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【質問 No. 22444】 For virtually as long as humans have been walking… について zoro 2023-07-30 05:33:39
 先生、前回のご回答、ありがとうございました。同書より、質問があります。

 For virtually as long as humans have been walking upright, we have also been running.

 教科書訳: 「実質的に人間が立って歩いているのと同じ期間、われわれは走って来た」

@ for は「前置詞」ですので、後ろに「名詞」が来るものかと思いましたが、「副詞」が来ています。このような使い方は、許されるのでしょうか?

A as long as は「接続詞」と考えて良いですか?

 本日もよろしくお願い致します。


【回答】
@ 前置詞 for は、次の long と一緒になって、「長い間にわたって」という副詞句を作っているのです。副詞 virtually は、long を修飾する「副詞」なので、for とは、関係ないのです。つまり、この for は virtually に掛かっているのではないのです。for long で、「長い間にわたって」という熟語になるのです。

A as long as ~ とは、「~ と同じくらい長い」という「同等比較」を表す as ~ as ... の言い方から派生して「接続詞化」したもので、そこへ、「期間」を表す for が付いたものです。ですから、as long as 自体は「前置詞」となる場合と、「接続詞」となる場合の、2つの用法があるのです。例えば、He stayed at my house <as long as> five hours. 「彼は、5時間の間にわたって、私の家にいた」という時は「前置詞」ですが、As long as he stays at my house, he will be safe. 「彼が私の家にいる限り、彼は安全です」という時は、「接続詞」(=while) としての用法となります。



【質問 No. 22443】 英文解釈について のん、 2023-07-29 19:09:16
 いつも、お世話になっております。早速、質問します。

 Nonverbal thinking depends on our ability to represent objects*, sounds, and actions in our mind and to make use of them mentally. Besides imagining objects from different viewpoints, we can replay melodies in our minds or replay a shot in tennis or a goal scored in soccer and imagine how we might do these things on some future occasion.

 質問が、3点あります。

@ imagining objects from different viewpoints とは、どういう意味でしょうか? 訳すと、「異なる観点から物体を想像すること」となると思うのですが、「異なる視点」とは、どのような意味なのでしょうか?

A imagine how we might do these things on some future occasion のthese things とは、a shot in tennis or a goal scored in soccer のことでしょうか? それとも、these things に melodies も入っているのでしょうか?

B we can replay melodies in our minds or replay a shot in tennis or a goal scored in soccer にある melodies や、a shot in tennis or a goal scored in soccer は、過去の自分が作ったメロディー、過去にした自分のテニスのショット、過去に自分が決めたサッカーのゴールのことでしょうか? それとも、別の人の過去(例えば歌手)のメロディー、他の人(例えばテニスの選手)のテニスのショット、他の人(例えばサッカー選手)のサッカーのゴールのことでしょうか?

 以上、3点、宜しくお願いします。


【回答】
@ の imagining objects from different viewpoints とは、「上下左右の様々な視点から物を創造すること」という意味です。

A imagine how we might do these things on some future occasion の these things とは、メロディーを再生したり、テニスのショットや、サッカーで得点したゴールを、将来、どのようにしたら、できるかを想像することができる、ということです。

B we can replay melodies in our minds or replay a shot in tennis or a goal scored in soccer とは、過去に自分が作ったメロディーや、過去に自分がテニスで決めたショットや、過去に自分が決めたサッカーのゴールだけに限りません。人がやったことでも、それを、頭の中で、再生することができる、という意味です。これは、あくまでも、頭の中で再生することができる、ということで、実際に、そのようなプレーができるようになる、ということではありません。



【質問 No. 22442】 これはシンクロニシティ? ヨッシー 2023-07-29 16:52:41
 お世話になります。

 今週、宗教学者の島薗進の近著「なぜ救いを求めるのか」を読みました。その本で紹介されていた、「アメイジング・グレイス」(「魂の夜明け」(神渡良平著)を入手し、現在、読書進行中です。

 なので、「のん」さんの質問を読んで、「これ、俺が質問したんだっけ?」と、少し混乱してしまいました。

 私からの飛び入り質問を、お許しください。‘Twas 後半には、‘Tis という個所がでてきます。これは、It was, It is の省略形だと思いますが、学校ではそれらは It’s と教わります。「アメイジング・グレイス」以外では、映画アラモの主題歌「遥かなるアラモ」(by The Brothers Four) にでてくる、‘Twas so good to be young then. くらいです。

