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【質問 No. 22952】 Discounting について 夜の子 2023-09-21 05:42:29
 昨日は、わかりやすい解説、ありがとうございます。今回は、次の英文の discounting の訳し方について、解説していただきたいです。

 Describe the reasoning for the selection of each activity and where appropriate for discounting other additional plans.
 
 「各活動の選択理由と、追加的な計画を軽視するのに適切な場合を、記述せよ」ということでしょうか。「軽視する」と訳したものの、意味がよく分かりません。discounting を他の言葉(日本語)で言い換えることは、可能でしょうか。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「それぞれの活動を選択した理由と、必要な場合には、他の追加計画を廃棄した理由について、説明しなさい」ということで、where appropriate とは、where it is appropriate 「必要な場合には」という意味で、discounting は、「~ を考慮に入れない」という意味です。


【質問 No. 22951】 a record の謎について Brian 2023-09-21 05:24:27
 よろしくお願いします。

 In the United States, a record of 65 million people speak another language at home, a number that has doubled since 1990. Many of these foreign language speakers are not immigrants: half of the growth in foreign language speakers since 2010 was among those born in the US.

 上記の英文の1文目について、”a record”が”speak”するとは、どういうことでしょうか。また、単数にも関わらず、"speaks" になっていない点も、気になります。

 また、half から始まる1文は、S V M から成る「第1文型」で合ってますか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「米国では、6500万人という記録的な人々が、家の中で、外国語を話しており、この数は、1990年以降、2倍に増えています。これらの外国語話者の多くは、移民ではないのです。つまり、2010年以降の外国語話者の増加の半数は、米国内で生まれた人々なのです」ということで、a record of ~ とは「記録的な ~」という意味の「数量詞」で、a sheet of (paper) や、a cup of (coffee) などにおける、数量詞と同じ働きをする成句なのです。また、最後の half of the growth ... の文の構造は、half が主語で、was が「動詞」からなる「第1文型」の文で、合っています。


【質問 No. 22950】 However, a neurologist who commented on the study について zoro 2023-09-20 18:37:55
 本日、2件目の質問となります。2022-2 のリスニング問題からです。

 However, a neurologist who commented on the study thinks this is probably not the case, as the poor sleeping habits arose such a long time before any of the subjects were diagnosed with dementia.
私訳: 「しかしながら、その研究についてコメントをした、神経学者は、そんなことはないと考えている。理由は、不眠症は、被験者の多くが認知症の診断を受ける前に、長い間生じたためである」

 arose such a long time の部分が、よくわかりません。先生の訳を教えて下さい。

 よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「しかしながら、この研究にコメントした神経科医は、これは、おそらく当てはまらないだろうと考えています。なぜなら、被験者が認知症と診断されるずっと前から、悪い睡眠習慣が、発生していたからなのです」ということで、~ arose such a long time before ... とは「... する、ずっと前から、~ が発生していた」という意味なのです。


【質問 No. 22949】 involving について TAKU 2023-09-20 16:28:30
1. Accident involving a drunk driver <will>(→will be) investigated tomorrow.
 「飲酒運転による事故、明日調査される」

2. Accident involving elderly people 〜
 「高齢者を巻き込んだ事故、〜」

3. Accident involving U.S. military personnel 〜
 「米国軍人による事故、〜」

 上記の例文と、日本語訳を見比べた際に、involoving の後ろの人間が、被害者だったり、加害者だったりしているように思えます。これは、文脈によって、どちらにもなりうる、ということでしょうか?


【回答】
 ご質問の例文は、すべて、ニュースなどのタイトルなので、accident が「無冠詞」となっており、これを完全文の「主語」のように、「は」をつけて、訳さないのが正しいのです。「飲酒運転者を巻き込んだ事故、明日調査の予定」という風に、訳すべきです。

 ところで、ご質問の例における involving は「~ を巻き込んだ(事故)」という意味なので、巻き込まれた人は、被害者、加害者の、両方が含まれるのです。



【質問 No. 22948】 仮主語構文と、そうでない文の見分け方について y 2023-09-20 14:21:19
 東大入試例題の長文で、

 Is it our ability to create works of art -- literature, music, paintings, etc.?

