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【質問 No. 22630】 文の構造について こうき 2023-08-22 06:46:40
 In popular culture, a wolf is often a large, frightening animal with pointed ears and sharp teeth. We know that like their close relatives, dogs, wolves eat meat.

 2行目の文章について、like の位置を含めた文の構造がわかりません。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「大衆文化において、オオカミは、しばしば、尖った耳と、鋭い歯を持った、大型で、恐ろしい動物です。私たちは、オオカミが、それに近い関係にある犬と同じように、肉食である事を知っています」という事で、like their close relatives, dogs とは、「彼ら(オオカミ)の、近い親戚である、犬」ということで、dogs は、their close relatives の「同格語」なのです。したがって、that 節の主文は、wolves eat meat となります。


【質問 No. 22629】 英語学概論から ゆゆ 2023-08-22 06:24:31
@ 次の英文は、2通りに解釈される(=異なる2つの意味を持つ) あいまいな文(多義的)です。

 A review of the new book by three authors will appear.

 1つの文の解釈が多義的であるということは、その文が持ちうる統語構造が複数あるということを意味します。では、この文のどこが多義的=複数の統語構造があるかというと、主語 NP の 4 review of the new book by three authors です。
解釈1: 「3人の著者が、共著で書いた新刊本に対して、他の誰かが、書評を書いた」
解釈2: 「他の誰かが書いた新刊本に対して、3人の著者が書評を共著で書いた」

 △ を使わずに、それぞれの解釈を表す NP の内部構造の示し方が分かりません。

A unlockablity という単語は、2通りの意味があります。ひとつの単語に意味が複数あるということは、その単語が持ちうる内部構造が複数ある、ということを意味します。
解釈1: 「(カギを)開けられること」
解釈2: 「(カギを)かけられないこと」

 また、unlockablity という単語は、un, lock, able, ity という4つの形態素からできあがっています。この単語について、それぞれの解釈を表す「形態素分析」(くっつき方を構造で示す)を教えてください。


【回答】
@ の「解釈1」の構造は、[A review](S) [of the new book by three authors](M) [will appear](V). の各要素から成る「第1文型」になります。解釈2: の構造は、[A review of the new book](S) [by three authors](M) [will appear](V). の各要素から成る「第1文型」になります。

A unlockability の内部構造は、解釈1: は、[unlock] [ability] という構造で、解釈2: は、[un] [lockability] という構造になります。



【質問 No. 22628】 文の構造について ねこ 2023-08-22 05:17:55
 いつも、ありがとうございます。

 You are not what you think you are; but what you THINK, you are.
 「あなたは、あなたが考えているあなたではない。あなたが考えていることが、あなたなのだ」

 英文の最後の "you are" がなければ、和文の意味として理解できるのですが、最後の you are があると、意味がよくわからなくなります。なぜ、このような文なのか、教えて頂きたいです。原文では、二つ目の think だけ、フォントが異なっています。


【回答】
 ご質問の英文の前半は、you think が「挿入節」になっているので、「あなたは、あなたが考えているような人間(ではない)」ということで、後半は、you are what you THINK ということで、「あなたが考えているという事実こそが、あなたなのです」と言っているのです。これは、フランスの哲学者デカルトが言った言葉「我思う、故に我あり」(Cogito, ergo sum. (= I think, therefore I am.)) という言葉を思い出させる考え方のように、思われます。


【質問 No. 22627】 advanced robots and AI について のん 2023-08-21 16:47:00
 いつも、お世話になってます。早速、質問します。

 According to a report published jointly in December 2015 by Nomura Research Institute and Oxford University, researchers predicted that advanced robots and AI would replace about 49 percent of Japan's workforce within 10 to 20 years.

 上文の advanced robots and AI の advanced は、robots と AI の、両方を修飾していますか?


【回答】
 2015年に、野村研究所とオックスフォード大学が共同で発表した研究報告によると、研究者たちは、進歩したロボットと、AI が、10年から20年以内に、日本の労働者の49パーセントに取って代わるだろう、と予測した」ということで、[advanced robots] and [AI] を分けて考えた方が、自然のように感じられます。


【質問 No. 22626】 while the TV was on について あいうえお 2023-08-21 16:33:13
 He fell asleep while the TV was on.

