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【質問 No. 23758】 英語教師が参考にする英文法書について ken 2023-12-26 09:40:16
 こんにちは。現在、社会人で、英語教師を目指しております。

 今日、さまざまな英文法書がありますが、高校生などが使う『Ever Green』などは持っていますが、教えたりする立場の人は、どのような英文法書が使うのが良いかなどについて、もし、先生が所持してるオススメの文法書などあれば、教えて頂きたいです。現在、私は「ジーニアス総合英語」という、「ジーニアス英和辞典」の文法書を使用しております。「英文法解説」という文法書も考えましたが、古い文法書なので、現在でも、通用するかなどの不安もございます。


【回答】
 英語を教える立場からの辞書と、参考書ですが、一番便利なのは「ジーニアス英和・和英辞典」で、この辞書の流れで書かれている「ジーニアス総合英語」があれば、他には何も必要ない、と思います。いざという時の備えとしては、江川泰一郎著「英文法解説」(改訂版)が、非常に役立ちます。なお、研究社「新英和大辞典」と、「新和英大辞典」もあると、助かります。さらに、高度な英文法の辞書としては、研究社「新英語学辞典」があれば、鬼に金棒です。


【質問 No. 23757】 英文解釈 Yuki 2023-12-26 06:08:23
 Yet he was unwilling to take leave, treating his engagement as settled, without some more conventional glance in that direction than he could find an opening for in the manner of the large, affable lady who sat there drawing a pair of soiled gants de Suede through a fat, jewelled hand and, at once pressing and gliding, repeated over and over everything but the thing he would have liked to hear.

参考書(?)訳: 「とはいえ、もう話は済んだものとして、こういう場合に当然の質問もせずに引き下がるのはいやだった。そこに座って、薄汚れたスエードの手袋を宝石の輝く太い手でしごいている大柄で愛想のよい婦人の態度には、金銭のことなど切り出させぬような雰囲気があった。押しつけがましいくせに、話題を転じるのも巧みで、青年の聞きたいこと以外の話ばかりを何遍となく繰り返すのだ」

 何となく意味は分かるのですが、比較級が何と何を比較しているのかがよく分かりません。話しを切り出す以上により通常的な眼差しなしに、が直訳ですがなぜ上記のような訳になるか教えて頂きたいです。


【回答】
 ご質問の英文は、「意識の流れ」を表現する、という特殊な作家 Henry James の本の書き出し部分で、ご質問の英文全体が一つのセンテンスになっているのです。文の切れ目がどこなのかさえ、はっきりしません。この様な文章は、先ず、大学入試でも出題されることはない、と思われます。

 この文章の「彼」は、ここに出てくる女性の子供の家庭教師に雇われるはずの青年が、その女性との会話の状況を描写したもので、非常に複雑な構文となっています。私も、この参考書訳(?)以上の訳はできませんし、ましてその内容まで理解ができません。ここでは、彼が、なんとか話をまとめようとしているのですが、女性が、関係のない話ばかりし続けるのに、辟易している様子が描かれています。早く金銭の話をしたいところで、彼女の話が、長々と続くばかりの様です。この程度の解説で、ご勘弁を願います。



【質問 No. 23756】 助動詞 would について 安室 2023-12-26 05:03:25
 Her pride would not allow her to accept any reward.

私訳: 「彼女のプライドが、彼女にいかなる報酬も受け取るようなことはさせなかった」

 would は、「どうしても ~ しようとしなかった」という意味で、any は、「いかなる ~ も」という意味と、解釈しました。間違えていたら、ご指摘をお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の would を、彼女の強い意思表示と解釈すれば、おっしゃるように、「どうしても、受け取ろうとしなかった」となりますが、第三者の判断と見た場合は、「彼女のプライドが、いかなる報酬も、受け取ることを許さないであろう」という「仮定法」の would となります。これも、文脈や、状況によって決まってくるのです。


【質問 No. 23755】 疑問代名詞? ヨッシー 2023-12-26 04:52:13
 お世話になります。

 < I don't know what's coming to me. の様な場合は、「何が起こるか、わかりません」という意味になることで、この場合には、what は疑問代名詞ということが、はっきりしています> 

