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【質問 No. 22606】 「前置詞+関係代名詞」について 田中あき 2023-08-18 05:30:35
 先生、お久しぶりです。以前に、英作を何度も添削して頂き、英検準1級に合格することがでしました。今は、文法に力をいれているのですが、下記の「前置詞+関係代名詞」について、教えて下さい。

@ There are various ways (      ) people can approach this problem.

 答は、in which なのですが、approach があるので、to which を選びましたが、解説によると、in various ways になるので、in which が正解になる、と書かれているのですが、理解できていません。

A The question is the extent (      ) he understands the situation he is in now.

 答は、to which なのですが、to the extent の to と which が結びついて、関係代名詞になる仕組みがわかりません。

 言葉たらずで、申し訳ありませんが、ご教授いただきたいです。


【回答】
@ の意味は「人々がこの問題に取り組む方法には、いろいろあります」ということで、関係代名詞の which の先行詞が various ways なので、先行詞の前に付く前置詞は、in various ways となり、to various ways とはならないのです。People can approach this problem <in various ways>. 「人々は、いろいろな方法で、この問題に取り組むことができます」という文で見てみると、ways に付く前置詞は、to ではなく、in であることがわかるのです。

A の意味は「問題は、彼が置かれている状況が理解できる程度である」ということですが、これは直訳で、日本語らしく訳すと、「問題は、彼が置かれている状況を、どの程度まで、理解しているかである」となります。この文では、関係代名詞 which の先行詞は、the extent なので、extent に付く前置詞は、to であることがわかれば、正解になるわけです。

 このように、英語の前置詞は、look at ~ 「~ を見つめる」、look for ~ 「~ を探す」などのように、動詞と関係がる場合と、in many ways 「多くの方法で」、to a great extent 「かなりの程度まで」などのように、名詞に関係する場合とがあるのです。関係代名詞に付く前置詞は、名詞に関係がある場合が多いようです。



【質問 No. 22605】 英作文の添削依頼(後編) zoro 2023-08-17 16:58:24
 前回の添削と、書き方のアドバイスをありがとうございました。本日は、後編をお願い致します。

1. 「私がベーシックインカムに反対するもう1つの理由は、若者が勉強に対して、高い目標を持たなくなる恐れがあるからだ」
 One of the reasons why I disagree with the basic income system is that there could be a risk that young people decide not to aim for their studies higher.

2. 「当然ながら、ベーシックインカムを貰うことが出来れば、働かずに遊んでいる人でも、生活をすることが出来る」
 Needless to say, if people got basic income, people who do not have work and hang around all day can live their life.

3. 「同じように、もし若者が、良い仕事に就くために、努力をする必要がないということに気がついたら、彼らは自分から、何もしなくなるかもしれない」
 Similarly, if young people find it unnecessary to make efforts to get a good job, they may not try to do anything on their own.

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
1. → One of the reasons why I disagree with the basic income system is that there could be a risk that young people might decide not to aim higher in their studies.

2. Needless to say, if people can get a basic income, they will not work hard and try to live their life hanging around all their life.

3. Similarly, if young people find it unnecessary to make efforts to get a good job, they may not try to do anything on their own.

 zoro さんは、悲観的なご意見の持ち主のように、感じられます。基本所得(Basic income) の制度は、働かない人にも、基本所得を与える、という制度であるよりは、アルバイトなどで生計を立てている人にも、最低の賃金を「基本所得」として、保証しようとする制度のように、私は、理解しています。ですから、基本所得で満足できない人の多くは、より一生懸命に働いて、より高い所得を得ようと努力するだろうと思います。そのためには、若い時から、勉強し、資格を取得することになるだろうと、私は楽観しています。



【質問 No. 22604】 仮定法での「時制の一致」と、丁寧表現について(追記) nkom 2023-08-17 16:38:47
 【質問 No. 22595】のご回答、ありがとうございました。OKをいただいたので、あの文はそのまま使用しました。

