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【質問 No. 22613】 時制について Yk 2023-08-19 10:38:47
 こんにちは。

 Most of us when we have seen houses which were picturesquely situated, and wore a look of unusual beauty and comfort, have felt a desire to know who were the people that lived in them.

 この英文で、なぜ、were だけ過去形なのかを知りたいです。ご教示いただけると幸いです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「私達のほとんどは、絵のように美しい場所にあり、並外れた美しさと快適さを備えた家々を見て回った時、そこに住んでいる人々が、誰であるかを知りたいという欲求を感じたことがあるでしょう」ということで、観光などで、外国の街並みを見物して帰ってきてから、あそこに住んでいる人々は、一体どんな人々なのだろうか、と追想することがあるのではないでしょうか、と述べているのです。when we have seen と、most of us have felt の部分は、回想しているので「現在完了形」が使われていますが、which were picturesquely situated と、who were the people と、that lived in them が、当時の事実を表す「過去形」が使われているので、were だけが過去形になっているわけではありません。 


【質問 No. 22612】 it の指すものは、何か? かずや 2023-08-19 06:02:20
 いつも、お世話になっております。

 People should avoid drinking too much as it damages your liver.

 この it は、「飲酒すること」を、指しているのでしょうか。それとも、「肝臓」を指しているのでしょうか。

 ご教示いただけると、助かります。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「人は、飲み過ぎは、肝臓を痛めるので、避けるべきである」ということで、it は、drinking too much 「飲み過ぎ」を指しています。


【質問 No. 22611】 分詞構文について ヨッシー 2023-08-19 05:56:22
 お世話になります。

 Unable to suppress his feeling, he exclaimed, “How rotten he is! I would rather go without food and drink than borrow money from that sly old devil.”
 「感情を抑えきれず、彼は声を荒らげた。「なんという最低な奴。あんなずる賢い老いぼれから金を借りるくらいなら飲まず食わずにいたほうがましだ」

 これは、As he was unable to suppress his feeling, he exclaimed, … だと思いますが、これを、

 Being unable to suppress his feeling, he exclaimed, ... としては間違いでしょうか。

 間違いでなければ、ニュアンス上の違い、使用頻度の違い(どちらが、より一般的か)について教えてください。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問は、「文体学」(stylistics)の中の「修辞学」(rhetoric) に関連するものと思われますが、同じ事を言うにも、言い方の違いによって、読者や、聞き手に異なる感情を与えること(ニュアンスの違いを生じさせること)ができます。ご質問の部分を、3種類の言い方に分けると、次のようになります。

1. As he was unable to suppress his feeling, ...
2. Being unable to suppress his feeling, ...
3. Unable to suppress his feeling, ...

 これら3つの異なる表現形式が与えるニュアンスの違いは、だいたい次のようなものです。

1. は、従属節(副詞節)を使った表現で、最も一般的な表現形式で、口語的な文体となります。訳としては、「彼は、感情を抑えることができなかったので」といったものになります。

2. は、「分詞構文」として表現したもので、やや文語的な、形式ばった表現になります。訳としては、「感情を抑えきれなかった故に」といった表現に相当するでしょう。

3. は、分詞構文の指標となる Being を省略したもので、最も文語的な、簡潔な表現になります。訳としては、「感情を押させきれずに」といった表現になります。



【質問 No. 22610】 in itself の使い方について aki 2023-08-18 16:39:33
 いつも、大変お世話になっております。ためになることばかりです。

 今日、おたずねしたいのは、こちらのフレーズです。

 A thing good in itself may become harmful by its use.

という文章がありました。good in itself が後置修飾なのはわかりますが、A good thing in itself ではダメなのでしょうか? 形容詞と副詞句が一緒だから後置修飾なのでしょうか?

 調べても、答えが見つかりません。お手数ですが、何故、この語順になるのか、教えてください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「それ自体は良いものでも、使うことによって、有害となるものもあります」ということで、A thing <good in itself> 「それ自体は良いもの」の good in itself は、A thing に掛かる「後置修飾語」となっています。この名詞句の構造は、A thing <which is good in itself> となっておりますが、a good thing <in itself> とすると、in itself が、a good thing 全体にかかり、「それ自体の、良いもの」、つまり、「良いものが、それ自体で」という意味になり、「それ自体が、良いもの」とは、微妙に意味が異なります。


【質問 No. 22609】 He looked at me. と He watched me. について 英語見習い 2023-08-18 16:26:35
 先生、こんにちは。今日も、よろしくお願いします。

1. He looked at me.

 looked:「見た」(自動詞)なのは、わかります。自動詞が、目的語をとらないのも学びました。この文の me は、何語、または、何詞になるのでしょうか?