 上記は、先生の回答ですが、You will get what's coming to you eventually. の what が「関係代名詞」であるのと同様に、I don't know what's coming to me. の what も、「関係代名詞」ではないでしょうか。疑問代名詞とする理由を、教えてください。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の what の品詞は、状況や、文脈によって、疑問代名詞か、関係代名詞かが、決まってくるので、この1文だけで判断することは、難しいと思います。つまり、この1文だけから見て、私は、「何が起こるか、わからない」と解釈した場合は、疑問代名詞であると判断したまでです。「私に起こることを、私は知らない」とした場合は、関係代名詞になります。


【質問 No. 23754】 関係代名詞と間接疑問文について 香炉峰 2023-12-25 15:49:34
 木村先生、本日も、よろしくお願いいたします。

 You will get what's coming to you eventually.

 上の英文ですが、「人にしたことは、いつか必ず返ってくる」との訳があるのですが、直訳すると、「あなたは、結局、何があなたに来るか分かります」、或いは、「あなたは、結局、あなたに来るものがあかります」、となるのでしょうか。文中の what は「関係代名詞」でしょうか、あるいは、「疑問詞」のどちら、と理解すればよいのでしょうか。上記の文では、意味上、どちらとも訳せるのでしょうか。見分け方等も、ご教示いただけましたら幸いです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「あなたは、最終的には、あなたのもとにやってくるものを、手に入れるでしょう」というのが直訳ですが、状況や、文脈によって、「人にしたことは、いつかは必ず、帰ってくるものだ」といった意味になることがあります。しかし、初めから、そのような“ことわざ”である、とは限りません。なお、この文における what は、「疑問詞」と取るよりは、関係代名詞と取るべきと考えます。I don't know what's coming to me. の様な場合は、「何が起こるか、わかりません」という意味になることで、この場合には、what は疑問代名詞ということが、はっきりしています。


【質問 No. 23753】 未来の時点における過去の表し方について(確認その2)) a student 2023-12-25 05:32:24
 木村先生、ご回答ありがとうございます。ago と before の使い分けが腑に落ちましたが、新たに疑問が湧きましたので、またまた質問させてください。

 架空の話ですが、私は母と二人暮らしです。一週間後の12月31日に、私の借金の回収に、金貸しが、我が家にやってくることになります。私は金がないので、姿を隠し、母に嘘をついてもらって、金貸しに帰ってもらうつもりです。「彼(金貸し)に、私は12月29日に沖縄に引っ越した、と言ってください」ということを、英語で言うとすると、どうなりますか?

 この文中の12月30日にした場合は、yesterday を使ってもいいのでしょうか? 「彼(金貸し)に、私は12月30日に沖縄に引っ越したと、言ってください」
Tell him that I moved to Okinawa on Dec 30.は Tell him that I moved to Okinawa yesterday.と言えますか? agoの形式ではないので、どうなるのだろうと疑問に思いました。この yesterday は今日(私の発言の日)から見た昨日12月23日を指してもいいように思え、また、12月30日を指してもいいように思えます。どちらになるのでしょうか?


【回答】
 日本語で、「昨日、私は沖縄に引っ越した、と言ってください」と言えるのだから、英語でも、Tell him that I moved to Okinawa <yesterday>. と言えるはずです。なぜなら、お母さんに頼んでいるのが現時点(本日)であるなら、Tell him that の後では、時制の一致のルールは、適用されないからです。

 「時制の一致」とは、主節の動詞が「現在形」の場合は、従属節の動詞の時制は、何の影響も受けないのです。主節の動詞が「過去形」になった場合は、従属節の動詞の時制は、主節の時制に合わせて、過去形か、過去完了形にしなければならない、ということです。ただし、その場合でも、従属節の内容が、現在、または、未来のことならば、時制の一致の影響を受けないのです。例えば、今日の時点で、「私は、明日、沖縄に向けて、出発する、と彼に言った」は、I <told> him that I <will leave> for Okinawa <tomorrow>. としてもよい、ということになります。



【質問 No. 23752】 英文の意味について 安室 2023-12-24 15:28:31
 Because of the problems in his government, Grant is not remembered as one of the country's best presidents. But he is remembered as a war hero and as a kindhearted man with an interesting life. In his last months, Grant worked nearly nonstop on writing his memoirs. Final images show him, covered in a blanket and with a pen in his hand, diligently working.

