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【質問 No. 23946】 helpful to ~と、helpful for ~ の違いについて ぴっころ 2024-01-19 14:47:14
 いつもありがとうございます.

 "helpful to ..." と、" helpful for... " の使い方の違いを、教えて下さい. 例えば、

1. This book will be useful to your study. と、
2. This book will be useful for your study. は、ニュアンスが違うのでしょうか?

 よろしくお願いします.


【回答】
 1. は、通常、This book will be useful <to you>. という風に、「人にとって」という「方向」を示しますが、
 2. は、This book will be useful <for your study>. という風に、「物に対して」という「利益」をもたらすといったニュアンスで、使われるのです。しかし、どちらの意味でも、使うことは可能なのです。



【質問 No. 23945】 I'm half as wise. その他について abc 2024-01-19 06:21:33
 こんばんは、as の用法について、質問があります。

1. I'm half as wise.

 この文の as の用法は、何なのでしょうか?

2. It's not as uptight.

 こちらはインタビュー動画での発言なのですが、同じく、ここでも、as の用法がわかりません。


【回答】
1. の意味は、「私は、半分しか賢くありません」ということで、I am half as wise (as he is). のカッコが省略された「比較文」で、「私は、彼の半分しか、賢くありません」ということです。

2. の意味も、「それほど、きつくはありません」ということで、何か、他のものと比較した表現で、It’s not as uptight (as that). の as that が省略されたものです。なお、uptight の意味は、色々あって、ここでは、何を指しているのか、不明です。



【質問 No. 23944】 英作文の添削依頼 zoro 2024-01-19 06:03:48
 先生、ご添削ありがとうございました。以前書いた英作文に付け足したい文章がありましたので、恐れ入りますが、添削をお願い致します。

「当時、政府は人々に衛生観念の大切さを提唱したが、いまだにその大切さを軽んじている人達がいる」
 At the last time in Japan, the government has advocated the importance of hygiene concept, but there are still people who are not aware of it.

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 → At that time, the government (of Japan) advocated the importance of hygiene, but even today there are still people who make light of the idea. としては、いかがでしょうか。


【質問 No. 23943】 形式主語のパターンについて おまめ 2024-01-19 05:56:07
 いつもお世話になっております。今回も、形式主語のについて、ご質問をさせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。

 「形式主語」について、文法書などを参照にしているのですが、質問が2点あります。

@ 「It is <形容詞> that S V」 という形の例文が多いのですが、例えば、

 It is surprising that he passed the exam. のような文の、It is surprising の部分を、It is <a surprise> that ... などのように、形容詞から名詞に変えることは、可能でしょうか?

A It seems to be <surprising> (もしくは、a surprise などなど) that ... のように、be動詞ではなく、動詞を使った形でも、形式主語として成り立ちますでしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします!


【回答】
@ It ~ that ... の、いわゆる「強調構文」では、It is <surprising/a surprise> that he passed the exam. 「彼が、試験に合格したことは、驚きである」のように、形容詞が来ることも、名詞がくることも、あります。

A It <seems to be> (surprising/a surprise) that ... という風に、It の後に来る動詞には、be動詞の他にも、It <will be surprising/a surprise> that ... や、It <comes as a surprise> that ...、It <often happens> that ... などのように、さまざまな形があり得るのです。



【質問 No. 23942】 the feeling that might be the case について T_Y 2024-01-19 05:33:13
 毎度、お世話になっております。

@ I had the feeling that we had met before.
A I had the feeling that might be the case.

 上記で、@ は、シンプルに理解できますが、A の that は、どう理解すれば良いでしょうか? that は、単なる代名詞(「それは」)なのか、関係代名詞なのか? 何か省略されているのか?

 以上、宜しくお願いします。


【回答】
@ の意味は、「私たちは、以前に、出会っていた(という)感じが、ありました」ということで、この場合の that は、feeling を説明する「同格」の that ですが、

A の意味は、「それが真実ではないか、と私は感じました」ということで、I had the feeling と、that 以下を繋ぐ言葉が不足しているように、感じます。私の感じでは、I had the feeling (that) that might be the case. のカッコ内の that が省略されている、というものです。つまり、「同格」の that が省略されているのだと思います。



【質問 No. 23941】 than 以下の省略語句について 寅次郎 2024-01-19 05:20:40
 こんばんは。 お世話になります。

 Nowhere in Europe is there more resistance to eating insects than in Italy.

という文において、than 以下に省略されている語句について、お尋ねしたいと思います。

 この文の than から後ろの省略語句を (    ) の中に示すならば、... than (there is much resistance to eating insects) in Italy. であると考えますが、私の考えは正しいでしょうか?

