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【質問 No. 24116】 形式主語について( 追加質問) おまめ 2024-02-16 06:33:37
 いつもお世話になっております。五月雨式の質問で、申し訳ございません、どうぞよろしくお願いいたします。【質問 No. 22683】 形式主語について、への追加質問です。

 I have done for my wife whatever it was in my power to do
 「私は、妻のために、できうる限りのすべての事をしてきた」

質問@ whatever 以下が、I have done for my wife の done の目的語になっている、と教えて頂きました。質問前は、for my wife が、文末にくるものだと感じていましたが、他動詞と目的語の間に、for my wife などの語句が入る例は多いのでしょうか?

質問A whatever it was in my power to do の it は、to do を受ける「仮主語」ではない」と教えて頂きました。この場合、It は「妻のためにしてきたこと」。to do は、power を修飾する形容詞的用法で、do の後に for my wife が省略されている。whatever は、whatever節において、補語の役割をしている、という理解で正しいでしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします!


【回答】
 「質問 No. 22683」の質問とは、随分前のことで、「おまめ」さんが、このサイトに来られた以前の話のように、感じます。この質問は、私の記憶にないものです。質問ナンバーを、間違えてはいませんでしょうか?

質問@ for my wife を、文末に置くこともできますが、この筆者は、I have done の直後において、効果を期待したものと思われますが、もう一つの理由は、文末に置いたのでは、I have done の表すことが、後回しになってしまうので、done の目的語の前に置くことを選らんだとも言えます。この種の語順は、よくあることです。語順を変えることで、協調の気持ちが現れるのです。

質問A whatever it was とは、「それが、何であれ」という意味で、in my power to do とは、「私の権限(または、力)で、できること」ということで、whatever it was in my power to do 「私の力で、できることは、何でも」となり、I have done の「目的語」となっているのです。ただし、whatever は、「補語」ではなく、to do の「目的語」になっているのです。



【質問 No. 24115】 英作文の添削依頼 わかな 2024-02-16 05:28:09
 お世話になっております。以下は、東京大学の、2020年度入試での、英作文の問題です。添削をお願いします。

 「私たちは、言葉を操っているのか。それとも、言葉に操られているのか。あなたの意見を60-80語の英語で、述べよ」という問題です。

 I think we are manipulated by words. We are often moved when reading books. As for me, books are more impressive than movies. Probably, sophisticated words in books make me <moved to some extent>(→more moved than pictures in movies). Some may argue that words are manipulated by us because we sometimes create new words and phrases. However, this is not true, because new words can only be created <in>(→following) a grammar which already exists.

 よろしくお願いいたします。


【回答】
 添削は、質問欄の原文に、直接、施させていただきました。コンパクトに、よく書かれた英作文です。2箇所ほど、修正してみました。ご参考になさってください。


【質問 No. 24114】 前置詞について 2024-02-16 05:11:47
 お世話になります。質問失礼致します。

 invite の前置詞について、質問です。

1. I was invited to the party.
2. I didn't invite him.

 invite の後に、人が来る場合は、to が不要なのに、I was invited to the party. の文では、to が使用されているのは、何故でしょうか? invite は、「他動詞」なのに、何故でしょうか?

 ご教授頂けましたら、幸いです。


【回答】
 1. の I was invited to the party. の意味は、「私は、パーティーに、招待された」ということで、この文は、Someone invited me to the party. 「誰かが、私を、パーティーに、招待した」という文の「受動態」(受け身)なのです。

 一方、2. の I did not invite him. とは、「私は、彼を、招待しなかった」という意味ですが、この文では、最後に to the party が省略されているのです。



【質問 No. 24113】 【質問 No. 24109】について(再再質問) Hiro 2024-02-16 04:57:33
 【質問 No. 24109】 【質問 No. 24107】 disagree の語法について、再再質問です。

 「関係代名詞を除いた文にすれば、Christians are disagreed about one of the things.」についてですが、
こちらは disagree about を他動詞として扱った受動態の文ということで、認識は合っているでしょうか?

