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【質問 No. 23414】 比較について kazu 2023-11-15 15:43:57
 大変お世話になっております。

1. He is as tall as I.
2. He is as tall as me.

 1. と、2. の、それぞれの訳と、二番目の as の後ろに、I を置く場合と、me を置く場合は、それぞれ、どんな場合なのか、教えて頂けますか? お願いいたします。



【回答】
 1. は、He is as tall as I (am tall). のカッコが省略されたものですが、2. は、as tall as <me> という風に、目的格の me が使われているので、厳密には、間違いとなります。しかし、ネイティブスピーカーでも、than を前置詞と考えて、ついうっかり than me としてしまうのです。ですから、間違いがあまりにも多く使われるので、現在では、 than me も「略式」(Informal)として、黙認しているのです。だから、多くのネイティブは、than me を使っているのです。


【質問 No. 23413】 倒置文について よしこ 2023-11-15 15:33:44
 いつも、ありがとうございます。次の倒置文を、通常の文章にしたのですが、合っていますでしょうか?

 Please find attached to this email a copy of the contract I'd like you to sign.

 → Please find a copy of the contract I'd like you to sign attached to this email. 

 宜しくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文は、attached to this email と、I'd like you to sign の二つの修飾語が、a copy of the contract という一つの名詞句を修飾しているので、倒置文によって、修飾の関係を明らかにしようとする工夫の結果、a copy of the contract の前に、attached to this email を置き、a copy of the contract の後ろに I'd like you to sign を置いたもので、この語順を変えると、どうしても、質問者が書き換えたような、不自然な形になってしまうのです。倒置文は、決して、遊び感覚で書いているのではなく、どうしても、そうしなければならない状況があるからなのです。ということは、質問者の書き換えでも間違いではありませんが、attached to this email が、a copy of the contract から、離れすぎてしまい、不格好になってしまうのです。


【質問 No. 23411】 other than の品詞について オカノマン 2023-11-15 14:23:48
 いつもご回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 He <is able to>(→can) apprehend other people as <literaly>(→literally) other than him.

 こちらの英文で、other than の品詞は「前置詞」なのでしょうか? その場合 as と連なっているので、二重前置詞と考えてよろしいのでしょうか? また、other than は、「~ 以外に」という意味合いで使われるときは、通常、否定文で使用される、と辞書に載っています。この英文のように、肯定文でも使用することは、可能なのでしょうか。ご教授願います。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼は、他人を、文字通り、彼以外の人として、捉える(理解する)ことができます」ということで、other than は、前置詞の except と同じ意味なので、「句前置詞」と考えることができます。なお、否定文だけでなく、肯定文でも、使うことができます。


【質問 No. 23410】 rather than の後に来るものについて 初学者 2023-11-15 14:09:33
 「ヨーロッパの若い人は、気候変動を理由に、車を手放したり、子供を持たないことを、前向きに考えているという」という記事を読んで、私は、次のように、英訳しました。

 I found this study intriguing because I guess that they just compromised on giving them up due to financial issues, rather than are happy to give them up.

 ところが、フィリピン人の講師から、以下の指摘が入りました。

 Since we are talking about singular issues of concepts, we need to use the verb 'be' in singular instead of 'are'. be - an indication of something to happen - something to occur - and the state of something - and since we are talking about singular concepts, we use the singular verb.
 Since we are using the verb "to be" we are using the pronoun 'those' as a determiner in reference to the object in the first part of the sentence.

 私としては、rather than の後ろには、they are が省略されていると思ったのですが、どうやらここでは、be を使うのが正解とのことのようです。(本来、are も不要で、rather than happy to give them up.でも良いと思いました) なぜ、ここで be を使うのかが、指摘の文章を読んでも、イマイチ?でした。

 また、to give them up も、to give those up と those を使うのが、正しいとのことでした。これも、イマイチ「?」です。them では、なぜダメなのか?

