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【質問 No. 25287】 abbreviation 寅次郎 2024-07-30 05:13:41
 下記の英文は、大学入試問題の一節で、原著者は、David Crystal とあります。また、空所には、reject が入るものと思われます。

 Faced with a bewildering array of orthographic choices, they have to develop the confidence to make the right decisions for the written tasks they need to complete. The role of the teacher of spelling will be as important as it ever was, therefore, but (1)the nature of the task will change. It will no longer be just a question of teaching learners to spell a word correctly but of showing them how to choose the appropriate spelling to suit the demands of the situation.
   They will also need to be taught about social attitudes. Learners have to appreciate that they are living in a world which has both conservative and radical views about spelling, and that attitudes and expectations are deeply held. There are employers who will (   ) a job application simply because of the way it is spelled or because it uses an abbreviation felt to be inappropriate (such as I hope I get the job:) ― a real example). These people exist in the same world as those who celebrate spelling idiosyncrasies* and use them because of the effects they convey.

[質問] I hope I get the job が、実は、イタリック体になっており、これが「不適切に感じられる省略形」ということなのだと思いますが、どうして省略形と言えるのでしょうか。ピリオドを使う伝統的な書き方をせずに、コロンを使っていることを、abbreviation と言っているのでしょうか。

[訂正] (such as I get the job:) ではなく、I get the job:) ということで、job の右は「ピリオドではなく、コロンを使っている」のではなく、「絵文字を使っている」ということかと思われます。ということは、絵文字を使っていることを、abbreviation と、言っているのでしょうか。


【回答】
 質問文が複雑で、何を聞きたいのか、はっきりしません。この英文で、an abbreviation felt to be inappropriate とは、「省略語」の使い方が、不適切である、と言っているので、訂正にあるような、「絵文字」のことでは、ないと思います。英作文の問題では、スペルミスだけでなく、省略語の使い方にも、気をつけなければならない、と言っているのです。


【質問 No. 25286】 probably の位置について a student 2024-07-29 19:06:41
 お願いします。

 For Mary to be probably responsible for the accident was considered by the DA.

 この英文に使われている probably の位置について、質問です。以下の書き換えのように、to の前ではダメですか?
 For Mary probably to be responsible for the accident was considered by the DA.


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「恐らくメアリーが、その事故の責任者であることが、地方検察官によって、考えられた」ということで、probably は、be responsible を修飾しているので、この位置が、最適と思われます。この文を書き換えると、That Mary was probably responsible for the accident was considered by the DA. となり、probably は、was responsible の間に入れるのが、一番自然な位置と考えられます。


【質問 No. 25285】 形式主語のパターンについて おまめ 2024-07-29 05:44:33
 いつも、お世話になっております、本日も、よろしくお願いいたします。

 本日は、形式主語について、質問をさせて頂きます。

 It is ~ that ... の構文では、~ の部分に、名詞が来ることもあれば、形容詞が来ることもあり、be動詞以外にも、様々な要素が来ることがある、ということは理解をしています。その場合、以下の文のように、形式主語を「受動態」の形にすることも、可能でしょうか?

 ※自作の英文で失礼します。
 It should have been paid more attention to in the media that people in the restaurant industry were struggling to make <a profit>(→ends meet) <under>(→during) the coronavirus recession.
「コロナ不況下で、飲食業界の人々が、利益を上げるために、悪戦苦闘していたことを、メディアで、もっと注目されるべきだった」

どうぞよろしくお願いいたします!


【回答】
 おっしゃる通りで、It is ~ that ... の前半を、「受動態」にすることも、可能なのです。例えば、It has been reported that the Russian soldiers are struggling to advance any farther. などの文は、新聞記事などでは、当たり前のことなのです。


【質問 No. 25284】 to の後の省略について いぬねこ 2024-07-29 05:28:52
 That shot went right where I wanted it to.

 この英文の最後の to の後には、be が省略されているのでしょうか? お答えいただけますと、幸いです


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「あの球(弾丸、シュート)は、私が、それが飛んでいくことを望んだ、まさにその場所に届いた」ということで、to は、to (the place) where ... 「... する場所へ」における to で、弾丸の届いた場所を示しているのです。where は、「関係副詞」で、通常、「どこどこで、どこどこに」というときには、例えば、「私は、京都で、生まれた」は、Kyoto is (the place) where I was born. のように、前置詞は不要ですが、「どこどこから」と、「どこどこへ」という意味の時は、from where、to where という風に、前置詞が必要なのです。例えば、「京都は、昨日、行ってきたと場所です」と言う時は、Kyoto is (the place) where I went to yesterday. となり、「京都は、私が、戻ってきた場所です」と言う時は、Kyoto is (the place) where I came back from. という風に、to や、from が必要なのです。


