 2024-02-15 18:49:00
 いつも、お世話になっております。連投になりますが、どうぞ、よろしくお願いいたします。

1. You should understand what it is like to be <human>(→a human) being.
 「人であるということ、それがどのようなものか、を理解するべきだ」

2. You should understand what the meaning of life is.
 「生きるということの意味を、理解するべきだ」

質問: どちらの文でも、what は関係詞節の中で、「補語」として機能しているのでしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします


【回答】
1. の what it is like to be a human being の it は「形式主語」で、「真主語」は to be a human being なので、直接疑問文に直すと、What is it like to be a human being? 「人間であることは、何に、似ていますか?」(= 人間であるということは、どんなことでしょうか?) となり、what は、形容詞 like の「目的語」になります。不思議に思われるかもしれませんが、like ~, worth ~, near ~ などの、数少ない言葉は、前置詞を取る形容詞、または、前置詞とされます。What does a monkey look like? 「猿は、何に、似ていますか?」というときの、what も、前置詞 like の「目的語」とされるのと、同じ関係になります。

2. の意味は、「あなたは、人生の意味が、何であるかを、理解すべきだ」ということで、この場合の what は、What is the meaning of life? 「何が、人生の意味ですか?」 とすれば、「直接疑問文」になりますが、what の働きを、主語と考えることも、「人生の意味」を主語とすれば、what は「補語」ということになります。



【質問 No. 24109】 【質問 No. 24107】について(再質問) Hiro 2024-02-15 16:18:20
 【質問 No. 24107】 disagree の語法について、再質問です。

 One of the things Christians are disagreed about is the importance of their disagreements.

 disagree about で「他動詞的」に働くとのことですが、能動態の文にした場合は、disagree about the things になる、という認識で、合っていますか? その場合、本文は one of the things (which) Christians are disagreed about という構造だと思いますので、Christians が宙に浮いてしまう、と思うのですが、いかがでしょうか?


【回答】
 ご質問の one of the things (which) Christians are disagreed about で、「クリスチャンが、意見の一致を見ない事柄の一つ」ということなので、Christians が、浮いてしまうということはありません。これを、関係代名詞を除いた文にすれば、Christians are disagreed about one of the things. 「クリスチャンは、それらの事柄の一つについて、不一致である」となります。


【質問 No. 24108】 any - not はダメなのに。 YT 2024-02-15 16:07:38
 Oddly, sculpture and photography shifted the center of artistic self-awareness in the seventies. After that, everything was feasible. Anything went, leaving it uncertain whether a definition of art is any longer possible. Anything cannot be art.

 この英文の意味が、わかりません。最後の、一文は、それまでの文脈に、反していませんか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「奇妙なことに、70年代には、彫刻と写真が、芸術的認識の中心を移しました。それ以来、何でもありで、芸術の定義が、最早、可能なのかどうかは、不確かなままで、何も、芸術にはなり得ない、という状態だ」ということで、この英文を読んで、特に最近では、AI が出現したため、人間の芸から生まれた「芸術」というものが、存在するのか、どうか、不確実な時代になってしまった、といった感じを受けます。


【質問 No. 24107】 disagree の語法について Hiro 2024-02-15 15:23:33
 お世話になっております。再び、C.S. ルイスの "Mere Christianity" から質問です。

 One of the things Christians are disagreed about is the importance of their disagreements.

という文があります。「キリスト教徒間で、意見の一致していないことのひとつが、その不一致に対する重みづけである」と解釈できそうですが、are disagreed about が引っ掛かります。辞書には disagree の「他動詞用法」がないのですが、この部分の文構造は、どのようになっているのでしょうか。

 ご教示いただけますと、幸いです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「キリスト教徒が意見の一致をしていないことの一つは、彼ら同士の不一致の重要性なのです」ということで、意見が一致していないことが、むしろ、大事なことなのだ、ということです。disagree with him 「彼と、意見が一致しない」という風に、disagree は「自動詞」ですが、be disagreed about something と言えば、「何かについて、意見が一致していない」という風に、disagree about ~ で、「~ について、不一致である」というのが、一種の「他動詞」とみなされ、その「受動態」が、 be disagreed about ~ となるのです。


【質問 No. 24106】 英文の構造と、語順について おまめ 2024-02-15 15:10:00
 いつも、お世話になっております、おまめです。本日も、よろしくお願いいたします。

 The discovery that coal could be burned made a kind of possible industrial society in which we live.
 「石炭が燃える、という発見は、今の我々が住んでいる(種類の)産業社会を可能にした」

質問 @ 主語は、the discovery から burned までで、that は、discovery の内容を説明する「同格の that」でしょうか?

質問 A 通常なら、上記の文は、(make+O+C)の語順になると感じました → made a kind of industrial society in which we live possible, a kind of possible が made の後に並ぶ理由が、イマイチ分かりません。なにか、倒置などが起きているのでしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「石炭は燃やすことができる、という発見が、我々が住む、一種の可能な産業社会を、作り上げた」ということで、この文の構造は、[The discovery that coal could be burned](S) made(V) [a kind of possible industrial society in which we live](O). という、S V O という要素から成る「第3文型」となります。なお、主語に含まれる that は、おっしゃる通り、「同格」を表す接続詞です。また、動詞は made だけで、目的語は、a kind of possible industrial society in which we live 全体なのです。このように、括弧を使った、文構造の示しかたを、覚えてください。


【質問 No. 24105】 状態動詞の現在分詞の使用の可否について TAKU 2024-02-15 12:49:43
 先生、いつも勉強させていただいております。さっそくですが、involve という動詞について、質問があります。

 The accident involving many people will be <investigate>(→investigated) tomorrow.

