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【質問 No. 22423】 a little quarrel, it all について(再度) アイアン 2023-07-27 06:06:32
 いただいた返事を受けて、質問したいです。

 Nancy and George had a little quarrel about their wedding, but I hope it all works out in the end.

1. a little quarrel ですが、この little は形容詞で、「ちっさな」を表す little とは違いますか? それなら、後ろに可算名詞でも置けるので、どっちか気になりました。

2. この all は「副詞」で「同格」の all とのことですが、代名詞では、複数扱いの同格のall (we all , They all)は、辞書に載ってますが、副詞の同格の all は、どこに載っていますか? 「代名詞」の同格の all とは、違うんでしょうか?


【回答】
1. a little quarrel は、「ちょっとした、小さな口論」という意味ですが、前回のご質問は、何故、a few quarrels にならないのか、というものでした。お答えしたのは、a few quarrels とすると、「何回かの口論」という回数を表すことになるので、ここでは、a little quarrel 「ちょっとした口論」であると、説明しました。勿論、a little quarrel でも、「何回も行った口論」と解釈することも可能ではありますが・・・。

2. it all の all ですが、不定代名詞の all としてもよいのですが、私の解釈は、「それが、すっかり、解消した」という意味に取ったために、「副詞」と解釈したわけです。なお、they all, you all とすると、アメリカの南部方言では、「奴ら、お前たち」といった、悪い意味で使われるので、それと一緒にされるのを避ける意味もあったのです。



【質問 No. 22422】 not so as to について 田口 典子 2023-07-26 17:51:23
 木村先生、昨日は、ありがとうございました。今日、お尋ねしたいのは、次の文です。

 'It isn't Close, if you know what I mean ー not so as to be uncomfortable. It isn't Stuffy.'

 プー横丁の家の第一章で、イーヨーが、クリストファー・ロビンに、自分の住んでいる場所を、説明した時の台詞です。(イーヨーは、とても寒い野っ原に住んでいます)

 'not so as to be uncomfortable' の部分がわかりません。

 「不快にならないように」かと思ったのですが、それでは、not の位置がおかしいと思いました。「不快になるためではない」であるとすると、前後の Close(緊密) と Stuffy(息苦しい) にうまく繋がらないように思えます。

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「それは、密着しているというわけではないのだが、私の言っていることわかるかなあ、不快を感じるほど、それほど密着してはいないのです。つまり、息苦しくはないのです」ということで、ご質問の not so as to be uncomfortable とは、not so (close) as to be uncomfortable の close が省略されているのです。「不快に感じるほど、それほどではない」という時の「それほど」と来たら、初めの close を思い出すことが大事です。


【質問 No. 22421】 英文解釈について アイアン 2023-07-26 17:17:45
 Nancy and George had a little quarrel about their wedding, but I hope it all works out in the end.

 この文について、2つ、質問があります。

@ quarrel は「可算名詞」ですが、どうして a few じゃなくて、a little がついてるんですか? それとも、この little は「形容詞」で、「小さい」の意味ですか?

A 最後の文の all は、何の用法の、どういう意味の all になりますか?

 (主格と同格の all だったら、「複数扱い」なので、主語が We や、They など複数形になると思うので、それ以外だと、この位置に置かれる all が、どういう意味か、辞書を引いたんですが、わかりませんでした。)


【回答】
 ご質問の英文の意味は「ナンシーとジョージは、彼らの結婚式について、ちょっとした口論になったが、最終的には、全てうまくいくことを期待しています」ということで、

@ a littel quarrel とは「ちょっとした口論」という意味で、口論の程度について述べているのですが、a few quarrels とすると、「数回の口論」という、口論の回数を述べることになります。

A all は、ここでは、副詞が it の「同格」として使われているので、「それがすべて」という意味になります。



【質問 No. 22420】 let について のん 2023-07-26 14:31:56
 いつも、お世話になってます。早速質問します。

 The door must not be (      ) unlocked.

 この空欄に、当てはまる単語を入れるのが問題なのですが、選択問題で left が正解でした。それは納得なのですが、let も選択肢にありました。let が不正解である理由は、何でしょうか? let が受身不可だからでしょうか? もしも、そうであるならば、

 You must not (let) the door <unlocked>(→be unlocked).

という文は、文法的、かつ意味的に、正しく自然な英文でしょうか?

 宜しく、お願いします。


【回答】
 英語では、「ドアを、ロック(施錠)しないままにしておいては、いけません」を英訳すると、Don't <leave> the door unlocked. となりますから、これを「受け身」にすると、The door must not be <left> unlocked. となります。もし、ここに let を使うと、それは「許可」を表すことになり、Don't let the door be unlocked. 「ドアに、鍵をかけない状態にしておくことを、許可してはいけません」といったような、変な意味になってしまうのです。



【質問 No. 22419】 文末の「カンマ+名詞句」の働きと意味について たけぼー 2023-07-26 13:51:55
 こんにちは。初めて質問いたします。

 BBC の、とある記事より、質問があります。

 First, the rocks that have made it from the Earth's interior to the surface must be "weathered" by wind and rain, a disintegration that is assisted by microorganisms, insects and lichen.

 これを「五文型」にあてはめると、the rocks から and rain までで、文の要素が全て揃っている(他動詞weatherの受動態とすれば S V、形容詞 weathered とすれば、S V C)と思うのですが、その後に、カンマをはさみ、名詞句 a disintegration ~ lichen が続いています。

 最初は、それより前にある名詞と同格になっているかと思いましたが、a disintegration と同格となるような名詞が、その前までの部分にはない、と判断しました。今回のような、文の要素が全て揃った後に、さらに続く「カンマ+名詞句」は、どのような働きや意味を持つと考えれば良いのでしょうか?