 最終文について、「最後のイメージが彼に見せる」とは、どういうことでしょうか。
 


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「(グラント氏の)最後のイメージは、彼が、毛布にくるまって、片手にペンを持った状態で、熱心に働いている姿を、示しています」ということで、この文の構造は、(The final images (of Grant)](S) show(V) him(O) [covered in a blanket and with a pen in his hand](M) [diligently working](C). の要素から成る「第5文型」となります。O と C の間の [covered in a blanket and with a pen in his hand] は、2つの分詞構文となっています。show の意味は、「示す」ということで、「見せる」という意味ではありません。


【質問 No. 23751】 語尾は上昇調か? YT 2023-12-24 15:17:21
 Which opened last week, a supermarket or a fast food restaurant?

 この文の末尾、イントネーションは、上がるのでしょうか、下がるのでしょうか。


【回答】
 教科書的に言えば、a supermarket で上がり、or fast food restaurant で下がる、となりますが、実際の会話では、両方とも「上昇調」で話すことが多いです。


【質問 No. 23749】 中学生の英語から 匿名→ニックネームで! 2023-12-24 15:10:59
 並べ替えの問題で、

1. The songs he sings make me excited.

が答えになっていたのですが、1つの文の中に、動詞が2つ入っているため、sings に -ing をつけて「名詞」にした

2. The songs he singing make me excited.

が正解なのではないか、と思ったのですが、違いますか? 違う場合は、その理由もお願いします。


【回答】
 1. の英文の意味は、「彼が歌う歌は、私を、ワクワクさせます」ということで、The songs (which/that) he sings 「彼が歌う歌」のカッコで示した「関係代名詞」が省略されており、全体が主語になっているので、もし、2. に変えたい場合は、同じ様に、関係代名詞を使って、The songs (which/that) he <is singing> make me excited. 「彼が歌っている歌は、私を、ワクワクさせます」という風に、he is singing と「現在進行形」にしなければ、なりません。動詞が2つあるのは、一つは、主節の make で、2つ目の動詞 he sings は、関係節の動詞なので、文全体としては、[The songs he sings](S) make(V) me(O) excited(C). という要素から成る「第5文型」の文になるのです。


【質問 No. 23748】 付帯状況の with 構文の使い方について mujico 2023-12-24 14:26:36
 初めまして。この度、IELTS の勉強の中で、わからない点がございましたので、質問させていただきます。「付帯状況」を表す「with 構文」についてです。

文法書の例文: The dog sat there <with his tongue hanging out>.

 この文に関する自分の理解は、dog の状況に、with以降の情報が追加情報的に記載されている、即ち、主文の状況をさらにくわしく述べるためのもの、という理解です。

IELTS の writing の問題から:
(1) These figures were significantly greater than those of the remaining countries, with Russia in third place, recording 1057 billion kWh, and the Republic of Korea in tenth, generating 485.1 billion.

(2) It also has the highest route length, with 775 million passengers annually using its 394km of track.

質問:
1. 上の(1)、(2) は、文法書の例文と同じ用法と、理解して、合っていますでしょうか? なお、with の前にカンマがついているのは、with の以降の文章が長い時で、特に、特別な意味はない、という認識で合っていますでしょうか?
2. with 以降の主語(目的語?)というのは、主文に包含されている情報であれば、どれでも取りうるのでしょうか?
  例えば、例文で言えば、主語 dog の一部を説明する情報として、with が使われていますが、(1) の場合は、remaining countries の中の Russia、と Korea が記載されているように、 主文の主語ではなく、目的語であっても、with で修飾できるという認識で、大丈夫でしょうか?

 質問が多く恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。


【回答】
1. の「with 構文」は、元々、「独立分詞構文」に、with がついたもので、(1, 2) の例で言えば、with Russia in third place とは、(with) Russia (being) in third place 「ロシアが、3位という状況で」ということであり、the Republic of Korea in tenth は、(with) the Republic of Korea (being) in tenth (place) 「大韓民国(=韓国)が、10位という状況で」ということになります。with の前にコンマが“ある無し”は、関係ありません。

2. with 構文は、おっしゃる通り、「独立分詞構文」ですから、主節の主語と、分詞構文の意味上の主語が、一致しないがための名称なので、一致する必要はありません。



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