 拙い文章で恐縮ですが、ここの解釈を、ご教授いただけると幸いです。



【回答】
 ご質問の英作文で、やや不自然と思われる箇所は、確かに、giving <them> up というところと、rather than <are> happy のところであることは、指摘された通りです。私も、giving them up は、車や、子供を指すので、them で纏めてしまうよりも、より具体的に響く those (issues) の方が、より適切と思います。もう一つは、rather than <are> は、ここではやや不適切で、rather than <they are> とするか、rather than <being> とした方が、より適切だと思います。

 それにしても、この講師の指摘は、非常にわかりにくいものです。ズバリと、不適切な箇所を指摘してくれた方が、役にたっただろう、と思います。



【質問 No. 23409】 副詞的目的格について 香炉峰 2023-11-15 06:25:36
 いつも、明快な解説をいただき、ありがとうございます。今回の質問は、以下の文についてです。

 The road will be <barricated>(→barricaded) one block from both ends of the bridge. の one block from both ends of the bridge は、one の前に in が省略された「副詞的目的格」と理解して、よろしいでしょうか。ご教授、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の one block from both ends of the bridge のところは、本来なら、<for> one block ... という風に、前置詞が必要なところですが、いわゆる「副詞的対格」(Adverbial Accusative) の名残で、one block という語が副詞にも使える「対格」(Accusative) の屈折を示していたのが、今日の英語に残っているものなのです。ちなみに、always や、sometimes などの -s は、古代英語の「所有格」が「副詞」として使われていた名残とされています。


【質問 No. 23408】 自然な会話のニュアンスについて eiji 2023-11-15 06:10:47
 お世話になります。ある英語教材の中の親子の会話の訳について教えてください。

 次の文章は、お父さん(Eddy)と、その息子(Junior)のコンサート会場での会話の一部です。

Junior: "Look, Dad, the band signed my shirt!"
Eddy: "That's so cool, Junior! Maybe they'll sign mine too."

 ここで、Eddy のセリフの後半 "Maybe they'll sign mine too." について、直訳すると、「恐らく彼らは、私のものにもサインしてくれるでしょう」のような内容になるかと思いますが、そのように訳すと、サインしてもらい、喜んでいる息子に対して、「大したことない」と言っているように感じてしまいます。この英文を、自然な会話のニュアンスで、訳するとしたら、どのように解釈したら良いでしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の Maybe they'll sign mine, too. の意味は、「ひょっとしたら、私のシャツにも、サインをしてくれるかもね」くらいのニュアンスで、いっているのだと思います。この言葉は、サインなど、頼めば、誰にでもしてくれるよ、といったニュアンスがあるとは、思えないのですが・・・。


【質問 No. 23406】 「with O C」の用法について Ashigaru 2023-11-15 06:01:25
 He fell asleep with the light on.

 この文の on は「副詞」だと書かれているのですが、そうすると、「with O C」の C の部分に「副詞」が来ることになり、補語には名詞や形容詞しかこない、と思っていたので、疑問に思っています。何故、この部分には「副詞」が来るのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「彼は、灯りをつけたまま、寝入ってしまった」ということで、、「灯りが、ついている/消えている」は、The light is <on/off>. と言うように、on/off を使いますが、これらは、いずれも「補語」となっているので、「副詞」ではなく、「形容詞」として使われているのです。つまり、on/off などは、文の中の役割によって、前置詞だったり、形容詞だったり、副詞だったり、品詞も変わるのです。


【質問 No. 23405】 動名詞と不定詞について kazu 2023-11-14 19:16:55
 大変お世話になっております。

 動詞によって、目的語に「to不定詞」を取るものと、「動名詞」を取るものと、どちらを目的語にしても、よいものが、あることを、木村先生に教わりましたが、ネイティブの方は、そういった、動詞を全て記憶していて、瞬時に、使い分けているということでしょうか? また、そのような動詞を、どれくらい覚えておけば、ネーティブと会話ができるようになるのですか。