という文があり、私は、これを仮主語構文ととらえ、「文学や音楽や絵画といった芸術作品を創ることが、私たちの能力であろうか?」と訳しました。ところが問題は、it が何か、わかるように訳せ、というものでした。つまり、itは、この文章の前に書かれている内容(長いので省きますが)を受けていて、to以下を指すものではなかったのです。答えは、「動物と人間を区別する要素は、文学や音楽や絵画といった芸術作品を創ることが、私たちの能力であろうか?」でした。

 ということは、この文は、仮主語構文ではない、ということになりますか? 文字通り、前の文を受けて、「それは、文学や音楽や絵画といった芸術作品を創りだす我々の能力であろうか?」になりますか? だとしたら、仮主語構文と、そうでない文は、どうやって見分けるのでしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文だけを見せられたら、to create が「真主語」で、it が「仮主語」となる構文と想定するのが当然ですが、it が、文脈の中の特定のものを指す場合は、to create は、out ability を修飾する形容詞用法の不定詞と、解釈することになります。つまり、この英文は、そうした両方の解釈を可能にする構文からできている、ということになります。このように、2つの構文と解釈できる英文に出会ったら、そのどちらであるかを決めるのは、この文の背景にある状況、または、文脈によって判断するしかありません。それが、「どうやって見分けるか」という質問に対する答えになります。


【質問 No. 22947】 process の解釈について Brian 2023-09-20 13:55:11
 よろしくお願いします。

 Many European companies are promoting foreign language training for their staff. In addition, globalization has encouraged many more people to travel for both business and pleasure, another process that promotes language learning.

 ここでの process の解釈を、単に「過程」としたのでは、少し変な気がしたのですが、より適切な解釈は、ありますでしょうか。
 


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「ヨーロッパの多くの企業では、従業員のための外国語研修を推進しています。さらに、グローバリゼーションにより、より多くの人々が、ビジネスと観光の両方で、旅行するようになっており、これも、外国語学習を推進する手立てとなっています」ということで、process とは、いろんな意味を持つ単語で、「過程、工程、作業、方法、手順」などの意味を表します。ここでは、外国語学習の一つの手掛かり、という意味で、通常、それらすべてを含む語として、「プロセス」という言葉が使われます。


【質問 No. 22946】 as it was は、挿入句?、それとも・・・ 初学者 2023-09-20 12:15:15
 Critics acknowledged his precipitous fall from grace had been unjust, based as it was on shifting preferences rather than artistic merit, and a string of revivals followed.
 訳: 「彼の人気が急激に凋落したことは不当で、芸術的価値というより、実際は好みの変化に基づいていたと批評家は認め、その後も、再演が続々と行われた」

質問: Based as it was on .. の下りで、なぜ、as it was based on ... という形にしないで、based を先端に持ってきた「倒置」の形になっているのでしょうか?

 これは、本来は、Critics acknowledged his precipitous fall from grace had been unjust, based on shifting ... だったのが、分詞構文の形にするために、based にして、そこに「挿入句」として、as it was が入った形なのでしょうか?


【回答】
 ご質問の based <as it was> on shifting preferences とは、as it was based on shifting preferences と言い換えてもいいところで、「それは、事実として、好みの変化によるものだ、ということで」という意味になりますが、本当のことを言えば、as は、「擬似関係代名詞」で、based on shifting shifting preferences を受けて、「事実、その通りなのだが、好みの変化によるものだったのです」という解釈になります。つまり、as it was (based on shifting preferences) が、based (    ) on shifting preferences の中に、挿入された構文なのです。なお、as it is は「事実、そうなのだが」という意味ですが、as it were となると、「言わば」という「仮定法」の表現になります。


【質問 No. 22945】 If gambling is open to the general public, について zoro 2023-09-20 09:33:50
 おはようございます。昨日の転記ミスについては、申し訳ありませんでした。以後、気をつけるようにします。今回は、以前添削して頂いた文章から、質問があります。

 If gambling is open to the general public, there will certainly be some people who may become <addicted>(→addicted to) it.

