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【質問 No. 25417】 in と for の違いについて もさ 2024-08-27 06:56:49
 お世話になります。よろしくお願いします。

 Please take a box before you leave for the evening.
 「夜、お帰りになる前に、箱をお取りください」

 こちらの文で、疑問に思ったのですが、in the evening と、for the evening の違いは、何でしょうか。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「夕方になって(帰宅時になって)、おかえりになる前に、箱を、お持ち帰りください」という意味ですが、in the evening とすると、通常の「夕方には」という意味になり、「帰宅時の夕方」という意味とは、違ってしまいます。I take a walk <in the evening> every day. とすると、「私は、毎日、夕方に、散歩します」となりますが、I'm leaving <for the evening>. とすると、夕方(帰宅時)になったので、帰ります」という意味になるのです。


【質問 No. 25416】 TOEIC 問題から 2024-08-20 09:17:46
 お世話になっております。度々で、申し訳ございません。

 It's with some reluctance that I'm announcing that Scott has decided to embark on his retirement.
 訳: 「Scottが、退職後の人生を、歩み始めることを、お知らせするのは、いささか不本意ではあります」

 上記の英文は、It is ~ that … (... なのは、~ である)という意味を表す「強調構文」ですが、It's with some reluctance ~ の with は、なぜ、必要なのでしょうか。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文を、通常の形に書き換えると、With some reluctance, I am announcing that Scott has decided to embark on his retirement. となり、some reluctance だけでは、「副詞句」として、announcing を、修飾することはできないので、with some reluctance 「幾分かの気が進まない気持ちで」という風に、名詞句を「副詞句」に変えるために、with ~ が必要なのです。


【質問 No. 25415】 TOEIC の問題から 2024-08-20 07:11:34
 お世話になっております。

 I need to make you aware of a few things now.
 訳: 「皆さんに、幾つかの点を、認識してもらう、必要があります」

 make you aware の部分は「使役動詞+人+形容詞」だと思っています。「make 人 動詞の原型」も、「使役」として使われる表現ですが、なぜ、「make 人 形容詞」の表現には、make you be aware of ~ のように、be動詞がないのでしょうか。「make 人 形容詞」という形を、そのまま覚えるしかないのでしょうか。

 よろしくお願いします。


【回答】
 ご質問のパターンは、おっしゃる通り、「make + 人 + 形容詞(又は、動詞の原型)」から成る「使役表現」ですが、形容詞がくる場合は、be 動詞は省略されるのです。


【質問 No. 25414】 TOEIC の問題から 2024-08-20 07:02:08
 お世話になっております。

 Remember that for the first time, this year the conference is paper-free.
 訳: 「初の試みとして、本年の会議は、ペーパーレスであることを、お忘れなく」

ここの this year は「副詞」として捉えれば、良いのでしょうか。

 よろしくお願いします。


【回答】
 this year, next year, last year などの、「時」を表す名詞句は、「副詞句」として使われますので、前置詞は、不要です。


【質問 No. 25413】 TOEIC の問題から 2024-08-20 06:56:11
 お世話になっております。

 We can pack up all your belongings and get them where they need to go in our spacious moving trucks.
 訳: 「私たちが、皆様の家財全てを荷造りし、それらを、私たちの引越し用トラックに載せて、ご用命先へとお運びいたします」

 get them where の部分ですが、get them "to" where のように、方向を示す to は、必要ないのでしょうか。
なぜ、必要ないのか、お教えいただきたいです。

 よろしく、お願いいたします。


【回答】
 get them where ですが、関係副詞の where には、「~ で、~ に、~ へ」という「存在」や、「方向」の意味を表すことはできるので、to や、in といった前置詞は不要になります。しかし、「~ から」という「離脱」の意味を表すことができないので、その場合は、from where ... という風に、前置詞が必要になります。しかし、ご質問の例では、to the place where という用法なので、to などの前置詞は、不要です。


【質問 No. 25412】 「~ が、... に与える影響」の表現の仕方について Achi 2024-08-20 05:46:55
 「スマホが、子どもに、与える影響」という部分を、主語とする文を作る時、

1. the bad influence on children of smartphones や、
2. the bad influence on children by smartphones と、表現することは、可能でしょうか?

 私としては、on ~ の句と、of ~ の句は、逆だと思いますし、by ~ は、ここでは、不自然だと思うのですが、いかがでしょうか?

 よろしくお願いします。


【回答】
 「スマホが、子供に、与える影響」を、英語にするなら、the bad influence of smartphones on children とするのが、一番自然です。the bad influence on children of smartphones と、することも、可能ですが、on children を、後にした方が、自然です。


【質問 No. 25411】 There is no sense in being afraid to do something. の構文について 茜雫 2024-08-20 05:33:59
1. There is no sense in being afraid to change something. という文を、
2. There is no sense to be afraid to change something. と、言い換えることは、可能ですか?

