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【質問 No. 25656】 「同格」について kazu 2024-09-30 06:55:03
 小学1年生の昼休みの時間に、一人で図書室に行き、宇宙のことを、カラーで、太陽系の惑星の写真が載っている本を見るのが好きだったことを思い出しました。宇宙に興味がある私を、7月に他界した母がよくプラネタリウムに連れて行ってくれたことを思い出しました。宇宙の話をしているみたいだったので、面白そうな話題だなと思い、つい目が留まりました。

 そこで質問ですが、同格のカンマとは、同格語とは、何ですか? 教えて頂けますか? よろしくお願いいたします。


【回答】
「同格」というのは、前に出た言葉が、同じ内容の言い換えである場合を指します。例えば、I learned about Dr. Hideo Noguchi, a doctor from Japan, in the elementary school. 「私、小学校で、日本出身の医師、野口英夫博士について、学びました」の文において、Dr. Hideo Noguchi の後のカンマは、a doctor from Japan という言葉が、その前の Dr. Hideo Noguchi を、同一の人物として述べる「同格語」の印である、ということです。つまり、a doctor from Japan とは、ここでは、Dr. Hideo Noguchi を説明している「同格語」(同一人物)である、という意味なのです。


【質問 No. 25655】 分詞について なぁ 2024-09-30 06:36:12
 分詞について、初歩的な質問です。

 分詞は、動詞が変化し、現在分詞、過去分詞となったもので、名詞を修飾する役割があり、分詞の位置は、分詞が1語の場合は前から修飾、2語以上の場合は後ろから修飾と、学びました。

 では、

1. I ate a boiled egg for lunch. の場合は、for lunch が副詞句としてついているので、単純に考えると名詞を後ろから修飾する必要があり、

2. I ate an egg boiled for lunch. と考えてしまったのですが、前から修飾する I ate a boiled egg for lunch.でした。

 この場合、説明として for lunch は、何にあたるのか。boiled egg(ゆで卵)や boiling water(沸騰している水)などは、そのまま覚えるべきなのか、もしくは、説明がちゃんとつくものなのか、教えていただければと思います。

 初歩的な質問ですいません。宜しくお願いします。



【回答】
1. の意味は「私は、昼食に、ゆで卵を、食べました」ということで、I(S) ate(V) [a boiled egg](O) [for lunch](M). の、各要素から成る「第3文型」となり、a boiled egg が「目的語」になり、for lunch が「副詞句」となりますが、一方、

2. の意味は、「私は、昼食のために茹でられた卵を、食べました」ということで、I(S) ate(V) [an egg boiled for lunch](O). から成る「第3文型」となり、この場合は、an egg boiled for lunch 全体が「目的語」で、boiled for lunch は、この目的語の中で、an egg を修飾する「形容詞句」となっているのです。



【質問 No. 25654】 of の文法について N.Y. 2024-09-29 18:11:37
 Obviously when you're young, you don't exactly know yet of what your personal criteria <is>(→are) of why you like someone.

 この英文の、二つの of は、それぞれどういう文法、意味で使われているのでしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「明らかに、あなたが若いときは、何故、誰かを好きになるのか、についての、自分の個人的な基準について、まだ、正確には、わかっていません」ということで、最初の know of ~ とは、「~ について、分かっている」という意味で、2番目の of も「~ について(の、個人的な基準)」ということで、いずれも about 「~ について」という意味を表しているのです。


【質問 No. 25653】 Though the telescope is capable of monitoring について zoro 2024-09-29 06:14:09
 また、わからないところが出てきました。本日、2件目の質問となります。

 Though the telescope is capable of monitoring up to 100 million channels at once, SERENDIP focuses primarily on a narrow 2.5 MHz bandwidth straddling 1420 MHz, the spectral frequency of hydrogen.

(私訳)「その望遠鏡は、瞬時に、最大1憶のチャンネルを、監視することが出来るが、SERENDIPは、主に、1420メガヘルツをまたがる、狭帯域の、水素のスペクトラル周波数である、2.5メガヘルツを重要視している」

@ straddling は、bandwidth を修飾する、現在分詞となるのですか?

A the spectral frequency of hydrogen の前のカンマは、「同格のカンマ」ですか?

