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【質問 No. 24706】 比較級について 高橋 2024-05-07 15:56:39
 いつも、お世話になります。

1. Are there more people in a town than in a village?
2. Have you got more fingers than thumbs on your hands?

 中高の参考書では、例えば、Kenta is <taller> than John. のように、形容詞の比較級を使った、英文が多かったのですが、上記の英文は、more の後に「名詞」が来ています。

 これまで習った文法では、「形容詞 -er」、または、「more 形容詞+than」ですが、上記の文は、「more+名詞+than」の形をしています。これは、どういう比較級となるのでしょうか。ご教授頂けましたら、幸いです。


【回答】
 英語で、A と B を「比較」する場合は、次のように、3種類の言い方があります。

1. John is <taller> than Henry. 「ジョンは、ヘンリーより、背が高い」
2. This flower is <more beautiful> than that one. 「この花は、あの花より、美しい」
3. There are <more people> in America than in Japan. 「アメリカには、日本より、多くの人が、います」

 1. では、単音節語の tall に、-er をつけた「比較級」が使われており、
 2. では、多音節語の beautiful の前に、more をつけた「比較級」が使われており、
 3. では、名詞の前に、more が使われている例になっています。

 ご質問の英文は、ここで言う 3. の例となっているのです。more people は、many people の「比較級」に当たるのです。



【質問 No. 24705】 英文要約の添削依頼 zoro 2024-05-07 10:12:26
 おはようございます。本日も、よろしくお願い致します。

[原文] The world of classical music is experiencing a digital revolution. In an era where streaming dominates, classical music platforms are emerging, offering vast libraries of symphonies, operas, and chamber music. This digital transformation is making classical music more accessible to a broader audience, breaking down the barriers traditionally associated with this genre.
 These platforms are not just about streaming audio; they offer an immersive experience. High-definition video recordings of live performances, interviews with musicians, and educational content about composers and their works provide a richer understanding of classical music. This digital approach is attracting younger audiences, who are increasingly interested in the depth and history of classical music.
 However, this shift is not without its challenges. Traditionalists argue that digital formats cannot replicate the experience of a live concert. There is also concern about the financial sustainability of these platforms, as the classical genre generally attracts a smaller audience compared to mainstream music. Despite these hurdles, the move towards digitalization in classical music is seen as a vital step in preserving and revitalizing an art form that has been central to cultural heritage for centuries.






【回答】
[解答](要約) Recently, a digital revolution has turned <various>(→various kinds of) classical music into digital music, which can enable people <access>(→to access) a wider variety of classic music. Classical music platforms are something wonderful that can give not only watching music videos, but also understanding of classical music. However, there is a disadvantage to music platforms <in>(→in view of) <viewers's>(→viewers') <complains>(→complaints), demands, and the lack of <cost>(→for production). Nevertheless, digitalization in classical music has <succeed>(→succeeded) as <an art>(→a new art) form.

 よろしくお願い致します。
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[回答](感想) 中々上手によう要約できましたね! ただ、私は、通常の音楽と、デジタル音楽の区別がわかりません。要約の中の、However, there is a disadvantage to music platforms の後の意味がわかりませんでした。ですから、私の想像で、修正してしまいました。



【質問 No. 24702】 この文の「文型」は「S V C」で合っているか? さるたび 2024-05-07 09:44:16
 前回は、ご回答いただき、ありがとうございました。2回目の質問です。

 It is up to you to decide whether or not to go.

 これまで、十数年も、英語を勉強してきたと思うのですが、いまだに、全然わからず、ここのサイトに訪れる方たちと比べて、初歩的な質問をすることが、とても恥ずかしいのですが、上の英文の文型は、「S V C」で、合っているでしょうか?

・It(主語)、・is(自動詞)、・up to (前置詞(これもわからなかったので、知恵袋で検索したところ、成句だ、郡前置詞だ、と書いてあったので)、・you(補語)で、合っていますか?
 
