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【質問 No. 23362】 The の有無による違いについて あや 2023-11-10 05:37:03
 いつも、丁寧な説明をしていただき、ありがとうございます。

@
A: Is Greece west of Italy?
B: No, Greece isn't west of Italy; it's east of Italy. 

A
A: Is Paris in the south of France?
B: No, Paris isn't in the south of France; it's in the north of France.

 @ の文のwest と east には、the がありません。しかし、A の文には、south と north の前に the があります。違いを教えていただけますでしょうか。


【回答】
 英語の「東西南北」は、east, west, south, north の順序ではなく、north, south, east and west の順序で並べるのが一般的で、用法についても、名詞でありながら、副詞のように、the を付けないで用いる特殊な用法があります。(home にも、これと似た用法があり、Hawaii is <home> to Hawaians. のように、無冠詞になります) それが、ご質問の@とAに現れています。

 @ では、west や east が「方角、方向」を表し、無冠詞となり、A では、south や north が「場所」を表し、定冠詞 the がつきます。ですから、@ の Is Greece west of Italy? では、方向を示し、「ギリシャは、イタリアの西の方向にありますか?」という意味になり、A の Is Paris <in the south> of France? 「パリは、フランスの南の場所にありますか?」という意味で、the south という風に、the がつきます。



【質問 No. 23361】 分詞について kazu 2023-11-09 18:34:02
1. Do you know the crying girl?
2. Do you know the girl crying on the bench?

 この二つの英文の訳し方と、使われ方が分からないので、教えて頂けますか? よろしくお願いいたします。


【回答】
1. の意味は、「あなたは、あの泣いている女の子を、知っていますか?」ということで、crying girl は「分詞+名詞」から成り、分詞 crying は「形容詞」として、名詞 girl を修飾しているのです。

2. の意味は、「あなたは、ベンチで泣いている、あの女の子を、知っていますか?」ということで、crying on the bench 「ベンチで泣いている(女の子)」という分詞句が、the girl を、後ろから修飾しているのです。



【質問 No. 23360】 文章の構造について ねぎじろう 2023-11-09 18:24:18
 木村先生、いつもお世話になっております。以下の2つの英文の構造に関して質問がございます。いずれも、TEX加藤著「金のセンテンス」からの抜粋です。

1. Your name will be entered into a drawing to win free admission to an upcoming seminar.
  「今度のセミナーの無料の入場が当たる抽選会に、あなたの名前は、エントリーされます」

2. In Mr. Peterson's performance review, his manager wrote that he always worked diligently to finish assignments on time.
  「Peterson さんの成績評価で、彼のマネージャーは、彼が、仕事を時間通り終わらせるため、常に勤勉に働いている、と書いた」

 私の考えでは、1つ目の英文は、「今度のセミナーの無料の入場を当てるために、抽選会に、あなたの名前がエントリーされます」と訳すべきだと考えていました。また、2つ目の英文は、「常に勤勉に働いているため、仕事を時間通り終わらせられる、と書いた」のか、「仕事を時間通りに終わらせていると感じて、常に勤勉に働いていると書いた」のか不明でした。

 ご教示のほど、よろしくお願い致します。


【回答】
 1. の a drawing to win free admission とは「入場無料を当てるための抽選会」という意味ですが、「無料の入場が当たる抽選会」と訳してもよい、と思います。訳は、英語の字句に捉われずに、日本語として自然な言い方にすることが大事なのです。

2. の he always worked diligently to finish assignments on time とは、「彼は、常に、課題を時間通りに終わらせるために、熱心に働いた」ということです。



【質問 No. 23359】 英作文の添削依頼 zoro 2023-11-09 18:01:22
 先生、ご添削ありがとうございました。本日は、Medical technology <are>(→is) beneficial to society. の添削をお願い致します。

1. 「今や、若者の間で、整形手術は、一般的なものとなっている」
 Now that, kind of plastic surgery has become common among young people.

2. 「より多くの人達が、不必要な美容治療に夢中になり、多額の金を費やしている」
 More and more people are absorbed in it for unnecessary beauty care and spend a huge amount of money on it.

3. 「しかしながら、整形手術は外見が原因で起こるいじめを食い止める手段となる」
 However, plastic surgery can become an avenue to prevent bullying caused by appearance.

4. 「結論として、病気や怪我意外の医療技術も、社会にとって有益だ」
 In conclusion, medical technology except diseases and injury can be useful in society as well.

 本日も、よろしくお願い致します。



【回答】
1. Nowadays, plastic surgery has become common among young people.

2. It seems that many people are absorbed in plastic surgery for unnecessary beauty care and are
spending a huge amount of money on it.

3. On the other hand, however, there's another aspect to plastic surgery that can provide an avenue to prevent bullying caused by appearances.

4. In conclusion, therefore, medical technology like plastic surgery is not only useful for beauty care but also for curing diseases and injuries.





