Language Service Associates Present

キーワード
19205 件が登録されています。 [2731-2740] を表示

【質問 No. 22802】 関係代名詞節内の「時制の一致」について hisako 2023-09-05 08:53:16
 「東京で有名なレストランで、夕食を食べた」と言いたい時、

 I had dinner at the restaurant which is famous in Tokyo.

で、正しいでしょうか。whih was とは、なりませんか?

 ご回答、よろしくお願いします。


【回答】
 「東京で有名なレストラン」と言っても、聞き手には、どこのレストランなのか、わからないので、the restaurant は、a restaurant 「とあるレストラン」としなければなりません。つまり、I had dinner at a restaurant which is famous in Tokyo. となります。また、このレストランは、その時だけ有名だったわけではなく、今も有名なわけででしょうから、which was とはせずに、which is とすべきです。


【質問 No. 22800】 TOEFL listening から Shota 2023-09-05 05:39:17
 質問です。

 The most studied hypothesis out there proposes that exercise increases the production of important protein in the brain.


 この文章の out there は、どういう意味合いを含むか、分かりますでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「世の中で最も研究された仮説では、運動は、脳内の重要なタンパク質の生産を増加させる、と言われている」ということで、out there とは、漠然と「世の中では、世の中には」(in the world)という、やや乱暴な意味で使われます。


【質問 No. 22799】 see の使い方について YN 2023-09-05 05:22:35
 続けての質問になり、すみません。以下の英文の see についても、お教え頂けないでしょうか。

 The plans will see the main production building repurposed as a store.

 「see + 名詞 + p.p」 の形になっているので、「計画が、メインの生産施設が、店として作り替えられるのを見る」となりそうですが、自分の訳に違和感があります。知覚動詞の see だと認識したのですが、間違っていないかお教え頂けないでしょうか。

 よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文を直訳すると、「それらの計画は、主な生産用ビルが、店舗として、再目的化されるのを、見るでしょう」となりますが、日本語として正しい訳は、「これらの計画では、(現在の)主な生産用ビルを、店舗として、再利用する、ことになります」となります。see をこのような意味・内容で用いるのは、英語としては、極めて自然なことなのです。


【質問 No. 22798】 laterの使い方について YN 2023-09-05 04:50:28
 はじめまして。以下の文章の later の使い方が理解出来ず、お教え頂けないでしょうか。

 Everyone, please don't forget about our meeting later at 5 P.M.
日本語訳: 「みんな、後で行う5時の会議を忘れないでね」

 later を形容詞で使用する場合、名詞の前に置く、と認識していたのですが、上の文では、名詞の後ろに置かれており、この理由がわかりせん。お手数をお掛けして申し訳ありませんが、ご教示頂けないでしょうか。


【回答】
 ご質問の our meeting later at 5 p.m. における later も at 5 p.m. も、共に「副詞」、「副詞句」なのですが、この場合は、2つの副詞(句)が直前の名詞(our meeting) を修飾しているのです。日本語にすると、「後で、午後5時に行われる(会議)」となります。このように、副詞句は、名詞の後に置かれて、形容詞句のように使われることがあるのです。


【質問 No. 22797】 lately と these days の違いについて るい  2023-09-05 08:43:38
 はじめまして。lately と these days の使い方の違いが分からず、質問させていただきました。

@ AI technology has made great progress lately.

A Smartphones which respond to voice commands are common these days.

 どちらも、「最近、この頃」というような意味で習ったような気がしているのですが、どうして、2つが使い分けられているのでしょうか?

 初歩的な質問、すみません。

 もう一つ、根本的なことで、お聞きしたいことがあります。私は長文の読解が苦手なんですけど、どうすれば長文を素早く、正確に読解できるようになりますか? もし、なにか方法があれば、教えていただきたいです。(なくても、ぜんぜん大丈夫ですが・・・)

 たくさんの質問、失礼しました。よろしくお願いします。


【回答】
@ の意味は、「AI 技術は、最近、多大な進歩を遂げた」ということで、lately, recently は「現在完了形」と共に用いられます。
A の意味は、「音声指示に応答するスマートフォンは、最近では、一般的です」ということで、these days, nowadays は、recently, lately と異なり、「現在形」と共に用いられるのです。

 なお、長文読解を、素早く、正確に読解できる方法は、長文読解の問題集で、まず、全体をさっと読んで、大体の意味をつかんてから、和訳に入る、といった練習を重ねることだと思います。そのためには、まず、英文の文型、語句の意味、熟語や構文について、あらかじめ学んでおく必要があります。英文解釈の参考書を、最初から、最後まで、読み通して、全体的な知識を身につけることです。



【質問 No. 22796】 This was an exciting environment in which …、その他について zoro 2023-09-04 19:19:28
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。the Japan Times の「リスニング問題」から、質問があります。

1. This was an exciting environment in which to work.

 in which は、「関係副詞」という訳ではなく、which は、「疑問代名詞」になるのですか?

2. I extended my holiday and volunteered to work with a local homeless shelter.

 「ホームレスのシェルターで、働いていた」ということで、この場合、with を使うのではなく、at ではいけないのですか?