 「S V C」で合っているなら、it は、何でしょうか? 「it は、きみ次第だ、to決めることが、itを導く接続詞で行くかどうか」←このように読んでいます。

 間違いはあっても、大体の意味はわかると思える文章でも、文型がわかることは、全然ありません。特に、関係代名詞や、接続詞のある長い一文では、一切文型がわかりません。この文章も、be動詞があるので、「S V C」だと、判断しただけです。

 体裁のなってない質問文かもしれず、恐縮ですが、ご回答心待ちにしています。よろしくお願いいたします。





【回答】
 ご質問の英文の意味は、「行くか、行かないかを、決めるのは、あなた次第です」ということで、It は「仮主語」で、「真主語」は、to decide whether or not to go で、述語動詞は is で、up to you が「あなた次第で」という意味の「熟語」となっています。従って、この文の構造は、[It = to decide whether or not to go](S) is(V) [up to you](C) の S V C の要素から成る「第2文型」の文となります。


【質問 No. 24700】 英文の解釈について go-tiger 2024-05-07 06:54:16
 木村先生、いつも丁寧な説明をしていただき、有難うございます。

 下記は、アメリカ合衆国の上院が、大統領に対して、「包括的WHO改革」や、「パンデミック条約の交渉」参加を取り消すように申し入れた、嘆願書からの抜粋です。

 United States Senate May 1, 2024

 Dear Mr. President:

 Next month, during the Seventy-seventh World Health Assembly (WHA), your administration is expected to commit the United States to two international agreements that would strengthen the World Health Organization's (WHO) authority to declare public health emergencies of international concern and expand the WHO's authority over member states during such emergencies. This is unacceptable.
 The WHO's failure during the COVID-19 pandemic was as total as it was predictable and did lasting harm to our country.

(私訳):大統領閣下殿:
 「来月、第77回世界保健総会の会期中に、貴方の内閣は、アメリカ合衆国を、国際的に懸念されている公衆衛生上の緊急事態を宣言するWHOの権限を強化し、緊急事態においてメンバー国に対するWHOの権限を拡大する、二つの国際協定に参加させることになっています。このことは容認できません。
 「COVID−19パンデミックの間のWHOの失敗は、予測可能で、我が国に永続的な害を及ぼすほど完全なものであった(=WHOのパンデミック対応の失敗は最初から分かっており、その失敗が我が国に永続的な被害を及ぼすのも、はっきりわかっていた)。




【回答】
 質問 @ commit the United States to two international agreements を、「アメリカ合衆国を、二つの国際協定に『参加させる』」と訳しましたが、正しいでしょうか? いつも思うのですが、英和辞典や、英英辞典で調べても、commit の和訳は、難しいです。
 
 質問 A The WHO's failure during the COVID-19 pandemic was as total as it was predictable and did lasting harm to our country で、as total as ~ を、「~ と同じように完全な」⇒「~ ほど完全な」と訳しました。

 直訳として、「・・・ パンデミックの間の失敗は、予測可能で、我が国に永続的な害を及ぼすほど完全なものであった」としましたが、「as total as」を含めた和訳は、正しいでしょうか?

 ご教示の程、よろしくお願いいたします。
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[回答] 質問 @ commit the United States to two international agreements とは、「米国を、2つの国際協定に、委ねる」というのが直訳ですが、意訳すると、「米国を、2つの国際協定に、参加させる意思を示す」ということなのです。commit の語源としては、「com- 共に、mit 送る」ということで、ある人に、一切を送る」→「ゆだねる」ということで、他にも、この -mit を持った語には、admit, committee, emit, omit, permit, submit, transmit などがあります。

質問 A as total as it was predictable とは、「予測される程度と同じく、完全である」ということで、私の考えでは、as total as it was predictable とは、totally predictable 「全く予測可能な」、「完全に予測できた」という意味だと思います。



【質問 No. 24698】 構文について かい 2024-05-07 05:45:19
 It is then up to the jury to use the evidence, and the opinion of psychologists, to determine whether that person was, in fact, insane.