【質問 No. 23358】 more ~ than ... の解釈について go-tiger 2023-11-09 16:04:02
 木村先生、いつも丁寧な説明をしていただき、感謝いたしております。

 下記は、日本在住のアメリカ人の書いた書籍:「Kitchen Table Talk」からの抜粋です。クリスマス等におけるアメリカと日本での料理の出し方の違い等について、書かれています。

 My friend confessed that every Christmas meal in Japan was chaos, with her rushing around and her Japanese guests looking on in confusion.
 It's taken awhile, but I finally learned a great <lessons>(→lesson) from all this: Forget perfection. Sometimes you have to let go of tradition and accept the situation as it is. The "perfect" meal, after all, has 《more》 to do with good food, good company, and a relaxing atmosphere 《than》 with serving the same way your mother did.

拙訳: 「私の友人が打ち明けるには、彼女はバタバタし、日本人ゲストは狼狽して傍観するという状態で、日本でのクリスマスは大混乱であった、と。
 しばらく時間がかかったが(理解するのに)、これらすべてから素晴らしい教訓を学んだ。すなわち「完璧」を忘れろということだ。時々ではあるが、伝統的なやり方を忘れ去り、状況をありのままに受け入れなければならない。結局、『完璧な』食事というものは、母親がしたのと同じやり方で食事を出すこととよりも、おいしい食べ物・良い仲間・それにくつろいだ雰囲気と、もっと関係がある」

質問: 「have+O1(目的語)to do with O2(目的語)」で、 「O2(人・事)とO1の関係がある」(ジーニアス英和辞典)と説明があります。そこで、私は、次のように、書き換えてみました。

 The perfect meal has 《 more 》 to do with good food, good company, and a relaxing atmosphere 《 than 》 with serving (in) the same way your mother did.

 「more」と「than」が、だいぶ離れており、「more」が、このような位置に入っている英文に初めて遭遇しました。以上、「more ~ than ... 」に関する、私の解釈は正しいのでしょうか? ご教示の程、よろしくお願いいたします。
 


【回答】
 ご質問の英文に関する解釈は、概ねそれで合っているのですが、私の立ち位置から見ると、少々ぎこちない、といった感想を抱きました。私の訳は、以下のようになりますが、併せてご鑑賞ください。

 「日本のクリスマス・ミールは、毎回、大混乱で、奥さんが食事の準備に追われ、日本人の来客が、そばでどうしたらよいかわからず、傍観しているといった状況だと、私の友人が告白してくれました。その友人曰く、しばらく経って考えると、その友人は、このことから、一つの大きな教訓を学んだと言い、それは『完璧であることを忘れなさい』ということだ、と言っていました。つまり、時には、伝統を離れて、状況をあるがままに受け入れることだ、ということでした。完全な食事(会)というものは、結局のところ、人をもてなす場合、昔母親がしていた食事の出し方というよりは、美味しい食べ物と、仲良し友達と共に、リラックスした雰囲気の中で寛(くつろ)ぐことだ、ということでした」



【質問 No. 23357】 経済学者の引用文について(再送版) おまめ 2023-11-09 15:15:02
 誤字がありましたので、再送させていただきました、失礼いたしました。

 いつもお世話になっております、おまめです。今回は、ある経済学者のポスターに引用されていた、英文について、質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。


こちらの文法構造と解釈について、自分なりに色々と考えてみたのですが、自信がありません。先生のご意見を頂けますと幸いです。

英文: 全て大文字で表記されておりました。

 I do not think it is an exaggeration to say history is largely a history of inflation, usually inflations engineered by governments for the gain of governments.

解釈: @ I do not think から inflation(コンマ)まで、think 以下は、think の内容を説明する節であり、it から inflation までを含んだ節が、目的語として機能している。そして、think の後には that が省略されている。

 It は「形式主語」であり、It の内容を説明するのが to say 以下。say の後には、that が省略されている。

A usually からラストまで。usuallyの後に (history is) が省略されている。

 以上の解釈により、以下の訳文を考えてみました。

 「歴史と言うものは、主に誇張されたものであると言っても言い過ぎではない。大抵の場合、歴史とは、(政府が利益を目的に)政府によって操作されるものである」

 色々と考えてみたのですが、自信がありません。ご教授を頂けますと幸いです、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「歴史は、その大半が、インフレの歴史である、と言っても、過言ではないと思います。つまり、それは、それぞれの政府によって、自らの利益のために、政府によって画策されたインフレなのです」ということで、usually の前には、that is to say 「すなわち」、または、which is 「それは」という言葉が省略されている、a history of inflation の「同格的」な言い換えとして、添えられたものなのです。解釈は、概ね合っているのですが、訳文を見ると、大分、内容を取り違えているように、感じます。私の訳と、比較してみてください。


【質問 No. 23355】 似た表現の区別の仕方について パロット 2023-11-09 06:54:59
 木村先生、いつもお世話になっております。今回お尋ねしたいのは、以下の文法問題です。

A: I want to make pancakes for breakfast tomorrow. How much milk is in the fridge?
B: Oh, there is (    ) left. We'll have to buy some.

