【質問 No. 23948】 関係代名詞の代用(?)について |
ちいぼう |
2024-01-19 18:50:00 |
いつも、お世話になっております。
An economy crisis, a death in the family, a sudden divorce, and an even more sudden mental breakdown were all it took for me to go from more than decent income to being homeless in the space of a year.
上の文章について、all と it の関係が分かりません。it ではなく、..., which ならば、納得出来るのですが、この文章は文法的に、どのように解釈すれば、良いのでしょうか?
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【回答】
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ご質問の英文の意味は、「経済上の危機、家族の一員の死、突然の離婚、その上、さらにより突然の精神衰弱は、私が中程度以上の収入(の生活)から、一年という期間の間に、ホームレスになるまでに、私に要した時間の全てであった」ということで、all (that) it took for me to go from A to B というところは、「私が、A から B に至るのに必要な(時間の)全て(であった)」という構文で、it は、for me to go の「仮主語」で、for me to go が「真主語」に当たります。例で言いますと、30 minutes was all (that) it took for me to get there. 「30分が、私がそこに着くのに要した全てであった」(= It took only 30 minutes for me to get there.) ということなので、it の代わりに which は使えないのです。
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