2. He watched me.

 watched:「を見た」(他動詞)、me: 「私」 (目的語)、この文は、理解できます。

 先生、よろしくお願いします。


【回答】
 1. の意味は「彼は、私を、見た」ということで、looked は「自動詞」ですが、この場合は、look at が連語となって、他動詞の働きをしているので、文の構造としては、He(S) [looked at](V) me(O). となります。つまり、me は、「目的語」と解釈されます。

2. は、「彼は、私を、じっと見た」という意味で、watched は「他動詞」なので、S V O の「第3文型」になります。



【質問 No. 22608】 なぜ、この文では、いけないのか? ib 2023-08-18 06:21:55
 まず、程度の低い質問をしてしまうことをお許し下さい。

 (     ) the best baseball player in Japan.

という、(     ) 内を埋める問題なのですが、( ) 内に適する文は、He is often said to be らしいのですが、他の選択肢に、He is often said that he is とありました。なぜ、後者では、間違いなのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は「彼は、日本で最も優れた野球選手である、と言われている」ということを意図したものと思われます。この英文は、彼を主語にした「受動態」の文であることが分かります。ですから、その元となる英文は、

1. People say that he is the best baseball player in Japan. 「人々は、彼が日本で最も優れた野球選手である、と言っています」となりますね。この文を 受動態の文に言い換える方法には、2通りあって、一つは、

2. It is said (by people) that he is the best baseball player in Japan. ですが、もう一つは、

3. He is said (by people) to be the best baseball player in Japan. なのです。

 2. の It は、that 以下の「真主語」を受けてたつ「仮主語」で、by people は省略されます。3. は、he を主語とした「受動態」の文になるわけです。通常、この2つしか、可能性のある言い換えはないのです。



【質問 No. 22607】 英文解釈法について 安嶋 2023-08-18 06:01:01
 とある参考書に、

 It makes impossible certain great evils.

という文章があり、「impossible certain great evils を一塊で読んではいけない、VOCの倒置だ」と書いてあったのですが、impossible certain great evils と一塊に扱って、「それは、確かに、不可能な偉大な害だ」と訳すことも出来ますよね、と質問しようとしましたが、こんなこじ付けは意味ない気もしてきました。英文解釈をする時の姿勢は、基本的に意味が通る様に自然に訳す、で良いのでしょうか? 最近、文法や解釈を始めたので、加減がよく分からず、「こうとも訳せるな」とばかり考えてしまいます。


【回答】
 ご質問の英文は、It makes certain great evils impossible. の impossible を強調するために、目的語の certain great evils の前に出した「倒置文」なのです。質問者は、「それは、確かに、不可能な偉大な害だ」とも訳せますよね、とおっしゃっていますが、そのように訳せるためには、It makes certain impossible great evils. という風に、impossible の位置は、certain の後でなければなりません。何故なら、certain という形容詞は、他の形容詞よりも前に来なければならない、という用法上の規則があるからです。ですから、この文は、impossible が cetain great evils の前に出ていることから考えると、It(S) makes(V) impossible(C) [certain great evils](0). から成る「第5文型」の、補語に当たる impossible が、目的語の前に「倒置」されたもの、と解釈せざるを得なくなるのです。このように、多くの英語学習者は、この「倒置」という、英語の構文に悩まされているのです。


【質問 No. 22606】 「前置詞+関係代名詞」について 田中あき 2023-08-18 05:30:35
 先生、お久しぶりです。以前に、英作を何度も添削して頂き、英検準1級に合格することがでしました。今は、文法に力をいれているのですが、下記の「前置詞+関係代名詞」について、教えて下さい。

@ There are various ways (      ) people can approach this problem.

 答は、in which なのですが、approach があるので、to which を選びましたが、解説によると、in various ways になるので、in which が正解になる、と書かれているのですが、理解できていません。

A The question is the extent (      ) he understands the situation he is in now.

 答は、to which なのですが、to the extent の to と which が結びついて、関係代名詞になる仕組みがわかりません。

 言葉たらずで、申し訳ありませんが、ご教授いただきたいです。


【回答】
@ の意味は「人々がこの問題に取り組む方法には、いろいろあります」ということで、関係代名詞の which の先行詞が various ways なので、先行詞の前に付く前置詞は、in various ways となり、to various ways とはならないのです。People can approach this problem <in various ways>. 「人々は、いろいろな方法で、この問題に取り組むことができます」という文で見てみると、ways に付く前置詞は、to ではなく、in であることがわかるのです。

A の意味は「問題は、彼が置かれている状況が理解できる程度である」ということですが、これは直訳で、日本語らしく訳すと、「問題は、彼が置かれている状況を、どの程度まで、理解しているかである」となります。この文では、関係代名詞 which の先行詞は、the extent なので、extent に付く前置詞は、to であることがわかれば、正解になるわけです。

 このように、英語の前置詞は、look at ~ 「~ を見つめる」、look for ~ 「~ を探す」などのように、動詞と関係がる場合と、in many ways 「多くの方法で」、to a great extent 「かなりの程度まで」などのように、名詞に関係する場合とがあるのです。関係代名詞に付く前置詞は、名詞に関係がある場合が多いようです。



【質問 No. 22605】 英作文の添削依頼(後編) zoro 2023-08-17 16:58:24
 前回の添削と、書き方のアドバイスをありがとうございました。本日は、後編をお願い致します。

1. 「私がベーシックインカムに反対するもう1つの理由は、若者が勉強に対して、高い目標を持たなくなる恐れがあるからだ」
 One of the reasons why I disagree with the basic income system is that there could be a risk that young people decide not to aim for their studies higher.

