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【質問 No. 22311】 倒置について よしこ 2023-07-07 13:33:55
 いつも、ありがとうございます。

 「倒置」の説明の個所に、次の英文例があります。

1. Not only <does he draw> illustrations but he also writes novels.

 こちらの文章の「倒置」が、かからない文章として、

2. He not only draws illustrations but he also writes novels.

とありますが、以下のように、does をつけないと、文章として成り立たないように思えるのですが、違いますでしょうか?

3. He does not only <draws>(→draw) illustrations but <he>(→削除) also writes novels.)

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 「A だけでなく、B もする」を英訳する場合、not only A but also B という公式を使いますが、この構文の only の意味の中には、「否定」の意味が含まれているので、<does not> only <draw> などのように、動詞を二重に否定する必要はないのです。つまり、3. は、He not only <draws> but also <writes> novels. という風に、A = draws, B = writes の関係がすでに成り立っているのです。


【質問 No. 22310】 it の用法について kei 2023-07-07 05:59:15
1. Practicing riding a bicycle is hard, but once you can ride <one>, it becomes easy.

 これは、ある学生が書いた英文なのですが、自分であれば、特に考えずに、one は it にするのですが、one=a bicycle なので、正しいと思いました。it は、頭の中にある特定の自転車、one は、不特定の自転車なのか、と思ったのですが、

2. I bought this pen at a stationery store. It is sold at convenience stores too.

における It は、自分がすでに買った、特定の一本であり、それがコンビニエンスストアで売られているということになります。これは誤った文ではないと思うのですが、単純なことに疑問点が出てきたので、ご教示いただけますと幸いです。


【回答】
 一般に、既出の物を指す場合は it を用い、類似の物を指す場合は one を用いる、というのが決まりなのですが、具体的な用法となると、そう簡単ではないのです。例えば、1. の文で、Practicing riding a <bicycle> における a bicycle は、「一台の自転車」という意味ではなく、「自転車と言うもの」を指す“総称”としての自転車なので、それを、同じく、“総称的”に受ける場合は、it であって、one ではないのです。従って、1. の文における one は it とするのが正しいのです。

 同じように、2. の文における it も、ここでは、具体的に「私が買ったこのペン」を指すのではなく、“総称”としての it なので、これで正しい文章と言えます。



【質問 No. 22308】 so we shan't have so much to carry について 田口 典子 2023-07-06 18:48:12
 木村先生、先日は、ご回答いただき、ありがとうございました。今回お尋ねしたいのは、次の文章です。

 "(I think that we ought to eat all our Provisions now, ) so that we shan't have so much to carry."

 クリストファー・ロビンが、探検隊のみんなに、食事休憩を提案する時の文です。(カッコ)の後、so that 以下がわかりません。「そうすれば、重い荷物がなくなるから」と、翻訳本にのっていますが、shall not have ... to carry で、そのような意味になるのか、と思い、質問いたしました。
 
 よろしくお願いいたします。



【回答】
 ご質問の英文の意味は「私たちは、携帯食糧の全てを食べてしまうべきと思います。それは、これからの持ち物が、それほど多くなくて済むためです」ということで、so that ... とは、「... するために」という意味を表し、we shan't have so much to carry で、「私たちが、それほど多くを、運ぶ必要がなくなるように」という意味になります。なお、shan't とは、won't としてもよいところで、やや古風な言葉遣いになっています。


【質問 No. 22307】 時刻表示について そん 2023-07-06 18:35:56
 Military Time で、midnight を 0000 hours と表記(00と00の間には:コロンを入れない)するのを見たことはありますか?

【回答】
 ご質問の目的は、何ですか? ただ単に、私を試そうとしているのですか? 質問の目的を、教えてください。


【質問 No. 22306】 文法の疑問について カズヤ 2023-07-06 15:52:22
 お世話になっております。

 <these>(→These) over here are red wines from France.

 なぜ、these are の間に、over here が入るのでしょうか。ご教示いただけると、助かります。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「こちらにあるこれらは、フランス産の赤ワインです」ということで、over here とは「こちらにある」という意味で、These を特定する修飾語として、添えられたものです。恐らく、そこには、他にも、色々な種類のワインがあるので、指差しながら、「こちらにあるこれらは」と、特定したものと思われます。


【質問 No. 22305】 時刻表示について そん 2023-07-06 11:45:02
 「午前〇時」は、at midnight の代わりに 12:00 a.m.、「午後〇時」は、at noon の代わりに12:00 p.m. といった表記を見たことがありますか?