 「とすると、証拠や精神分析医の意見を用いて、その人物が、実際に正気でなかったかどうかの判断は、陪審員団に任される」

 上の英文の to use the evidence の部分の構文が、よくわかりません。ご指導お願いします。日本語訳と、英語の文は理解できるのですが・・・。


【回答】
 ご質問の英文は、It が「仮主語」で、to use the evidence, and the opinion of psychologists が「真主語」という構文で、to determine whether that person was, in fact, insane が「決定するために」という「目的」を表す「副詞用法」の不定詞になっているのです。直訳しますと、「従って、その人が、事実、正気でなかったか、どうかを決定するために、証拠と、心理学者達の意見を参考にすることが、陪審員達に、任されているのです」となります。


【質問 No. 24697】 現在分詞の後置修飾、それとも、分詞構文? よしこ 2024-05-07 05:27:47
 いつも、ありがとうございます。

 The nation has begun to have a decreasing importance as individuals and communities, gaining access to globally shared knowledge and culture, are affected by economic realities that come and go over the boundaries of the state.

@ 上記の英文解釈ですが、コンマで囲まれた gaining access to globally shared knowledge and culture は、主語である individuals and communities を修飾していると思うですが、コンマをなくして、表現することもありうるのでしょうか? (つまり、分詞の後置修飾なら、可能でしょか?)

A また、下記のように、書き換えた文章も、文法的に正しいのでしょうか?

 The nation has begun to have a decreasing importance as individuals and communities are affected by economic realities that come and go over the boundaries of the state, gaining access to globally shared knowledge and culture.

 私は、カンマで囲まれた文章が、主語である individuals and communities を説明しているので、後ろに移動することはないと思うのですが、別の意見として、gaining access to globally shared knowledge and culture は、後ろ置きの分詞構文であるので、文章の最後に移動しても構わない、という者もおります。

 分かりにくい説明で、申し訳ございません。ご説明、よろしくお願いいたします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「国家というものは、個人や地域社会が、地球規模で共有される知識や文化にアクセスできるようになり、国境を超えて行き来する経済上の現実に影響されるに連れて、益々その重要性を失い始めている」ということで、gaining access to globally shared knowledge and culture は、個人や地域社会が国境のない経済活動に影響されるにつれて、国家の重要性が失われ始めていることの、「付帯的状況」を表す「分詞構文」なので、できるだけ、as 以下の主語(individuals and communities) のそばに置くのが大切なのです。

 もし、この挿入的分詞構文が、文末に置かれたとしたら、それが、どこにかかるのか、修飾先が曖昧になってしまいます。文章というものは、練りに練って、仕上げられるものなので、他人が、それを書き換えたりしたら、論旨がずれたり、曖昧な表現になってしまいます。



【質問 No. 24696】 大統領と司会者のやりとりについて N.Y. 2024-05-06 15:05:59
 下記の、オバマ大統領と司会者とのやり取りについて、質問したいです。

司会者: Do you reset the clocks with daylight saving time?

大統領: Somebody else does that for me.

司会者: Will you get rid of daylight saving time? Or at least, get rid of the part where we have to wake up earlier you can leave the other one.

大統領: Well, see, this is a California thing because you guys are always getting sun. In the east coast, you don't mind losing that hour because that's a signal that spring is here.

司会者: We only care about ourselves.

質問:
1. leave the other one とは、何を指しているのでしょうか?
2. get rid of the part where we have to wake up earlier と、you can leave the other one の2つの文の接続詞が無いのに、繋げられるのでしょうか?
3. California が出てくる文章以降の意味が、よくわからないです。


【回答】
1. you can leave the other one とは、「もう一方のものは、そのままにしておいても良い」の the other one とは、おそらく、時計を1時間、早めることではないでしょうか?