【質問 No. 25283】 なぜ、omelette は、日本語でオムレツとなるか? Ogura 2024-07-28 19:37:10
 先生、お世話になっております。くだらないことですが、一つ疑問に思うことがあり、ご質問をさせていただきました。

 英語の omelette なのですが、日本語表記だと「オムレツ」になりますよね? 一体、どうして、このようなことが起こるのでしょうか。よく耳にする tablet や、bracelet などは、カタカナ表記でも、タブレット、ブレスレットのように、元の音から、そこまで乖離しておらず、なおかつ、規則性もあります。これらはなぜ、タブレツのようには、ならなかったのでしょうか? この質問が、このサイトに適しているかどうかは、わかりませんが、ご教授いただけると幸いです。


【回答】
 外来語は、借用語とも言いますが、外来語が、いつの時代に入ってきたか、によって、取り入れ方が異なるようです。日本に欧米語が入ってきたのは、日本が、まだ、鎖国時代にあった江戸時代の末期の頃、外国語が全く普及していなかった頃の日本人が、初めて聞いた言葉を、当時の日本語で、取り入れたわけですから、その当時の人々の言葉によって、発音などが影響したものと思われます。オムレツ、カツレツ、スポーツ、ビフテキ、テンプラ、カステラなどは、かなり古い時代に入ってきた言葉で、本来の発音とは、微妙に異なる、一定の特徴があります。そこに規則性があるかどうかは、詳しく調べてみないと、わかりませんが、そうした時代背景があった、ということを、理解してください。

 最近になって、こうした“間違った?”発音が、時代と共に、修正される、ということもあります。例えば、昔、「スムース」と言っていた言葉が、誤りに気づいて、「スムーズ」と改められる、と言った言葉もありますが、どういうわけか、今でも間違えたまま使われている言葉に、「賞」を表す award が、「アワード」のままになっている例もあります。これは、英語では、「アヲード」が正しいことは、英語を知っている人なら、分かるはずですが、何故か、直らずに、これが公共のテレビなどでも、相変わらず、使われています。そういうわけで、外来語は、受け入れた時代や、状況によって、様々な発音が残っている、ということです。それを、系統的に調べることで、大学の卒業論文に仕立てることも、可能なのです。



【質問 No. 25282】 この testing は、動名詞か? やっすー 2024-07-28 14:05:31
 Synchron received U.S. approval in July 2021 to carry out early testing. It has implanted its devices in six patients so far. Tests involving four patients in Australia showed no serious side effects, the company has reported. 

 この testing は、動名詞ですか? そして、以下の URL に、書いてあるような testing は、動名詞のことを指しているのですか?
 (https://kenji-namba.hatenablog.jp/entry/2012/10/29/122706)


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「シンクロ社は、2021年7月に、米国で、初期テストを実施する承認を、取得した。同社は、これまでに、6人の患者に、そのデバイスを、埋め込んでいる。オーストラリアの4人の患者を対象にした検査では、重篤な副作用は、見られなかった、と同社は、報告した」ということで、test とは、「試験」そのものを指し、testing とは、「試験の実施」という意味なのです。testing は、「試験を実施する」という意味の動詞 test の「動名詞」から、独立して、「名詞」となったものです。

 ご質問とは、ちょっと離れますが、筋萎縮症の患者に、シンクロ社が開発したこのデバイスは、筋肉を使えなくなった患者の脳に埋め込むことで、手を使わずに、脳からの指令を、コンピューターに伝えることができるという、画期的なデバイスのようですね。お陰様で、面白い内容の記事を、読ませていただきました。



【質問 No. 25281】 英文の直訳と、意訳について 荒木 2024-07-28 08:44:44
 先日は、ご回答、ありがとうございました。

 英語の教科書の文で、

 I have a guitar in my bedroom.

