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【質問 No. 23240】 A is of B の構造について Miku 2023-10-25 15:53:21
 学校で、The picture is of the Jomon Ceder. という文を習いました。of が有ると、無いとでは、意味は変わってくるのでしょうか?


【回答】
 ご質問の The picture is of the Jomon Ceder. 「その写真(絵)は、縄文杉の(もの)です」ということで、This is the picture <of Jomon Ceder>. の of Jomon Ceder が、離れた表現となったものなのです。それに対して、The picture is <Jomon Ceder>. とすると、「その絵は、縄文杉(そのもの)です」という意味になってしまい、絵が縄文杉である、ということになってしまいます。日本語でも、「その絵は、<縄文杉の>です」ということもあるように、英語でも、of Jomon Ceder と、of をつけるのです。


【質問 No. 23239】 go to bed という言い方について kazu 2023-10-25 15:43:34
 いつも、大変お世話になっております。質問というよりも、go to bed という言い方なのですが、go to bed = 「寝る」という意味で、to が、どういう使われ方をしているのか、理解していないまま記憶していました。私の場合、go to bed という文章が、to 以下を変えられない、go to bed という「ワンセット」の動詞だと思ってましたが、to は、「~ に向かって」を表す「方向」の to で、よろしいでしょうか?
 


【回答】
 おっしゃる通り、go to bed, go to school などにおける to は、「どこどこへ、行く」という風に、方向を示す前置詞なのです。


【質問 No. 23238】 Capitalize について ディ 2023-10-25 15:15:22
 あるサイトの、下記の説明からの質問です。

 Are job titles capitalized?
 In general, the rules for titles of jobs are fairly straightforward. Most style guides recommend capitalizing a job title when used to refer to a specific person and not capitalizing it when it is being used to refer to a job generally or in place of a person’s name. In practice, this typically means that you only capitalize a job title if it is used immediately before a person’s name. For example:

1. Vice President John Smith led the press conference.
2. The vice president led the press conference.
3. The press conference was led by John Smith, the vice president.

 You need to be careful of a sentence that uses a job title in a general manner before a person’s name. For example:

4. The press conference was led by the vice president, John Smith.

質問: 1. と 4. が、違う理由は、何ですか?
1. 大文字とタイトルとの間に、コンマがない、the がない。
4. 小文字のタイトルと、指名の間に、コンマがある、the がある。


【回答】
 1. の Vice President John Smith とは、「ジョン・スミス副大統領」という意味で、Vice President が、John Smith の「敬称」となっているので、Mr. John Smith の Mr. と同じように、敬称も「大文字」になります。一方、4. の the vice president, John Smith の場合は、John Smith が、the vice president と「同格」関係になっているので、the vice president は、普通名詞なので、小文字で書かれ、John Smith が「同格」として、説明的に付加されているのです。

 



【質問 No. 23237】 given の主語は、何か? Shota 2023-10-25 06:23:16
 こんばんは。TOEFL から質問です。

 The most <well known>(→well-known) example of a dead language is, perhaps, Latin. However, there is debate about whether Latin is truly dead, given that it evolved into several other languages, and, technically speaking, it is still learned and spoken by some, particularly scholars and clergy.
 
 この given の主語は、debate で、ラテン語は、本当に死んだかどうか、議論を呼んでいるが、その議論は、ラテン語がいくつかの他の言語に派生しており、正確に言えば、まだラテン語は学ばれているし、いくつかの頭がいい人たちによって話されている」と訳しました。

 given の省略後は、debate でよろしいでしょうか。


【回答】
 ご質問の given は、provided ... 「... であるならば」、compared with ~ 「~ と比較して」などと同じく、分詞構文が、慣用化して、「前置詞」のように使われるようになったもので、「~ であることを顧慮すると」という意味を表します。ご質問の英文の意味は、「死語の例として有名なのは、多分、ラテン語であろう。しかしながら、ラテン語は、他の複数の言語に進化しており、現在でも、特に学者や、聖職者たちによって学習され、話されていることを考慮すると、ラテン語が、本当に死語であるかどうかについては、議論が行われている」ということです。


【質問 No. 23236】 今一度、確認のため質問します。 kazu 2023-10-25 06:02:58
 You go to bed. に用いられている to は、You go to church. You go to school. に用いられている to と同様に、「~ に向かって」を表す、「方向の to」でしょうか? だとしたら、勘違いしていました。


【回答】
 「~ へ向かって」を表す「方向の to」を、何と勘違いしていたのですか? それを教えて欲しかったです。


【質問 No. 23235】 they の用法について 鈴木 2023-10-25 05:56:23
 先生、いつもありがとうございます。文法について、よく分からなかったので、教えて下さい。

 次の英文は、竜巻のニュースの一文です。現地の人が、竜巻にやられた土地を指して、以下のように言っています。

 This was all from the tornado they came through.

