【質問 No. 24895】 添削された英詩の解釈について |
ab |
2024-06-01 16:53:44 |
前回は、英詩和訳の添削をして頂きまして、ありがとうございました。やはり、詩の翻訳は、とても難しく、私の知識と、稚拙な語彙では、まだまだ難しいということに、気付かされました。今回は、前回の先生の添削に関して、いくつか、お聞きしたいことがあります。
Now close the windows and hush all the fields:
「さあ、窓を閉めて、すべての野原の音を消そう」
If the trees must, let them silently toss;
「木々が揺れたいなら、静かに揺れさせておこう」
→ ここでの、must は、「必要性」を浮オ、そこから、自然な「~ したいなら」という「願望」の訳になったのでしょうか? → その通りです。
No bird is singing now, and if there is, Be it my loss.
「今は、鳥は鳴いていないが、鳴いていたなら、私が聞かないことにしよう」
→ この “and if there is” は、この後に a bird singing のような物が続くのでしょうか? → その通りです。
→ また、最後の、“Be it...” とは所謂「倒置」でしょうか? → 倒置ではなく、命令文(又は、祈願文)です。
It will be long ere the marshes resume, It will be long ere the earliest bird:
「沼地が正気を取り戻すまでには、まだ早い。最初の鳥が囀(さえず)るまでには、まだ時間がある」
→ “resume” は辞書には、「再び始める」とあったのですが、先生の訳では、なぜ、「正気を取り戻す」なのでしょうか? ここは何か、背景知識などが必要な、部分なのでしょうか。→ 沼地が“再開する”とは、氷が溶けて、本来の沼地が回復する、という意味なのです。
→ また、ここでの、“It will be ... before ...”は、形式主語のthatが省略されたものなのでしょうか? → It は、before ... を受ける「非人称代名詞」で、It will be two months before the school begins. で、「学校が始まるまでには、これから2ヶ月がかかります」などにおける It ... before ~ の構文なのです。
→ 最後の、earliest bird の後に続く、述語部分も省略されていますが、このような場合は、詩の中の、文脈で考えるのでしょうか? → ... before the earliest bird <comes back>. の意味です。
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【回答】
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So close the windows and not hear the wind, But see all wind-stirred.
「だから、窓を閉め、風の音を聞かないことにしよう。でも、すべてのものが、風に揺り動かされているのを、見ていよう」 → 最後の “wind-stirred” とは、「複合形容詞」で、all を修飾しているのでしょうか? → see(V) all(O) [wind-stirred](C) の「第5文型」です。wind-stirred は「過去分詞」で、受動態の意味を表しています。
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[回答] は、質問欄で、2番目の → の後を、ご覧ください。
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