という英文の訳について、私は、直訳で、

1. 「私は、ベッドルームに、ギターを、持っている」

と訳しましたが、Google 翻訳では、

2. 「私のベッドルームには、ギターがある」

と出てきました。英検等の場合は、Google 翻訳のように、意訳した方が、いいのでしょうか。


【回答】
 英検でも、大学入試でも、英文を和訳させる問題は、ほとんどありません。しかし、英文の訳を出して、どの訳が正しいか、といった問題はあり得ると思います。そのような際、今回のような問題の和訳については、1. の訳では、ベッドルームで、ギターを、両手に持っている、と誤解されそうで、正しくありませんので、2. のように、私は、ギターを、ベッドルームに、置いています、という理解が必要です。その意味で、ご質問の英文が、どちらの意味なのかを、はっきり理解していなくてはなりません。英文を読んだら、その真意を捉えることが、大事になるのです。


【質問 No. 25280】 flowers か、some flowers とすべきか? Melody 2024-07-28 04:55:43
 こんばんは、木村先生。いつもお世話になっております。煮詰まりかえった時は、いつも、このサイトに立ち寄らせて頂いております。先日は、「冠詞」について、とても分かりやすく、丁寧に教えて下さり、本当に有難うございました。また、新たに質問が出てきましたので、質問させて頂きます。お時間のある時に、御返答を、お願いしても、良いでしょうか。御指導を、宜しく、お願い致します。

@ 「普通名詞の複数形 = というものすべて」と、参考書に説明書きが、載ってあります。ならば、英作で、I wanted a beautiful garden with flowers. にしたら、「私は、世界中の花すべての、(世界中にある花すべてが、植えられてある)美しい庭が欲しい」になりますか? flowers の前に、some もしくは a lot of を付け加えるべきでしょうか?

A I don't like cats. だと、「私は、猫(全部)が嫌いだ」ですが、I don't like any cats. だと、どういう意味になりますか? 前者と、後者では、どういう違いがありますか?


【回答】
@ 初心者に分かってもらおうとすると、いろんな言葉を使ってしまいますが、冠詞なしの普通名詞の複数形は、「総称形」とでも言うべきもので、I wanted a beautiful garden with <flowers>. というのは、「私は、(なんでも良いから)“花”のある、美しい庭園が欲しかった」という意味で、flowers は、花であれば、なんでも良い、という意味で、世界中のすべての花、ということではありません。some flowers とすると、より具体的になり、「数種類の花」とでもいうべき意味なのです。a lot of flowers とすれば、「たくさんの花」という意味に過ぎません。

A I don't like cats. だと、「私は、猫は嫌いだ」という意味で、種類や数は問題にしていません。「猫という動物」を指しているのです。また、I don't like <any> cats. と言うことはあまりありませんが、敢えて訳せば、「私は、猫は、どんな猫でも、嫌いです」という、強調した言い方になります。



【質問 No. 25279】 英文和訳問題について こうき 2024-07-27 18:58:37
 英文和訳の問題で、わからない問題があったので、質問させていただきます。

 Of all <iving>(→living) writers he is the one the peculiar turn of whose mind best fits him to write on this subject.

 上記の英文ですが、解答は、「いま、生きている作家の中で、彼は、その精神の独特な傾向から言って、この問題について、書くのに最もふさわしい人である」とあるのですが、文の構造がわかりません。


【回答】
 Of all living writers, he is the one までで、「現存する全ての作家の中で、彼が、相応しい作家だ」という意味になり、the peculiar turn of whose mind とは、whose peculiar turn of mind 「その独特な精神の傾向」という意味で、所有格の関係代名詞に、名詞が付いたもので、「赤い屋根の家」を、the house <whose roof is red>
と言いますが、これは、 the roof of whose house is red という風に、書き換えることができる構文と同じもので、ご質問の文に戻ると、「その精神が、独特の傾向を持った the one (人物である)」という意味で、それが best fits him to write on this subject 「(彼は)この主題について書くのに最も相応しいです」という述語が続く構文です。全体の文型を、あえて表示すると、[Of all living writers](M), he(S) is(V) [the one](C) [whose peculiar turn of mind best fits him to write on this subject](the one を修飾する関係節(=形容詞節). という文型になります。



【質問 No. 25278】 The expertise of its graduates について zoro 2024-07-27 13:33:03
 Medieval Medicine から、本日、2件目の質問となります。

 The expertise of its graduates was unmatched anywhere else in Europe.
(私訳)「その卒業生の専門知識は、ヨーロッパの、他のどこにも、匹敵しなかった」

 「他のどこにも」の部分は、「他の、どこにいる生徒の知識」というように、自分で言葉を補っても、良いのでしょうか?

 よろしくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「その学校の卒業生の専門性の高さは、ヨーロッパにおけるどこの学校と比べても、比類のないものだった」ということで、翻訳においては、できるだけ原文に忠実に訳すことが大事ですが、直訳だけでは、意味が不安定に成る場合は、多少原文の語句を補う程度の付け足しが必要になります。それを、私の訳から、見習ってください。


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