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【質問 No. 23937】 「2台目の車」は、何故、a second car と言うか? てのひら 2024-01-18 13:06:52
1. I want to buy my first car/the first car of my life.
  「1台目の車を買いたい」
2. I want to buy a second car.
  「2台目の車を買いたい」 

 上記の2つの例について、2. の「二台目の車」の場合、the second car と言わずに、a second car と「不定冠詞をつけるのは、何故でしょうか?

 これを、あるサイトの解説では、「2台目の車を買おうとしている段階においては、まだ、その車は一つに絞られていません。 買う対象となる車は、たくさんあり、2台目の車は "その中の一つ" です。だから、a second car となる」、のように言っていますが、であれば、一台目であっても、the ではなく、a first car になるはずでしょう。

 個人的には、一台目の場合、「(私の人生で)最初の車」という意味で特定されて、the や my が付くが、二台目以降は、「もう1つ」というニュアンスが強くなるため、「不定冠詞+序数詞」で、another の意味を表す用法が使われるのではないか、と考えました。

 ご解説を、お願い致します。


【回答】
 私も、てのひらさんの解釈が、最も適切である、と思います。おっしゃる通り、人生で初めて買うことになる車は、「初めての車」という意味で、my first car / the first car of my life となりますが、「2台目の車」となると、「順序」ではなく、「新たに、別の車」という意味で、a second car となるのだと、思います。それが証拠に、I bought <a second home>. 「別邸を手に入れた」、Won't you give me <a second chance>? 「もう一度、機会を与えてください」などの例が、挙げられます。
 
 一方、first にも似たような例外的な用法があり、the first day of the month や、the first snow of the year などは「順序」を示すものですが、Japanese is <a first language> of mine. 「日本語は、私の母語です」や、<A first attempt> was made much earlier. 「最初の試みは、もっと前になされた」などの例が示すように、必ずしも「1番目の」という、厳密な意味だけで使われるわけではないのです。



【質問 No. 23936】 as の用法について オカノマン 2024-01-18 09:53:31
 We have the traditional definition of the objective as that which attaches to objects.

 こちらの英文で、as 以降の構造がよく分かりません。ここでの that は「代名詞」として、the traditional definition of the objective を指しているのですか? この英文のように、前置詞の後に、that のような代名詞を置いて、同じ文章内の名詞句(the traditional definition of the objective)を指すことは、可能なのでしょうか?

 ご教授願います。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私たちには、目的というものを、目的物に付属するものとする、伝統的な定義があります」ということで、that which ... とは、「... するもの」という意味で、先行詞を内蔵する関係代名詞 what と同じ働きをする言い方です。また、define A as B とは「A を B であると定義する」という言い方がありますが。definition of the objective が A に当たり、that which attaches to objects が B に当たります。

 文法的な説明は、以上ですが、この英文が、そもそも、何の話をしているのか、については、私には見当がつきません。



【質問 No. 23934】 cold-like symptoms, その他について フルーツ 2024-01-18 05:34:23
 いつも、お世話になっております。

1. Outpatient care for cold-like symptoms

 like の前に名詞(風邪)がある場合、どうやって訳せばいいかわかりません。「like+名詞」のようなですが、「名詞+like」は、どうやって訳せば、良いか解りません。

2. Bite off More Than You Can Chew について
 I bite off more than <you>(→I) can chew to take a test.
 「私は、テストを受けるため、無理をする」

 この例文を作ったのですが、主語が自分では、ダメでしょうか?