2. earlier の後に、and かコンマが、脱落したのではないでしょうか? 会話文の速記では、この種の脱落がよく見られます。

3. 米国西部のカリフォルニアでは、一日中、太陽が輝いており、東部では、冬は寒く、夜明けが遅いので、1時間でも、寝床で、ゆっくりしたいのではないでしょうか。



【質問 No. 24695】 【質問 No. 24676】 of と between の連続について(確認質問) おまめ 2024-05-06 14:44:56
いつもお世話になっております。今回は、前回の【質問 No. 24676】について、質問をさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

 But one review article, published in 2015, claimed a European rate of between 20% and 40% -- an order of magnitude higher than that which people working in the field think is the “natural,” background rate.
 「2015年に出版された、あるレビュー記事によると、ヨーロッパにおける20%から40%の税率は、同じ分野で働く人々が、自然な背景の税率と考える税率よりも、一桁高いのではないか、と主張しています」

 回答欄に、[One review article](S) claimed(V) [a European rate of between 20% and 40%](O), {(which(S) is(V)} [an order of magnitude higher than that people working in the field think is the "natural" background rate](C). とありました。

 後半の部分の英文構造について、確認をしたいのです。後半は関係代名詞の非制限用法で、先行詞は [a European rate of between 20% and 40%]でしょうか? またhigher than that の that は rate を指しており、後続するthink節の主語の役割をしている、との解釈で正しいでしょうか? 経験の浅さから、that1語が先行詞になる例文を読んだことが無く、混乱しております。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


【回答】
 確認のためのご質問を、いくつかに分けて、お答えします。

@ 後半は、関係代名詞の非制限用法で、先行詞は [a European rate of between 20% and 40%]でしょうか? → その通りです。

A また、higher than that の that は rate を指しており、→ その通りです。

B 後続する「think節」の主語の役割をしている、との解釈で正しいでしょうか? → これは、紛らわしい文章なので、正しい解釈を書きますと、higher than that (people working in the field think) is the "natural" background rate において、is の主語は that で、people working in the field think は、挿入節なので、「自然な、背景的税率であると、同じ分野で働く人々が考える、税率」という意味になります。



【質問 No. 24694】 [as if + 現在形]について パロット 2024-05-06 14:02:51
 木村先生、いつも、お世話になっております。

 There is more to acting than simply repeating the lines that you've memorized. A really good actor can pull the audience into a fictional world and make them feel as if it is real.

 上記の英文で、as if の中身が「現在形」であることが気になりました。実際は real ではないので、過去形を使った方がいい箇所ではないのか、と思ったのですが、ここで現在形が使われている意味を、ご教示下さい。

 どうぞ、宜しくお願いします。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「演技には、暗記したセリフを単に繰り返す以上のものがあり、本当に優れた役者は、観衆を架空の世界に引き込み、その世界が、あたかも現実のものであるかのように、感じさせるのです」ということで、おっしゃる通り、as if の後には、仮定法過去形が使われるのですが、この場合は、筆者が、その気持ちになりきったことを示すために、あえて「現在形」を使ったものと思われます。なお、略式の会話英語では、as if の後の「仮定法過去形」にこだわらず、現在形を使う傾向がります。


【質問 No. 24693】 冠詞の有無について 高橋 2024-05-06 13:46:56
 お世話になります。

 What part of the book is this?

 上記の文では、何故、part の前に、a や、the がないのでしょうか? 次のようにしたら、間違いになりますか?

a. What <a> part of the book is this?
b. What <the> part of the book is this?

 ご教授いただけましたら、幸いでございます。

 何卒、宜しくお願い致します。


【回答】
 ご質問の英文の意味は、「これは、その本の、何の(どの)部分ですか?」ということで、what は「疑問形容詞」なので、What day of the week is it today? 「今日は、何曜日ですか?」とか、What size shoes do you wear? 「あなたは、どのサイズの靴を、履きますか?」、What time is it? 「今、何時ですか?」などのように、what や、which などの後では、冠詞は使えないのです。

 ところが、What が「感嘆詞」として使われた場合には、What an interesting book this is! 「これは、なんと面白い本なのだろうか」などのように、冠詞がつきます。ただし、同じ感嘆詞でも、How の場合には、How interesting this book is! 「何と、この本は、面白いことでしょう!」のように、How は、感嘆詞でも、「副詞」なので、冠詞はつきません。



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