【質問 No. 22338】 文型の考え方について |
美波佐知子 |
2023-07-13 05:22:17 |
I will be at home.
について、あるテキストに、次のように、書いてあります。
S=I, V=will be, M=at home
ここまでは、分かるのですが、M の at home は、「形容詞句」と書いてありました。形容詞句とか、容詞節とかの意味は、理解できています。しかし、ここの at home の、この形容詞句と言うのが分かりません。
よろしくお願いします。
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【回答】
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ご質問の英文の意味は「私は、家に、いるでしょう」ということで、at home を「副詞句」と取れば、I(S) [will be](V) [at home](M). という「第1文型」の文ということになります。しかし、at home を「形容詞句」とするならば、at home は「補語」である、とする考え方で、その場合は、I(S) [will be](V) [at home](C). という「第2文型」の構文になります。
実は、かなり以前から、学校文法では「副詞句」としていた、この at home を、意味を補完する、という立場から、「副詞句」ではなく、「形容詞句」で、「補語」の役目を果たしている、とする考え方が存在してはいるのです。では、どちらが正しいのか、ということになると、旧式の「学校文法」の立場からは「副詞句」ということになり、「理論文法」の立場からは「形容詞句」、即ち、「補語」という解釈になるのです。
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