という文章は、If gambling is open to the general public, there may certainly be some people who become addicted to it. としても良いですか? 「ギャンブル中毒になる人がいる」という事実を、may 「いるかもしれない」1語で表しました。

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「もし、ギャンブルが、一般大衆に解放されれば、必ずそれに中毒になるかもしれない人が、出てくるでしょう」ということで、there will be の方に、may を移して、who may を、 who will としても、意味に大差は出てこないと、思われます。


【質問 No. 22944】 リスニングについて なつめ 2023-09-20 06:41:30
 はじめまして、よろしくお願いします。

 こんなことをお聞きしていいのかわかりませんが、質問失礼いたします。リスニングがとても苦手で、どうすれば聞き取れるようになるかわかりません。何か、リスニングのコツなどはありますか? あれば、教えていただきたいです。お願いします。


【回答】
 リスニングが苦手とおっしゃっていますが、外国語を、聞いて理解することは、一般的に大変難しいのです。書き言葉は同じでも、話し言葉は、人によって、スピードも違いますし、発音も、文章も違いますから、初めから、外国人の言っていることを、すぐさま理解できる人は、先ず、いないでしょう。やはり、英文を正しく理解する勉強から始めて、徐々に、リスニングの教材で、練習する以外に、方法はありません。ただし、大学受験に出てくるような、複雑な構文を含む英文を、聞いて理解することは無理なので、英会話などの教材を使って、または、ラジオの英会話番組を利用して、会話調の英語のリスニングから始めることを勧めます。


【質問 No. 22943】 疑問符で終わる肯定文について ルンバ 2023-09-20 06:30:07
 I think the first thing our listeners will want to know is what does a forester do?

 この文章ですが、なぜ、文法的に正しいのか、2点分からないところがあります。(受験英語レベルの知識しかなく、申し訳ありません)。

@ この文章は「肯定文」だと思うのですが、クエスチョンマークで終わっています。肯定文において、どういった場合に、クエスチョンマークで終わることが許されるのでしょうか。また、もしも疑問文である場合ですが、やはり文末のクエスチョンマーク、あるいは、その直前の文(what does a forester do)の形で疑問文と判断するのでしょうか。

A is 以下は(受験英語で言うところの)間接疑問文に該当するように思えるのですが、what a forester does.と変形させることなく、what does a forester do? と、疑問文の語順のまま使っています。これはどういったルールが適用されて、この形が許されているのでしょうか。また、この文章において、~ is what a forester does.と書くことは、誤り、または、避けるべきなのでしょうか。

 最後に、@ や、A のケースについて、詳細に言及している文法書をご教示いただけないでしょうか。復習してみたいと思います。


【回答】
 ご質問の英文は、our listeners とあることから、ラジオでの発言と思われます。そこでの言葉を、言われた通りに、表記したのが、ご質問の英文なのです。ですから、表記の仕方に問題があるのです。これを、正しく表記すれば、I think the first thing our listeners will want to know is, "What does a forester do?" とならなければなりません。つまり、最後の疑問文は、独立しているのです。話し言葉では、この種の混淆文は、ごく普通にみられるものなのです。ちなみに、この直接疑問文を、間接疑問文にして、表記しますと、I think the first thing our listeners will want to know is what a forester do. となります。しかし、このように、正しく、表現した文章は、書き言葉としてはOKでも、話し言葉としては、インパクトを欠くものとなってしまうのです。


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