 「時制の一致」と「丁寧表現」の両立についてですが、うまく説明できず申し訳ありませんでした。ぜひご解説をお願いしたいので、私なりに、再度、説明させていただきます。

 私は仕事柄、ネイティブの方にメール連絡をすることが多いのですが、常に相手の立場が上と考え、丁寧な表現になるよう気をつけています。表現を丁寧にするシンプルな方法として、助動詞を過去形にするとよい、と習ったと記憶しています。will を would に、can を could に、といった具合です。

 しかし、If で始まる仮定法で文を作る際は、時制の一致を求められるので、(多分、これをちゃんと理解できていないのが、私の問題なのですが)、上記のように単純に、過去形にできない場合があるんじゃないか、と思ったのです。

 だから、先日の質問で書いた文ですが、If it is difficult to submit the file shortly, please let us know when you could submit it. と、丁寧表現にするために you could を使いましたが、文章として正しくは時制の一致が必要で、you can としないといけないのでは、と疑問に思ったわけです。

 そして、もし、can にする必要があった場合、私の「丁寧な表現にしたい」という思いは、どうやって文章に反映させればいいのかと悩み、「時制の一致」をやりつつ「表現を丁寧に」するには、どうするのかわからず、あの質問をさせていただいた次第です。

 結果として、上記の could を使った文で、問題ないと先生にお答えいただいたので、それはそれでよかったのですが、では、時制の一致とは、何だろう、なぜ、can にしなくていいんだろう、と新たに悩んでいます。

 If を使うのは、常に、仮定法と思っていましたが、上記の文は仮定法ではないのでしょうか? (時制の一致は不要なのでしょうか?)

 うまく説明できたか自信はありませんが、私の言わんとすることをお察しいただけるなら、ぜひ解説をお願いできますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。


【回答】
 「時制の一致」とは、主節の動詞が「過去形」の時には、従属節の動詞も、過去形、または、過去完了形のする、というもので、例えば、He <says> that he <will> come to my party. という文を、He said とした場合は、that he <would> come to my party. という風に、that 節内の動詞も過去形にしなければならないので、he will が he would となるのです。しかし、He <says> that he <came> to my party but <could> not meet me for the crowd. 「彼はパーティーには来たが、人数が多くて、私に会うことができなかった、と言います」の場合は、主節の動詞が「現在形」(says) なので、that 節内の動詞は、時制の一致の規制を受けないのです。ですから、前回のご質問の that 節内の would は、時制の一致の規制を受けないので、仮定法過去形のままで、大丈夫なのです。

 別件ですが、nkom さんは、日本文の中で、半角のコンマを、読点として使っておられますが、日本語文字は“全角”なので、適切な読点ではありません。全角の読点(、) を使うようにしてください。それにより、文章が読みやすくなります。



【質問 No. 22603】 be introduced to someone について あいうえお 2023-08-17 12:48:06
 「知らない人に紹介されたときは、相手の名前を覚えるようにしなければいけない」

という文の英訳が、When you are introduced to someone, you have to remember their name. となっているのですが、「知らない人」という部分が、英訳のどこにあたるのかわかりません。


【回答】
 ご質問の英文の方には、「知らない人」の「知らない」という部分が、英訳されていないのです。もし、「知らない人」としたいときは、someone <whom you don't know> という風に、補う必要がありますが、someone という単語の中に、すでに「誰か(知らない人)」という意味が含まれているので、省略されたのです。


【質問 No. 22602】 had been born という表現について あいうえお 2023-08-17 12:41:28
 いつも、ありがとうございます

 If he had been born in Japan, he would not have been successful.

