Language Service Associates Present

キーワード
19302 件が登録されています。 [3411-3420] を表示

【質問 No. 22176】 英文の構造について HiTechJazz 2023-06-20 15:58:12
 いつも、大変お世話になっております。越前敏弥の「日本人なら、必ず誤訳する英文」という書籍に、以下の英文が出てきます。

@ She said she had been sick for three days, but that she was getting better.
 「彼女が言うには、『3日間病気だったが、回復しつつある』とのことだった」

A She said she had been sick for three days, but she was getting better.
 「彼女は『3日間病気だった』と言ったが、回復しつつあった」

 that の有無で、どこまでが会話内容かが変わり、和訳は、このようになる、とあるのですが、文章構造としてどのように変わるのかや、どのように読めばよいのか、が分かりませんでした。

 現状、同様の文が出てきた際に読めそうになく、正しく読めるようになりたいため、正しく構造を理解し、次へつなげたいと思い、質問をさせていただきました。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 @ は、She said (that) she had been sick for three days, but <that> she was getting better. という風に、最初の目的節を表す that が省略されていますが、後半の but の後では、前半の that を繰り返すことにより、彼女の言ったことが、前半の that 節だけではなく、後半の内容も、彼女の言った言葉であることを示すことになるのです。

 A は、前半では、彼女の言葉が伝えられていますが、後半では、彼女の言葉ではなく、話者(又は、筆者)の言葉として、伝えられていることを示している点が、@ とは異なるのです。



【質問 No. 22175】 She knows more than anyone what it is like to experience ... について ゆう 2023-06-20 13:36:47
 宜しくお願い致します。英訳についての質問です。

 "The majority of people who have <less>(→less than) $1 or $2 a day will not sacrifice the meal of their home to buy this expensive medicine," Ms Bey said. "It's either the meal or the medicine."

 She knows more than anyone what it is like to experience what is known as a sickle cell crisis - extreme pain caused by the blockage of a blood vessel, which can affect any part of the body.

 Ms Bey has recorded video diaries of her sickle cell crises. Holed up in bed, without any medication, she stares at the camera, eyes half closed, trying to explain how excruciating the pain is. She does not want others to suffer.

 第2段落の She knows more の所ですが、to の前後の訳は、何となく分かるのですが、ここでの to が、どのような意味を持つのか教えて欲しいです。


【回答】
 第2段目の意味は「彼女は、鎌型赤血球症として知られるもの(病気)を患うことが、どのようなものかについて、誰よりも知っている」ということで、ご質問の to experience は、what it is like <to experience ...> という構文の中で、「真主語」の働きをしているのです。また、it が、「形式主語」ということです。


【質問 No. 22174】 It is not the one who runs the fastest. について りか 2023-06-20 05:39:26
 英文和訳について質問です。

 We are just getting started. This is not a marathon. It is not the one who runs the fastest who will win. This is a relay race.

 It is not the one の部分の訳が、なぜ、そのような訳になるのか、分かりません。これは強調構文というものでしょうか?

 よろしく、お願いします。


【回答】
 「なぜ、そのような訳になるのか、わかりません」とおっしゃっていますが、どの訳を指しているのですか? 訳が見つかりません!

 ご質問の英文の意味は「私たちは、丁度、始まったばかりです。これは、マラソンではありません。これは、勝つのは、一番速く走った者だ、というものでもありません。これは、リレー競技なのです」ということで、the one は、who によって、後ろから就職された代名詞で、「そういうもの」という意味を表します。また、the one who runs the fastest で、「一番速く走る者」の後に、さらに who will win とありますが、この who の先行詞は It で、通常 that が使われるのですが、It is (not the one who runs the fastest) that will win. 「勝つのは、一番速く走った者ではない」という強調構文になっているのです。



【質問 No. 22172】 動詞 miss の用法について 香炉峰 2023-06-19 09:44:10
 いつも、丁寧な回答、ありがとうございます。今回の質問は、次の英文についてです。

 I'll miss <your>(→our?) bike rides together.

 訳文は、「一緒にサイクリングできなくなるのは残念です」となっていますが、文中の together は動詞 miss を修飾しているのでしょうか。あるいは、サイクリングすること、を修飾しているのでしょうか。

 ご教示いただけましたら、幸いです。


【回答】
 ご質問の英文の意味は「私は、一緒にサイクリングができなくなるのが、寂しい」ということで、together は、元々は「一緒に」という意味の「副詞」ですが、ここでは our bike rides を、後ろから修飾する「形容詞」として使われているのです。なお、<your> bike rides は、<our> bike rides のミスプリではないでしょうか?


【質問 No. 22171】 be surprised that ... の構文について みい 2023-06-19 06:00:38
 Some people are surprised that French people eat snails and Japanese people eat whales.

