Language Service Associates Present

キーワード
19241 件が登録されています。 [751-760] を表示

【質問 No. 25030】 黒人の範囲について 知識 2024-06-22 15:21:50
 肌の色が黒い人を指す言葉として、何が無難ですか? Black person/people は、アフリカ系以外、例えば、南インドのタミールや、ニューギニア、アボリジニなどにも、使えますか?

【回答】
 米国の「黒人」について、black が1970年代では、最も普通の語で、それ以前は、Negro, colored であったが、90年代に入って、次第に軽蔑的な語になり、Afro-American を経て、African-American が、代表的な語となっている。従って、black, Negro は、特別な連語を除いて、避けられる傾向がある。(「ジーニアス英和」より)

 ところで、アフリカ系以外の黒い人を何と言うか、という質問ですが、一般にインド人や、ニューギニア人、オーストラリアのアボリジニなどの黒い人を呼ぶ、特別な言葉はないようで、それぞれ、その国の人を指す Indians, New Guineans, Aborigines という風に、「~ 国人」と呼ぶのが、特に、最近では、一般的になりつつあるようです。



【質問 No. 25029】 英文構造について おまめ 2024-06-22 14:56:45
 本日、2つ目の質問になりますが、よろしくお願いいたします。前回の質問にも、丁寧に回答をしていただき、ありがとうございました。

 Give a comment that one sees fit. 「適切と思われる意見を述べる」

 that は、関係代名詞だと思うのですが、that の後には、完全文が続いているように、思えました。これまでは、関係代名詞節には、必ず不完全文が続いている気がしましたので、英文構造について、解説をしていただけますと、幸いです。

 どうぞ、よろしくお願いいたします!


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「人が、適切と、見なすコメントを、しなさい」ということで、that(O) one(S) sees(V) fit(C) という構造で、関係代名詞が「目的語」になった「第5文型」なので、one sees fit だけでは、不完全文になります。関係代名詞が担う「目的語」を加えて、初めて“完全文”になるのです。


【質問 No. 25027】 分詞構文の連続使用は、可能か? おまめ 2024-06-22 11:45:31
 いつも、お世話になっております、おまめです。本日は、分詞構文について、質問をさせて頂きます。

 分詞構文について、なのですが、分詞を重ねて使うことは、文法上可能でしょうか? 例えば、「彼女は、嬉しそうに微笑みながら、涙を流しながら、賞品を受け取った」のような文を作りたい場合、

1. Smiling happily, crying with delighted tears, she accepted the prize.

は、文法上可能でしょうか? また、現在分詞と、過去分詞を重ねて使用することも、可能でしょうか? 例えば、「彼女は、嬉しそうに微笑み、観客に写真を撮られながら、賞品を受け取った」などの場合、

2. Smiling happily, photographed by the audience, she accepted the prize. のような英文になるのでしょうか?

 どうぞ、よろしくお願いいたします!


【回答】
 分詞構文が、2つ以上重なった文章は、可能か、との質問ですが、1. なら、<Smiling happily,> she accepted the prize, <crying with delighted tears>. のように、文の前と、後ろに、振り分けた方が、修辞学的には、好ましく、見えます。

 2. についても、このままでも、文法的にはOKですが、修辞学的には、1. と同じく、主節の前後に、振り分けた方が、好ましいのです。つまり、Smiling happily, she accepted the prize, being photographed by the audience. とした方が、均衡が取れて、綺麗に聞こえます。



【質問 No. 25026】 in which ... の in は、なぜ必要か? KIKI 2024-06-22 11:31:37
 こんにちは、以下の文について、問題がありました。

 The science of medicine, (    ) progress has been very rapid lately, is perhaps the most important of all sciences.

 答えは、"in which" でしたが、ここでの<関係副詞>(→関係代名詞)の前の "in" は、progress in の in でしょうか? <関係代名詞>(→関係副詞)を使ったら、文はどうなりますか? また、「文型」と、日本語訳も、教えていただけると、嬉しいです。

 よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「医学、その中で、近年、進歩が非常に早かったのですが、(それは)恐らく、全ての科学の中で、最も重要である」ということを意図したもので、in which の which は、The science of medicine を受けて、「医学」(の中で)、(進歩が著しかったのだが)、という意味になるのです。この「in + 関係代名詞」を、「関係副詞」で言い換えると、where となります。つまり、The science of medicine, <where> progress has been very rapid lately, となるのです。この where が、in which という「in + 関係代名詞」と同じ機能を果たしているのです。この文全体としての文型は、[The science of medicine, in which progress has been very rapid lately](S) is(V) [perhaps the most important of all sciences](C). の各要素から成る「第2文型」となります。わかりやすい日本語に訳すと、「中でも、近年、進歩が非常に速かった医学は、恐らく、すべの科学の中で、最も重要であろう」という訳になります。


【質問 No. 25025】 不定詞の用法について ab 2024-06-22 05:39:58
 いつも、ありがとうございます。下記の英文の、"to watch"の用法は、なんでしょうか? 訳は「見てもらう/見せるために...」のようなものだと、推測できるのですが、用法がわかりません。

 It is nice of you to invite your parents to watch your performance.


【回答】
 ご質問の英部の意味は、「あなたが、あなたの両親を、あなたのパフォーマンスを見に、招待するとは、素晴らしいことです」ということで、of you は、to invite の「意味上の主語」を表し、不定詞 to watch your performance は、「見るために」という意味の「副詞用法」です。


【質問 No. 25024】 曜日の前につく冠詞の a について みー 2024-06-22 05:30:58
 My birthday falls on a Monday this year.

 これは、ある辞書からの引用ですが、どうして、Monday の前に a がつきますか? a がなくても、正しいですか?


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「私の誕生日は、今年は、月曜日に、来ます」ということで、on Monday とすると、「来週の月曜に」という、直近の月曜日を指しますが、on <a> Monday とい風に、a を付けると、「曜日では、月曜日にやってくる」という意味で、曜日で言ったら、「月曜日」に当たる、という意味になるのです。


【質問 No. 25023】 英検準一級(Reading)の過去問から ふーちゃん 2024-06-21 14:08:20
 下記の英文について、質問があります。

 Donor Premiums

 In recent years, it has become common for charities to give donor premiums -- small gifts such as coffee mugs -- to people who donate money to them. Many charities offer them, and it is widely believed that people give more when they receive donor premiums. However, researchers say that donor premiums tend to ( 26 ). Most people initially give money because they want to make the world a better place or help those who are less fortunate. When they receive gifts, though, people can start to become motivated by selfishness and desire. In fact, they may become less likely to donate in the future.

質問1: (26) に入ると思われる言葉を、次の4つの選択肢から、選びなさい。
 1. use up charities’ resources 
 2. change donors’ attitudes
 3. encourage people to donate more 
 4. improve the public’s image of charities

質問2: people can start to become motivated by selfishness and desire. の部分で、何故、人は、ささやかなお礼をもらうと、わがままや、欲望に扇動され始めて、寄付しなくなるのか、ということが、よくわかりません。この部分を、もっと辻褄が合うような解釈する方法があるでしょうか?

 宜しくお願い致します。


【回答】
質問1: カッコに入る言葉は、2. change donors' attitudes が正解です。

質問2: people can start to become motivated by selfishness and desire とは、「人々は、(寄付をするたびに、謝礼品が貰えると分かると) 寄付する人は、謝礼を貰うことが目的となり、利己的となり、(もっと貰いたいという)欲望に駆られ始める可能性があります」ということなのです。



【質問 No. 25022】 there 構文について a student 2024-06-21 05:53:16
 お願いします。

 「この部屋から消えてなくなっている本が、毎日、一冊ある」

という意味を、英語で表したい場合、どのようになりますか? 二つの英文を考えたのですが、どちらかが、正しいでしょうか? どちらも正しくない場合、どのようになりますか? 

1. There is a book which vanishes from this room every day. 
2. There is a book which is vanishing from this room every day.



【回答】
 ご質問の英文は、どちらも間違いではありませんが、通常は、1. で十分で、2. のように、現在進行形にする必要もない、と思われます。


【質問 No. 25021】 英文解釈について zoro 2024-06-20 19:07:32
 先生、前回へのご回答、ありがとうございました。昨日の文章の続きから、質問があります。

 In the 1970s, frustrated that little had been done to improve the situation in their schools, residents in some poor neighborhoods launched lawsuits based on < the ruling > in Brown v. Board of Education, which stated that education was "a right which must be made available to all on equal terms." These lawsuits contended that based on the Supreme Court's verdict, funding disparities preventing citizens in impoverished communities from receiving education on "equal terms" were unconstitutional.