 宜しくお願いします。


【回答】
1. の意味は、「風邪の症状(を持った患者)に対する、外来での医療行為」ということで、cold-like で「風に似た」という意味の形容詞になります。

2. の意味は、「噛みこなせない以上のものを、噛み切る」(=消化できないほどの仕事を引き受ける)ということで、I try to bite off more than I can chew to take a test. 「私は、テストを受けるために、消化できないほどの量の勉強をしてしまう」という意味で、面白い応用例になります。



【質問 No. 23933】 not A or B の構文について maomao 2024-01-18 05:17:41
 こんばんは。初めて、質問させていただきます。

 The child is underdeveloped both in mind and body. の書き換え問題で、

 The child has not fully developed in mind (     ) in body. というのがあり、

私は、and と書いたのですが、正解は、or でした。   

 No eating or drinking. から考えても、なるほど、「A も B も、両方〜ない」は、「否定語+(n)or」が正解なのだと思いましたが、念のため chat gpt で、

1. not fully developed in mind and in body. と、
2. not fully developed in mind or in body. の違いを尋ねたところ、

1. の and は、「心も体も、両方未発達」 
2. の or は、「心か体のどちらかが未発達」

と書いてあり、何を信じればいいか、分からなくなりました。

ご意見お聞かせください。


【回答】
 英語の and は、通常、A and B 「A 及び B」という風に、2つの語句を“対等”に繋ぐ等位接続詞ですが、否定語の後では、not A or B 「A でもなければ、B でもない」という風に、選択接続詞の or を使う、ということになっています。この原則は、both A and B 「A も、B も、両方とも」という表現にも適用され、否定は、neither A nor B 「A でもなければ、B でもない」という風に、用いられます。なお、選択表現では、either A or B となります。

 以上の用法を念頭に、ご質問の英文を見てみますと、以下のように、1. の肯定文では、A and B が使われ、2. の否定文では、not A or B が使われることになります。

1. The child has fully developed (both) in mind <and> in body. 「子どもは、心身ともに、完全に発達している」 
2. The child has <not> fully developed (either) in mind <or> in body. 「子どもは、心も、体も、完全には、発達していない」

 以上でお分かりのように、原則としては、A and B を、否定文の中で使う場合は、not A or B となります。

 



【質問 No. 23932】 仮定法について 夏帆 2024-01-18 04:33:07
 初めて、質問させて頂きます。

 参考書の仮定法の問題で、次の文が出てきました。

 It's about time I had a vacation.

 問題は、had の部分が空欄になっていて、解説では、It's about time の後ろには、「仮定法」を使った過去形の節が来なくてはならないので、had が正解になる、と書かれていました。If を使っていなくても、日本語に訳した時、仮定する文ならば、仮定法と分かりますが、こちらの文が、何故、仮定法になるのかが分かりません。

 ご教授いただけますでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「そろそろ、(私も)休暇を取るべき、時間だ」ということで、It's about time (that) ... の構文では、if 節がなくても、「仮定法」の I <had> a vacation. とする、という「慣例」があるのです。それに似た表現では、I wish (that) I <were> a bird. 「私は、鳥であることを、願う」(=鳥であれば、良かったのに)という表現がありますが、この場合も、I wish I <am> a bird. と「現在形」にせずに、「仮定法過去」の were (時に、was) が使われるのです。また、I <would> like to become a bird. 「私は、鳥になりたい」という場合も、「できれば」という気持ちを表すために、「仮定法過去」の would が使われるのです。


【質問 No. 23931】 be afraid of/that ~ と、worry about ~ の違いについて はじめての人 2024-01-17 18:34:52
 はじめまして。

 afraid for ~ 「~ を心配する」と、worry about ~ 「~ を心配する」のニュアンスの違いについて、調べていたのですが、なかなか腑に落ちる情報が無く、突然見つけたこちらのサイトで、お伺い出来ればと思い、ご連絡させてもらいました。

1. I am afraid for my son. → 「息子を心配する」
2. I worry about my son. → 「息子を心配する」

 上の2つには、どのような違いが、あるのでしょうか? worry about の方が「一般的な表現」というのは、いくつか情報が出てきたのですが、はたして、どの程度の心配なのか? 心配の度合いは、どちらの方が強いのでしょうか?