 どうぞよろしくお願い申し上げます。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「ヨーロッパのどこにおいても、イタリアほど、昆虫を食べることに抵抗を示す国は、ありません」ということで、than と in Italy の間に省略されている言葉は、there is much resistance to eating insects であることに、間違いはありません。ご質問の文のように、否定語を主語にした比例構文は分かりにくいですが、この英文の趣旨に戻って書き直すと、Italy has more resistance to eating insects than anywhere in Europe. となり、少しは、分かりやすくなるかもしれません。


【質問 No. 23940】 分詞構文(?)について 安室 2024-01-19 05:05:02
 The cause of the fire turned out to be a floor-mounted halogen light, switched on by accident and with a curtain draped over it.

 swiched on 以降の文法を、詳しく解説していただけますでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「火事の原因は、床に設置されたハロゲン灯が、偶然に点灯され、灯の上にカーテンがかかっていたことが、原因であることが分かった」ということで、a floor-mounted halogen light, (being) switched on by accident and (with) a curtain (being) draped over it の構造は、「ハロゲン灯が、偶然に点灯され、カーテンがその上に掛かっている状態で(あったことが、原因と判明した)」というもので、ハロゲン灯の後にコンマがありますが、この部分が being switched on の意味上の主語になった、「付帯状況」を表す構文と、解釈すべきと、考えられます。この構造を簡単な例で示すと、He went to sleep (with) a light on. 「彼は、電灯をつけたまま、寝入ってしまった」という「付帯状況」を表す構文と類似しているのです。being switched on 以下を、前文の状況を説明する「分詞構文」としても、良いですが、それよりも複雑な構造になっているのです。分詞が、その意味上の主語を備えた「独立分詞構文」の一種と考えることもできる構文です。


【質問 No. 23939】 同格の that について おまめ 2024-01-18 13:48:35
 いつもお世話になっております。連日の質問で、失礼いたします。

 「同格」を表す that について、昨日、こんな文を見かけました。

 I read a comment of his dog being adopted on Twitter that the dog has been happy.

 拙訳: 「ツイッターで、引き取られた彼の犬は、幸せに暮らしているというコメントを読みました」

 この that は a comment の内容を説明する、同格の that だと思うのですが、この文のように、a comment から離れるのは、あり得ることなのでしょうか?

 ご助言を頂けますと、幸いです。引き続き、よろしくお願いいたします!


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「Twitter上で、彼の犬が(保護者に)引き取られたというコメントで、犬は、その後幸せに暮らしているというコメントを読みました」ということで、コメントには、口から溢れ出るほどの修飾語句に囲まれた文章ですが、この文の that は、おっしゃる通り、a comment の「同格」として、添えられたものです。ちょっと離れていますが、ありえない文章ではありません。


【質問 No. 23938】 「映画」は、movie か、それとも、movies か? Qoo 2024-01-18 13:35:55
 先生、教えてください。以下の、日本文を英文に直しなさい、という問題についてです。

 「昨年一緒に見た、あの映画を覚えていますか」
1. Do you remember that movie which we saw together last year?

 私は、これは「正解」だと思ったのですが、答えは、

2. Do you remember that movies which we saw last year?

でした。何故、that movies となるのでしょうか? that movie と、that movies のどちらも、正解となりますか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 英語では、「(ある特定の)映画を見に行く」という時は、go to see a movie と言いますが、「(一般に)映画を見に行く」という時は、go to the movies と言います。ですから、ご質問の英文では、1. が正解で、2. は、完全な間違いとまでは言えないとしても、現代英語としては、1. が正しいことになります。


【質問 No. 23937】 「2台目の車」は、何故、a second car と言うか? てのひら 2024-01-18 13:06:52
1. I want to buy my first car/the first car of my life.
  「1台目の車を買いたい」
2. I want to buy a second car.
  「2台目の車を買いたい」 

 上記の2つの例について、2. の「二台目の車」の場合、the second car と言わずに、a second car と「不定冠詞をつけるのは、何故でしょうか?

 これを、あるサイトの解説では、「2台目の車を買おうとしている段階においては、まだ、その車は一つに絞られていません。 買う対象となる車は、たくさんあり、2台目の車は "その中の一つ" です。だから、a second car となる」、のように言っていますが、であれば、一台目であっても、the ではなく、a first car になるはずでしょう。

 個人的には、一台目の場合、「(私の人生で)最初の車」という意味で特定されて、the や my が付くが、二台目以降は、「もう1つ」というニュアンスが強くなるため、「不定冠詞+序数詞」で、another の意味を表す用法が使われるのではないか、と考えました。

 ご解説を、お願い致します。


【回答】
 私も、てのひらさんの解釈が、最も適切である、と思います。おっしゃる通り、人生で初めて買うことになる車は、「初めての車」という意味で、my first car / the first car of my life となりますが、「2台目の車」となると、「順序」ではなく、「新たに、別の車」という意味で、a second car となるのだと、思います。それが証拠に、I bought <a second home>. 「別邸を手に入れた」、Won't you give me <a second chance>? 「もう一度、機会を与えてください」などの例が、挙げられます。
 
 一方、first にも似たような例外的な用法があり、the first day of the month や、the first snow of the year などは「順序」を示すものですが、Japanese is <a first language> of mine. 「日本語は、私の母語です」や、<A first attempt> was made much earlier. 「最初の試みは、もっと前になされた」などの例が示すように、必ずしも「1番目の」という、厳密な意味だけで使われるわけではないのです。



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