【回答】
 電車や飛行機の時刻表では、12:00 a.m. や、12:00 p.m. といった表記は、普通に行われているので、見たこともありますし、自分で、手帳に記入したこともあります。


【質問 No. 22304】 時刻表示について そん 2023-07-06 10:13:20
 日本語では、「午前0時」と書くことがありますが、英語で 0:00 a.m. と書けますか? また、0000 hours とは書けますか?

【回答】
 英語では、「〇時」は、zero hour と言い、「午前〇時」は、at midnight、「午後〇時」は、at noon と言いますが、私は、0:00 a.m. といった表示や、00:00 hours といった表記を見たことがありません。


【質問 No. 22303】 because の使い方について ケン 2023-07-06 06:00:15
 いつも、ありがとうございます。下記の because の訳が、どうしても理解できないので、教えてください。

 Nobody should stop flying because they're afraid of turbulence.
 「乱気流を恐れて、飛行機に乗るのを、やめる必要は誰にもない」

という訳ですが、because は、「なぜなら」という意味だと思いますが、ここでは、そのように使われていません。何か、別の意味もあるのでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は「乱気流が怖いからといって、飛行機に乗るのを、やめるべきではない」ということで、because には「~ だから」という意味と、否定文の中で、「~ だからといって」という意味の、2つの意味があるのです。


【質問 No. 22302】 since の用法について しゅん 2023-07-06 05:44:40
 いつも、ご回答いただき、ありがとうございます。今回は、下記の文中にある since の用法について、教えていただきたいです。

 Although her humanitarian efforts had been recognized in many ways since, Irena was not very happy.

 なぜ、ここに since が、必要なのかがわかりません。また、どういった品詞として、この since は、使われているのでしょうか。

 ご教授を、お願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「彼女の人道的努力は、それ以来(ずっと)、色々な方法で認められてきたが、イレーナは、余り嬉しくなかった」ということで、since は、ここでは、since then 「それ以降」という意味の「副詞」として使われているのです。


【質問 No. 22301】 Dare の用法について Cyrus 2023-07-06 05:30:59
 Dareの用法について、伺います。以下、否定文は「ALL in ONE」という参考書からの引用で、疑問文、平叙文については、私の方で作文しました。

否定文:
@ I dared not tell the truth. (助動詞)
A I didn't dare to tell the truth. (動詞)
B I didn't dare tell the truth. (動詞と助動詞の中間)

疑問文:
@ Dared you tell the truth? (助動詞)
A Did you dare to tell the truth? (動詞)
B Did you dare tell the truth? (動詞と助動詞の中間)

平叙文:
@ I dared tell the truth. (助動詞)
A I dared to tell the truth. (動詞)
B I dared tell the truth. (動詞と助動詞の中間)

 ここで、何点か、質問です。

A. 助動詞の dare は、否定文、疑問文でしか用いられない、と参考書にはあるのですが、果たして、そうなのでしょうか? また、疑問文、平叙文、それぞれ文法的に問題ないでしょうか?

B. B の、「動詞と助動詞の中間」という中途半端な状態が生じた理由、歴史的経緯は何でしょうか?

C. 平叙文 @、B は、同じ形になる、という理解でよろしいでしょうか?



【回答】
A: 現在、英語で dare など、「助動詞」と呼ばれている語は、元々は、「本動詞」だったものが、他の will や、can や、may などと共に、時代の変化につれて、補助的な役割を果たす「助動詞」として使われるようになったものなのです。その中でも、dare と、need などの「助動詞」が、「本動詞」に回帰する動きが現れるようになり、現代英語では、その変化の真っ只中にあるのです。ですから、現在では、「疑問文」と「否定文」においては、今なお「助動詞」としての用法が残っているのですが、「平叙文」では、ほとんどの場合、「本動詞化」しつつあるのです。ですから、現在でも、色々な用法が混在している、ということになるのです。

B: B などに見られる「動詞と助動詞の中間」という状態は、A: で述べたように、変化の過程にあることの証拠なのです。

C: 平叙文における dare の用法は、@ と、B が、同じ形になる、ということになります。



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