という参考書にある文で、born が動詞bear過去分詞であることから、「had+過去分詞」の形をとって、If he <had born> in Japan, he would not have been successful. という文が適切だと思いますが、なぜ、参考書の文では、had been born in Japan という形を取るのですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は「もしも、彼が、日本で生まれていたとしたら、彼は、成功しなかったでしょう」ということで、これは「仮定法過去完了形」の文なのですが、もし、If he had born としたら、「彼が、産まなかったなら」という意味になってしまいます。「生まれる」と言う時は、「be + 過去分詞(born)」 という「受動態」にしなければならないのです。そして、この「be born」 という受動態を、「過去完了形」にするためには、had been born という風に、be の過去分詞 been が、どうしても必要なのです。


【質問 No. 22601】 Gridって、どういう意味ですか? StarlySky 2023-08-17 09:11:48
 留学先にて、地理のレポートを書き進めているのですが、どうしても Grid の意味が分かりません。SEQ grid, Water grid のように使われています。

【回答】
 私も良くわかりませんが、グリッドとは、日本語では「碁盤割り」のことで、市街、または紙面などを、碁盤の目のように、縦横に整然と分割すること、とあります。地域などを格子状に区分けしたもの、格子状にわけた一角、を指すようですが、友達か、直接先生に聞くことをお勧めします。


【質問 No. 22599】 翻訳について アオカナヘビ 2023-08-17 06:43:35
 先生、いつもありがとうございます。下記の英文の翻訳をお願いします。

 Their theory seems to have been that they had talent which a school would have brought to flower.

 特に、which 以下がよく分かりません。ご教示をお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「彼らの理論は、彼らには、学校が開花させることもできた才能があった、ということだったらしいです」ということで、学校の教育があまり良くなかったので、彼らの才能が開花しなかったに過ぎない、ということです。


【質問 No. 22598】 文中の to不定詞の用法について 鈴木 2023-08-17 06:34:48
 お世話になります。

 Ms. Trevor explains that it requires the dedication of library staff to provide the space and support.

 「Trabor さんは、場所と支援を提供してくれる図書館員の<検診>(→献身)が必要だと説明する」

 長文から切り取っている部分ですが、翻訳を見ても、to provide が to不定詞の何用法に当たるのか、it is ~ to... の構文なのか、がよくわかりません。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、正しくは、「トレバー夫人は、場所と支援を提供するためには、図書館員たちの献身的な努力が必要だ、と説明しています」ということで、it requires の it は、漠然と状況を指す it で、It takes a long time before the house is built. 「家が立つ前には、長い時間がかかります」などにおける it なのです。したがって、to 不定詞の用法は、「目的」(~ するためには)を表す副詞的用法と考えられます。


【質問 No. 22597】 文中の close to の用法について Ayaka 2023-08-17 06:36:56
 いつも、大変助かっております。今回も、よろしくお願いします。

 Chapter seven tackles the 'bedrock myth', the assumption that the absence of bedrock close to the surface between Downtown and Midtown New York is the reason for skyscrapers not being built between the two urban centers.

 上の英文の close to the surface between Downtown and Midtown New York の部分は、形容詞句の後置修飾でしょうか。




【回答】
 ご質問の英文の意味は「第7章では、“岩盤神話”に取り組みます。その神話とは、ニューヨークのダウンタウンとミッドタウンの間には、地表の近いところに岩盤が存在しないという想定が、超高層ビルが、この2つの都市の中心部の間には、建てられていない理由とされていることを指します」ということで、ご質問の close to the surface ... は、bedrock を、後ろから修飾する「後置修飾語」と考えられます。


【質問 No. 22596】 英文解釈について ハリパンダ 2023-08-17 05:24:10
 There are times when I will say something that I think is standard Japanese, only to have someone express their surprise at my use of Osaka-ben.

 これの訳が、「私が標準語だと思って言っているのに、私が大阪弁を使ったことに驚いたと人に言われるときがある」となるのですが、「標準語だと思って言っている」という部分の訳が、何故、そう訳すのかよくわかりません。文法の説明お願いします。


【回答】
 ご質問の when I say something that <I think> is standard Japanese という部分ですが、I think が、that 節の that (     ) is standard Japanese のカッコに「挿入」された構文で、「標準語の日本語だと、(私が思っている)もの(を言う時)」という意味になるのです。


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