 このような表記は、日常的に使われているものでしょうか。よろしくお願いします。


【回答】
 'Twas, 'Tis の「縮約形」は、「古語、詩歌、方言」でしか使われることはなく、現代英語では、It's, It was  が使われ、古い文書や、讃美歌、詩歌、南部方言などでしか、お目にかかることはありません。中でも、直近の質問に出てきた、Amazing Grace は、18世紀につかられた「讃美歌」で、現代英語でこれを使う人は、米国南部の年老いた黒人くらいのもんでしょう。16世紀に書かれた Shakespeare などの作品では、当たり前のように、出てきますが・・・。


【質問 No. 22441】 なぜ受け身形なのか ryoya 2023-07-29 14:18:48
 お世話になっております。質問なのですが、使用中のテキストの中に、次の文があります。

 He’s assigned us to the project team.
 「彼は、私たちをプロジェクトチームに指名しました」(テキストの訳)

 この場合、He の後ろの is がなければ、納得できるのですが、なぜ、ここで「受け身形」になっているのかわかりません。よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の He's とは、He is の短縮形ではなく、He has の短縮形なのです。ですから、これは「受身形」の文ではなく、「現在完了形」の文なのです。これで、“一件落着” となりますね!


【質問 No. 22440】 Amazing Grace の歌詞から のん 2023-07-29 14:10:46
 いつも、お世話になっております。早速、質問します。

 'Twas grace that taught my heart to fear,
 And grace my fears relieved.

 Amazing Grace の歌詞からなのですが、二行目の文構造がよくわからないのです。省略されている語を補うとすると、And (it was) grace (that) (taught) my fears (to be) relieved. ということでしょうか? そうすると、teach は、to make somebody feel or think in a different way の意味でしょうか?

 以上、質問は二点で、二行目の文構造と、teach の意味です。宜しくお願いします。


【回答】
 先ず、1行目は、It was grace that taught my heart to fear とは、「私の心に(神を)恐れる事(=信仰心・信心)を教えてくれたのは、神の恵みであった」ということで、その深い意味は、「神様の恵みで、私は、信仰心を持つようになった」ということです。

 2行目の And grace my fears relieved とは、単純に考えれば、「そして、神の恵みが、私のおそれを取り去ってくれたのです」ということで、この場合の fears とは、最初の fears とは違い、人間のくだらない、様々な俗物的な恐怖感を、取り除いてくれた、という意味であると、私は解釈します。ですから、最初の構文と同じ構文を使うならば、It was grace that relieved my fears となりますが、その構文にこだわる必要はない、と思います。

 Amazing Grace という詩は、「神の恩寵(おんちょう)」を讃(たた)える詩なので、fears の解釈にも表れているように、深い意味が込められた讃美歌の一つなのです。



【質問 No. 22439】 分詞の後置修飾について 美波佐知子 2023-07-29 09:54:18
 いつも、ありがとうございます!

 英検の長文に、下記のような文がありました。

 A fascinating species of jumping spider found across the eastern United States called Synemosyna formica has been observed.

この文の構造は、[A fascinating species of jumping spider](主語) [has been observed](動詞) で、
found across the eastern United States called Synemosyna formica の部分は、主語を修飾している形容詞のかたまりだと思います。

 このように、found across the eastern United States と、called Synemosyna formica という風に、found と called という分詞の後置修飾が、2つ並んでいるのは初めて見ました。このように、修飾語を2つ並べることはあるのでしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「米国東部の全域で発見される、Synemosyna formica と呼ばれる魅力的な種類のハエ取り蜘蛛が、観察された」ということで、構文の分析は、正しくおっしゃる通りですが、2つの後置修飾語句が、1つの名詞(句)を修飾することも、よくあります。これは、丁度、「二重関係代名詞節」のようなものなのです。


【質問 No. 22438】 roll in について 初学者 2023-07-29 09:32:21
 “It has been a little tough just for our kiddos who are here, most of them are here for one week, and they want to swim. At the beginning of the week, we had some thunderstorms *roll in* so they couldn’t swim and then the air quality changed and so we’ve had to close our pool and then open our pool and then close our pool again. So it’s been back and forth a little bit,”

 この文章で、roll in という熟語が使われていますが、この文章では、「動詞」として使われているのでしょうか? 文章の中に had があり、「have +目的語+動詞の原形」で「使役」になりますが、ここでは、使役は違和感があります。かといって、have の後に「S+V」が来るというのも、文法的に違う気がします。拙い文章で申し訳ありませんが、ご教授いただけると幸いです。(roll in の前後にあるコメ印は、強調させるために、私が付け足しました)