 この文の意味は、おそらく、「これらの被害は、すべて通り過ぎた竜巻によるものだよ」だと思います。they came through の they は「竜巻」を指してると思うのですが、なぜ、直前に tornado とあるのに、わざわざ they と言っているのでしょうか? tronado を修飾するのなら、This was all from the tornado that came through. では、ダメなのでしょうか? they があることによって、私の中で、文法が分からなくなってしまいました。この文の構成について、教えていただければと思います。よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「これ(この被害)は、すべて、彼ら(人々)が経験した竜巻のせいでした」ということで、they は、tornado を指しているのではなく、ここの住民を指しているのです。tornado は「単数形」なので、they で受けることはないはずです。これで、気を取り直して、文法の勉強、頑張ってください。


【質問 No. 23234】 cannot too について ぽぽ 2023-10-25 05:41:02
 cannot too ~ で、「いくら ~ しても、しすぎることはない」という意味があると思います。そこで、

 「いくら勉強しても、しすぎることはない」という文章を作る時、
 You cannot study too much. という文章になるかと思います。

 この場合、受け手に、「あなたは、たくさん勉強することはできない」という意味に取られることはないのですか?


【回答】
 ご質問の cannot do too much には、「あまり、多くのことはできない」という意味と、「~ しすぎることはできない」という意味があります。それを区別するには、どうするか、ということですが、文の前後関係(=文脈)によるのです。例えば、次のような文の場合は、どちらかを文脈で、区別することができるのです。

1. You cannot study too much, because you have been ill for a long time.
 「あなたは、長いこと病気だったので、あまり長時間、勉強することはできませんよ」

2. If you want to pass the examinations to go to that school, you cannot study too much.
 「あの学校の試験に合格したいなら、いくら勉強しても、し過ぎることはありませんよ」



【質問 No. 23233】 文構造について on my way 2023-10-24 18:05:58
 お世話になります。前回は、解説ありがとうございました。納得しました。今回も、1つ質問があります。

@ They came out speaking in loud voices.
 「彼らは、大声で話ながら、出てきた」

という文で、文の構造が分かりません。come は「自動詞」で、out は「副詞」なのに、なぜ、speaking が来るのでしょうか。speaking は「補語」なのでしょうか。また、They came out < with > speaking in loud voices. のように、前置詞は、いらないのでしょうか。


【回答】
 ご質問の speaking in loud voices のところは、ミニ分詞構文で、「~ しながら」という意味の「付帯状況」を表しているのです。文法書によっては、They(S) [came out](V) [speaking in loud voices](C). という構造で、「準補語」という説明をすることもあります。


【質問 No. 23232】 Many historians claim it was precisely Western Europe’s について zoro 2023-10-24 16:44:47
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。本日は、The Great Enrichment からの質問を、よろしくお願い致します。

 Many historians claim it was precisely Western Europe’s lack of a dominating empire, such as < that > < which >existed in China, < that > permitted it to overtake other parts of the world technologically and economically.

(私訳) 「多くの歴史家達は、それは正確には、西ヨーロッパの、帝国支配の欠如であると主張している」

@ that とは、後ろの that と並んで、「名詞節」を作っているのですか?

A which は、どのような使われ方をしているのですか?

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「多くの歴史家は、次のように主張しています。すなわち、技術的にも、経済的にも、世界の他の地域を支配することを許したのは、正に、西ヨーロッパには、例えば、中国に存在したような、圧倒的な支配力を持った帝国が、存在しなかったからなのだ、ということです」ということで、it was precisely ~ that permitted it ... 「... したのを許したのは、~ であった」という、it ~ that ... の「強調構文」に気づいていないことが、今回の zoro さんの失敗に繋がっています。

@ 最初の that which existedd in China とは、「中国に存在したもの(巨大な帝国)」という意味で、that which は、what existed in China のことなのです。そして、2つ目の that は、it was ~ that ... から成る「強調構文」の「真主語」なのです。

A の which は、@ で説明した関係代名詞で、that which とは、what に相当するもので、that が which の先行詞になっているのです。those which 「... するところのもの」とか、those who 「... するところの人々」などの形で、よく使われます。




【質問 No. 23231】 関係代名詞と関係副詞について ワニ 2023-10-24 16:06:53
 以下は、大学入試問題にあったものです。

 This is a photo of the house (     ) before we moved to Osaka.
 @ where we lived in A we lived B with which we lived C we lived in

@ は不完全なのに、関係副詞を使っている、B は with が意味不明な点から、@ B が不正解なのは、自力で分かりましたが、A (where) we lived と、C (which/that) we lived in については、A を関係副詞の省略、C を関係代名詞の省略、 と考えると、両方正解な気がして分かりません。答えは、C なのは、なぜでしょうか?

 関係副詞は省略できないのかと思ったのですが、ネットでは、関係副詞も省略できると書いている人がいて、分からなくなりました。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「これは、私達が大阪に引っ越す前に(住んでいた)家の写真です」ということで、正解は、C の we lived in になります。in が文末に移動しているところを見ると、in which we lived の which が省略されたために、前置詞 in が後ろに移動したものであることがわかります。@ の where we lived in は、関係副詞 where には、<in which> we lived の in が含まれているので、in が余分になります。A の we lived は、where we lived とするか、we lived in としないと、間違いになります。関係副詞そのものは、省略できません。B は、in which we lived としないと、間違いになります。理由は、the house <with which we lived> とすると、we lived <with> the house のことになってしまうのです。live with a house とは言えないからです。C は、前述の通り、in which we lived が、which の省略により、we lived in となったもので、これが正解となるわけです。


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