 この文の that は、どういう使い方になっているのですか? また、that 以降は、「名詞句」、「副詞句」、「形容詞句」の、どれでしょうか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は「フランス人がカタツムリを食べ、日本人が鯨を食べることに、驚く人もいる」ということで、この that は、名詞節を導く接続詞なのですが、be surprised at ~ の at を that の前では使えいないので、at が省略された形で、元々名詞節だったものが、副詞節の働きをするようになったものなのです。なお、that 以下は「副詞節」であって、「副詞句」ではない、ことに注意してください。


【質問 No. 22170】 The night before he left の構造について N 2023-06-19 05:40:24
 The night before David Hartman left home for college, the family was sitting around the <super>(→supper) table.

 上記の文の解釈ですが、the night before が、全体で「接続詞」の働きをしているという考え方と、The night の前に on が省略されていて、the night を before ... college が修飾しているという考え方は、どちらも正しいですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は「David Hartman が大学に出発する前の晩に、一家は、夕食のテーブルの周りに腰掛けていた」ということで、The night の前には on が省略されており、before David Hartman left home for college という従属節が、The night を修飾している構造になっているのです。なお、The night before が全体で「接続詞」になっている、という解釈も成り立ちますが、それは意味の上でのことで、文構造としては、before の節が、“同格的”に、The night を修飾しているとするのが、正しい解釈となります。


【質問 No. 22169】 進行形の違いについて よしこ 2023-06-19 05:17:43
 いつも、ありがとうございます。

1. I am leaving for Paris tomorrow.
2. I am going to leave for Paris tomorrow.

 この2つの文章は、同じ意味だと思うのですが、違いがございましたら、教えてください。

 よろしくお願いいたします。


【回答】
1. は、「明日、パリに出発します」という意味で、「予定」を表します。
2. は、「明日、パリに出発するつもりです」という意味で、「意志」を表すます。



【質問 No. 22168】 英文解釈について ゆう 2023-06-18 16:17:38
 次は、雑誌の一部ですが、訳せない所があります。

 In the small town of Taveta, lodged in Kenya's Taita Hills close to the border with Tanzania, families sat on every available bench under a canopy at a local health clinic. Those who could not find space stood or sat on the grass.

 "Who here has sickle cell?" asked Lea Kilenga Bey, the woman at the front, who they had all been waiting to hear from.

 "All of us," they shouted in unison, meaning that they either carry the genetic mutation or are looking after someone who does.

 2段目の ..., who they had all been の所の who は、どのような役割があるのでしょうか?

 よろしく、お願いします。


【回答】
 ご質問の who they had all been waiting to hear from とは、「彼ら(待っている患者全員)が、話かけてくれることを待ち構えていた(ところの人)」という意味で、このクリニックの前で待っていた人は、この女性の指示を待っていたわけだったのです。who の先行詞は、the woman at the front 「クルニックの前にいた女性」です。おそらく、この女性は、このクリニックの受付係をしている女性と思われます。なお、from は、from whom (they had all been waiting to hear) という風に、who に掛かる前置詞が、文末に移動したものなのです。そのため、正しくは、whom となるべきものが、who となってしまったのです。


【質問 No. 22167】 熟語(句動詞など)の扱い方について ゆう 2023-06-18 15:25:18
 英文を「文型」にわける時に、熟語(や句動詞)の扱い方についての質問です。熟語(や句動詞)を一つの塊として、動詞などに一括りにしてしまうのか、または熟語を、更に分解して S V O C などに小分けしていくのか、どちらがいいのでしょうか?

【回答】
 こういう場合、例文を出して、質問して欲しいのですが、例えば、We had to take care of our injured dog all night long.「私たちは、怪我をした犬を、一晩中世話をしなければならなかった」という英文を、「文型」に分ける場合と考えた時、文型は、main sentence を中心に、各要素に分けることになります。そうすると、この場合は、We(S) [had to take care of](V) [our injured dog](O) [all night long](M). という「第3文型」に分けるのが一般的です。この場合、had to は「助動詞」の一種と考え、take care of を、一まとめにして「述語動詞」とするわけです。


【質問 No. 22166】 but の品詞は、何か? 美波佐知子 2023-06-18 11:58:13
 He had no choice but to give up school because of poverty.
 「彼は、貧乏だったので、学校を辞めざるを得なかった」

 have no choice but to do とは、「〜する以外に手[選択肢・選択の余地]がない、〜するしかない、〜せざるを得ない、余儀なく[やむを得ず]〜する」という意味を表す熟語として、そのまま覚えていたのですが、この but の品詞は、何でしょうか? 接続詞か? 前置詞か? と考えると、分からなくなりました。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の have no choice <but> to do における but は、「~ を除いて、~ 以外に、~ のほかは」という意味を表す「前置詞」で、except ~ という前置詞と同じ意味になります。しかし、熟語としては、have no choice <but> to do の形で使われます。


前の 10 件    次の 10 件