【質問 No. 23748】 付帯状況の with 構文の使い方について |
mujico |
2023-12-24 14:26:36 |
初めまして。この度、IELTS の勉強の中で、わからない点がございましたので、質問させていただきます。「付帯状況」を表す「with 構文」についてです。
文法書の例文: The dog sat there <with his tongue hanging out>.
この文に関する自分の理解は、dog の状況に、with以降の情報が追加情報的に記載されている、即ち、主文の状況をさらにくわしく述べるためのもの、という理解です。
IELTS の writing の問題から:
(1) These figures were significantly greater than those of the remaining countries, with Russia in third place, recording 1057 billion kWh, and the Republic of Korea in tenth, generating 485.1 billion.
(2) It also has the highest route length, with 775 million passengers annually using its 394km of track.
質問:
1. 上の(1)、(2) は、文法書の例文と同じ用法と、理解して、合っていますでしょうか? なお、with の前にカンマがついているのは、with の以降の文章が長い時で、特に、特別な意味はない、という認識で合っていますでしょうか?
2. with 以降の主語(目的語?)というのは、主文に包含されている情報であれば、どれでも取りうるのでしょうか?
例えば、例文で言えば、主語 dog の一部を説明する情報として、with が使われていますが、(1) の場合は、remaining countries の中の Russia、と Korea が記載されているように、 主文の主語ではなく、目的語であっても、with で修飾できるという認識で、大丈夫でしょうか?
質問が多く恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
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【回答】
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1. の「with 構文」は、元々、「独立分詞構文」に、with がついたもので、(1, 2) の例で言えば、with Russia in third place とは、(with) Russia (being) in third place 「ロシアが、3位という状況で」ということであり、the Republic of Korea in tenth は、(with) the Republic of Korea (being) in tenth (place) 「大韓民国(=韓国)が、10位という状況で」ということになります。with の前にコンマが“ある無し”は、関係ありません。
2. with 構文は、おっしゃる通り、「独立分詞構文」ですから、主節の主語と、分詞構文の意味上の主語が、一致しないがための名称なので、一致する必要はありません。
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