B 先生の訳を、教えて下さい。

 よろしく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「この望遠鏡は、一度に、最大で1億チャンネルを監視することができるけれども、SERENDIP は、スペクトル周波数である(ところの)1420メガヘルツに跨(またが)る、狭い2.5メガヘルツの帯域幅に、主に、焦点を当てています」ということで、

@ straddling は、bandwidth を修飾している「分詞」になります。

A the spectral frequency of hydrogen の前のコンマは、それが a narrow 2.5 MHz bandwidth と「同格語」であることを示しています。

B 私の訳は、上に示した通りです。




【質問 No. 25652】 ヨッシー様へ zoro 2024-09-29 05:45:19
ヨッシー様へ、

 お力添えを頂きまして、ありがとうございました。make の意味が分かっただけで、ここまで訳がはっきりするものなのですね。天文の知識は全くないため、苦労しました。念のために、先生のご返答を待つことにします。


【回答】
 私も苦労しましたが、私の回答については、ヨッシーさんからは、ご意義がなかったようで、安心しました。私は、この分野については、全くの素人で、ヨッシーさんの、援護を受けて、安心しました。英語を理解する、ということは、このように、万物についての理解と興味がないと、いけないことがわかりました。もし私が、同時通訳で、この種の話題になっていたとしたら、歯が立たなかった、と思います。ですから、英語が分かる、ということは、このように、森羅万象について、興味と理解が必要であることを、改めて、思い知らされました。本当に、ありがとうございました。


【質問 No. 25651】 ZOROさんの質問について ヨッシー 2024-09-29 05:37:26
 お邪魔します

@ the Arecibo dish とは、研究者達の名前なのでしょうか?

 Arecibo とは、プエルトリコのアレシボにあるアレシボ天文台(Arecibo Observatory)のことです。つまりアレシボは地名です。なお、Dishとは、パラボラアンテナのことで、その形状が似ていることから dish(皿)と無線業界では呼ばれています。ですから、同じアンテナでも、八木アンテナのような皿の形をしていないものは、dish とはいいません。

 ZOROさんは、radio telescope をそのまま「ラジオテレスコープ」と訳していますが、電波望遠鏡としたほうが、分かりやすいと思います。

A make とは、「作る」と訳していいのでしょうか?

 顕微鏡でも、望遠鏡でも、倍率が上がるほど視界が狭くなり、広範囲のものを捉えにくくなります。ですから、

 … are now able to < make > both broad sweeps of outer space as well as more focused searches of nearby stars. は、多少意訳ですが、

「星々の近くに焦点を合わせた調査だけではなく、広い宇宙空間を観測することが出来る」では、いかがでしょうか。

 Sweep とは、「掃く」という意味から、電子工学では「掃引する:電子ビームを上から下、左から右へとなぞるような操作」をすること、をいいます。なので、<make> は、「する」と考え、「観測する」「測定する」でもいいと思います。

 飛び入り失礼しました。


【回答】
 ヨッシー様へ、

 この度は、私の知識不足を補っていただき、ありがとうございました。専門外の私でも、目が覚める思いです。ヨッシーさんは、こちら方面の専門家だったことが、よくわかりました。お答えについては、正に、その通りで、私の方から、付け加えることはありません。本当に、ありがとうございました。



【質問 No. 25649】 Using the world's largest radio telescope, the Arecibo dish について zoro 2024-09-28 18:59:29
 先生、ご回答ありがとうございました。省略の件と、ミスプリの件につきましては、了承しました。昨日の文章の続きから、質問があります。

 Using the world's largest radio telescope, the Arecibo dish in Puerto Rico, researchers at the SERENDIP(Search for Extraterrestrial Radio Emissions from Nearby Developed Intelligent Populations)project at the University of California are now able to < make > both broad sweeps of outer space as well as more focused searches of nearby stars.