 その場合、こちらを能動文に書き換えると、Christians は、どちらに配置されることになりますか? disagree about の目的語には、すでに、one of the things があるので、Christians の入れる場所がないと思われるのですが。


【回答】
 ご質問の Christians are disagreed about one of the things. を、能動態の文に改めると、One of the things disagrees about Christians. となります。


【質問 No. 24112】 give を使った英文について たくま 2024-02-15 19:19:04
 初めまして。質問を、投稿させて頂きます。ご教授頂けましたら、幸いです。

 下記の英文について、質問があります。

1. I give a gift to him. → I give 「私は、あげる」 a gift「ギフトを」 to him 「彼に」
2. I give him a gift. → I give 「私はあげる」 him 「彼に」 a gift 「ギフトを」

 このように、「give+人+物」で、「人に、物を、あげる」ということは暗記しており、give が「他動詞」ということも、理解しているのですが、I give him a gift. の文で、a gift は give の直後でもなく、前置詞もないのに、「ギフトを」となるのは、何故でしょうか? 「ギフトを」の「を」は、どこから来たのでしょうか? I give a gift to him. では、him の前に to があり、「彼に」となるのは理解できます。

 何卒、宜しくお願い申し上げます。


【回答】
 ご質問の give という動詞は、2つの目的語をとる他動詞で、「誰々に、何々を、あげる」という風に、「誰々に」という「間接目的語」と、「何々を」という「直接目的語」をとるのです。

 ところで、ご質問の 2. の「誰々に、何々を」という語順のとるのが通常の形ですが、1. の I give a gift to him. 「私は、ギフトを、彼に、あげる」という語順を取るときは、give は、一つだけの目的語をとる動詞とみなされ、「彼に」は、もはや、「間接目的語」ではなく、「副詞句」になるために、to him という風に、前置詞 to をつける必要があるのです。

 ちなみに、文の構造を見ても、1. は、I(S) give(V) [a gift](O) [to him](M). という、「主語+動詞+目的語+修飾語」という「第3文型」の構造になっており、2. は、I(S) give(V) him(O) [a gift](O). という、「主語+動詞+間接目的語+直接目的と」という「第4文型」の構造になります。



【質問 No. 24110】 what の役割について おまめ 2024-02-15 18:49:00
 いつも、お世話になっております。連投になりますが、どうぞ、よろしくお願いいたします。

1. You should understand what it is like to be <human>(→a human) being.
 「人であるということ、それがどのようなものか、を理解するべきだ」

2. You should understand what the meaning of life is.
 「生きるということの意味を、理解するべきだ」

質問: どちらの文でも、what は関係詞節の中で、「補語」として機能しているのでしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします


【回答】
1. の what it is like to be a human being の it は「形式主語」で、「真主語」は to be a human being なので、直接疑問文に直すと、What is it like to be a human being? 「人間であることは、何に、似ていますか?」(= 人間であるということは、どんなことでしょうか?) となり、what は、形容詞 like の「目的語」になります。不思議に思われるかもしれませんが、like ~, worth ~, near ~ などの、数少ない言葉は、前置詞を取る形容詞、または、前置詞とされます。What does a monkey look like? 「猿は、何に、似ていますか?」というときの、what も、前置詞 like の「目的語」とされるのと、同じ関係になります。

2. の意味は、「あなたは、人生の意味が、何であるかを、理解すべきだ」ということで、この場合の what は、What is the meaning of life? 「何が、人生の意味ですか?」 とすれば、「直接疑問文」になりますが、what の働きを、主語と考えることも、「人生の意味」を主語とすれば、what は「補語」ということになります。



【質問 No. 24109】 【質問 No. 24107】について(再質問) Hiro 2024-02-15 16:18:20
 【質問 No. 24107】 disagree の語法について、再質問です。

 One of the things Christians are disagreed about is the importance of their disagreements.

 disagree about で「他動詞的」に働くとのことですが、能動態の文にした場合は、disagree about the things になる、という認識で、合っていますか? その場合、本文は one of the things (which) Christians are disagreed about という構造だと思いますので、Christians が宙に浮いてしまう、と思うのですが、いかがでしょうか?