2. 「当然ながら、ベーシックインカムを貰うことが出来れば、働かずに遊んでいる人でも、生活をすることが出来る」
 Needless to say, if people got basic income, people who do not have work and hang around all day can live their life.

3. 「同じように、もし若者が、良い仕事に就くために、努力をする必要がないということに気がついたら、彼らは自分から、何もしなくなるかもしれない」
 Similarly, if young people find it unnecessary to make efforts to get a good job, they may not try to do anything on their own.

 本日も、よろしくお願い致します。


【回答】
1. → One of the reasons why I disagree with the basic income system is that there could be a risk that young people might decide not to aim higher in their studies.

2. Needless to say, if people can get a basic income, they will not work hard and try to live their life hanging around all their life.

3. Similarly, if young people find it unnecessary to make efforts to get a good job, they may not try to do anything on their own.

 zoro さんは、悲観的なご意見の持ち主のように、感じられます。基本所得(Basic income) の制度は、働かない人にも、基本所得を与える、という制度であるよりは、アルバイトなどで生計を立てている人にも、最低の賃金を「基本所得」として、保証しようとする制度のように、私は、理解しています。ですから、基本所得で満足できない人の多くは、より一生懸命に働いて、より高い所得を得ようと努力するだろうと思います。そのためには、若い時から、勉強し、資格を取得することになるだろうと、私は楽観しています。



【質問 No. 22604】 仮定法での「時制の一致」と、丁寧表現について(追記) nkom 2023-08-17 16:38:47
 【質問 No. 22595】のご回答、ありがとうございました。OKをいただいたので、あの文はそのまま使用しました。

 「時制の一致」と「丁寧表現」の両立についてですが、うまく説明できず申し訳ありませんでした。ぜひご解説をお願いしたいので、私なりに、再度、説明させていただきます。

 私は仕事柄、ネイティブの方にメール連絡をすることが多いのですが、常に相手の立場が上と考え、丁寧な表現になるよう気をつけています。表現を丁寧にするシンプルな方法として、助動詞を過去形にするとよい、と習ったと記憶しています。will を would に、can を could に、といった具合です。

 しかし、If で始まる仮定法で文を作る際は、時制の一致を求められるので、(多分、これをちゃんと理解できていないのが、私の問題なのですが)、上記のように単純に、過去形にできない場合があるんじゃないか、と思ったのです。

 だから、先日の質問で書いた文ですが、If it is difficult to submit the file shortly, please let us know when you could submit it. と、丁寧表現にするために you could を使いましたが、文章として正しくは時制の一致が必要で、you can としないといけないのでは、と疑問に思ったわけです。

 そして、もし、can にする必要があった場合、私の「丁寧な表現にしたい」という思いは、どうやって文章に反映させればいいのかと悩み、「時制の一致」をやりつつ「表現を丁寧に」するには、どうするのかわからず、あの質問をさせていただいた次第です。

 結果として、上記の could を使った文で、問題ないと先生にお答えいただいたので、それはそれでよかったのですが、では、時制の一致とは、何だろう、なぜ、can にしなくていいんだろう、と新たに悩んでいます。

 If を使うのは、常に、仮定法と思っていましたが、上記の文は仮定法ではないのでしょうか? (時制の一致は不要なのでしょうか?)

 うまく説明できたか自信はありませんが、私の言わんとすることをお察しいただけるなら、ぜひ解説をお願いできますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。


【回答】
 「時制の一致」とは、主節の動詞が「過去形」の時には、従属節の動詞も、過去形、または、過去完了形のする、というもので、例えば、He <says> that he <will> come to my party. という文を、He said とした場合は、that he <would> come to my party. という風に、that 節内の動詞も過去形にしなければならないので、he will が he would となるのです。しかし、He <says> that he <came> to my party but <could> not meet me for the crowd. 「彼はパーティーには来たが、人数が多くて、私に会うことができなかった、と言います」の場合は、主節の動詞が「現在形」(says) なので、that 節内の動詞は、時制の一致の規制を受けないのです。ですから、前回のご質問の that 節内の would は、時制の一致の規制を受けないので、仮定法過去形のままで、大丈夫なのです。

 別件ですが、nkom さんは、日本文の中で、半角のコンマを、読点として使っておられますが、日本語文字は“全角”なので、適切な読点ではありません。全角の読点(、) を使うようにしてください。それにより、文章が読みやすくなります。



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