という文例を見たのですが、involve という動詞は、状態動詞だと思います。下記のような関係代名詞ではなくて、状態動詞でも、「ing 形 = 現在分詞」(→「ing 形 = 形容詞」)として、使用することが、可能ということでしょうか?

 The accident that involved many people will be <investigate>(→investigated) tomorrow.

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「多くの人を巻き込んだその事故は、明日、調査されます」ということで、involve に限らず、自動詞、他動詞ともに、-ing 形が、「形容詞」として、名詞を修飾することができるのです。


【質問 No. 24104】 関係代名詞 that について arkadas 2024-02-15 12:37:08
 Whisky’s achievement is even more surprising, Dr. Fugazza said, because she didn’t undergo the kind of intensive training received by Chaser, and by other animals, like baboons, that have shown an ability to group objects into categories.

 最終行にある that have shown ... の that は、文法的に、どう取り扱えばよいでしょうか。こちらで出てくる、that have shown an ability to group objects into categories という表現は、主格の関係代名詞と考えています。しかし、そう考えると、「..., that ...」 という形になるので、「非制限用法」となってしまい、文法規則に違反してしまっているように思います。

※ Whisky は、犬の名前で、道具の名前や、その分類名について理解し、記憶している優れた動物として、登場しています。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「ウイスキーの功績は、さらに驚くべきものである、とフカザ博士は語った。なぜなら、彼女は、物体をカテゴリに分類する能力を示したチェーサーや、ヒヒなどの、他の動物が受けたような集中的訓練を受けていなかったからである」ということで、ご質問の that は、the kind of intensive training ..., that have shown an ability to ... と続く関係にあり、おっしゃるような「非制限用法」の関係代名詞として、使われているのではなく、後ろから「限定的に」 the kind of training を、直接に修飾している、「制限用法」の関係代名詞として使われているのです。その際、カンマのある無しは、問題にはならず、あくまでも、文の中での働きによって、「制限」、「非制限」という機能に、分類されるのです。


【質問 No. 24103】 nor does とは? もさ 2024-02-15 09:42:06
 お世話になります。よろしくお願いします。

 It also has a smooth, silent keyboard which doesn’t make you feel tired, nor does it cause any nuisance to people around you.
 「さらには、疲れにくくて、周りに迷惑にもならない、滑らかで、静かなキーボートも、付いています」

質問: nor does の文構造と、品詞と、意味が分かりません。it cause any nuisance to people around you. は、「そのキーボードが、周りの人の迷惑にならない」ということだと思いますが、直前の nor does が、まるで疑問文の語順のようで、理解できません。


【回答】
 ご質問の部分に、主語をつけて取り出してみますと、The keyboard doesn't make you feel tired, nor does it cause any nuisance to people around you. の意味は、「そのキーボードは、あなたを疲れさせませんし、それは、あんたの周りにいる人に、迷惑を与えることもありません」ということで、nor とは、not, never, no などの後で、「~ も、また、... しない」という意味を表す接続詞で、it does <not> cause any nuisance <either> 「それは、迷惑を起こすこともありません」における not either 「~ もまた、ない」が、nor となったもので、さらに、nor という言葉が節の頭に出されたので、nor it does not cause が、nor does it cause という風に、動詞が主語の前に出されたために、主語と動詞が、動詞+主語に変わったものなのです。このように、主語と動詞が逆転した現象を「倒置」(Inversion) と言います。この種の「倒置文」の例を挙げると、He was <not> at the meeting, <nor was she> (at the meeting). 「彼は、その会議に出席していなかたが、彼女も、(出席して)いなかった)」 などがあり、nor の後で、she was が、nor <was she> と「倒置」されていることがわかるでしょう。


【質問 No. 24102】 長文空所補充問題(その2) 英語入試問題研究会 2024-02-15 10:23:35
 下の英文の空所 (9) と (10) に入る答えを、(9) は a. の because、(10) は d. の even after を選んだのですが、正解は、(9) が d. not because で、(10) が a. even when です。なぜ、そうなるのかを、説明いただけますでしょうか?

 Similarly, women who believed they were prone to heart disease were four times more likely to die. It's ( 9 ) these women had poorer diets, higher blood pressure, higher cholesterol, or stronger family histories than the women who didn't get heart disease. The only difference between the two groups was their beliefs.
 The <nocebo>(→pracebo?) effect is probably most obvious in "voodoo death," when a person is cursed, told they will die, and then dies. The notion of voodoo death doesn't just apply to witch doctors in tribal cultures. The literature shows that patients believed to be terminal who are mistakenly informed that they have only a few months to live have died within their given time frame, ( 10 ) autopsy findings reveal no physiological explanation for the early death.

(9) a. because   b. because none of   c. only because   d. not because
(10) a. even when   b. in that   c. in case   d. even after



【回答】
 (9) の正解が、because ではなく、not because である理由は、心臓病を患っている患者が、そうでない患者の4倍もの確率で死亡するのは、それらの患者が、様々な病気を持っているからではなく、ただ単に、自分は死ぬかもしれないと思っているからである、ということから、(9) は、d. not because でなくては、筋が通りません。

 (10) の正解が、even after ではなく、even when である理由は、誤診により、数ヶ月の寿命と診断された感じが、その通りに、数ヶ月で死ぬのは、検死の結果が、早死にする生理的理由がないことがわかった <後> ではなく、検死の結果が発表され時でさえも、患者は死亡しているからです。



前の 10 件    次の 10 件