 この質問に対して、「それは、できない」と言われました。There is no sense to be afraid to change something. とすると、"to be afraid" が目的語(?)のように扱われ、聞き手に「ぎこちない印象」を与えるので、自然な表現ではない、と言われましたが、この説明がよく分かりません。

 さらに、この場合の There is no sense には、動名詞を使うのが自然である、と言われ、動名詞のニュアンスも理解していないため、なおさら、違いも分かりません。どちらも同じ意味のように聞こえます。文法としては合っているらしいのに、違いが分かりません。なぜ、There is no sense to be afraid to change something. としてはいけないのか、具体的に、教えていただけないでしょうか?


【回答】
 1. の意味は、「何かを変えることを、恐れることには、意味がない」を、英訳すると、1. になります。「彼に、不平を言っても、無駄だ」の英訳も、There is no sense in complaining to him. とするのが、英語の慣例となっているのです。言わば、これが、英語の定番公式なのです。

 もし、この文の in complaining を、不定詞の to complain としたいならば、There is no sense <for you> to complain to him. という風に、to complain の「意味上の主語」として、for you をつけるという方法はありますが、for you は、“言わずもがな”(いうまでもない)のことなので、英語の定型としては、There is no sense in complaining to him. が、一番自然な表現として、定着しているわけです。



【質問 No. 25410】 英作文の書き方について zoro 2024-08-19 18:48:05
 先生、ご回答、ありがとうございました。本日は、英作文の書き方から、質問があります。

1. Some people get <their>(→削除) life-prolonging treatment to compensate for their neglect of <their>(→削除) health.

 「所有格」は、毎回つけると、冗長に思えますが、省略をしても良いという、ルールはあるのでしょうか?

2. It is seldom that <water>(→the water) supply is cut off.

 seldomは、「副詞」ですが、このような、使い方は、可能なのでしょうか?

3. Over the past 40 years, our era has changed dramatically, so it has become seldom that young people are scolded by their fathers.

 この文章も、seldom の使い方は、正しいですか?

 よろしくお願い致します。


【回答】
1. <their> life-prolonging treatment とすると、「彼ら独自の治療法」という意味になってしまうので、ここは、抽象名詞で、life-prolonging treatment とするのが、正しいです。「彼らが、健康を無視したこと」は、the neglect of their health とするか、their neglect of health とするか、どちらかにすること。

2. seldom は、「副詞」なので、It is <seldom> that ... ではなく、It seldom <happens> that ... とするのがベターです。

3. so it has become seldom that ... とする代わりに、so young people are <seldom> scolded by their fathers. とした方が良いです。2. の場合と同じく、seldom を「形容詞」として使うことは、不可です。



【質問 No. 25409】 「Any of the 複数名詞」について 香炉峰 2024-08-19 17:01:50
 いつも、丁寧な解説、ありがとうございます。今回は、TOEIC 問題からの質問です。

 (      ) of the employees have placed their order for a new standing desk.
 (A) Any, (B) Several, (C) Another, (D) Either

 正解は、(B) Several になっているのですが、(A) Any は、なぜ、正解にならないのでしょうか。

 ご教示、よろしくお願いいたします。


【回答】
 any という「形容詞、代名詞」は、否定文の中で、I don't know <any> of the employees. 「私は、従業員の、誰一人、知りません」などのように使われます。逆に、肯定文では、I know <some/several> of the employees. 「私は、従業員の何人かを知っている」という風に、使われるのです。それから判断すると、ここでは、肯定文なので、(B) several しか、該当するものがありません。なお、another, either は、単数扱いなので、have placed が、has placed となっていなくてはなりません。


【質問 No. 25407】 Hispanic について こす 2024-08-19 16:49:14
 Hispanic の指す範囲を教えてください。

 ある小説に、「肌の色は、小麦色。ヒスパニック系の血が混じっているのだろう」と書かれています。辞書には、
from or connected with Spanish-speaking countries, especially those in Latin America, or having parents or grandparents from these countries. と書かれています。

 小説の方は、中南米原住民のインディオの血を引いていることを想起させますが、この使い方は正しいですか? また、Hispanic は、イベリア半島や、中南米に出自がある白人にも使えますか?





【回答】
 「広辞苑」の「ヒスパニック」(Hispanic)の定義は、「アメリカ合衆国で、スペイン語を、日常語とするラテン系・アメリカ系の住民の総称」となっています。この定義と、質問者の挙げる「英英辞典」の定義から推測すると、純粋のスペイン人のことは、Hispanic とは言わない、という印象を受けます。ですから、「肌の色は、小麦色。ヒスパニック系の血が混じっているのだろう」という表現は、おっしゃる通り、中南米原住民のインディオの血を引いている、ということだろうと、思われます。さらに、ご質問にある、イベリア半島や、中南米に出自がある白人にも、使えるか、ということですが、そういった人々を、総称して「ヒスパニック」と言うのではないでしょうか? 私も、その辺は、詳しくありませんが、印象でお答えしました。


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