【質問 No. 24058】 to be について |
もか |
2024-02-08 06:16:30 |
前回も、丁寧な説明を、ありがとうございました! 「SVOC」の文章、to不定詞が補語となっている文章に、たくさん触れて、更に理解を深めたい所存です。
今回も to be が入っている英文について、何点か質問をさせてください。
This ~ was made to be exploited.
「この ~ は、利用されるために作られた」
上記の文なのですが、「be動詞+made+to動詞の原型」で、「させられた」という意味になるかと考えたのですが、なぜ、違うのでしょうか? なにか見分け方のコツなどはありますか?
また、ネイティブの方の英語に触れた時、どう取り扱い、どう訳したのかわからない to be があります。ネイティブの方にとって、to be とは、どういったニュアンスになりますでしょうか。
ずれた質問でしたら、大変申し訳ございません。どうぞ、ご教示のほど、よろしくお願いいたします。
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【回答】
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ご質問の英文は、「受動態」(受け身文)なので、わかりにくいのですが、元の「能動態」の文にすると、
They made this ~ to be exploited. 「彼らは、この ~ を、悪用されるために、作った」
という意味の文になります。つまり、They made this ~ で、「彼らは、この ~ を、作った」という意味になり、to be exploited で、「悪用されるために」という意味になるのです。この場合の to be exploited は、「悪用されるために」という意味の「不定詞」の「副詞用法」で、目的を表しています。to be が特に熟語になっているわけではないのです。他の例を挙げますと、They made this <to sell>. と言えば、「彼は、これを、売るために、作った」という意味になり、この場合の to sell が、ご質問の to be esploited に相当し、「売るために」という「副詞用法」の「不定詞」であるに過ぎません。熟語などではないのです。
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