【回答】
 ご質問の one of the things (which) Christians are disagreed about で、「クリスチャンが、意見の一致を見ない事柄の一つ」ということなので、Christians が、浮いてしまうということはありません。これを、関係代名詞を除いた文にすれば、Christians are disagreed about one of the things. 「クリスチャンは、それらの事柄の一つについて、不一致である」となります。


【質問 No. 24108】 any - not はダメなのに。 YT 2024-02-15 16:07:38
 Oddly, sculpture and photography shifted the center of artistic self-awareness in the seventies. After that, everything was feasible. Anything went, leaving it uncertain whether a definition of art is any longer possible. Anything cannot be art.

 この英文の意味が、わかりません。最後の、一文は、それまでの文脈に、反していませんか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「奇妙なことに、70年代には、彫刻と写真が、芸術的認識の中心を移しました。それ以来、何でもありで、芸術の定義が、最早、可能なのかどうかは、不確かなままで、何も、芸術にはなり得ない、という状態だ」ということで、この英文を読んで、特に最近では、AI が出現したため、人間の芸から生まれた「芸術」というものが、存在するのか、どうか、不確実な時代になってしまった、といった感じを受けます。


【質問 No. 24107】 disagree の語法について Hiro 2024-02-15 15:23:33
 お世話になっております。再び、C.S. ルイスの "Mere Christianity" から質問です。

 One of the things Christians are disagreed about is the importance of their disagreements.

という文があります。「キリスト教徒間で、意見の一致していないことのひとつが、その不一致に対する重みづけである」と解釈できそうですが、are disagreed about が引っ掛かります。辞書には disagree の「他動詞用法」がないのですが、この部分の文構造は、どのようになっているのでしょうか。

 ご教示いただけますと、幸いです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「キリスト教徒が意見の一致をしていないことの一つは、彼ら同士の不一致の重要性なのです」ということで、意見が一致していないことが、むしろ、大事なことなのだ、ということです。disagree with him 「彼と、意見が一致しない」という風に、disagree は「自動詞」ですが、be disagreed about something と言えば、「何かについて、意見が一致していない」という風に、disagree about ~ で、「~ について、不一致である」というのが、一種の「他動詞」とみなされ、その「受動態」が、 be disagreed about ~ となるのです。


【質問 No. 24106】 英文の構造と、語順について おまめ 2024-02-15 15:10:00
 いつも、お世話になっております、おまめです。本日も、よろしくお願いいたします。

 The discovery that coal could be burned made a kind of possible industrial society in which we live.
 「石炭が燃える、という発見は、今の我々が住んでいる(種類の)産業社会を可能にした」

質問 @ 主語は、the discovery から burned までで、that は、discovery の内容を説明する「同格の that」でしょうか?

質問 A 通常なら、上記の文は、(make+O+C)の語順になると感じました → made a kind of industrial society in which we live possible, a kind of possible が made の後に並ぶ理由が、イマイチ分かりません。なにか、倒置などが起きているのでしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「石炭は燃やすことができる、という発見が、我々が住む、一種の可能な産業社会を、作り上げた」ということで、この文の構造は、[The discovery that coal could be burned](S) made(V) [a kind of possible industrial society in which we live](O). という、S V O という要素から成る「第3文型」となります。なお、主語に含まれる that は、おっしゃる通り、「同格」を表す接続詞です。また、動詞は made だけで、目的語は、a kind of possible industrial society in which we live 全体なのです。このように、括弧を使った、文構造の示しかたを、覚えてください。


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