(私訳)「1970年代に、彼らの学校の状況が、ほとんど改善されないことに、苛立ちを示し、貧しい近隣に住む住民は、教育は、全ての人が、対等に利用出来るべき権利であるという、Brown v. Board of Education に基づいて、訴訟を起こした。このような訴訟は、最高裁判所の評決に基づいて、貧困地域に住む市民が、平等に教育を受ける妨げとなる、格差に財政的な支援をするのは、憲法違反であると主張した」

 the ruling の品詞と、訳し方がわかりません。

 よろしくお願い致します。



【回答】
 ご質問の英文の意味は、「1970年代、学校の状況を改善するために、ほとんど何も行われなかったことに不満を抱いた一部の貧しい地域の住民は、教育は「権利であるべきである」とする、ブラウン 対 教育委員会の判決に基づいて、訴訟を起こした。すべての人が平等な条件で利用できるようになりました。これらの訴訟は、最高裁判所の判決に基づき、貧困地域の住民が、「平等な条件」で、教育を受けることを妨げる資金格差は、憲法に違反すると、主張しました」 ということで、the ruling とは「判決」という意味の「名詞」です。


【質問 No. 25020】 ヘルマン・ヘッセ「シッダルタ」から ヨッシー 2024-06-20 11:12:05
 お世話になります。

 What I meant was, that <love>(→I love) this very stone, and the river, and all these things we are looking at and from which we can learn. I can love a stone, Govinda, and also a tree or a piece of bark. <This>(→These) are things, and things can be loved. But I cannot love words. Therefore, teachings are <no>(→not) good for me, the quality of not being soft hardness, they have <no a gentle way>(→no gentle way) of acting softness, no colours, no edges, no smell, no taste, they have nothing but words. Perhaps it <are>(→is) these which keep you from finding peace, perhaps it <are>(→is) the many words. Because salvation and virtue as well, Sansara and Nirvana as well, are mere words, Govinda. There is <no thing>(→nothing) which would be Nirvana; there is just the word Nirvana.

 (手塚富雄訳)
 「わたしがこの石、この河、またわたしたちの心を惹き、わたしたちに教えを与えるいっさいのものを愛しているということを言いたかったためかも知れない。わたしは一つの石を愛することができる、ゴヴィンダよ、そしてまた一本の樹、一片の樹皮を。それは『もの』だ、そして『もの』をわたしたちは愛することができるのだ。しかし言葉をわたしは愛することができない。それゆえ教えはわたしにとって無縁だ、教えには硬さがない、柔らかさがない、色もなく、角もなく、香りもなく、味もない、あるのは言葉ばかりだ。おそらくは、平和を見出そうとする君をさまたげているのはこれではあるまいか、このあまりに多い言葉では――。何となれば、解脱というも、徳というも、輪廻というも、涅槃というも、単なる言葉にすぎないのだ、ゴヴィンダよ。涅槃というようなものは存在しないのだ。あるのはただ涅槃という言葉だけなのだ」

Q1: This are things, it are these, it are the many words と、単数主語を、複数補語で受けています。なぜ、複数主語ではないのか、あるいは、単数補語ではないのでしょうか。

Q2: the quality of not being soft hardness, they have no a gentle way of acting softness, の部分は、「教えには硬さがない、柔らかさがない」と和訳されていますが、腑に落ちません。

 解説をお願いします。


【回答】
 お久しぶりです! 相変わらず、お元気のご様子で、何よりと、お喜び申し上げます。
 
 さて、今回のご質問ですが、恐らく、この英文は、ドイツ人の Hesse が書いたというよりも、ドイツ語で書かれたものを、誰かが英訳したものと、思われます。そのため、英語に、極めて初歩的な間違いがあります。原文に、修正を加えてみましたので、ご参考になさってください。これが、Q1: に対する、私の回答です。

 Q2: については、Therefore, teachings are <no>(→not) good for me, the quality of not being soft hardness, they have <no a gentle way>(→no gentle way) of acting softness, no colours, no edges, no smell, no taste, they have nothing but words. の部分の意味は、私の解釈では、「従って、教えというものは、私にとっては、良いものではありません。なぜなら、その中身が、柔らかな硬さを備えていないというのが理由で、教えには、柔らかさを演じる手立てもなく、色もなければ、隅もなく、匂いも、味もなく、あるのは、言葉だけだからです」ということになります。



前の 10 件    次の 10 件