選択肢: 1. not more  2. none  3. no one  4. any more

 答えは、2. の none でした。なんとなく、正解すること自体は出来たのですが、誤答選択肢である 1. 3. 4. が、何故、間違いであるのか説明出来ません。問題集の解説にも、答え以外、特に触れられていませんでした。この問題を解説していただけると幸いです。宜しくお願いいたします。


【回答】
 一つ、この問題の問題は、通常は、ミルクが冷蔵庫に残っていない場合は、前回使用した時に、わかる筈なので、Oh, there's <none> left. というのは、あまりにも“作為的”であるように、感じられることです。そのような場合であれば、Oh, there's <not much> left. We'll have to buy some (more) (for tomorrow). などと言うのが、普通であるように思われるからです。しかしながら、この問題としての解答を、選択肢の中で選ぶとしたら、there's (not much) left か、there's <none> left の、いずれかを選ばなくてはなりません。1. の there's no more left も可能性はありますが、通常、このような場合は、not much とするか、2. の none とするかしかありません。3. no one は、数量についての言葉なのでアウトです。4. の any more は、there's not <any more> milk left. は、正解になりますが、ここでは、not がついていないので、ペケとなります。


【質問 No. 23354】 more of の解釈について go-tiger 2023-11-09 06:32:49
 木村先生、いつも丁寧な説明をしていただき、有難うございます。
 
 下記は、「Kitchen Table Talk」(日本放送出版協会発行、Kay Hetherly著)の書籍からの抜粋です。

 Year after year, as I get to know more and more young people and hear what they're thinking about, I feel great hope for the future. These are the kind of young people I'd like to see more of on TV or in newspapers and magazines.
 
 (拙訳):年を追うごとに、ますます多くの若者を知るにつれ、彼らが(それについて)考えていることを聞くと、その将来(若者の将来)に大きな希望を感じる。これらは、テレビや新聞、雑誌でその多くを見たいと思う類(たぐい)の若者である。

 (質問): 「young people I would like to see more of」で、「more of」の解釈がわからなかったので、次のように考えました。「young people 《more of whom 》I would like to see」で、whom が省略され、「more of」が後ろに回ったと、解釈しました。私の解釈は正しいでしょうか?

 ご教示の程、よろしくお願いいたします。


【回答】
 まず、一つ目の問題は、hear what they are thinking about についてですが、go-tiger さんは、これを「彼らが(それについて)考えていることを聞くと」と訳していますが、これは、「彼らが、何を考えているかを、聞く(につれて)」、つまり、若者の考えること、という意味と思われます。

 次に、ご質問ですが、I would like to see more of that kind of people 「私は、そういった種類の人々にもっと出会いたい」を、that kind of people を先行詞とする関係代名詞を使って表現すると、that kind of people ( ) I would like to see more of となる、構文なので、記事の中の、young people (that/whom) I would like to see more of についても、おっしゃるような解釈で、問題ありません。



【質問 No. 23353】 英作文の添削依頼 zoro 2023-11-09 05:47:04
 私の英作文をお褒め頂きまして、ありがとうございます。前回のような調子で、続けて行ければと思います。本日は、Can privacy be protected? の添削をお願い致します。

1. 「私は、プライバシーは守れると思わない」
 I do not think that privacy can be protected, for the following reasons.

2. 「今や、世界では機密データの流出や、個人情報が盗まれるといった事件が、大きな問題となっている」
 Now that, in the world, the incidents that the leakage of confidential data or stealing personal information have become a big problem.

3. 「個人情報が流出してしまうと、企業も、個人情報保護法に基づいた罰金や懲役刑を受けるおそれがある」
 If a company leaks personal information, it could be imposed a criminal fine or a prison term.

4. 「しかしながら、ハッカーなど、悪意を持ち、専門的な知識に長けている犯罪者を根絶することは、非常に難しい」
 However, it is quite difficult to eradicate criminals with bad intent who have the professional skills for computers like hackers.

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
1. I don't think that we can perfectly protect privacy, for the following reasons.

2. In the world today, incidents like the leakage of confidential data or even the stealing of personal information have become a big problem.

3. If a company leaks personal information intentionally, it could be imposed a criminal fine or a prison term.

4. However, it is quite difficult to eradicate criminals like hackers with bad intent who have professional skills for computers.



【質問 No. 23352】 英語について 中2匿名 2023-11-09 05:22:36
 比較級、最上級の問題を出してくれませんか? お手数ですが、できれば、the best、 better などの「副詞」の最上級、比較級の問題がいいです。

【回答】
1. 「彼は、私よりも、サッカーが上手だ」を、英訳しなさい。
2. 「彼は、クラスの中では、サッカーが、一番上手だ」を英訳しなさい。
3. 「あなたのクラスで、サッカーが一番上手な人は、誰ですか?」を英訳しなさい。



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