(私訳)「世界最大のラジオ望遠鏡である、プエルトリコ島の、Arecibo dish を用いて、カリフォルニア大学の、SERENDIP(成長した知的生命体の近くから発生する地球外からの電波放射)プロジェクトの研究者は、今や、星の近くにより集中した調査だけではなく、宇宙空間の幅広い流れの両方を、作ることが出来る」

@ makeとは、「作る」と訳していいのでしょうか?
A 先生の訳を、教えて下さい。

 おっしゃる通り、大変難しい文章です。よろしく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「世界最大の電波望遠鏡、プエルトリコのアレシボアンテナを使用して、カリフォルニア大学の SERENDIP (近くの、発達した知的集団からの地球外放射の探索) プロジェクトの研究者たちは、現在、宇宙空間を広範囲に観測するだけでなく、近くの星をより集中的に検索をすることも、できるようになりました」ということで、

@ の make とは、「作る」という意味ではなく、make broad sweeps of outer space 「地球外の宇宙空間を、広範囲に検索する」という意味と、make more focused searches of nearby stars 「近くの星々を、より集中的に観測する」という意味なのです。<make> a study of English idioms と言えば、「英語の熟語の研究を行う」というときの「行う」に当たるのです。



【質問 No. 25647】 Indeed, the efficacy of radio signals for transmitting について zoro 2024-09-28 09:56:38
 先生、ご回答ありがとうございました。本日は、Searching for ETs からの、質問を、よろしくお願い致します。
 (Ever since the invention of the radio, man has been sending a constant stream of messages into outer space.) Indeed, the efficacy of radio signals for transmitting information at the speed of light over interstellar distances has led scientists to wonder whether other forms of intelligent life on distant planets may not have already stumbled onto these signals and consequently started trying to communicate with us in similar ways.

(私訳)「確かに、惑星間を長距離に渡って、高速で、情報を伝えるための、電波信号の効果は、科学者達に、遠い惑星の、その他の形態の知的生命体は、すでに、このような信号には遭遇していない可柏ォがあり、その結果、同じような方法で、私達と通信をしようとしているのかどうかを、考えさせた」

 どうも訳がもやもやとします。先生の訳を、教えて下さい。

 本日も、よろしくお願い致します。



【回答】
 ご質問の英文には、最初の1行が省略されています。この問題は、「英検1級」の試験問題ですが、英文のメッセージの特徴は、最初の文が決め手となることが多いので、省略しないように、お願いします。ご質問の英文の意味は、省略された文を含めて、次のような内容です。

「ラジオの発明以来、人類は、宇宙に絶え間なくメッセージを送り続けています。実際、星間距離を超えて、光の速さで、情報を伝達する無線信号の有効性を考えると、遠い惑星の、他の知的生命体が、すでにこれらの信号に遭遇し、その結果、同様の方法で、私たちと通信しようとしているのではないかと、科学者たちは、疑問に思うようになりました」

 ここで問題になるのは、scientists to wonder whether other forms of intelligent life on distant planets may <not> have already stumbled onto these signals の not についてなのですが、wonder との関係で、not が入ったものと考えられますが、実際には、この not は不必要なので、消去してください。

 これで、「英検1級」の問題は、相当難しいことがわかります。一般の人であれば、「英検2級」で、十分に仕事ができるものと、考えられます。



【質問 No. 25646】 not の位置について ここ 2024-09-27 14:48:53
1. Not a sound was to be heard.

2. A sound was not to be heard.

 これらの、2文は、何が違うのですか?


【回答】
1. の意味は、「ひつの物音さえ、聞こえなかった」ということですが、2. の意味は、「一つの物音は、聞こえなかった」ということになるので、実際に使われることは、ありません。


【質問 No. 25645】 Get O to do と、get O ing の違いについて やっすー 2024-09-27 14:39:15
 Get O to do と、get O ing の違いは、何ですか? 例えば、次の2文の違いは、何ですか?

1. I got the clock to start moving.

2. I got the clock starting <moving>(→to move).


【回答】
1. の意味は、「私は、柱時計を、動き始めるように、した」ということで、この場合の get は、make と同じく、使役動詞で、I made the clock start moving. と同じ意味になります。

2. の意味は、「私は、柱時計を、動き始めるように、お願いした」ということになるので、この get O -ing のパターンでは、目的語に「人」を取るのが、普通です。つまり、I got a man working for me. 「私は、一人の男の人に、私のために、働いてもらうようにした」などのように、使います。従って、ご質問の 2. は、I got the clock to start moving. とするか、I got the clock starting to move. 「私は、その柱時計を、動き始めるようにした」としないと、成り立ちません。



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