 本日もよろしくお願い致します。


【回答】
1. の意味は、「ここは、働く場所としては、ワクワクするような環境です」ということで、in which とは、「その環境の中で」という意味を表す「関係代名詞」に in が付いたもので、where という場所を受ける「関係副詞」で置き換えることができます。

2. の意味は、「私は、休暇を延長して、地域のホームレス施設で、ボランティアの仕事をした」ということで、宿泊する場所を表すときには、at よりも、with の方が一般的で、I am staying <with> my uncle's house. 「私は、今、叔父の家に泊まっています」のように、使います。



【質問 No. 22795】 ~ is S V の形について N.Y. 2023-09-04 19:09:11
 You know, the normal arc of a protagonist is sort of they start here and then something happens over the life and they change and they end up here.

 is sort of の後に、S V の they start が続くのは、どういう文型なのでしょうか。is の後に、that が省略されている、と考えればよいでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「ご存知のように、主人公の通常の物語は、いわば、ここから始まり、それから、その後の人生で、何かが起こり、変化し、最後はここに行き着く、とったようなものなのです」ということで、sort of とは、「いわば、まあ」といった意味の「間投詞」的な表現で、I'm <sort of> tired. 「ちょっぴり疲れたかな」とか、I was <sort of> expecting it. 「私は、何となく、それを予想してたんだ」のように、口語英語として使われます。勿論、is の後には、that が省略されているのです。


【質問 No. 22794】 There is little known about ~ とは? Brian 2023-09-04 14:59:53
 前回の回答、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

 Though there’s little known about the effect of microplastics on plants or on the wider food chain, studies have shown that earthworms living in soil containing microplastics have slower growth and higher death rate.
 「マイクロプラスチックが、植物、あるいはもっと広い範囲の食物連鎖に与える影響については、ほとんど判明していないが、研究によって、マイクロプラスチックを含む土壌に生息するみみずは、成長速度が遅く、死亡率が高いことがわかっている」

 little と known の品詞がわかりません。「there is/are」の構文であることから、名詞なのかな、known の後ろにも、前置詞があることから、名詞なのかな、とさまざま考えてみましたが、答えが出なかったので、教えていただきたいです。


【回答】
 ご質問の There is little known about ~ とは、「~ については、知られていることが、ほとんどない」という意味で、little は「名詞」で、known の前には (that is) が省略されていて、「~ について、知られていることは、ほとんどない」という意味になるのです。別な言い方にすると、Little is known about ~ ということです。逆に、There is a lot known about it. と言えば、「それについては、多くのことが、知られている」という意味になります。


【質問 No. 22793】 that の用法について N.Y. 2023-09-04 10:48:00
 前回の質問へのご回答、ありがとうございます。続けて、同じ文に対する質問で、恐縮ですが、よろしくお願いします。

 Docker Captain is a distinction that Docker awards to select members of the community that are both experts in their field and are committed to sharing their Docker knowledge with others.
 (https://docs.docker.com/get-started/resources/)

 awards の目的語は、何でしょうか。that を関係代名詞だと考えると、下記のように、分解できるのではないでしょうか。

 Docker Captain is a distinction. Docker awards a distinction.

 上記を仮定すると、award は、「S V O to 人」の文型を取るようなので、「to 人」は、省略されていると考えればよいでしょうか。また、to select は「選別するために」という意味の「to不定詞」でしょうか。


【回答】
 前回も説明しましたが、Docker(S) awards(V) [a distinction](0) [to select members](M) とは、「Docker は、選りすぐりのメンバーに、栄誉を授与する」という意味で、select は「形容詞」で、「選りすぐりの」という意味で、to 不定詞ではありません。


【質問 No. 22792】 表意文字と表音文字について bee 2023-09-04 12:24:27
 「表意文字」(漢字)と「表音文字」(ひらがな、カタカナ)の組み合わさった言語は、日本語の他にありますか? このことは、他の言語に比べ、外国人が日本語を習得するのに困難な要因となりますか?


【回答】
 これは、面白い質問です。日頃、このようなことは、あまり気にも止めずに過ごしていますが、言われてみれば、いろいろな ramification 「波及効果」をもたらす問題につながっています。おっしゃる通り、日本語は、中国の、絵文字から生まれた漢字(表意文字)を借用して、その意味を「訓読み」とし、さらに漢字を“崩して”日本語に合った「音声文字」(ひらがな、カタカナ)を作り上げて、「漢字」と「カナ」から成る日本語の表記法を確立しました。実に“天才的”文化と言っても、過言ではありません。
 ところで、英語の文字は、アルファベットの26文字を使って、子音と母音の組み合わせによる、漢字のように意味を持つ単語を作り上げています。ヨーロッパの言語は、大体この方法をとっており、日本語のような「表音文字」と「表意文字」を使うことは、殆どありません。ただ、英語に限って言えば、英語の単語は、名詞・動詞・形容詞・副詞といった「内用語」(content word) と、前置詞・接続詞・冠詞・助動詞といった「機能語」(function word)に分かれていて、ちょうど日本語の「漢字・仮名交じり文」と同じような表記体系となっている点が、日本語に似て、面白い表記法となっています。実は、英語の単語の語源は、漢字に似て、意味のある文字の塊からできており、単語の前後に「接頭辞」や「接尾辞」をつけて、「多綴語(たてつご)」(multi-syllable word)を作っているのです。

 そこで、このような表記体系を持った外国人が、日本語を学ぶとき、どんな問題があるかと言えば、日本語の漢字を「絵文字」の一種と捉えて、主な単語を覚え、それに助詞や助動詞などを添えて、意味のある文章を作っていく作業なので、私の知る限りでは、特に問題はなさそうなのです。ただ、日本人が英語の前置詞や冠詞、助動詞に苦しむように、外国人も、日本語の助詞や助動詞の微妙な用法には、苦労するようです。しかし、文字については、むしろ「絵文字」を見ているような感覚で、楽しく学んでいる姿を思い出します。しかし、総じて、日本人も、外国人も、お互いに、ネイティブスピーカーのようには、話したり、書いたりすることは、至難の業のようです。



前の 10 件    次の 10 件