という文で、 TV was on の部分を「過去進行形」で表すことはできないのですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は「彼は、テレビがついている最中に、寝入ってしまった」ということで、was on の部分は、すでに「進行形」と同じ「過去の状態」を表しているので、さらに進行形(while the TV was being on)とする必要はないのです。もし、進行形を使いたい場合は、「動作動詞」の watch などを使って、while he <was watching> TV という風に、「過去進行形」にすつことができます。


【質問 No. 22625】 scorch の意味について 世界陸上 2023-08-21 09:56:18
 世界陸上の100oで、金メダルを獲得したことを伝える twitter に、下記のように書かれていました。scorch の意味を調べたら、「焦がす、焼く」といった意味だったのですが、「獲得する」という意味もあるのでしょうか。

 Lyles Noah scorches to the 100m gold in a world-leading 9.83

 宜しく、お願い致します。


【回答】
 ご質問の英文を、直訳すると、「ライルズ・ノア(選手)が、世界でトップの9秒83(の記録)で、100メートル(競技)の金(メダル)に至るまで、疾走した」となりますが、これを普通の言い方に訳すと、「ライルズ・ノアが、100メートル走で、世界トップの9秒83で、金メダルを獲得した」となります。特に、注目すべきは、scorch の意味で、普通は「焦がす」という意味ですが、英語の俗語に「車などで、疾走する」という意味があるのです。恐らく、車で疾走すると、タイヤが焦げることがあるので、そこから生まれた意味と思われます。


【質問 No. 22624】 関係代名詞 that について aki 2023-08-21 05:46:17
 たびたびすみません、また、質問がありますので、よろしくお願いいたします。

 とある問題集に、以下の文章がありました。

 He is the only one of the students who speaks English very well.

 この文章の関係代名詞 who の先行詞は、the only one of the students だと思うのですが、先行詞に only がある時は、that を使うように習っていました。上の文章の場合、なぜ、who を使っていいのか、教えて頂けましたら幸いです。


【回答】
 おっしゃる通り、関係代名詞 who は、all the ~, the only ~ などのように、先行詞に、限定力の強い形容詞がついた場合には、who の代わりに、that が使われる、というのがルールですが、that を使うと、形式的で、堅苦しい表現になるので、特に、口語体の英語では、who が使われるのです。


【質問 No. 22623】 steak について さあや 2023-08-21 04:59:53
 2022年のNHKの中学生の基礎英語レベル2の5月号の文章です。

 We have steak, lamb chops, and sausages in the cart.

となっているのですが、なぜ、steak だけ -s がついていないのでしょうか? 絵をみると、ステーキは、一枚ではありません。よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「カートには、ステーキ肉、ラムチョップ、ソーセージが入っています」ということですが、ステーキは、この場合は、「良質の牛肉」という意味で、肉そのものを指しており、数を問題にしていないために、総称としての「単数形」が使われているのです。それに対して、ラムチョップと、ソーセージは、バラバラになったものとして使われているために、複数形になっているのです。


【質問 No. 22622】 使役動詞について はな 2023-08-21 04:43:50
 let を使った文から、make を使った文への書き換え方を、教えていただきたいです。

【回答】
 例えば、「先生は、私たちに、自由作文を、書かせた」という文を、英訳すると、次のようになります。

1. Our teacher <made> <us> <write> a free composition.
2. Our teacher <let> <us> <write> a free composition.

 1. は、「書くことを、強制的した」という意味になりますが、2. は、「書くことを、許可した」という意味になります。使役動詞の、make と let では、形は同じになりますが、意味は異なることに注意してください。



【質問 No. 22621】 時制について Ayaka 2023-08-20 18:23:55
 次の英文の I was が過去形なのは、仮定法だからでしょうか。それとも、単に「考えていた」のが「過去」だからでしょうか。同様に、who could が過去形である理由も、教えていただきたいです。

話者A: And don't forget about the spectators.
話者B: Mmm. I was thinking that many of them will be parents, who could help run the
event.

 立て続けですが、よろしくお願いいたします。


【回答】
 話者 B の英文の意味は「そうですね。私が考えていたのは、彼らの多くは、イベントを運営することを手伝ってくれるかもしれない親たちだろう、ということです」ということで、I was thinking は「仮定法」ではなく、実際に考えていた事を表しているのです。will be parents の「未来形」は、実際にまだ決まっていない、未来のことなので、「未来形」になっており、who could の could は「仮定法過去」を表しています。


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