【回答】
 そもそも、英文法なるものは、ネイティブスピーカーが話してたり、書いたりしている英語について、どのような仕組みになっているのか、を調べるのが、英文法を勉強することなのです。ですから、私たちは、彼らが話したり、書いたりしている英語を、文法規則として勉強しているわけです。おそらく、もっともっとたくさんの言葉や熟語を、ネイティブは、使っているわけで、私たち外国人が知っている量よりも、遥かに多くの単語や熟語、それに構文などを使っているはずなので、英語の勉強は、ネイティブが使っている単語や熟語、構文をできるだけ沢山覚える必要があるのです。普通の人が、ネイティブのように話せるようになるには、相当の年月がかかります。でも、諦めずに勉強している間に、いつの間にか、ネイティブに近い英語を話せるようになるのです。完全にネイティブになることはできませんが・・・。


【質問 No. 23404】 whereの役割について おまめ 2023-11-14 19:00:45
 いつもお世話になっております。今回は、以下の文の where の役割について、質問させていただきます。解釈についての、ご指摘などを頂けますと、幸いです。よろしく、お願いいたします。

 <where>(→Where) she got all the money <from>(→不要) has been <mystery>(→a mystery).

 拙訳 「彼女が、そのすべてのお金をどこから得たのか、それはいまだに謎である」

 この場合の where は、<関節>(→間接)疑問文で、from の目的語(場所を示す語句)を示す役割をしている、
と解釈したのですが、先生のご助言を頂けますと幸いです。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 今回は、英文の間違いについて、注意させていただきます。英文の最初の文字は、必ず「大文字」で始めてください。面倒だから、小文字のままにしておく、というのは、間違いです。なお、where は「どこで、どこに」という意味の時には、in や、at などの前置詞は不要ですが、「どこから」という時には、from where という風に、from が必要です。しかし、今回の英文では、「どこから(手に入れたのか)」という意味に取るならば、from が必要ですが、この文では、「どこで」という意味に取れるので、不必要と思います。さらに、「謎」は、a mystery という風に、不定冠詞をつける必要があります。最後に、「間接疑問文」の「関節」は、不注意による間違いですが、試験の場合は、原点の対象になります。慌てて投稿しないで、ゆっくりと、一度書いたものを、もう一度見直す習慣をつけてください。以上、老婆心から、申し上げました。

 さて、ご質問ですが、where she got all the money from の部分は、おっしゃる通り、「間接疑問文」で、直接疑問文に直すと、Where did she get all the money from? となり、from は、本来、From where did she get all the money? の from が、文末に回ったものです。




【質問 No. 23403】 be going to について 2023-11-14 15:43:46
 とある参考書に、be going to は近い未来の予想にしか使えない。理由は、be going to は、根拠があって実現する可能性が高いことを表すときに使うから、と書いていたのですが、「遠い未来」でも確実に起こる、と言えることはありますよね? その時に be going to を使うのは、ありですか?




【回答】
1. He is going to fail in the exam. 「彼は、試験に失敗することになるだろう」という、話者の確信のようなものが含意されていますが、
2. He will fail (in) the exam if he doesn't study a little harder. 「彼は、もう少し熱心に勉強しなければ、試験に失敗するだろう」ということで、「もう少し熱心に勉強しなければ」という条件をつけた、自然の成り行きを表しているのです。

 つまり、1. の be going to は、「このままじゃ、失敗するな」といった、状況を含んだ表現ですが、will は「単純未来」で、ある条件が整えば、「~ するだろう」という、単なる予想を表しているのです。

 また、一人称に be going to が付くと、I'll come home by 5 in the afternoon. と言えば、「午後5時には、帰ってくるだろう」という単なる未来形ですが、I'm going to come home by 5 in the afternoon. とすると、「どんんことがあっても、帰ってくるから、安心して待っていてください」という、約束めいた表現になります。

 しかし、こうした説明だけでは、この be going to の用法を完全に覚えることは、難しいでしょうから、いろいろな場面で、こうした用法に慣れていくしかない、と思います。



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