【回答】
 先ず、worry (about ~) 「~ について、心配している」という場合の worry は「動詞」であるが、be afraid of ~ 「~ について、心配している」という場合の afraid は「形容詞」である、という違いがあります。ということは、worry about ~ とは、「直接、~ について心配する」という行為を表すのに対して、be afraid of ~ とは「~ について、不安になっている」といった心の状態を表す、という違いがあります。

 ですから、I worry about my son's future. 「私は、息子の将来にについて、心配している」という意味ですが、afraid の方は、I am afraid what will happen to my son. 「息子が将来どうなるか、心配している」という風に、使われる、という違いがあります。心配の度合いは、worry > be afraid の公式で示すとわかりやすくなる、と思います。つまり、worry は「直接的な、強い心配」を表し、be afraid of ~ の方は、「なんとなく、不安を抱いている」といった、軽い心配を表している、という風に、先ず、区別しておいてください。



【質問 No. 23930】 catch の語法について 安室 2024-01-17 15:17:30
The university has a policy to expel students caught cheating on exams.
 「その大学には、試験でカンニングをした学生を、除名にする方針がある」

 ここで使われている caught は、もともと catch students cheating on exams 「学生が、テストで、カンニングしているところを見つける」という表現が、過去分詞となり、students を後ろから修飾しているということですか。


【回答】
 ご質問の expel students (who are) caught on exams とは、「試験で、カンニングをしているところを、見つけられた、学生を、除名にする」という意味で、they(S) caught(V) them(O) [cheating on exams](C) を「受動態」(they were caught cheating on exams) で表現したものです。


【質問 No. 23929】 動詞 address の意味について 平野眞次 2024-01-17 15:08:42
 動詞 address の意味を辞書で調べると、"to think about a problem or a situation and decide how you are going to deal with it" とあります。動詞 address の意味は、「考えたり決定したりする」、というだけで、「実際にその考えや決定に従って行動をする」という意味は含まれないのでしょうか?

 毎回のご対応、有難う御座います。今回も、よろしくお願い申し上げます。


【回答】
 動詞 address には、「問題などに言及する、どうしたら良いかを考える」という意味しかなく、自ら手を出して、問題を解決したりすることはありません。


【質問 No. 23928】 How many people are here? は、可能か? フルーツ 2024-01-17 14:58:10
 いつも、お世話になっております。

1. どちらも同じ文かどうか、お聞きしたく質問しました。以下の文で、there を省略することは、可能でしょうか?

a. How many people are there here?
b. How many people are here?

2. この文章は、here や in ~ などの、場所の記載が無ければ、間違いでしょうか?

a. How many people are? (there を省略した場合)
b. How many people are there? (there がある場合)

3. 下記の文章は、間違いかどうか、教えていただきたいです。下記の様に、場所が必要かどうか、お聞きしたいです。
a. How many people are there here? (there がある場合)
b. How many people are in ~~? (there が省略されている場合)





【回答】
1. の a. と b. の英文は、どちらも可能です。

2. の a. は、How many people are? はダメで、文末に there/here をつければ、OKです。b. は there があるので、OKです。

3. の a. は、OKです。b. も、How many people are <in Tokyo>? なら、OKです。



【質問 No. 23927】 what little I saw of them について 美波佐知子 2024-01-17 14:39:18
 またまた、質問で、すみません。いつも、感謝しております。

 ハワイ旅行に行ったけど、風邪をひいたし、毎日雨だった、というお話の続きに、下記の英文がありました。

 The islands were beautiful, <what>(→from what) little I saw of them.
 「ほんの少しすか見られなかったけど、島は、とてもきれいだったわ」

 この what は、どう考えたらいいのでしょうか? what little で、考えたらいいのでしょうか? こんな表現は、初めて出会いました。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の what little I saw of them とは「それらの島々について、私が見た僅か物」という意味で、この what は、その後に名詞を伴って使われる「関係形容詞」と呼ばれるもので、I will give you <what little money> I have. 「私が持っている、わずかなお金を、あなたに、あげましょう」や、He collected <what information> he could find. 「彼は、少ないながら、見つけられる限りの情報を、集めた」などのように、使われます。


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