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「まず、地球の内部から地表にたどり着いた岩石は、風と雨によって風化されなければなりませんが、これは、微生物、昆虫、地衣類によって、手助けされた崩壊という現象なのです」ということで、前半の文の構造は、the rocks ... must be weathered (by wind and rain) という「主語」と「述語」から成り、a disinteragration ... 以下は、前半で述べられている現象を、「同格」として、まとめたものなのです。「同格」は、前半の語句だけを繰り返すだけでなく、全体をまとめて「同格」とすることもあるのです。


【質問 No. 22418】 ready の使い方について bekobeto 2023-07-26 13:27:39
 お世話になっております。次の英文の ready の使い方について、教えてください。

 We have these parts in stock ready to be included in the next shipment.

 これは、parts in stock (which are) ready to be ・・・ と、which are が省略されている、と考えればよいでしょうか?

 よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「私どもには、これらの部品の在庫があり、次の出荷に加える準備ができています」ということで、We have these parts in stock で、「我々は、これらの部品を、在庫している」という意味になり、さらに、ready to be included とは、being ready to be included という分詞構文で、「加えられる用意ができた状態で」ということになります。ここの解釈は、<have> these parts in stock <ready> 「これらの部品を、用意された状態で、持っています」という風に、考えることもできます。


【質問 No. 22417】 Teddy may have left for Tokyo yesterday. について 英語見習い 2023-07-26 13:04:19
 先生、こんにちは。今日も、よろしくお願いします。 

 大岩秀樹著「大岩の、一番初めの英文法」(p. 75)に、次の英文があります。

 Teddy may have left for Tokyo yesterday.
 「テディは、昨日、東京へ向けて、出発したかもしれない」

 この文の構造がわかりません。 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の構造は、Teddy(S) [may have left](V) [for Tokyo yesterday](M). から成る「第1文型」になります。この際、助動詞の may や、完了を表す have left は、一つの動詞(の一部)となります。また、「昨日」、「東京へ」という「副詞」は、ともに動詞の「修飾語」となります。


【質問 No. 22416】 thanks to which の先行詞について あいうえお 2023-07-26 12:56:21
 Suica is a system thanks to which you can take trains without buying a ticket.

 この文の which の先行詞は、何ですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は「スイカは、そのお陰で、(あなたが) チケットを買わずに電車に乗れるシステムです」ということで、which の「先行詞」は a system ですが、which の前に thanks to ~ 「~ のお陰で」という前置詞句がついているので、分かりにくいのです。これに似た例文としては、The house <the roof of> which is red is mine. 「その屋根が赤い、あの家が、私の家です」というのがありますが、この場合も、which の先行詞は、The house ですが、関係代名詞に (the roof of) がついているのです。


【質問 No. 22415】 which it does について 田口 典子 2023-07-25 19:31:43
 木村先生、先日は、ありがとうございました。この度、お尋ねしたいのは、次の文です。

 'and because of it I could call this place Poohanpiglet Corner if Pooh Corner didn't sound better, which it does, being smaller and more like a corner.'

 プー横丁にたった家で、プーがピグレットの台詞を受けて言う台詞です。

 「ピグレットがとても有益な情報をプーにもたらしたので、プーは、最初、プーコーナーと呼ぶと宣言しましたが、ピグレット&プーコーナーといってもよいと思います」

 which it does が、何を意味しているのか、がわかりません。結局は、

 Pooh corner is smaller and more like a corner than Poohanpiglet corner.

ということになる(と言いたい)のでしょうか?

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「それから、そのこと故に、この場所を、プーコーナーとしたのでは、響きが良くないとしたら、実は、これも響きは良いのですが、より小さく、コーナーらしく響く、プーハンピグレット・コーナーと呼ぶこともできたのですが」という「仮定法過去形」で、which it does とは、if Pooh Corner didn't sound better に対して、「Pooh Corner でも、十分に良い響きなのだが」(though it (=Pooh Corner) actually sounds better) という意味の挿入句なのです。which は、if Pooh Corner didn't sound better 全体を先行詞とした、珍しい関係代名詞です。


【質問 No. 22414】 Barcelona is a city famous for its ~ の its について(再度) アイアン 2023-07-25 15:33:05
 Barcelona is a city famous for its architecture and art.

 この文の its は、Barcelona でも、a city でも、どっちでもいいとのことですが、どうして Barcelona と取る方が一般的なんでしょうか? its が指すものの、判別方法を教えてください。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「バルセロナは、<その>建築と芸術で、有名な都市です」と教えられた時、<その>という代名詞が、バルセロナを指すのか、有名な都市を指すのか、日本語では、どちらでしょうか? それと同じことが、ここでは、問われているのです。あなたが、外国人から聞かれたら、どちらを指すと、答えますか?

 私が、バルセロナを指す、と答えるのが一般的だ、と言ったのは、ここで話題になっているのは、この文の主語である、ということから、its は、<バルセロナの>建築と芸術である、としたのですが、何て言っても、ここでは、バルセロナが文の主語であり、話題の中心である、ということからなのです。これは、あくまでも、文脈を踏まえた、解釈なのです。しかし、場合によっては、its の指すものは、a city である、という人も出てくると思われます。私は、それでも構わない、という意見なのです。



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