【回答】
 ご質問の箇所、即ち、At the beginning of the week, we had some thunderstorms <roll in> so they couldn't swim. の意味は、「週の初めに、何回かの激しい雷雨に襲われたので、彼らは、泳ぐことができませんでした」ということで、roll in とは、他動詞で、ここでは「襲う、見舞う」という意味で使われています。また、この箇所の構文は、we(S) had(V) [some thunderstorms](O) [roll in](C) という構造で、「雷雨に、襲われる」という意味を表し、形は「使役動詞」の構文と同じですが、前後の関係から、「~ される」 という意味を表すのです。roll in は「原形不定詞」で、「O に、C される」という「受難」の構文になっているのです。


【質問 No. 22437】 Barbenheimer は、なぜ流行ったか? たかえり 2023-07-29 05:59:14
 初めて質問します。

 Barbie と Oppenheimer という映画が、同時上映されたことで、Barbenheimer という portmanteau ができ、それが流行った、というような事が、ある記事に書いてありました。知りたいのは、なぜ、この言葉が流行ったのか、です。私がアメリカ的ツボが分かっていないのか、記事を読み込めていないのか分からないのですが、このテイストの違う映画が同時に上映され、どういった理由から、この造語が流行ることに至ったのか、それが気になって仕方ありません。お忙しいとは思いますが、お答えいただけたら幸いです。なお、記事はこちらです。What does 'Barbenheimer' really mean for Hollywood? https://www.bbc.com/culture/article/20230720-what-does-barbenheimer-really-mean-for-hollywood


【回答】
 私も詳しいことは分かりませんが、Oppenheimer と言えば、アメリカの物理学者で、第二次世界大戦中に、Los Alamos という研究所の所長として、原爆の開発を行なった人です。一方、Barbie doll 「バービー人形」と言えば、その恋人の Ken と共に、その金髪・碧眼のプラスチック製人形で、戦後、アメリカで発売以来、世界中を席巻するほどの人気で、日本でも、今なお子供達に愛され続けています。

 このような、世界を揺るがすほどの爆発現象を主題とした映画が、最近、同時に、リリースされたということらしく、再び世界中を揺るがす現象が起こっている、ということのようです。その名は、方や原爆の Oppenheimer で、方や Barbie Doll ということで、それが同時に見られるということから、Barbenheimer という「かばん語、混成語」として、注目を浴びている、というのが、ご質問の背景です。両極端の映画ですが、共に、忘れ難い「原爆」と「人形」を主題とした映画ですが、世間が二つに分かれて鑑賞するのではなく、どちらも見逃せない映画として、この現象が Oppenheimer と Barbie を一つにした現象となり、造語の Barbenheimer という「かばん語」となって、再び、世界中をざわつかせることになった、ということのようです。



【質問 No. 22436】 No scientists <seemed satisfied> について かずや 2023-07-29 04:49:07
 いつも、お世話になっております。一つ質問があります。

 No scientists seemed satisfied with the results of their three-year experiment.

 seemed の後に動詞の satisfied が来るのは、おかしい、と思ったので、ネットで調べた結果、satisfied は「形容詞」の役割をしている、と考えた方がいい、という解答を見つけました。もし、そうである場合、なぜ、形容詞用法になるのでしょうか。ご教示いただけると助かります。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「科学者達は、誰一人として、彼らの3年に渡った実験の結果に、満足した様子がなかった」ということで、He seemed rich. 「彼は、裕福のように見えた」では、rich の前に、to be が省略されたものであるのと同じで、No scientists seemed (to be) satisfied の to be が省略されたものなのです。be satisfied で、「満足している」という意味になるので、satisfied は「過去分詞」が「形容詞」として使われている、という風に、考えることができるのです。このように、他動詞の過去分詞が、be動詞の後で形容詞となったものには、他にも、be surprised 「驚く」、be delighted 「喜ぶ」、be tired 「疲れた」など、いくらでもあります。


【質問 No. 22435】 1000 を使ったタイトルにする場合について M.W 2023-07-28 18:23:34
[No. 22432] で、 light の単数形について、質問した者です。素晴らしいご説明を、ありがとうございます。「そうですよね」と思う部分も多く、 悩ましいところです。

 私たちの意図としては、「1000の光」ではなく、「1000 と 光」 なので、文章にならぬように、thousand とせず、
1000 light としたいと思ってますが、文章というより、キーワードという意味での 1000 light というタイトルは、やはり無理がありますか?

 ロゴや、ビジュアルのデザインとして、thousand ではなく、1000 という数字を入れたい、という希望が大きいのですが、「1000」 と 「光」 というキーワードを、簡潔にプロジェクト名にするには、どうしたらいいか、重ねて申し訳ありませんが、英語圏の視点でのアイデアがあれば、ぜひ、教えてください。


【回答】
 私も、その方の専門家ではないので、難しい注文となるのですが、「1000 (Years) of Light!」 または、「Light for 1000」とでもしたら、どうでしょうか?


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